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第三章 第三部
訓練施設
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守衛たちがしっかり体を動かすことができる訓練施設を作ることになった。
以前にサランたちの訓練所を作ったのを活かして、あれを人が使うように構築し直す。英語だとオブスタクル・コース(障害コース)と呼ばれる、軍の新兵訓練で使われるもの。走る、登る、跳ぶ、匍う、泳ぐなどの基本訓練を盛り込んでいる。
高速で回転するベルトの上を逆走して向こう側にたどり着く、ロープやネット、棒、壁、障害物や坂を登る、ロープや棒、雲梯にぶら下がるなどして向こう側まで渡る、腹ばいになって進む、水流に逆らって走る、滝を登る、などなど。
SASUKEほどエンターテイメント性はなく、純粋な軍事訓練に近い。もっとも大怪我はしないようになっている。でも痛いものは痛い。
「パパ、これすごーい」
「うっ、ふっ、ほっ、ふっ」
「うーっ、ミシェルちゃん、はやい」
専用のヘルメットとグラブ、そして肘と膝と肩と背中にパッドを付けたミシェルが壁を登っている。カリンとリーセもそれに続く。
「はあ……はあ……これはいい訓練になりますね」
「一通り鍛えられるようになっています」
「ミシェルちゃんもうちの娘たちも……幼いなりに頑張っていますね。ふうっ。それにしても……エト、マレイン! 二人とも何をやっている!」
「無理です、無理ーーっ!」
「これはやばいっす! あーっ、股がー!」
「お前ら、子供に負けたら分かっているだろうな!」
一通り終わらせて戻ってきた守衛隊長のレンスが守衛の中で一番年下の二人に怒鳴っている。ちなみに今は二枚の壁の間を両手両足を突っ張りながら上がっているところ。三分の二あたりで止まってしまった。
まずは僕が見本を見せ、それから守衛たちのうち最初からいた四人が挑戦した。四人はなんとかクリア。続いて新しい二人が挑戦し始めたたところでミシェルがやりたいと言い始めた。おそらくできるだろうと思ったら「カリンちゃんとリーセちゃんもいっしょに」と言った。その時の二人の顔は見物だった。思わず笑ったら二人からポコポコ叩かれたけど。
ミシェルの身体能力は普通の大人は軽々と超えているから大丈夫だろうけど、さすがにカリンとリーセにはきついんじゃないかなと思ったら意外とそうでもなかった。
最初は巨大なランニングマシンの上を走る。回転速度がそれなりに速いから、タイミングが合わないと足を乗せた瞬間に転けてしまう。エトとマレインはいきなり転けて顔を強打していた。
障害物セクションは文字通り様々な障害があるので、登ったり下りたり飛んだりぶら下がったり、四肢を限界まで使う。
最初は二枚の壁の間を登る障害。もちろんツルツルにするほど性格が悪いわけじゃないので、手や足が引っかかる程度には凸凹している。ボルダリングほど突起があるわけじゃないので、両手両足で突っ張らなければ登れない。エトとマレインもなんとか登りきれたようだ。
ミシェルたち三人はそのままだと手が届かないから、壁キックで登っていた。ミシェルはともかくカリンとリーセも並外れた瞬発力がある。
登りきったら次は下が池になっているので、棒かロープか雲梯にぶら下がって落ちないように渡るか、横にある平均台の上を歩くかして向こうまで渡る。棒に両手両足でぶら下がって渡るのが確実だけど、子供三人は平均台を走って渡った。渡ったら次は崖を下まで降りる。ここは凹みが付けてあるので、つま先や指を引っかけながら下りるしかない。
障害の最後は匍匐前進だけど、匍って進むだけなら意味があまりないから少し変えてある。その部分だけは上から余分に重力がかかるようになっているので、体が重くなってなかなか前に進めない。結果として途中で匍匐前進のようになる。
水セクションは水に逆らって走る、坂を登る、滝を登る。水泳は溺れる可能性を考えてやめた。でも例え膝までの水でも、歩くのはものすごく体力を使うからね。まずは水流に負けないように走ってから坂を上る。滝の部分はボルダリングっぽい出っ張りが付けられている。ここを登り切ったら今回のコースは終わり。
全コースとも落下の可能性があるところは下が水になっているし、プロテクターで首も保護して、万が一の場合には[治癒]がかかるようになっているから、重大な事故はないと思う。ロープで手のひらの皮がむけるくらいはあると思うけど。
「結局お前らが一番体力がないんだな。俺でも座り込むことはなかったぞ」
「面目ないです」
「俺らもビックリです」
エトとマレインがグッタリしながらレンスに説教をされている。
「明日から特訓だな。とりあえずこの一番楽なコースを軽々とこなせるようになったら次に行くか」
「軽々と?」
「そうだ。うちの娘たちを見ろ。ピンピンしているだろう」
カリンとリーセはミシェルと一緒に汗を拭きながらスポーツ飲料を飲んでいる。ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウムを含み、柑橘で酸味を付けている。糖分は少し控えめにしている。
「ジェナ、カリンとリーセってあんなに身体能力が高かったっけ? ジェナが指導を始めてくれる前あたりまでは普通の女の子だった気がするけど」
「あれは[身体強化]を覚えた結果ですね。無属性魔法は私だけでは心許なかったので、カローラ様にも指導に協力していただきました」
「たしかに最高の家庭教師だね」
カローラよりも魔法が得意な人って……いないよね? カロリッタがいい勝負できるくらいかなあ。カロリッタも普通とは言えないかもしれないけど、出力的には常識の範囲内だ。僕やマリアンは出力の調節が苦手で、とても得意とは言えない。拳銃だと思って撃ったら飛んでいったのが対艦ミサイルだったという笑うに笑えない状況になる。攻撃魔法で地形を変えたくないから、僕はあまり魔法は使わずに魔道具ばっかり。
「元々はミシェルちゃんの魔法の先生ということでしたが、あの二人にも適性がありそうでしたので一緒にということになりました。精霊魔法はまだ無理のようですが、無属性魔法を中心に水魔法と土魔法に適性があるようです」
「そのあたりが使えると便利だからね」
水魔法が使えると死ににくい。冒険中に飲み水が得られる、怪我をした部分を洗うことができる、そして意外と忘れがちだけど、体臭を落とすことで魔獣に見つかりにくくなる、そういったことが理由だ。
なかなか冒険中にのんびりお風呂に入るのは無理だと思うけど、魔獣は鼻がいいのが多いので、体をきれいにしておけば見つかりにくい。[隠密]で気配を消しても、体臭がきつければバレる。[消臭]を使って臭いを消せば大夫だけど。だから魔法だって万能じゃないし、そういった特徴が分かっていないと、まったく意味がなくなってしまう。
「魔法の講義以外にも、マノン様とマイカ様による特別講義『素敵な妻になるためには』では私も感激しました」
「それをカリンとリーセにも見せたの?」
「はい。閣下の妻になると意気込んでいました。ちなみに特別監修はフェナさんです」
「彼女たちの父親がここでこの話を聞いているんだけどね」
「私のことでしたらお気になさらず。私も妻も、娘たちを旦那様に貰っていただけるのならそれが一番だと思っておりますので」
「そこはあまり期待しないように」
「娘たちの頑張り次第でしょうね」
最初のころはカリンとリーセがミシェルと一緒にいるだけで恐縮していたのに、半年以上も経てば慣れるものだね。とりあえずミシェルとカリンとリーセは無理でしょ。その年齢になるのに一〇年近くあるから、その間にいい人を見つけてくれるといいなあ。
以前にサランたちの訓練所を作ったのを活かして、あれを人が使うように構築し直す。英語だとオブスタクル・コース(障害コース)と呼ばれる、軍の新兵訓練で使われるもの。走る、登る、跳ぶ、匍う、泳ぐなどの基本訓練を盛り込んでいる。
高速で回転するベルトの上を逆走して向こう側にたどり着く、ロープやネット、棒、壁、障害物や坂を登る、ロープや棒、雲梯にぶら下がるなどして向こう側まで渡る、腹ばいになって進む、水流に逆らって走る、滝を登る、などなど。
SASUKEほどエンターテイメント性はなく、純粋な軍事訓練に近い。もっとも大怪我はしないようになっている。でも痛いものは痛い。
「パパ、これすごーい」
「うっ、ふっ、ほっ、ふっ」
「うーっ、ミシェルちゃん、はやい」
専用のヘルメットとグラブ、そして肘と膝と肩と背中にパッドを付けたミシェルが壁を登っている。カリンとリーセもそれに続く。
「はあ……はあ……これはいい訓練になりますね」
「一通り鍛えられるようになっています」
「ミシェルちゃんもうちの娘たちも……幼いなりに頑張っていますね。ふうっ。それにしても……エト、マレイン! 二人とも何をやっている!」
「無理です、無理ーーっ!」
「これはやばいっす! あーっ、股がー!」
「お前ら、子供に負けたら分かっているだろうな!」
一通り終わらせて戻ってきた守衛隊長のレンスが守衛の中で一番年下の二人に怒鳴っている。ちなみに今は二枚の壁の間を両手両足を突っ張りながら上がっているところ。三分の二あたりで止まってしまった。
まずは僕が見本を見せ、それから守衛たちのうち最初からいた四人が挑戦した。四人はなんとかクリア。続いて新しい二人が挑戦し始めたたところでミシェルがやりたいと言い始めた。おそらくできるだろうと思ったら「カリンちゃんとリーセちゃんもいっしょに」と言った。その時の二人の顔は見物だった。思わず笑ったら二人からポコポコ叩かれたけど。
ミシェルの身体能力は普通の大人は軽々と超えているから大丈夫だろうけど、さすがにカリンとリーセにはきついんじゃないかなと思ったら意外とそうでもなかった。
最初は巨大なランニングマシンの上を走る。回転速度がそれなりに速いから、タイミングが合わないと足を乗せた瞬間に転けてしまう。エトとマレインはいきなり転けて顔を強打していた。
障害物セクションは文字通り様々な障害があるので、登ったり下りたり飛んだりぶら下がったり、四肢を限界まで使う。
最初は二枚の壁の間を登る障害。もちろんツルツルにするほど性格が悪いわけじゃないので、手や足が引っかかる程度には凸凹している。ボルダリングほど突起があるわけじゃないので、両手両足で突っ張らなければ登れない。エトとマレインもなんとか登りきれたようだ。
ミシェルたち三人はそのままだと手が届かないから、壁キックで登っていた。ミシェルはともかくカリンとリーセも並外れた瞬発力がある。
登りきったら次は下が池になっているので、棒かロープか雲梯にぶら下がって落ちないように渡るか、横にある平均台の上を歩くかして向こうまで渡る。棒に両手両足でぶら下がって渡るのが確実だけど、子供三人は平均台を走って渡った。渡ったら次は崖を下まで降りる。ここは凹みが付けてあるので、つま先や指を引っかけながら下りるしかない。
障害の最後は匍匐前進だけど、匍って進むだけなら意味があまりないから少し変えてある。その部分だけは上から余分に重力がかかるようになっているので、体が重くなってなかなか前に進めない。結果として途中で匍匐前進のようになる。
水セクションは水に逆らって走る、坂を登る、滝を登る。水泳は溺れる可能性を考えてやめた。でも例え膝までの水でも、歩くのはものすごく体力を使うからね。まずは水流に負けないように走ってから坂を上る。滝の部分はボルダリングっぽい出っ張りが付けられている。ここを登り切ったら今回のコースは終わり。
全コースとも落下の可能性があるところは下が水になっているし、プロテクターで首も保護して、万が一の場合には[治癒]がかかるようになっているから、重大な事故はないと思う。ロープで手のひらの皮がむけるくらいはあると思うけど。
「結局お前らが一番体力がないんだな。俺でも座り込むことはなかったぞ」
「面目ないです」
「俺らもビックリです」
エトとマレインがグッタリしながらレンスに説教をされている。
「明日から特訓だな。とりあえずこの一番楽なコースを軽々とこなせるようになったら次に行くか」
「軽々と?」
「そうだ。うちの娘たちを見ろ。ピンピンしているだろう」
カリンとリーセはミシェルと一緒に汗を拭きながらスポーツ飲料を飲んでいる。ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウムを含み、柑橘で酸味を付けている。糖分は少し控えめにしている。
「ジェナ、カリンとリーセってあんなに身体能力が高かったっけ? ジェナが指導を始めてくれる前あたりまでは普通の女の子だった気がするけど」
「あれは[身体強化]を覚えた結果ですね。無属性魔法は私だけでは心許なかったので、カローラ様にも指導に協力していただきました」
「たしかに最高の家庭教師だね」
カローラよりも魔法が得意な人って……いないよね? カロリッタがいい勝負できるくらいかなあ。カロリッタも普通とは言えないかもしれないけど、出力的には常識の範囲内だ。僕やマリアンは出力の調節が苦手で、とても得意とは言えない。拳銃だと思って撃ったら飛んでいったのが対艦ミサイルだったという笑うに笑えない状況になる。攻撃魔法で地形を変えたくないから、僕はあまり魔法は使わずに魔道具ばっかり。
「元々はミシェルちゃんの魔法の先生ということでしたが、あの二人にも適性がありそうでしたので一緒にということになりました。精霊魔法はまだ無理のようですが、無属性魔法を中心に水魔法と土魔法に適性があるようです」
「そのあたりが使えると便利だからね」
水魔法が使えると死ににくい。冒険中に飲み水が得られる、怪我をした部分を洗うことができる、そして意外と忘れがちだけど、体臭を落とすことで魔獣に見つかりにくくなる、そういったことが理由だ。
なかなか冒険中にのんびりお風呂に入るのは無理だと思うけど、魔獣は鼻がいいのが多いので、体をきれいにしておけば見つかりにくい。[隠密]で気配を消しても、体臭がきつければバレる。[消臭]を使って臭いを消せば大夫だけど。だから魔法だって万能じゃないし、そういった特徴が分かっていないと、まったく意味がなくなってしまう。
「魔法の講義以外にも、マノン様とマイカ様による特別講義『素敵な妻になるためには』では私も感激しました」
「それをカリンとリーセにも見せたの?」
「はい。閣下の妻になると意気込んでいました。ちなみに特別監修はフェナさんです」
「彼女たちの父親がここでこの話を聞いているんだけどね」
「私のことでしたらお気になさらず。私も妻も、娘たちを旦那様に貰っていただけるのならそれが一番だと思っておりますので」
「そこはあまり期待しないように」
「娘たちの頑張り次第でしょうね」
最初のころはカリンとリーセがミシェルと一緒にいるだけで恐縮していたのに、半年以上も経てば慣れるものだね。とりあえずミシェルとカリンとリーセは無理でしょ。その年齢になるのに一〇年近くあるから、その間にいい人を見つけてくれるといいなあ。
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