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第三章 第三部
大森林を塞ぐ
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ナルヴァ町から大森林の間を調査し、どうやら過去の管理者によって設定を変えられていたと思われる場所をたくさん見つけた。その話をしている時にマリーから、魔獣が出てこないように壁を付けたらどうかと言われた。色々と検討した結果、大森林の出口に蓋をすることにした。
蓋をするとは言っても、完全に塞いでしまえば何が起きるか分からない。魔獣は奥から東へ、ナルヴァ町の方へ向かってやってくる。だからナルヴァ町の西側を塞いでしまえば、魔獣はどこへ行くのか、帰るのか、それとも別の方向へ行くのかは分からない。魔獣が出てきたら僕たちだけで対処できると思うけど、それを確認するのにそれまで待つだけというのもおかしな話だ。
大森林は、幅が何百キロもある岩山に囲まれているんだけど、もちろん山なので尾根もあれば谷もある。越えようと思えば越えられる場所はある。それに森はフェリン王国だけじゃなくてヴェリキ王国の西側を通ってずっと北にも伸びているから、こっちを塞いだら向こうが溢れたとかになったら笑い事では済まない。
「もしミシェルがここを塞がれたとしたら、どっちへ行く?」
「南か北。南が行き止まりだったら、北へ行くと思う。それで、出口がないかなってさがす」
「やっぱりそっちだね。それにしても、ミシェル。だいぶ大人らしい話し方になってきたね」
「パパのおよめさんになるためにべんきょうしてるから。カリンとリーセもいっしょ」
「それは横に置いておこうか」
大森林の出口、つまり僕が初めてやってきた場所は、大森林全体からするとかなり南側にある。あのあたりが一番山が低いんだよね。だから南へ移動して、そこが山で行き止まりだから、今度は北へ出口を探しにいくとミシェルは言った。
大森林の中でうろうろして疲れてくれればそれが一番なんだけど、魔素が濃いから魔獣は活動的になる。それなら外に出してから走らせた方がいい。だから壁は作るけど一部を開いて、こちらが望む方向に誘導する形で対処することにした。
大森林の出入り口の幅は、北の岩山から南の岩山までで、徒歩で三日から四日ほどかかるけど、その間を『ゝ』の形をした壁で塞ぐ。その先端部分を少し開いて誘導するための通路を作り、魔物を南へ向かわせる。イメージとしては砂時計の上半分かな?
向かわせると言っても、外を走らせるわけじゃない。あくまで通路の中。そしてその通路の先からトラップに入ることになる。通路からトラップにかけての部分は、高速道路の料金所を出たらぐるぐる回りながら一般道に繋がるあの道をイメージしている。それをとにかく太く長く、そして壁を高くして、一度入ったら外へ出ないようにし、しかも下がるんじゃなくて、徐々に上がっていく感じ。ぐるぐる回っている間に少しずつ上に向かい、着いた先は行き止まりで、そこからは外に落ちるしかない。
落ちた先をどうするかは今後の課題。今のところは何もない地面だから、それなら最初の魔獣は墜落死するだろう。でも魔獣が落ち続けてしばらくしたら。潰れた魔獣がクッションになって効き目がなくなってしまう。景観にも配慮したいから、トラップ全体を土で覆って、小高い丘のようにしたいんだよね。出口以外は。
とりあえず仮で作り始める。壁は作ろう。トラップ部分はいずれ微調整するとして、見本として形だけは作っておこうか。
領主になってからは壁ばっかり作っていたから、ずいぶん慣れたね。今回は直線なら一二〇キロ、曲げるので一五〇キロから一六〇キロはありそう。それなら四〇キロ四方の町の城壁を作るのと同じくらいだけど、日本でその規模なら……浜松くらい? 餃子と鰻、それとみかん。あ、鰻が食べたい。
壁の高さは三〇メートル。南の岩山から削り出した石材を積んで壁を作り、地面と接合する。大森林側はツルツルにした上で内側に向かって反りをつけることで、簡単にはよじ登れないようにしておく。さすがにこれだけ長いと疲れるね。
四日目、壁で塞ぐのが終わった。ここからトラップ部分を作っていく。幅の広いトンネルのような形で、入ったあたりは五キロほどあり、そこから少しずつ狭くなっていき、最終的には幅五〇〇メートルほどになる。天井の高さは壁と同じくらいにするので三〇メートルほど。トラップに入ってからは疲れさせるためにしばらくグルグルと走らせ、アップダウンを繰り返し、最終的に二〇〇メートルほどの高さから落とす。落ちた先を穴にするか水にするか針山にするか、そこはまだ決まっていない。
ざっくりと完成したので、ルボルさん以下、冒険者ギルドの関係者に見に来てもらっている。職員たちから疑問や質問が飛ぶので、できる限りそれに答えた。その中で僕が答えたことは以下の通り。
「中はどうなっているのですか?」
「ただの広い通路ですね。天井と壁はツルツルです」
内部については、ただ広いだけの通路が広がっている。入り口に近いあたりは徒歩で三日かかる幅で、そこから絞り込んでいってトラップに入るあたりで幅は五キロ、そこからさらに絞って最終的には五〇〇メートル程度。通路の高さは三〇メートルほど。壁と天井はツルツルにしてあって、床は普通。
床をツルツルにすることで踏み込んだ瞬間にこけるようにしようと思ったけど、それだと入り口近くが倒れた魔獣で塞がってしまう可能性があったのでボツにした。
「魔獣はすんなりと進んでくれるのですか? 進まない場合はどうなりますか?」
「ある程度は勢いで進んでくれるでしょう。暴走の時は一気に出てきますからね」
途中で勢いがなくなってしまうことを考慮して、魔獣には[幻覚]をかけることで、先の方に餌があると誤認させて進ませることにしている。[幻覚]という魔法はかける相手に応じて内容が違うそうなので、一概にどのような内容かは僕には分からない。
そもそもある程度入ってしまえば後ろからどんどん押されるだろうから、完全に止まることはないだろう。そのあたりは魔獣の頑張り次第ということになる。頑張り?
「素材を確保するのが難しくなりませんか?」
「そこはある程度は諦めてください」
あくまで五年から一〇年に一度ある暴走の被害を減らすためのものだから、その際は無駄になっても仕方がない。もちろんできる限り回収したいとは思うけど、全部回収する意味はないと思う。解体するのも大変だからね。
でも冒険者が中に入って狩ってくる魔獣の数と暴走で出てくる魔獣の数を比較すれば、暴走の方が圧倒的に多い。もったいないのはよく分かる。
「大森林に入りたい人が出てきたらどうしたらいいですか?」
「普段は開けておいて、時期が近付いたら閉めたらいいと思います」
暴走の間隔が五年よりも短いことはなかった。五年から一〇年と言われているけど、記録を調べると五年から七年が一番多く、八年を超えることはあまりない。一〇年を超えることは一度もなかった。魔獣の数と暴走の間の期間がそれほど関係していないことも分かった。
だから暴走の後、四年は開けておいて、それから閉める。それなら危険はないだろうし、入りたい人も中にはいるだろう。
このようにざっくりとした説明をした後、職員側の希望も聞いた。
暴走が起きた時の魔獣の素材もできる限り回収してほしい。そのための方法も検討を希望する。できれば無傷で手に入るのが望ましい。首を折るとか眉間を刺すくらいでなんとか対処できないか。みんななかなか無茶を言う。かなり遠慮がなくなってきたようだ。
もし森の向こうから来た人がいたら困るので、そのような場合にどうするかはそのうち決める。これは僕のようなパターンだけど、我ながら面倒な設定を作ってしまったと思う。奥から来る人はまずいないよ。でもあの森を抜けてくるような実力があるなら三〇メートルくらいの壁くらい越えられると言ったらそれもそうだと言われた。だから急がない。
魔獣の素材をできる限り無傷で得るためには、殺すのではなく捕まえることを前提に考える。でも次回は一万頭以上が出てくるかもしれないので、それを全部捕まえるのは無理。
「お前ならできるんじゃないか?」
「僕でも無理なことはありますよ。でも正直なところ、僕でも血みどろの光景はあまり見たくないですね。穴の中で一万頭が死んでいるよりは、なんとか生きたまま捕まえたいですけどね」
正直なところ、スプラッタは好きじゃない。
「生きたまま捕獲できないのか?」
「生きたままのホーンラビットに対処できる冒険者がどれだけいますか? 何百匹もルボルさんが相手をします? バックスネークでもいいですけど」
「それは御免だな。できれば……生きているけど体が動かなくなって、捌かれるだけって状態で転がっていれば俺としてはありがたい」
「それは無茶ですよ」
金縛りにかかったような状態で転がっているって……あ、[麻痺]を使えばいけるか。[麻痺]が有効な時間がどれくらいか分からないけど、上手くいけばできるかな?
蓋をするとは言っても、完全に塞いでしまえば何が起きるか分からない。魔獣は奥から東へ、ナルヴァ町の方へ向かってやってくる。だからナルヴァ町の西側を塞いでしまえば、魔獣はどこへ行くのか、帰るのか、それとも別の方向へ行くのかは分からない。魔獣が出てきたら僕たちだけで対処できると思うけど、それを確認するのにそれまで待つだけというのもおかしな話だ。
大森林は、幅が何百キロもある岩山に囲まれているんだけど、もちろん山なので尾根もあれば谷もある。越えようと思えば越えられる場所はある。それに森はフェリン王国だけじゃなくてヴェリキ王国の西側を通ってずっと北にも伸びているから、こっちを塞いだら向こうが溢れたとかになったら笑い事では済まない。
「もしミシェルがここを塞がれたとしたら、どっちへ行く?」
「南か北。南が行き止まりだったら、北へ行くと思う。それで、出口がないかなってさがす」
「やっぱりそっちだね。それにしても、ミシェル。だいぶ大人らしい話し方になってきたね」
「パパのおよめさんになるためにべんきょうしてるから。カリンとリーセもいっしょ」
「それは横に置いておこうか」
大森林の出口、つまり僕が初めてやってきた場所は、大森林全体からするとかなり南側にある。あのあたりが一番山が低いんだよね。だから南へ移動して、そこが山で行き止まりだから、今度は北へ出口を探しにいくとミシェルは言った。
大森林の中でうろうろして疲れてくれればそれが一番なんだけど、魔素が濃いから魔獣は活動的になる。それなら外に出してから走らせた方がいい。だから壁は作るけど一部を開いて、こちらが望む方向に誘導する形で対処することにした。
大森林の出入り口の幅は、北の岩山から南の岩山までで、徒歩で三日から四日ほどかかるけど、その間を『ゝ』の形をした壁で塞ぐ。その先端部分を少し開いて誘導するための通路を作り、魔物を南へ向かわせる。イメージとしては砂時計の上半分かな?
向かわせると言っても、外を走らせるわけじゃない。あくまで通路の中。そしてその通路の先からトラップに入ることになる。通路からトラップにかけての部分は、高速道路の料金所を出たらぐるぐる回りながら一般道に繋がるあの道をイメージしている。それをとにかく太く長く、そして壁を高くして、一度入ったら外へ出ないようにし、しかも下がるんじゃなくて、徐々に上がっていく感じ。ぐるぐる回っている間に少しずつ上に向かい、着いた先は行き止まりで、そこからは外に落ちるしかない。
落ちた先をどうするかは今後の課題。今のところは何もない地面だから、それなら最初の魔獣は墜落死するだろう。でも魔獣が落ち続けてしばらくしたら。潰れた魔獣がクッションになって効き目がなくなってしまう。景観にも配慮したいから、トラップ全体を土で覆って、小高い丘のようにしたいんだよね。出口以外は。
とりあえず仮で作り始める。壁は作ろう。トラップ部分はいずれ微調整するとして、見本として形だけは作っておこうか。
領主になってからは壁ばっかり作っていたから、ずいぶん慣れたね。今回は直線なら一二〇キロ、曲げるので一五〇キロから一六〇キロはありそう。それなら四〇キロ四方の町の城壁を作るのと同じくらいだけど、日本でその規模なら……浜松くらい? 餃子と鰻、それとみかん。あ、鰻が食べたい。
壁の高さは三〇メートル。南の岩山から削り出した石材を積んで壁を作り、地面と接合する。大森林側はツルツルにした上で内側に向かって反りをつけることで、簡単にはよじ登れないようにしておく。さすがにこれだけ長いと疲れるね。
四日目、壁で塞ぐのが終わった。ここからトラップ部分を作っていく。幅の広いトンネルのような形で、入ったあたりは五キロほどあり、そこから少しずつ狭くなっていき、最終的には幅五〇〇メートルほどになる。天井の高さは壁と同じくらいにするので三〇メートルほど。トラップに入ってからは疲れさせるためにしばらくグルグルと走らせ、アップダウンを繰り返し、最終的に二〇〇メートルほどの高さから落とす。落ちた先を穴にするか水にするか針山にするか、そこはまだ決まっていない。
ざっくりと完成したので、ルボルさん以下、冒険者ギルドの関係者に見に来てもらっている。職員たちから疑問や質問が飛ぶので、できる限りそれに答えた。その中で僕が答えたことは以下の通り。
「中はどうなっているのですか?」
「ただの広い通路ですね。天井と壁はツルツルです」
内部については、ただ広いだけの通路が広がっている。入り口に近いあたりは徒歩で三日かかる幅で、そこから絞り込んでいってトラップに入るあたりで幅は五キロ、そこからさらに絞って最終的には五〇〇メートル程度。通路の高さは三〇メートルほど。壁と天井はツルツルにしてあって、床は普通。
床をツルツルにすることで踏み込んだ瞬間にこけるようにしようと思ったけど、それだと入り口近くが倒れた魔獣で塞がってしまう可能性があったのでボツにした。
「魔獣はすんなりと進んでくれるのですか? 進まない場合はどうなりますか?」
「ある程度は勢いで進んでくれるでしょう。暴走の時は一気に出てきますからね」
途中で勢いがなくなってしまうことを考慮して、魔獣には[幻覚]をかけることで、先の方に餌があると誤認させて進ませることにしている。[幻覚]という魔法はかける相手に応じて内容が違うそうなので、一概にどのような内容かは僕には分からない。
そもそもある程度入ってしまえば後ろからどんどん押されるだろうから、完全に止まることはないだろう。そのあたりは魔獣の頑張り次第ということになる。頑張り?
「素材を確保するのが難しくなりませんか?」
「そこはある程度は諦めてください」
あくまで五年から一〇年に一度ある暴走の被害を減らすためのものだから、その際は無駄になっても仕方がない。もちろんできる限り回収したいとは思うけど、全部回収する意味はないと思う。解体するのも大変だからね。
でも冒険者が中に入って狩ってくる魔獣の数と暴走で出てくる魔獣の数を比較すれば、暴走の方が圧倒的に多い。もったいないのはよく分かる。
「大森林に入りたい人が出てきたらどうしたらいいですか?」
「普段は開けておいて、時期が近付いたら閉めたらいいと思います」
暴走の間隔が五年よりも短いことはなかった。五年から一〇年と言われているけど、記録を調べると五年から七年が一番多く、八年を超えることはあまりない。一〇年を超えることは一度もなかった。魔獣の数と暴走の間の期間がそれほど関係していないことも分かった。
だから暴走の後、四年は開けておいて、それから閉める。それなら危険はないだろうし、入りたい人も中にはいるだろう。
このようにざっくりとした説明をした後、職員側の希望も聞いた。
暴走が起きた時の魔獣の素材もできる限り回収してほしい。そのための方法も検討を希望する。できれば無傷で手に入るのが望ましい。首を折るとか眉間を刺すくらいでなんとか対処できないか。みんななかなか無茶を言う。かなり遠慮がなくなってきたようだ。
もし森の向こうから来た人がいたら困るので、そのような場合にどうするかはそのうち決める。これは僕のようなパターンだけど、我ながら面倒な設定を作ってしまったと思う。奥から来る人はまずいないよ。でもあの森を抜けてくるような実力があるなら三〇メートルくらいの壁くらい越えられると言ったらそれもそうだと言われた。だから急がない。
魔獣の素材をできる限り無傷で得るためには、殺すのではなく捕まえることを前提に考える。でも次回は一万頭以上が出てくるかもしれないので、それを全部捕まえるのは無理。
「お前ならできるんじゃないか?」
「僕でも無理なことはありますよ。でも正直なところ、僕でも血みどろの光景はあまり見たくないですね。穴の中で一万頭が死んでいるよりは、なんとか生きたまま捕まえたいですけどね」
正直なところ、スプラッタは好きじゃない。
「生きたまま捕獲できないのか?」
「生きたままのホーンラビットに対処できる冒険者がどれだけいますか? 何百匹もルボルさんが相手をします? バックスネークでもいいですけど」
「それは御免だな。できれば……生きているけど体が動かなくなって、捌かれるだけって状態で転がっていれば俺としてはありがたい」
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