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第三章 第一部
実験農場と調理用バナナ
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ユーヴィ市の領主邸の端にはちょっとした農場がある。もちろんそんなに広くはなく、小さい温室が四つだけ。ここは実験農場として使われている。
最初は畑を作りかけたのにそれを温室に変えてしまった。理由は簡単で、育てるものとしてこの国では珍しいものばかりを選んだから。管理者なら空間そのものの環境を変えられるから温室は必要ないけど、それでも南国のものなら温室だよね、ってことで。他の町や村で温室を使って育てることを考えて、そのシミュレーションも兼ねてやっている。
すでに四村ではバナナを育てていて、それに加える商品作物を選んでいるところ。ここの責任者はセラとキラ。まさに適任。最近は服飾美容店の方で料理を作ることはなくなったので、屋敷の裏にいることが多い。
この二人は食い意地が張っているように思えるけど、食生活が安定すればそういうことはなくなった。僕のところにやって来た直後はドワーフが持っていることが多い[食い溜め]というスキルの後遺症でひたすら食べていた。
自分たちが暮らしていた教会の壁に使われていた石を引っこ抜き、それを売ってお金に変えていた。引っこ抜くのと支えるのには力が必要で、その力を[食い溜め]というスキルを使って一時的に出していた。でもその代わりにものすごくお腹が減るので効率は非常に悪い。なんとか飢えないギリギリのバランスでやっていた。保護した直後はそれが崩壊して、二人で三〇人前くらいは食べたんじゃないかな。この二人は今ではカローラの二倍、マイカの三倍くらいくらいしか食べない。
カローラは、カロリッタ曰く、かつては食に全く興味がなかったのが僕のせいで食べることが好きになり、一度太ってそれから痩せて、体型を維持するのに暇をみては運動をしている。
マイカはそもそもインドア派で運動が大の苦手。犬人に生まれ変わって少しマシになったと本人は言っていたけど、もっと動いてもいいと思うくらいだね。こちらの世界では伯爵家のご令嬢として生まれ、日に当たったら倒れるというお嬢様じゃないけど、エアコンの効いた部屋でコーラを飲みながら少女漫画を読むのが一番いいと言い切るくらいだ。
セラとキラの名誉のために言うと、この二人は体を動かすことが好きだからお腹が空くだけ。暇さえあれば畑を耕しているからね。領主夫人として屋敷にいるよりも、この農場の管理をする方が向いているだろう。
そしてもう一つ、この二人は意外にも味覚が鋭い。セラはなんとなく疑問形で返してくるし、キラは言葉が少ないけど、味比べなら他の誰よりも得意だと思う。
「コチコチです。これは芋です?」
「デンプンが多め。硬くて甘みがほとんどない」
「それでいいんだよ」
ここで作っているのは、調理用バナナ。普通のバナナと何が違うかと言うと、そもそも品種が違う。先日ヴァリガ市に行った時に売られていたのを見つけて買っておいたものだ。
プランテンとも呼ばれるもので、見た目は少し大きめのバナナ。アフリカや中南米、東南アジアなどではよく見かけると思う。熟していない緑の実を料理で使う。熟した黄色いものはある程度まで甘くなるけど、緑のものはほとんど甘みがない。甘いバナナはすでにあるから、甘くない調理用バナナがあってもいいかなと思って栽培してみた。これも何回か育てたら種無しができたから、そこから増やしているところ。
「これはそのまま食べるバナナじゃないから甘くなくていいんだよ」
「どんな料理になるです?」
「焼く? 蒸す?」
「蒸して潰すとマッシュポテトみたいになるね」
プランテンは緑のうちは皮も中身も硬いのでバナナのようにむくことはできない。包丁で切れ込みを入れてからむくことになる。調理方法は、焼く、炒める、揚げる、蒸す、あたりが多いかな。ジャガイモと同じように使ってもいいと思う。
プランテンを使った料理で有名なのはトストーネかな。未熟なプランテンの皮をむいてお好みの厚さにスライスし、それを軽く揚げて色が変わってきたら一度取り出して油を切ったら瓶の底などで潰し、それからもう一度カリカリになるまで揚げたもの。熟したプランテンで作るとプラタノス・マドゥロス(熟したプランテンの意味)になるけど、国によって調理方法や呼び方が違ったはず。
試しに蒸して潰す。まだ味つけはしていない。
「これはバナナの形をした芋ですよ?」
「少し粉っぽい」
「蒸しただけだからね。ポテトサラダにしてみようか」
粗熱が取れたらスライスして蒸したタマネギと細かく刻んだベーコン、マヨネーズを加える。最後に塩と胡椒で味を整える。
「少し食感が違いますが、ポテトサラダになりました」
「ポテトサラダに近い何か」
「使い方によっては芋の代わりになるね。はい、こつちはトストーネって名前ね」
一度揚げてから潰して、また揚げたもの。
「これはフライドポテトとはかなり違います。パリパリ」
「芋よりも歯ごたえがいい」
「地域によっては塩をかけることもあれば砂糖をかけることもあるし、何かソースをかけたりもするね」
まあ、麦がたくさんできる領地だから心配はないと思うけど、何かあった時のことも考えて麦以外も育てた方がいい。ナルヴァ町の麦に不作はないと思うけど、それでも何があるか分からないからね。
不作以外に考えないといけないのは農地の問題。今後は新しい町を作ることも考えている。場所によっては広い農地が確保できない場合もある。そんな時にプランテンは麦や芋の代わりにできると思うんだよね。
新しい町の候補地としては、夏から工事を始める北街道の途中。この街道はアルメ町からエレーダ町との間に通すことになっていて、山を避けるようにくの字に曲がる。そのちょうど真ん中あたりに一つ作るか、あるいはそれぞれの町から三分の一ずつ進んだあたりで合計二か所か、いずれにせよ宿場町は作るべきだと考えている。北街道は中央街道の三倍くらい距離があるから、二週間でどうかなといったところ。兵士たちの詰め所を作り、さらには兵士を歩かせて安全確保はするつもりだけど、その間に町がないというのはちょっとね。例えば、手持ちの食料が乏しくなったらかなり不安だと思う。
町を作るにしても、建物を建てれば完成というわけじゃない。魔獣や野獣が侵入しないように柵や壁を作る。麦や芋や野菜を作れるように農地を作る。しばらく収穫は無理だから、その間に飢えないように物資を運ぶ必要がある。水の確保だって重要。幸いにも山のすぐ近くで水がある場所が何か所かあるから、そのあたりを選べばいいだろう。山が近すぎると井戸を掘ったつもりが温泉が出る可能性もある。それも名物になるかもしれないけどね。
山の中だから大規模に農地を作れないとなると芋が中心になるかと思ったけど、このプランテンなら温室を作れば育つ。麦ほど広い場所が必要ないのもありがたい。それに繊維が採れれば紙の材料にもなるからね。
「それじゃ、未熟なプランテンを渡しておくから、いい調理方法が見つかったら教えてね」
「分かりました」
「頑張る」
最初は畑を作りかけたのにそれを温室に変えてしまった。理由は簡単で、育てるものとしてこの国では珍しいものばかりを選んだから。管理者なら空間そのものの環境を変えられるから温室は必要ないけど、それでも南国のものなら温室だよね、ってことで。他の町や村で温室を使って育てることを考えて、そのシミュレーションも兼ねてやっている。
すでに四村ではバナナを育てていて、それに加える商品作物を選んでいるところ。ここの責任者はセラとキラ。まさに適任。最近は服飾美容店の方で料理を作ることはなくなったので、屋敷の裏にいることが多い。
この二人は食い意地が張っているように思えるけど、食生活が安定すればそういうことはなくなった。僕のところにやって来た直後はドワーフが持っていることが多い[食い溜め]というスキルの後遺症でひたすら食べていた。
自分たちが暮らしていた教会の壁に使われていた石を引っこ抜き、それを売ってお金に変えていた。引っこ抜くのと支えるのには力が必要で、その力を[食い溜め]というスキルを使って一時的に出していた。でもその代わりにものすごくお腹が減るので効率は非常に悪い。なんとか飢えないギリギリのバランスでやっていた。保護した直後はそれが崩壊して、二人で三〇人前くらいは食べたんじゃないかな。この二人は今ではカローラの二倍、マイカの三倍くらいくらいしか食べない。
カローラは、カロリッタ曰く、かつては食に全く興味がなかったのが僕のせいで食べることが好きになり、一度太ってそれから痩せて、体型を維持するのに暇をみては運動をしている。
マイカはそもそもインドア派で運動が大の苦手。犬人に生まれ変わって少しマシになったと本人は言っていたけど、もっと動いてもいいと思うくらいだね。こちらの世界では伯爵家のご令嬢として生まれ、日に当たったら倒れるというお嬢様じゃないけど、エアコンの効いた部屋でコーラを飲みながら少女漫画を読むのが一番いいと言い切るくらいだ。
セラとキラの名誉のために言うと、この二人は体を動かすことが好きだからお腹が空くだけ。暇さえあれば畑を耕しているからね。領主夫人として屋敷にいるよりも、この農場の管理をする方が向いているだろう。
そしてもう一つ、この二人は意外にも味覚が鋭い。セラはなんとなく疑問形で返してくるし、キラは言葉が少ないけど、味比べなら他の誰よりも得意だと思う。
「コチコチです。これは芋です?」
「デンプンが多め。硬くて甘みがほとんどない」
「それでいいんだよ」
ここで作っているのは、調理用バナナ。普通のバナナと何が違うかと言うと、そもそも品種が違う。先日ヴァリガ市に行った時に売られていたのを見つけて買っておいたものだ。
プランテンとも呼ばれるもので、見た目は少し大きめのバナナ。アフリカや中南米、東南アジアなどではよく見かけると思う。熟していない緑の実を料理で使う。熟した黄色いものはある程度まで甘くなるけど、緑のものはほとんど甘みがない。甘いバナナはすでにあるから、甘くない調理用バナナがあってもいいかなと思って栽培してみた。これも何回か育てたら種無しができたから、そこから増やしているところ。
「これはそのまま食べるバナナじゃないから甘くなくていいんだよ」
「どんな料理になるです?」
「焼く? 蒸す?」
「蒸して潰すとマッシュポテトみたいになるね」
プランテンは緑のうちは皮も中身も硬いのでバナナのようにむくことはできない。包丁で切れ込みを入れてからむくことになる。調理方法は、焼く、炒める、揚げる、蒸す、あたりが多いかな。ジャガイモと同じように使ってもいいと思う。
プランテンを使った料理で有名なのはトストーネかな。未熟なプランテンの皮をむいてお好みの厚さにスライスし、それを軽く揚げて色が変わってきたら一度取り出して油を切ったら瓶の底などで潰し、それからもう一度カリカリになるまで揚げたもの。熟したプランテンで作るとプラタノス・マドゥロス(熟したプランテンの意味)になるけど、国によって調理方法や呼び方が違ったはず。
試しに蒸して潰す。まだ味つけはしていない。
「これはバナナの形をした芋ですよ?」
「少し粉っぽい」
「蒸しただけだからね。ポテトサラダにしてみようか」
粗熱が取れたらスライスして蒸したタマネギと細かく刻んだベーコン、マヨネーズを加える。最後に塩と胡椒で味を整える。
「少し食感が違いますが、ポテトサラダになりました」
「ポテトサラダに近い何か」
「使い方によっては芋の代わりになるね。はい、こつちはトストーネって名前ね」
一度揚げてから潰して、また揚げたもの。
「これはフライドポテトとはかなり違います。パリパリ」
「芋よりも歯ごたえがいい」
「地域によっては塩をかけることもあれば砂糖をかけることもあるし、何かソースをかけたりもするね」
まあ、麦がたくさんできる領地だから心配はないと思うけど、何かあった時のことも考えて麦以外も育てた方がいい。ナルヴァ町の麦に不作はないと思うけど、それでも何があるか分からないからね。
不作以外に考えないといけないのは農地の問題。今後は新しい町を作ることも考えている。場所によっては広い農地が確保できない場合もある。そんな時にプランテンは麦や芋の代わりにできると思うんだよね。
新しい町の候補地としては、夏から工事を始める北街道の途中。この街道はアルメ町からエレーダ町との間に通すことになっていて、山を避けるようにくの字に曲がる。そのちょうど真ん中あたりに一つ作るか、あるいはそれぞれの町から三分の一ずつ進んだあたりで合計二か所か、いずれにせよ宿場町は作るべきだと考えている。北街道は中央街道の三倍くらい距離があるから、二週間でどうかなといったところ。兵士たちの詰め所を作り、さらには兵士を歩かせて安全確保はするつもりだけど、その間に町がないというのはちょっとね。例えば、手持ちの食料が乏しくなったらかなり不安だと思う。
町を作るにしても、建物を建てれば完成というわけじゃない。魔獣や野獣が侵入しないように柵や壁を作る。麦や芋や野菜を作れるように農地を作る。しばらく収穫は無理だから、その間に飢えないように物資を運ぶ必要がある。水の確保だって重要。幸いにも山のすぐ近くで水がある場所が何か所かあるから、そのあたりを選べばいいだろう。山が近すぎると井戸を掘ったつもりが温泉が出る可能性もある。それも名物になるかもしれないけどね。
山の中だから大規模に農地を作れないとなると芋が中心になるかと思ったけど、このプランテンなら温室を作れば育つ。麦ほど広い場所が必要ないのもありがたい。それに繊維が採れれば紙の材料にもなるからね。
「それじゃ、未熟なプランテンを渡しておくから、いい調理方法が見つかったら教えてね」
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