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第十四部:それぞれの思惑
ベックができた理由(二)
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シドニーが戻ってくると聞いて慌てたのはミキャエルだ。戻って来ればマリーとアンリとギヨームが危ない。だから三人をカーラスに匿うことになった。領地の一番端にある町だ。シドニーがそこまで探しに出かけることはないだろう。
ミキャエルに三人を匿う時間の余裕があったのは、王都の屋敷にいる使用人たちがシドニーの出立を遅らせてくれたからだ。シドニーがどれだけ嫌われていたかが分かるだろう。そしていくら急いでいるとはいえ、シドニーはけっして小さな町や村では宿泊しない。そして一日中馬車の乗るというのも嫌う。だから到着までにどうしても時間がかかった。その間に三人は準備を整えて悠々とアランスを出た。
シドニーは王都を出てから二か月ほどかけてアランスに到着した。それからシドニーとミキャエルの間にどんなやり取りがあったのかまでは記録にはない。でも三人を匿う者が一定数いたことは間違いない。一部の使用人が屋敷を辞めてマリーたちに付いていったからだ。それからその集団はカーラスに入り、さらに今のベックがある場所へ向かって村を作り始めた。
ベックの初代村長はまだ幼さの残るアンリが務め、彼を守ろうとした使用人たちが家臣団を作った。そしてミキャエルとしてはシドニーがもし三人を見つけても何もできないように、ベックを領主が手を出しにくい場所にした。ベックは領民たちが勝手に作った村の一つであり、領主が存在を認めていない村として扱われた。つまり記録上はベックは存在していなかった。でもカーラスからベックへはコッソリと小麦やライ麦が運び込まれていた。ベックがクノー子爵領の村になったのは、シドニーが四〇代の若さで死んでしばらく経ってからのことだった。原因は不摂生による内臓疾患だったそうだ。肝硬変とかだろうか。
またベックを作った際のやり取りについて、クノー子爵のところにこのような簡単な記録が残されていた。
『一番端でいいので村をつくらせてもらえませんか?』
『そこでいいなら勝手にしたらいい。税は減らしてやるから必要以上に援助を求めるな』
『それで問題ありません』
これはアンリたちを守るために出ていった使用人とミキャエルとの間で交わされたやり取りだ。実際には以下のような内容だったのではないかとパトリス殿は考えた。俺もこんな感じだろうと思う。
『領地の一番端でいいので、アンリ様たちのために村をつくらせてもらえませんか?』
『どこでも好きな場所に作ったらいい。徴収する税は書類上で誤魔化してやるから、お願いだから必要以上に援助を求めないでくれ。シドニーにバレたらお互いに終わりだぞ』
『絶対に問題にならないようにします』
そしてもう一つ、ベックには立派な集会所もあった。俺たちが寝泊まりした建物だ。あれは何代目かの建物らしいけど、一番最初の集会所を作ったのはアンリだそうだ。あれは領主が訪問した時に寝泊まりするために使うから立派になっているという話だけど、元々はミキャエルがマリーと過ごすために建てられたのが始まりだそうだ。アンリが村長なら気兼ねなくその家に泊まればいいと思うけど、両親が寛げるようにとアンリが建てさせたものだそうだ。ミキャエルとマリーはベックではいつも一緒にいたそうだ。
ここで話が終われば、「面倒な妻を持った領主とその愛人はそれから仲良く暮らしました。めでたしめでたし」となるけど、そこからさらにもう一幕あった。実際にはこっちの方が直接的に今のベックに影響している。
当時ミキャエルが跡継ぎに指名していたのはシドニーとの間に生まれた長男のトマだった。そのトマは子供に恵まれなかった。正室との間だけではなく側室との間にもだ。そんなトマは出先で落馬し、この怪我が元で病気になってアッサリと死んでしまったそうだ。
跡取りがいなくなったミキャエルはどうするべきかを考えた。一つはよくある方法で、すでに嫁いだ娘たちの息子、つまり孫の誰かを跡取りとして呼ぶこと。もう一つはアンリかギヨームのどちらかを養子にすること。結局ミキャエルは後者を選んだ。そこで問題となったのがアンリとミキャエルのどちらを選ぶか。ここでミキャエルがギヨームを跡取りとして選んだことが問題をややこしくする原因になった。
「村長として立派にやっているアンリを連れてくるのは申し訳ないと思ったのでしょう」
「まあ次男坊は融通が利く立場だからなあ」
ベックはその時点ではまだクノー子爵領の正式な村としては登録されていない。だから村長と呼ばれても公式の立場じゃなかった。そんな村長と子爵家の跡取りのどちらが安泰かを考えれば、二人の仲がそれからどうなるかは分かるだろう。
「代々続くことになる兄弟喧嘩か」
「父親の説明不足だったのかもしれませんし、若い二人の意地の張り合いだったのかもしれません」
ギヨームがクノー子爵になった後にベックはクノー子爵家の領地になった。それは父親に言われたからなのか、それとも自分なりに配慮したからだったのか。とりあえず分かっていることは、「こちら側から領主には積極的に近づかないように」という内容の言葉が、代々村長の家には伝わっているということだった。それでもいつまでも意地を張ることはできず、食糧難の時などは援助を求めることもあったそうだ。
それで今回この話がどうなったかというと、ベックはクノー子爵家から正式に援助を受けることになった。要するに他の町や村と同じ扱いになるということだ。これで道も整備されるし柵も修繕されるだろう。これまで大きな問題はなかったかもしれないけど、今後どうなるかわからないからな。
コワレ商会の支店ができれば少なくとも馬車は増える。そうなればさらに道が荒れることもありえる。人が増えれば盗賊が寄ってくるかもしれない。もちろんそうならないように商会の護衛としてベックに何人か常駐させるつもりだったけど、そのあたりもパトリス殿がやってくれるらしい。
「何にせよシュウジ殿にはご迷惑をおかけしました」
「いや、俺はたまたまメイドの実家に行っただけだ。結果としてそれが役に立っただけで。それに海産物も手に入るからありがたいことだ」
俺は単に行って帰ってきただけだ。向こうで治療をしたけど、それは結果であって、最初はジゼルの両親の治療だけのつもりだった。その出張の結果として得られたのが王都では手に入らない食材や素材。食材は魚介類だけじゃなく、コンブやワカメやテングサなどの海藻類も手に入るようになった。おかげで食事のレパートリーが増えた。それに素材として使えるものも多いからイネスが喜んでいる。結果としてうちの商会が儲かる。万々歳だ。
「それならいいのですが。それにしても跡取り問題というのは難しいですね」
パトリス殿がため息をつきながらボソッと呟いた。
「息子さんたちに何か問題でも?」
「今のところ大きな問題ではありませんが、長男には息子がいないもので」
長男には娘しかいないそうだ。次男は他の貴族の婿養子になった。三男のナタン殿は四〇代だけどまだ独身。四男と五男も次男と同じく婿養子。六男のパトリス殿は既婚で息子もいる。
「兄弟の仲が良ければ大丈夫だろう」
「そうですね。先祖の兄弟喧嘩の話から色々と得られました。機会があれば一度息子たちとゆっくり話をしてみます」
一つ謎が解けてスッキリした反面、子作りの大変さというのを思い知らされた出来事だった。
ミキャエルに三人を匿う時間の余裕があったのは、王都の屋敷にいる使用人たちがシドニーの出立を遅らせてくれたからだ。シドニーがどれだけ嫌われていたかが分かるだろう。そしていくら急いでいるとはいえ、シドニーはけっして小さな町や村では宿泊しない。そして一日中馬車の乗るというのも嫌う。だから到着までにどうしても時間がかかった。その間に三人は準備を整えて悠々とアランスを出た。
シドニーは王都を出てから二か月ほどかけてアランスに到着した。それからシドニーとミキャエルの間にどんなやり取りがあったのかまでは記録にはない。でも三人を匿う者が一定数いたことは間違いない。一部の使用人が屋敷を辞めてマリーたちに付いていったからだ。それからその集団はカーラスに入り、さらに今のベックがある場所へ向かって村を作り始めた。
ベックの初代村長はまだ幼さの残るアンリが務め、彼を守ろうとした使用人たちが家臣団を作った。そしてミキャエルとしてはシドニーがもし三人を見つけても何もできないように、ベックを領主が手を出しにくい場所にした。ベックは領民たちが勝手に作った村の一つであり、領主が存在を認めていない村として扱われた。つまり記録上はベックは存在していなかった。でもカーラスからベックへはコッソリと小麦やライ麦が運び込まれていた。ベックがクノー子爵領の村になったのは、シドニーが四〇代の若さで死んでしばらく経ってからのことだった。原因は不摂生による内臓疾患だったそうだ。肝硬変とかだろうか。
またベックを作った際のやり取りについて、クノー子爵のところにこのような簡単な記録が残されていた。
『一番端でいいので村をつくらせてもらえませんか?』
『そこでいいなら勝手にしたらいい。税は減らしてやるから必要以上に援助を求めるな』
『それで問題ありません』
これはアンリたちを守るために出ていった使用人とミキャエルとの間で交わされたやり取りだ。実際には以下のような内容だったのではないかとパトリス殿は考えた。俺もこんな感じだろうと思う。
『領地の一番端でいいので、アンリ様たちのために村をつくらせてもらえませんか?』
『どこでも好きな場所に作ったらいい。徴収する税は書類上で誤魔化してやるから、お願いだから必要以上に援助を求めないでくれ。シドニーにバレたらお互いに終わりだぞ』
『絶対に問題にならないようにします』
そしてもう一つ、ベックには立派な集会所もあった。俺たちが寝泊まりした建物だ。あれは何代目かの建物らしいけど、一番最初の集会所を作ったのはアンリだそうだ。あれは領主が訪問した時に寝泊まりするために使うから立派になっているという話だけど、元々はミキャエルがマリーと過ごすために建てられたのが始まりだそうだ。アンリが村長なら気兼ねなくその家に泊まればいいと思うけど、両親が寛げるようにとアンリが建てさせたものだそうだ。ミキャエルとマリーはベックではいつも一緒にいたそうだ。
ここで話が終われば、「面倒な妻を持った領主とその愛人はそれから仲良く暮らしました。めでたしめでたし」となるけど、そこからさらにもう一幕あった。実際にはこっちの方が直接的に今のベックに影響している。
当時ミキャエルが跡継ぎに指名していたのはシドニーとの間に生まれた長男のトマだった。そのトマは子供に恵まれなかった。正室との間だけではなく側室との間にもだ。そんなトマは出先で落馬し、この怪我が元で病気になってアッサリと死んでしまったそうだ。
跡取りがいなくなったミキャエルはどうするべきかを考えた。一つはよくある方法で、すでに嫁いだ娘たちの息子、つまり孫の誰かを跡取りとして呼ぶこと。もう一つはアンリかギヨームのどちらかを養子にすること。結局ミキャエルは後者を選んだ。そこで問題となったのがアンリとミキャエルのどちらを選ぶか。ここでミキャエルがギヨームを跡取りとして選んだことが問題をややこしくする原因になった。
「村長として立派にやっているアンリを連れてくるのは申し訳ないと思ったのでしょう」
「まあ次男坊は融通が利く立場だからなあ」
ベックはその時点ではまだクノー子爵領の正式な村としては登録されていない。だから村長と呼ばれても公式の立場じゃなかった。そんな村長と子爵家の跡取りのどちらが安泰かを考えれば、二人の仲がそれからどうなるかは分かるだろう。
「代々続くことになる兄弟喧嘩か」
「父親の説明不足だったのかもしれませんし、若い二人の意地の張り合いだったのかもしれません」
ギヨームがクノー子爵になった後にベックはクノー子爵家の領地になった。それは父親に言われたからなのか、それとも自分なりに配慮したからだったのか。とりあえず分かっていることは、「こちら側から領主には積極的に近づかないように」という内容の言葉が、代々村長の家には伝わっているということだった。それでもいつまでも意地を張ることはできず、食糧難の時などは援助を求めることもあったそうだ。
それで今回この話がどうなったかというと、ベックはクノー子爵家から正式に援助を受けることになった。要するに他の町や村と同じ扱いになるということだ。これで道も整備されるし柵も修繕されるだろう。これまで大きな問題はなかったかもしれないけど、今後どうなるかわからないからな。
コワレ商会の支店ができれば少なくとも馬車は増える。そうなればさらに道が荒れることもありえる。人が増えれば盗賊が寄ってくるかもしれない。もちろんそうならないように商会の護衛としてベックに何人か常駐させるつもりだったけど、そのあたりもパトリス殿がやってくれるらしい。
「何にせよシュウジ殿にはご迷惑をおかけしました」
「いや、俺はたまたまメイドの実家に行っただけだ。結果としてそれが役に立っただけで。それに海産物も手に入るからありがたいことだ」
俺は単に行って帰ってきただけだ。向こうで治療をしたけど、それは結果であって、最初はジゼルの両親の治療だけのつもりだった。その出張の結果として得られたのが王都では手に入らない食材や素材。食材は魚介類だけじゃなく、コンブやワカメやテングサなどの海藻類も手に入るようになった。おかげで食事のレパートリーが増えた。それに素材として使えるものも多いからイネスが喜んでいる。結果としてうちの商会が儲かる。万々歳だ。
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「今のところ大きな問題ではありませんが、長男には息子がいないもので」
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