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第一章 第三部
アドバイス、そして年齢の話
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「マリアンさん、先輩とのことで少し話を聞いてもらってもいいですか?」
「ワシでよければいつでもよいぞ」
「ありがとうございます。実は私は先輩を追いかけて家を飛び出しました。母の了承は得てますけど。先輩もいずれは私を受け入れてくれるつもりはあるみたいなんですが、なかなか手を出してくれないんです。いつベッドに誘われてもいいように準備はしてるんですが」
「ほう、なかなかマイカ殿は威勢がいいのう。そしてお前様は変なところで気が弱いようじゃな」
「本人の前で堂々と相談するのはやめてくれる?」
目の前でマイカとマリアンがおかしな話を始めたけど、逃げるわけにもいかなので口を挟むことにした。
「のう、お前様よ、あちらの三人には手を出しておきながらマイカ殿にだけ手を出さないのは、何か理由でもあるのかの?」
「まるで僕が手当り次第に手を出したのにマイカだけは避けてるように聞こえるけど、そんなことはないからね。恋人はリゼッタだけでよかったの」
「では他の二人を恋人にするつもりは最初はなかったということじゃな?」
「そりゃそうだよ。今さら言い訳はしないけどね」
「ワシは人が番を作ることについて細かいことまでは知らぬが、金と力を持った者が妻を何人も娶るなど、どの種族でも珍しくないと思うがのう」
「元の世界は一夫一妻だったんだよ。恋人が二人いたら不誠実だと言われたりとか、刃傷沙汰になったりとか。だからこっちへ来て一夫多妻が普通だと聞いても、はいそうですか、と受け入れられないって。まだ三か月くらいしか経ってないんだから」
「ふうむ……もうこの世界におるのじゃから、そこは割り切ればよいと思うのじゃがのう。どんどん増やせばよいじゃろう」
「ですよね? マリアンさん、もっと言ってやってください!」
「そもそもお前様、恋人や妻が増えたところで何か困ることでもあるのかの?」
「そりゃあるよ。一番大きいのは、みんなを平等に扱えるかってことかなあ。扱いに差が出てギクシャクするとか嫌でしょ? ただでさえリゼッタとカロリッタは僕のガイドとして一緒にいることが多いからね」
「誰か一人を特別扱いするか、あるいは誰かを虐げるか、そのようなことがあればそうなるかもしれぬが……お前様を見ている限りはどうあっても大きな差は出ないと思うがのう」
「そうですよ先輩。みなさんにも相談しましたけど、みんなで仲良くして先輩に迷惑をかけないというのが私たちの共通認識です。リゼッタさんとカロリッタさんがガイド役なのは知ってますから、それに文句は言いません。私は先輩の近くにいられればいいだけですから」
この話し合いの結果、僕がどういう結論に達したかは言うまでもないだろう。流されやすいのは自分でもよく分かってるよ。
そもそも彼女が付いて来るのを止めなかった時点で、彼女の今後については僕に責任がある。家族の一員として、他のみんなとうまくやれるなら、ということにした。昼間いる場所が違うから平等は無理、でもできる限り公平に扱うと。
でもその結論を出したことが良かったのか悪かったのか、その夜にいきなり後悔しかけた。彼女は間違いなく『狙った獲物は逃さない』アンナさんの娘だったよ。メイド服を着たマルチーズだけど、実は中身は猟犬だった。部屋に入ってきてます「みなさんと差が付いている分は今のうちに取り返します」と。とりあえず酒瓶を口に突っ込まれたり、口移しで飲まされたりすることだけはなんとか防いだと言っておこう。
◆ ◆ ◆
その翌日はこれまでで初めてと言えるほどの悪天候。さすがに天気が悪い中を無理をして歩こうとは思わない。それでも旅かと言われてば、これでも旅だと僕は答える。修行僧じゃないんだから無理はしないよ。そういう日は家でゆっくりしたり、料理をしたり、畑の収穫を手伝ったり、まあすることは何でもある。
おやつの時間にみんなと話をしていたら、話が年齢のことになってしまった。僕以外は女性だから年齢の話をするのは色々と問題があるけど……うーん、なぜか年齢が偏ってるよね。
僕は[二三]になっていた。こっちの暦とかはまったく確認してないけど、一〇歳ほど若返ったのでいいんだろう。かれこれ三か月くらい経ったけど、そもそも今が何月何日とか、そもそも一年が何日あるかとか、そういうのを全然気にしてなかったね。最初から[不老]が付いてたから、おそらく年は取らないと思う。
リゼッタは[一八]ということを以前に確認した。管理者になると年を取らなくなるらしいので、これで固定だろう。リゼッタも最初から[不老]が付いていた。
カロリッタは年齢の表示が[一八(〇)]となっていた。よく分からないけど、設定年齢は一八歳、でも作られたばかりだから〇歳ということなのかもしれない。本人に聞いたら「できたてのホヤホヤですね~。温かいうちに召し上がれ~」と言っていたから、ほんとにどうでもいいのだろう。カロリッタも最初から[不老]が付いていた。
エリーはエルフとして蘇生した時に[二一]だと確認させてもらった。年齢は変わらなかったそうだ。
ミシェルは五歳だと自分で主張していて、実際に[五]だった。
マイカもうちに来た時にチェックさせてもらったら[一八]だった。こっちに来る前はたしか、にじゅうは……おっと、余計なことを言いかけた。
マリアンは[二、五八〇、二五八、三〇六]となっていた。二五億超って……外見的には僕よりも気持ち上っぽいので、二〇代後半かなと思って接している。年の話をしても気にならないらしい。「一万や二万じゃ誤差にもならぬわ」って、そりゃね。
こう見ると、なぜか一八歳が多い。だからどうというわけではないけど。
「マスターは真面目ですからね~。手を出してもいいように~カローラ様が~調節してくれたんですよ~」
「わざわざそんなことする?」
「あの人ならしますって~。マスターも向こうで二三なら~社会人になってる年齢ですよね~。社会人と~大学一年生の年齢ですよ~。気が楽じゃないですか~」
「いや、気が楽ってね……」
「それはそうですよ、先輩。これで先輩が三三で私たちが一二とかなら今後色々と問題がありますけど、二三と一八なら大丈夫です。先輩ってそういう防衛機制は嫌なくらいしっかりしてますから、この年齢で助かりました」
「嫌なくらいって、そこは大人としてしっかりしなくちゃだめなところだからね」
「ケネスはそういうところが変に固いですよね」
「いや、リゼッタにすら固いと言われるのは心外だよ」
「パパはずっと若いままがいいわよね、ミシェル?」
「うん!」
いや、みんなも若いと思うけどね。
そもそも年齢の話になったのは、マイカがステータスをチェックしてほしいと言ったのが原因といえば原因。もしかしたら【状態】が[妊娠]になってないかどうかの確認だったんだけど。そんな表示があるんだね……。
前から言っているように、エルフは子供ができにくい。そこをなんとかして作ろうと思えば、あのお酒の力を借りるしかない。そして昨日はマイカに飲まされかけた。長丁場だったからね。さすがに少しは気も緩むよ。マイカが水を飲んで、それから口移しですって言って、それがお酒だったと。少しくらいは口に入ったかもってマイカが言ったら、それならステータスを確認したらいいんじゃないかとカロリッタが言ったと。
それでステータスチェックの際にまたちょっとおかしな表示があって、それで一悶着というか大騒ぎというか……具体的に言うと、エリーとマイカに[不老]が付いていた。
どうしてそんなことになったのかは分からないけど、ミシェルとマリアンにはなくて他のみんなにあるということは、一つの可能性としてはそういうことが原因だろう。マイカが「この年齢で助かりました」と言ったのは、一八で[不老]が付いたから。さすがに一二とかならどれだけ頼まれても手は出さないからね。
ついでに僕には[リゼッタの夫][カロリッタの夫][エリーの夫][マイカの夫]があって、リゼッタ、カロリッタ、エリー、マイカの四人には[ケネスの妻]が付いていた。どのタイミングで付いたんだろう。もう夫とか妻とかでいいのだろうか。結婚式もしていないけど。ちなみにエリーには[ケネスの愛人]が残ったままだったけど、これは必要?
「ワシでよければいつでもよいぞ」
「ありがとうございます。実は私は先輩を追いかけて家を飛び出しました。母の了承は得てますけど。先輩もいずれは私を受け入れてくれるつもりはあるみたいなんですが、なかなか手を出してくれないんです。いつベッドに誘われてもいいように準備はしてるんですが」
「ほう、なかなかマイカ殿は威勢がいいのう。そしてお前様は変なところで気が弱いようじゃな」
「本人の前で堂々と相談するのはやめてくれる?」
目の前でマイカとマリアンがおかしな話を始めたけど、逃げるわけにもいかなので口を挟むことにした。
「のう、お前様よ、あちらの三人には手を出しておきながらマイカ殿にだけ手を出さないのは、何か理由でもあるのかの?」
「まるで僕が手当り次第に手を出したのにマイカだけは避けてるように聞こえるけど、そんなことはないからね。恋人はリゼッタだけでよかったの」
「では他の二人を恋人にするつもりは最初はなかったということじゃな?」
「そりゃそうだよ。今さら言い訳はしないけどね」
「ワシは人が番を作ることについて細かいことまでは知らぬが、金と力を持った者が妻を何人も娶るなど、どの種族でも珍しくないと思うがのう」
「元の世界は一夫一妻だったんだよ。恋人が二人いたら不誠実だと言われたりとか、刃傷沙汰になったりとか。だからこっちへ来て一夫多妻が普通だと聞いても、はいそうですか、と受け入れられないって。まだ三か月くらいしか経ってないんだから」
「ふうむ……もうこの世界におるのじゃから、そこは割り切ればよいと思うのじゃがのう。どんどん増やせばよいじゃろう」
「ですよね? マリアンさん、もっと言ってやってください!」
「そもそもお前様、恋人や妻が増えたところで何か困ることでもあるのかの?」
「そりゃあるよ。一番大きいのは、みんなを平等に扱えるかってことかなあ。扱いに差が出てギクシャクするとか嫌でしょ? ただでさえリゼッタとカロリッタは僕のガイドとして一緒にいることが多いからね」
「誰か一人を特別扱いするか、あるいは誰かを虐げるか、そのようなことがあればそうなるかもしれぬが……お前様を見ている限りはどうあっても大きな差は出ないと思うがのう」
「そうですよ先輩。みなさんにも相談しましたけど、みんなで仲良くして先輩に迷惑をかけないというのが私たちの共通認識です。リゼッタさんとカロリッタさんがガイド役なのは知ってますから、それに文句は言いません。私は先輩の近くにいられればいいだけですから」
この話し合いの結果、僕がどういう結論に達したかは言うまでもないだろう。流されやすいのは自分でもよく分かってるよ。
そもそも彼女が付いて来るのを止めなかった時点で、彼女の今後については僕に責任がある。家族の一員として、他のみんなとうまくやれるなら、ということにした。昼間いる場所が違うから平等は無理、でもできる限り公平に扱うと。
でもその結論を出したことが良かったのか悪かったのか、その夜にいきなり後悔しかけた。彼女は間違いなく『狙った獲物は逃さない』アンナさんの娘だったよ。メイド服を着たマルチーズだけど、実は中身は猟犬だった。部屋に入ってきてます「みなさんと差が付いている分は今のうちに取り返します」と。とりあえず酒瓶を口に突っ込まれたり、口移しで飲まされたりすることだけはなんとか防いだと言っておこう。
◆ ◆ ◆
その翌日はこれまでで初めてと言えるほどの悪天候。さすがに天気が悪い中を無理をして歩こうとは思わない。それでも旅かと言われてば、これでも旅だと僕は答える。修行僧じゃないんだから無理はしないよ。そういう日は家でゆっくりしたり、料理をしたり、畑の収穫を手伝ったり、まあすることは何でもある。
おやつの時間にみんなと話をしていたら、話が年齢のことになってしまった。僕以外は女性だから年齢の話をするのは色々と問題があるけど……うーん、なぜか年齢が偏ってるよね。
僕は[二三]になっていた。こっちの暦とかはまったく確認してないけど、一〇歳ほど若返ったのでいいんだろう。かれこれ三か月くらい経ったけど、そもそも今が何月何日とか、そもそも一年が何日あるかとか、そういうのを全然気にしてなかったね。最初から[不老]が付いてたから、おそらく年は取らないと思う。
リゼッタは[一八]ということを以前に確認した。管理者になると年を取らなくなるらしいので、これで固定だろう。リゼッタも最初から[不老]が付いていた。
カロリッタは年齢の表示が[一八(〇)]となっていた。よく分からないけど、設定年齢は一八歳、でも作られたばかりだから〇歳ということなのかもしれない。本人に聞いたら「できたてのホヤホヤですね~。温かいうちに召し上がれ~」と言っていたから、ほんとにどうでもいいのだろう。カロリッタも最初から[不老]が付いていた。
エリーはエルフとして蘇生した時に[二一]だと確認させてもらった。年齢は変わらなかったそうだ。
ミシェルは五歳だと自分で主張していて、実際に[五]だった。
マイカもうちに来た時にチェックさせてもらったら[一八]だった。こっちに来る前はたしか、にじゅうは……おっと、余計なことを言いかけた。
マリアンは[二、五八〇、二五八、三〇六]となっていた。二五億超って……外見的には僕よりも気持ち上っぽいので、二〇代後半かなと思って接している。年の話をしても気にならないらしい。「一万や二万じゃ誤差にもならぬわ」って、そりゃね。
こう見ると、なぜか一八歳が多い。だからどうというわけではないけど。
「マスターは真面目ですからね~。手を出してもいいように~カローラ様が~調節してくれたんですよ~」
「わざわざそんなことする?」
「あの人ならしますって~。マスターも向こうで二三なら~社会人になってる年齢ですよね~。社会人と~大学一年生の年齢ですよ~。気が楽じゃないですか~」
「いや、気が楽ってね……」
「それはそうですよ、先輩。これで先輩が三三で私たちが一二とかなら今後色々と問題がありますけど、二三と一八なら大丈夫です。先輩ってそういう防衛機制は嫌なくらいしっかりしてますから、この年齢で助かりました」
「嫌なくらいって、そこは大人としてしっかりしなくちゃだめなところだからね」
「ケネスはそういうところが変に固いですよね」
「いや、リゼッタにすら固いと言われるのは心外だよ」
「パパはずっと若いままがいいわよね、ミシェル?」
「うん!」
いや、みんなも若いと思うけどね。
そもそも年齢の話になったのは、マイカがステータスをチェックしてほしいと言ったのが原因といえば原因。もしかしたら【状態】が[妊娠]になってないかどうかの確認だったんだけど。そんな表示があるんだね……。
前から言っているように、エルフは子供ができにくい。そこをなんとかして作ろうと思えば、あのお酒の力を借りるしかない。そして昨日はマイカに飲まされかけた。長丁場だったからね。さすがに少しは気も緩むよ。マイカが水を飲んで、それから口移しですって言って、それがお酒だったと。少しくらいは口に入ったかもってマイカが言ったら、それならステータスを確認したらいいんじゃないかとカロリッタが言ったと。
それでステータスチェックの際にまたちょっとおかしな表示があって、それで一悶着というか大騒ぎというか……具体的に言うと、エリーとマイカに[不老]が付いていた。
どうしてそんなことになったのかは分からないけど、ミシェルとマリアンにはなくて他のみんなにあるということは、一つの可能性としてはそういうことが原因だろう。マイカが「この年齢で助かりました」と言ったのは、一八で[不老]が付いたから。さすがに一二とかならどれだけ頼まれても手は出さないからね。
ついでに僕には[リゼッタの夫][カロリッタの夫][エリーの夫][マイカの夫]があって、リゼッタ、カロリッタ、エリー、マイカの四人には[ケネスの妻]が付いていた。どのタイミングで付いたんだろう。もう夫とか妻とかでいいのだろうか。結婚式もしていないけど。ちなみにエリーには[ケネスの愛人]が残ったままだったけど、これは必要?
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