214 / 278
第三章 第四部
年越祭
しおりを挟む
「ケネスさん! 年末はお祭りはしないんですか⁉」
「今年はやりましょうか。去年はまだ正式に領主じゃなかったですからね」
ミリヤさんからそう聞かれたのは今年の……一〇月ごろだったかな? 何の祭りかというと年越祭というお祭り。
年末の光と闇と無の日の三日間、それと年始の火の日を入れて合計四日間は、日本でいうところの大晦日から三が日のようなお祭りになる。一年の無事に感謝し、翌年の無事を祈る。基本的にはそうだけど、まとまった休みが取れるのはここくらいなのでみんなで騒ぐ。年末三日間は大いに騒いで、年始はゆっくりするのが普通なんだそうだ。
一週間は火の日から始まる火水風土光闇無の七日、一か月は四週間の二八日、一年は一二か月の三三六日。基本的に休みはない。年末年始の四日のみが国が定めた休みになっている。三三二日働いて四日休む。有休、つまり年次有給休暇のようなものは制度としてはまったく存在しない。働かなければお金はもらえない。働いていないと見なされればお金はもらえない。労働環境としてはどうかと思うけど、ここではそういうものらしいよ。文字通り『働かざる者食うべからず』が基本。
もちろん三三二連勤なんてあるわけない。実際には雇用者が決めるので、例えば街道工事で雇った作業員たちは六日働いて一日休みというシステムにしていた。特にドワーフ族は連続何日でも働けるそうだけど、一日くらいは体を休めてもらおうと思って六日目に賃金を支払った。買い物に行きたいかもしれないからね。
中には使用人にまったく休みを与えず、休んだら契約違反だとして賃金を与えずに放り出すような雇い主もいるようだけど、悪い話というのはあっという間に広がるからね。結局はそういうところに人は近付かなくなって潰れるだけになってしまう。
領主邸の方も休みは交代で取るように言っているし、みんな実際にそうやって休んでいる。丸一日じゃなくても半休を取ってもいいことにしてあるから、午前は用事をして午後から働きに来ることもあるね。エルケが「今日は半休で~す」と言って午前中は僕にくっついていることもある。僕としても諦めて好きにさせている。
だからギルド職員も基本的に休みはない。だけどもちろん休みたい日はある。さすがに同じ部署の職員が全員いなくなるのは困るから、まあ交代で適当に休みを取ってねと言っている。以前のように人数が足りなくてルボルさんが受付にいるということは完全になくなった。
そういうわけで、ミリヤさんから催促されたわけじゃないけど、今年は領主の主催で年越祭をやっているところ。さすがに僕も一年の最後くらいはゆっくりしたいから、今日の光の日がギルド職員を労うための立食パーティーの日になっている。ギルド内の大会議室が会場で、ギルド職員は昼から夜までいつ来てもいい。
「それにしても、この町もずいぶんこの一年で変わったなあ。うめえな、これ」
「去年僕がやって来た頃は代官が夜逃げしていましたね。それは虎肉のコンフィですね」
「魔獣の暴走もあって、代官もいなくなって、あの頃は本当にどうなるかと思いましたが、何とかなりましたね。たしかにこれはしっとりしていますね」
「何とかなったというよりも、領主様が無理やり何とかした感じがしますけどね。思ったほど油っこくないですね」
ルボルさん、コーバスさん、ルカスさんと一緒に窓から町を眺め、グラスを傾けながらあの頃の話をする。最初からあったギルドの三人はやはり仲が良い。
「まあ無理やり気味なのは認めますけどね。その無茶振りに付いてきてくれるのがみなさんじゃないですか」
「無茶振りだと分かっているなら手加減してくれ」
「はいはーい‼‼ どうして男だけで飲んでるんですか⁉⁉ 辛気くさいですよ‼‼ こんなところにいい女がいるのに‼‼」
半分できあがったような感じでミリヤさんが近付いてきた。辛気くさくはないと思うけどね。男臭いけど。とりあえずいつも以上に声が大きい。
「お前は男ができたらもう少し大人しくなるかと思いきや、全然そんなことねえな」
「ジャンはこんな私がいいって言ってくれたんです‼‼ 私の包容力の虜ですからね‼‼」
「それは何度も聞いたっつうの! お前のアピールポイントはそれしかないのか? ああ⁉」
いつものようにルボルさんとミリヤさんが言い合いを始めると、周りがみんな耳を塞ぐ。声が大きいんだよね。そろそろ料理を追加しておこうかな。
この日のために作ったわけじゃなく、「料理教室で使えないかな」とか、「こんな料理があった気がするな」とか、「こうやったら美味しいんじゃないかな」とか考えて試作したものが多い。そのような料理が大量にマジックバッグに入っているから、そういう在庫をこの際に一斉に処分。増えすぎるとややこしくてね。味的には問題ないから。
「手伝います」
「ああ、ありがとうございます……ってハンナさん?」
「こういう下働きの方が落ち着くんですよ」
僕がテーブルに置いた料理をきれいに並べていってくれる。堂々と食べていてもいいと思うんだけどね。
「まだ慣れませんか?」
「慣れていないわけではないですが、どんと座っているのも落ち着かなくて」
「ハンナさんより数か月早くギルド長になったペトラさんはああなってますよ」
「あの人はすごいですよね」
ペトラさんはヨーロッパの晩餐会でも全然おかしくなさそうなホルターネックの真っ赤なイブニングドレスを着こなしている。背中がガッツリ見えているね。
「あら、領主様。どうかされましたか?」
「素敵なドレスですね。ペトラさんがデザインを?」
「いえ、ミレナが仕立ててくれました。背中がなかなか扇情的でいいですね。ハンナさんもいかがですか? 可愛らしいから多分お似合いですよ」
「いえいえいえ、滅相もない……」
「そこまで嫌がらなくても」
「いえいえいえ、嫌なわけでは……」
ハンナさんの言いたいことはよく分かる。今の僕が言うのはおかしいけど、僕も小市民だからね。あまり派手な服とかは得意じゃない。謁見の時の礼服はちょっとやりすぎだったね。
「ちょっと、ケネスさん‼‼ 勝手にどこに行くんですか⁉⁉ ちゃんと聞いてくださいよ‼‼」
「はいはい、何ですか?」
「全然真剣さが足りませんよ‼‼ えっと‼‼ ルボルさんはこの町で実質ナンバーツーじゃないかって話してたんです‼‼ ケネスさん相手に堂々と意見を言えますし‼‼ どうせならギルドのトップでもいいんじゃないかって言ってたんですよ‼‼」
「勝手に話を進めるな! 気にしないでくれ。こいつが勝手に暴走してんだ」
「でもルボルはそれくらいの能力はあるからな」
「たしかに。代官からも信用されていたなあ」
コーバスさんとルカスさんの言うとおりだね。僕もルボルさんを領主代行みたいな人だと言ったことがあるから。実績も能力も十分。まあ問題はやる気だろうね。やる気と言うべきか面倒くさがりっぽく見せる口癖と言うべきか。とりあえず前から考えていた計画を実行するために、少し盛り上げてみようか。
「じゃあこの場でルボルさんの来年からの役職を決めましょうか。ルボルさんにふさわしいと思える役職名を挙げてください」
僕がそう言うと、ミリヤさんが真っ先に手を上げた。
「はいはーい‼‼ 総ギルド長で‼‼」
「首席ギルド長はどうでしょう」
「そのままですが、ギルド代表」
「第一ギルド長とか」
「いっそギルド顧問などはいかがでしょうか」
「ギルド司令に一票」
「長官などはどうですか?」
「ギルド王なんかどうだ?」
「なんでみんな乗るんだよ……」
みんなノリが良くて助かる。ルボルさんは困っているみたいだけど、ここは僕のために頑張ってもらおう。
「いいじゃないですか、お祭りで。ではここに投票箱を用意します。年明けからのルボルさんにふさわしい役職名を書いて入れてください。ただし記名式で、必ず一人一票でお願いします。他の人たちにも言っておいてくださいね」
「よーし、じゃあルボルの出世に……カンパーイ!」
「「「「カンパーイ!」ンパーイ!」パーイ!」カンパーイ!」」「カンパ「カンパーイ!」」」」
「おいおい、マジか?」
「今年はやりましょうか。去年はまだ正式に領主じゃなかったですからね」
ミリヤさんからそう聞かれたのは今年の……一〇月ごろだったかな? 何の祭りかというと年越祭というお祭り。
年末の光と闇と無の日の三日間、それと年始の火の日を入れて合計四日間は、日本でいうところの大晦日から三が日のようなお祭りになる。一年の無事に感謝し、翌年の無事を祈る。基本的にはそうだけど、まとまった休みが取れるのはここくらいなのでみんなで騒ぐ。年末三日間は大いに騒いで、年始はゆっくりするのが普通なんだそうだ。
一週間は火の日から始まる火水風土光闇無の七日、一か月は四週間の二八日、一年は一二か月の三三六日。基本的に休みはない。年末年始の四日のみが国が定めた休みになっている。三三二日働いて四日休む。有休、つまり年次有給休暇のようなものは制度としてはまったく存在しない。働かなければお金はもらえない。働いていないと見なされればお金はもらえない。労働環境としてはどうかと思うけど、ここではそういうものらしいよ。文字通り『働かざる者食うべからず』が基本。
もちろん三三二連勤なんてあるわけない。実際には雇用者が決めるので、例えば街道工事で雇った作業員たちは六日働いて一日休みというシステムにしていた。特にドワーフ族は連続何日でも働けるそうだけど、一日くらいは体を休めてもらおうと思って六日目に賃金を支払った。買い物に行きたいかもしれないからね。
中には使用人にまったく休みを与えず、休んだら契約違反だとして賃金を与えずに放り出すような雇い主もいるようだけど、悪い話というのはあっという間に広がるからね。結局はそういうところに人は近付かなくなって潰れるだけになってしまう。
領主邸の方も休みは交代で取るように言っているし、みんな実際にそうやって休んでいる。丸一日じゃなくても半休を取ってもいいことにしてあるから、午前は用事をして午後から働きに来ることもあるね。エルケが「今日は半休で~す」と言って午前中は僕にくっついていることもある。僕としても諦めて好きにさせている。
だからギルド職員も基本的に休みはない。だけどもちろん休みたい日はある。さすがに同じ部署の職員が全員いなくなるのは困るから、まあ交代で適当に休みを取ってねと言っている。以前のように人数が足りなくてルボルさんが受付にいるということは完全になくなった。
そういうわけで、ミリヤさんから催促されたわけじゃないけど、今年は領主の主催で年越祭をやっているところ。さすがに僕も一年の最後くらいはゆっくりしたいから、今日の光の日がギルド職員を労うための立食パーティーの日になっている。ギルド内の大会議室が会場で、ギルド職員は昼から夜までいつ来てもいい。
「それにしても、この町もずいぶんこの一年で変わったなあ。うめえな、これ」
「去年僕がやって来た頃は代官が夜逃げしていましたね。それは虎肉のコンフィですね」
「魔獣の暴走もあって、代官もいなくなって、あの頃は本当にどうなるかと思いましたが、何とかなりましたね。たしかにこれはしっとりしていますね」
「何とかなったというよりも、領主様が無理やり何とかした感じがしますけどね。思ったほど油っこくないですね」
ルボルさん、コーバスさん、ルカスさんと一緒に窓から町を眺め、グラスを傾けながらあの頃の話をする。最初からあったギルドの三人はやはり仲が良い。
「まあ無理やり気味なのは認めますけどね。その無茶振りに付いてきてくれるのがみなさんじゃないですか」
「無茶振りだと分かっているなら手加減してくれ」
「はいはーい‼‼ どうして男だけで飲んでるんですか⁉⁉ 辛気くさいですよ‼‼ こんなところにいい女がいるのに‼‼」
半分できあがったような感じでミリヤさんが近付いてきた。辛気くさくはないと思うけどね。男臭いけど。とりあえずいつも以上に声が大きい。
「お前は男ができたらもう少し大人しくなるかと思いきや、全然そんなことねえな」
「ジャンはこんな私がいいって言ってくれたんです‼‼ 私の包容力の虜ですからね‼‼」
「それは何度も聞いたっつうの! お前のアピールポイントはそれしかないのか? ああ⁉」
いつものようにルボルさんとミリヤさんが言い合いを始めると、周りがみんな耳を塞ぐ。声が大きいんだよね。そろそろ料理を追加しておこうかな。
この日のために作ったわけじゃなく、「料理教室で使えないかな」とか、「こんな料理があった気がするな」とか、「こうやったら美味しいんじゃないかな」とか考えて試作したものが多い。そのような料理が大量にマジックバッグに入っているから、そういう在庫をこの際に一斉に処分。増えすぎるとややこしくてね。味的には問題ないから。
「手伝います」
「ああ、ありがとうございます……ってハンナさん?」
「こういう下働きの方が落ち着くんですよ」
僕がテーブルに置いた料理をきれいに並べていってくれる。堂々と食べていてもいいと思うんだけどね。
「まだ慣れませんか?」
「慣れていないわけではないですが、どんと座っているのも落ち着かなくて」
「ハンナさんより数か月早くギルド長になったペトラさんはああなってますよ」
「あの人はすごいですよね」
ペトラさんはヨーロッパの晩餐会でも全然おかしくなさそうなホルターネックの真っ赤なイブニングドレスを着こなしている。背中がガッツリ見えているね。
「あら、領主様。どうかされましたか?」
「素敵なドレスですね。ペトラさんがデザインを?」
「いえ、ミレナが仕立ててくれました。背中がなかなか扇情的でいいですね。ハンナさんもいかがですか? 可愛らしいから多分お似合いですよ」
「いえいえいえ、滅相もない……」
「そこまで嫌がらなくても」
「いえいえいえ、嫌なわけでは……」
ハンナさんの言いたいことはよく分かる。今の僕が言うのはおかしいけど、僕も小市民だからね。あまり派手な服とかは得意じゃない。謁見の時の礼服はちょっとやりすぎだったね。
「ちょっと、ケネスさん‼‼ 勝手にどこに行くんですか⁉⁉ ちゃんと聞いてくださいよ‼‼」
「はいはい、何ですか?」
「全然真剣さが足りませんよ‼‼ えっと‼‼ ルボルさんはこの町で実質ナンバーツーじゃないかって話してたんです‼‼ ケネスさん相手に堂々と意見を言えますし‼‼ どうせならギルドのトップでもいいんじゃないかって言ってたんですよ‼‼」
「勝手に話を進めるな! 気にしないでくれ。こいつが勝手に暴走してんだ」
「でもルボルはそれくらいの能力はあるからな」
「たしかに。代官からも信用されていたなあ」
コーバスさんとルカスさんの言うとおりだね。僕もルボルさんを領主代行みたいな人だと言ったことがあるから。実績も能力も十分。まあ問題はやる気だろうね。やる気と言うべきか面倒くさがりっぽく見せる口癖と言うべきか。とりあえず前から考えていた計画を実行するために、少し盛り上げてみようか。
「じゃあこの場でルボルさんの来年からの役職を決めましょうか。ルボルさんにふさわしいと思える役職名を挙げてください」
僕がそう言うと、ミリヤさんが真っ先に手を上げた。
「はいはーい‼‼ 総ギルド長で‼‼」
「首席ギルド長はどうでしょう」
「そのままですが、ギルド代表」
「第一ギルド長とか」
「いっそギルド顧問などはいかがでしょうか」
「ギルド司令に一票」
「長官などはどうですか?」
「ギルド王なんかどうだ?」
「なんでみんな乗るんだよ……」
みんなノリが良くて助かる。ルボルさんは困っているみたいだけど、ここは僕のために頑張ってもらおう。
「いいじゃないですか、お祭りで。ではここに投票箱を用意します。年明けからのルボルさんにふさわしい役職名を書いて入れてください。ただし記名式で、必ず一人一票でお願いします。他の人たちにも言っておいてくださいね」
「よーし、じゃあルボルの出世に……カンパーイ!」
「「「「カンパーイ!」ンパーイ!」パーイ!」カンパーイ!」」「カンパ「カンパーイ!」」」」
「おいおい、マジか?」
1
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる