190 / 278
第三章 第四部
意外な売れ筋商品
しおりを挟む
「ギリギリだったので助かりました」
「せっかくここまで来てもらって、広場で野宿も悪いですからね」
「節約のために野宿をされる方もいますが、多くの方は宿の方がいいとおっしゃいますから」
領内で宿屋が増えている。これまでもそれぞれの町には少なくとも一軒は宿屋があったんだけど、最近はそれでは対応できなくなってしまった。そこで大工ギルドが宿屋の建て増しをすることになった。宿泊客が増えたのは、当たり前だけどユーヴィ男爵領の好景気が原因だ。
この領地の経済状態はかなり上向いた。以前は特産と呼べるようなものは一つもなく、キヴィオ市の方から細々と物資が運ばれていただけだった。そこで今年になってど真ん中に街道を通した。これによって視界が確保され、さらに兵士を巡回させることで安全性をアピール。その上で特産と呼べるものを売り出した。
美容液は女性を中心によく売れている。それほど高くないのがポイントだ。コンビニコスメくらいの感覚で気軽に買えるように、というのがマイカの考えだった。家庭で作れるレシピも公開しているから、自分で作る人もそれなりにいると思う。
農産物としては、種なしのバナナとパイナップルはやはりよく売れている。そして加工品としてカカオから作ったチョコレートや、ココナッツから作ったココナッツミルク、ココナッツファインなどはお菓子や料理の材料にもなっている。コーラ、ジンジャーエール、ナタデココも高い人気を保っているようだ。パラの木から採った天然ゴムは、輪ゴムや平ゴム、馬車の車輪などに使われている。でも意外に地味なものがよく売れた。それが魔獣の肉だった。
肉は一般的には家畜か野獣の肉を食べる。もちろん平民にとっては肉は高価だから、そもそも毎日食べられるとは限らない。王都周辺は大きな森が少なく、野獣はいるけど危険な魔獣が出ることは少ない。だから魔獣の肉は出回ることが少なく、しかもそれほど日持ちがしないのであまり口にされていなかった。
魔獣の素材は、例えば皮や角や牙など、主に実用的な部位がこれまで取り引されていた。冒険者だって持って帰るまでに腐ってしまう肉よりは、より高値で売れる部位を持って帰りたいのは当然。だから肉は現地で捌いて食べるか急いで干し肉にするくらいしかなかった。そこに去年から今年にかけてリゼッタとカロリッタの二人が、大森林で狩った魔獣を直轄領周辺の町に順番に持ち込んだ。これが引き金になった。
今年の前半まで、この国の真ん中あたりでかなりの魔獣の肉が流通した。皮や角や牙などに比べれば肉はそこまで高価とは言えない。いつもの肉よりもちょっと高価だけど物珍しさに買った人がいて、普段食べている肉との違いに驚いたという。熊は癖があるけど、猪は美味しいからね。でもさすがに全住民が十分に食べるほどの量はない。しかもいつ入荷するかも分からない。特にお金を持っている人で買えなかった人は、他の人の話を聞いて悔しがった。そのように話題になったところで入荷がぱったり止まった。年明けにリゼッタ、六月にカロリッタが妊娠したからだ。
妊娠したとは言っても二人が大森林の魔獣に後れを取るようなことはない。それは僕も保証できるけど、さすがに飛び跳ねたりすると使用人たちが心配するからね。
そうこうしているうちに直轄領にある町のギルドから「そろそろ魔獣を売りに来てくれませんか?」という催促が王都の公営商店に来るようになった。あの二人は僕の名前で売っていたから出どころはバレている。こちらとしては「魔獣を狩っていた領主夫人たちが妊娠中なので無理はさせられない。ユーヴィ市に来たら在庫はあるので売ることはできる」と伝えた。そうするとしばらくしてマジックバッグを持った商人たちがやって来たわけだ。僕が売りに行くこともできるけど、それも違う気がするんだよね。だから僕はユーヴィ市に卸しているだけ。
やって来た商人たちは肉だけを買って帰るわけじゃない。もっとお金になるような商品はないかと思って町の中を見渡すと、そこにはチョコレートや砂糖も売られている。ただしユーヴィ市ではあくまで住民が日常的に買うくらいの量しか置いていない店が多いので、商売用としてまとめて買おうと思えば砂糖はナルヴァ町、チョコレートはヴァスタ町に行くしかない。そういうわけで商人が増えてきたあたりで宿屋を増やすことにした。既存の宿屋も全て改修済みだ。
数としてはこれまで宿屋が一つしかなかった町にもう一つ、せいぜい二つくらい追加する程度。宿屋ばっかり増やしても共倒れになる可能性もあるから。すでに料理と金勘定ができる人が集まって宿屋を始めている。宿屋は食事ができる酒場を兼ねることがほとんどだから、料理ができる人がいないと困る。掃除も洗濯も必要だから、雇用にも一役買っている形だね。
その商人がナルヴァ町に行ってからヴァスタ町に行こうと思えば、その途中でシラマエ町、トイラ町、パダ町にも寄ることになる。シラマエ町とトイラ町ではバナナとパイナップル、パダ町ではココナッツの加工品を売っているので、途中で商品を買い足そうと思った商人が買ってくれることも多く、それなりに売れているそうだ。
それでどうしてこんなことを考えているかというと——
「やはりケネス殿が焼いた時の肉は何かが違うと思っていたが、そもそも素材が違ったのか」
「しっかりとした肉のうまみが感じられるほど厚いのに柔らかくて、あらためて食べてみるとまったく違いますね」
そう、レオンツィオ殿下とロシータさんの離宮に来ている。別に肉を焼くために来たわけじゃなくて、美容液などを届けに来て……まあ料理長の視線を受けて肉を焼くことになった。
今回は普通に肉を焼いただけなんだけど、その肉は大森林の魔獣を使っている。以前中庭でバーベキューをした時と同じなんだけど、あの時の肉の柔らかさを不思議に思っていたらしい。家畜と肉とは少し違うからね。もちろん家畜の肉でもパイナップルの汁に浸しておくと酵素の働きでグッと柔らかくなるから。
魔力があるからかもしれないけど、魔獣の肉は旨みが強い。猪はそれがよく分かる。少しだけ癖があるけど、しっかりと脂が乗っていて綺麗なサシが入っている。熊は癖が強くて臭みがあるけど、きちんと処理すると弾力が出て旨みが強くなる。僕はこの二つをハンバーグに使っている。熊肉のステーキは噛みごたえのある料理が好きなセラとキラには好評だ。鳥はあまり食べるところがないけど、全体がササミに近い感じになっている。モモ肉もあまり脂肪がない。蛇はあまり癖がないから唐揚げに使っている。
それで、大森林の魔獣の肉はあまり王都では出回らないので、美容液などと一緒に運んでくることになった。これまでは美容液一式に精力剤が少々、それとうちの特産品だったところに、次からは魔獣の肉が加わる。
「しかし、たまには代金を支払ってもいいと思うのだが」
「いえ、アンナさんたちからもいただいていませんから。要するに宣伝していただく代金の代わりに無料で提供しているだけです。それに王都にお店を用意していただきましたので、そこで試食などもできるようになりました。王都や直轄領の町から商人がやってきていますので、領内にはきちんとお金が落ちていますよ」
「それならいいが」
これは本当。いつものことなんだけど、お二人が貴族のパーティーでうちの特産品を褒めてくれるので、その度に商人が買い付けに来てくれることになる。
そもそもいきなりこの離宮を訪れるだけじゃないからね。王都の前にラクヴィ市に寄ってマイカの実家に美容液などを渡し、それから王都に来て公営商店に顔を出して売れ行きやお客さんの反応を確認して、それから離宮に来ている。
「様子はどうですか?」
「はい、バナナとパイナップル、砂糖、チョコレートは順調です。そしてコーラとナタデココは絶好調です」
「燻製の方も売れていますか?」
「ロックボアが売れています。ハウルベアはドワーフを中心に一定の人気があります。単なる塩漬けではなくて香辛料が利いているのが好評な理由のようです」
一般的な保存食としては塩漬けが多かったけど、しっかり味を付けて燻製にすることでグッと旨味が増す。しかも塩漬け肉から値段が上がるかというとそれほど上がらない。
でもこの公営商店はあくまでアンテナショップだから、大量に販売することはないし、値段も安くはない。それよりも試食ができるようにして、うちの特産品を知ってもらうことが重要。ここで安価で大量に売るよりも、一人でも多くの商人にうちに買い付けに来てもらいたい。そのために馬の首に取り付けて疲労を軽減する魔道具も扱っている。
「ところで領主様、売れ残りはどうしますか? 持って帰りますか? むしろ持ち帰っていただきたいのですが」
「売れ残りって……そもそもそれほど減っていないと思いますけど」
「いえ、ここに一人売れ残りが。ぜひ領主様に召し上がっていただければと思うのですが」
「そこは頑張っていい人を見つけなさい」
「せっかくここまで来てもらって、広場で野宿も悪いですからね」
「節約のために野宿をされる方もいますが、多くの方は宿の方がいいとおっしゃいますから」
領内で宿屋が増えている。これまでもそれぞれの町には少なくとも一軒は宿屋があったんだけど、最近はそれでは対応できなくなってしまった。そこで大工ギルドが宿屋の建て増しをすることになった。宿泊客が増えたのは、当たり前だけどユーヴィ男爵領の好景気が原因だ。
この領地の経済状態はかなり上向いた。以前は特産と呼べるようなものは一つもなく、キヴィオ市の方から細々と物資が運ばれていただけだった。そこで今年になってど真ん中に街道を通した。これによって視界が確保され、さらに兵士を巡回させることで安全性をアピール。その上で特産と呼べるものを売り出した。
美容液は女性を中心によく売れている。それほど高くないのがポイントだ。コンビニコスメくらいの感覚で気軽に買えるように、というのがマイカの考えだった。家庭で作れるレシピも公開しているから、自分で作る人もそれなりにいると思う。
農産物としては、種なしのバナナとパイナップルはやはりよく売れている。そして加工品としてカカオから作ったチョコレートや、ココナッツから作ったココナッツミルク、ココナッツファインなどはお菓子や料理の材料にもなっている。コーラ、ジンジャーエール、ナタデココも高い人気を保っているようだ。パラの木から採った天然ゴムは、輪ゴムや平ゴム、馬車の車輪などに使われている。でも意外に地味なものがよく売れた。それが魔獣の肉だった。
肉は一般的には家畜か野獣の肉を食べる。もちろん平民にとっては肉は高価だから、そもそも毎日食べられるとは限らない。王都周辺は大きな森が少なく、野獣はいるけど危険な魔獣が出ることは少ない。だから魔獣の肉は出回ることが少なく、しかもそれほど日持ちがしないのであまり口にされていなかった。
魔獣の素材は、例えば皮や角や牙など、主に実用的な部位がこれまで取り引されていた。冒険者だって持って帰るまでに腐ってしまう肉よりは、より高値で売れる部位を持って帰りたいのは当然。だから肉は現地で捌いて食べるか急いで干し肉にするくらいしかなかった。そこに去年から今年にかけてリゼッタとカロリッタの二人が、大森林で狩った魔獣を直轄領周辺の町に順番に持ち込んだ。これが引き金になった。
今年の前半まで、この国の真ん中あたりでかなりの魔獣の肉が流通した。皮や角や牙などに比べれば肉はそこまで高価とは言えない。いつもの肉よりもちょっと高価だけど物珍しさに買った人がいて、普段食べている肉との違いに驚いたという。熊は癖があるけど、猪は美味しいからね。でもさすがに全住民が十分に食べるほどの量はない。しかもいつ入荷するかも分からない。特にお金を持っている人で買えなかった人は、他の人の話を聞いて悔しがった。そのように話題になったところで入荷がぱったり止まった。年明けにリゼッタ、六月にカロリッタが妊娠したからだ。
妊娠したとは言っても二人が大森林の魔獣に後れを取るようなことはない。それは僕も保証できるけど、さすがに飛び跳ねたりすると使用人たちが心配するからね。
そうこうしているうちに直轄領にある町のギルドから「そろそろ魔獣を売りに来てくれませんか?」という催促が王都の公営商店に来るようになった。あの二人は僕の名前で売っていたから出どころはバレている。こちらとしては「魔獣を狩っていた領主夫人たちが妊娠中なので無理はさせられない。ユーヴィ市に来たら在庫はあるので売ることはできる」と伝えた。そうするとしばらくしてマジックバッグを持った商人たちがやって来たわけだ。僕が売りに行くこともできるけど、それも違う気がするんだよね。だから僕はユーヴィ市に卸しているだけ。
やって来た商人たちは肉だけを買って帰るわけじゃない。もっとお金になるような商品はないかと思って町の中を見渡すと、そこにはチョコレートや砂糖も売られている。ただしユーヴィ市ではあくまで住民が日常的に買うくらいの量しか置いていない店が多いので、商売用としてまとめて買おうと思えば砂糖はナルヴァ町、チョコレートはヴァスタ町に行くしかない。そういうわけで商人が増えてきたあたりで宿屋を増やすことにした。既存の宿屋も全て改修済みだ。
数としてはこれまで宿屋が一つしかなかった町にもう一つ、せいぜい二つくらい追加する程度。宿屋ばっかり増やしても共倒れになる可能性もあるから。すでに料理と金勘定ができる人が集まって宿屋を始めている。宿屋は食事ができる酒場を兼ねることがほとんどだから、料理ができる人がいないと困る。掃除も洗濯も必要だから、雇用にも一役買っている形だね。
その商人がナルヴァ町に行ってからヴァスタ町に行こうと思えば、その途中でシラマエ町、トイラ町、パダ町にも寄ることになる。シラマエ町とトイラ町ではバナナとパイナップル、パダ町ではココナッツの加工品を売っているので、途中で商品を買い足そうと思った商人が買ってくれることも多く、それなりに売れているそうだ。
それでどうしてこんなことを考えているかというと——
「やはりケネス殿が焼いた時の肉は何かが違うと思っていたが、そもそも素材が違ったのか」
「しっかりとした肉のうまみが感じられるほど厚いのに柔らかくて、あらためて食べてみるとまったく違いますね」
そう、レオンツィオ殿下とロシータさんの離宮に来ている。別に肉を焼くために来たわけじゃなくて、美容液などを届けに来て……まあ料理長の視線を受けて肉を焼くことになった。
今回は普通に肉を焼いただけなんだけど、その肉は大森林の魔獣を使っている。以前中庭でバーベキューをした時と同じなんだけど、あの時の肉の柔らかさを不思議に思っていたらしい。家畜と肉とは少し違うからね。もちろん家畜の肉でもパイナップルの汁に浸しておくと酵素の働きでグッと柔らかくなるから。
魔力があるからかもしれないけど、魔獣の肉は旨みが強い。猪はそれがよく分かる。少しだけ癖があるけど、しっかりと脂が乗っていて綺麗なサシが入っている。熊は癖が強くて臭みがあるけど、きちんと処理すると弾力が出て旨みが強くなる。僕はこの二つをハンバーグに使っている。熊肉のステーキは噛みごたえのある料理が好きなセラとキラには好評だ。鳥はあまり食べるところがないけど、全体がササミに近い感じになっている。モモ肉もあまり脂肪がない。蛇はあまり癖がないから唐揚げに使っている。
それで、大森林の魔獣の肉はあまり王都では出回らないので、美容液などと一緒に運んでくることになった。これまでは美容液一式に精力剤が少々、それとうちの特産品だったところに、次からは魔獣の肉が加わる。
「しかし、たまには代金を支払ってもいいと思うのだが」
「いえ、アンナさんたちからもいただいていませんから。要するに宣伝していただく代金の代わりに無料で提供しているだけです。それに王都にお店を用意していただきましたので、そこで試食などもできるようになりました。王都や直轄領の町から商人がやってきていますので、領内にはきちんとお金が落ちていますよ」
「それならいいが」
これは本当。いつものことなんだけど、お二人が貴族のパーティーでうちの特産品を褒めてくれるので、その度に商人が買い付けに来てくれることになる。
そもそもいきなりこの離宮を訪れるだけじゃないからね。王都の前にラクヴィ市に寄ってマイカの実家に美容液などを渡し、それから王都に来て公営商店に顔を出して売れ行きやお客さんの反応を確認して、それから離宮に来ている。
「様子はどうですか?」
「はい、バナナとパイナップル、砂糖、チョコレートは順調です。そしてコーラとナタデココは絶好調です」
「燻製の方も売れていますか?」
「ロックボアが売れています。ハウルベアはドワーフを中心に一定の人気があります。単なる塩漬けではなくて香辛料が利いているのが好評な理由のようです」
一般的な保存食としては塩漬けが多かったけど、しっかり味を付けて燻製にすることでグッと旨味が増す。しかも塩漬け肉から値段が上がるかというとそれほど上がらない。
でもこの公営商店はあくまでアンテナショップだから、大量に販売することはないし、値段も安くはない。それよりも試食ができるようにして、うちの特産品を知ってもらうことが重要。ここで安価で大量に売るよりも、一人でも多くの商人にうちに買い付けに来てもらいたい。そのために馬の首に取り付けて疲労を軽減する魔道具も扱っている。
「ところで領主様、売れ残りはどうしますか? 持って帰りますか? むしろ持ち帰っていただきたいのですが」
「売れ残りって……そもそもそれほど減っていないと思いますけど」
「いえ、ここに一人売れ残りが。ぜひ領主様に召し上がっていただければと思うのですが」
「そこは頑張っていい人を見つけなさい」
1
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる