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第三章 第三部
逃亡犯(二)
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「逃げたのですか?」
「ああ、兵士一二名が一緒にいなくなったそうだ。討伐隊を編成しているが、それとは別にユーヴィ男爵に協力を頼みたい。お前から彼に連絡を取ってくれないか?」
「分かりました。ではすぐに」
レオンが側にいた白いウサギのような動物に話しかけるとそのウサギが消え、しばらくするとユーヴィ男爵が廊下から部屋に入ってきた。以前の黒い服ではなく、黒に近いが青か紫か、そのような色の服だ。
「レオンツィオ殿、急用って何かありましたか? あれ、陛下⁉」
一分も経っていないぞ。まさかこんなに早く来るとは思っていなかったのだが……。仲が良いとは言っても、ここに住んでいるわけではないよな? まあいい。
「おお、ケネス殿。急遽貴殿に頼みたいことができたのでレオンに連絡を取ってもらった。申し訳ないが、少し骨折りを頼めないだろうか?」
「ええ、もちろんです。私にできることであれば。そんなに頭を下げないでください」
彼は怒ったりすることがあるのだろうかと思えるほど穏やかな顔で私の話を聞いてくれた。
「逃亡した人たちや逃した兵士たちの名前は分かりますか」
「ああ、ここに用意してある」
彼は一覧を受け取ると少し天井を見上げるように考え、「ああ」と呟いた。
「それだけで何かが分かったのか?」
「そうですね……なぜ分かるかと聞かれても分かるからとしか言えませんが、とりあえずその逃げた二人と一二人の兵士、それから他に五人、合計一九人で固まって行動していますね。この国の北部に向かって移動しています。このまま進めば、サーブル市を通ってペレクバ湖の方へ向かうでしょうね」
「一九人? その五人が外部の協力者なのだろうか?」
「おそらくそうでしょう。その中に一人、うちとも少し縁がある人物がいまして、私としては罪を繰り返すのであればそろそろ償うべきだと思いますね」
「貴殿がそこまで言うとは、誰だ?」
「キヴィオ子爵の甥です。キヴィオ市が移転する羽目になった原因ですね」
「その話は子爵からも聞いている。貴殿は向こうでも活躍したらしいな」
「未然に防げたら活躍でしょうが、そうではありませんからね」
彼は残念そうな顔をしたが、どんな英雄でも起こるか起こらないか分からないことを前もって防ぐことはできないだろう。しかも例の者が代官になったのはかなり前の話だ。ケネス殿が前もって何かできるはずはない。
「ちなみにお聞きしますが、仮に彼らを殺さずに捕まえたとしたら、彼らにはどのような処分が下りますか?」
「この場合は全員極刑だ。逃亡犯も幇助犯もな。それ以外にはない。名誉ある死を与えることもない」
「……仕方ありませんね。では明日、現地に向かいます。申し訳ありませんが、細かな説明は後回しにさせていただきます。私が責任を持って討伐隊のみなさんを現地に連れて行きますので、どこかに集めていただけますか?」
「それなら王宮の馬車回しでいいだろう。人数はどれくらいまで大丈夫だ?」
「どれだけでも問題ありません。一九人を包囲して逃さない人数を用意してください。ではよろしくお願いします。私の方も少し準備がありますので」
「ケネス殿、いきなり呼び出してすまなかったな」
「いえ、レオンツィオ殿。何かあればいつでもどうぞ。それでは陛下、お先に失礼します」
そう言い残すとユーヴィ男爵は部屋から出て行った。
「なあ、彼はここに住んでいるのか?」
「いや、さすがにそれは。彼用に一つ部屋を用意しています」
「彼用?」
「ええ、彼は珍しい食材や料理、それ以外には妻のための美容液などを定期的に持ってきてくれるのですが、門のところで用件を伝えて色々やっていると時間がかかります。門衛とも顔見知りですから、そのあたりはかなり簡略化できますが、それでも自分の家のようには入れないでしょう。ですので最初から部屋に来てもらえばお互いに楽だろうと思ってそうしています。彼がいない時には料理長のヤーヒムがケネス殿のレシピを研究するために使っています」
「まあお前がいいなら私としては何も言うこともないが……用心がなさすぎないか?」
「大森林の暴走を四人で止めるような家族です。用心する意味がないでしょう」
「それもそうか」
敵に回れば打つ手立てはなく、味方に付けばこれほど頼もしい味方はいない。ならせいぜい友好的に接するのみだな。先ほどは「あれ、陛下⁉」と言われたが、普通ならその言い方は不敬となるかもしれないが、彼なら許せてしまう雰囲気がある。彼を恐れるわけでもないが、不思議なものだ。
「彼の口ぶりなら、おそらく捕縛や討伐は問題ないだろう。しかしなあ……レオン、彼にどのような恩賞を渡すべきだと思う?」
「通常であれば、金と名誉でしょう。もしくは王家のなるべく主筋に近いところから誰か嫁がせるか、そのあたりでしょうが……」
「金と名誉と美女か……。普通なら誰でも喜びそうだが、彼にはどれも必要なさそうだな」
「ええ、おそらくそのあたりで彼が欲しがるものはないでしょう。何が欲しいのかそのまま聞いてみるのが一番だと思います」
「そうだな、そうするか。我々が思いつかないようなものを欲しがるかもしれん」
「それはありそうですね。彼にとっては地位や名誉よりも食事の方が大切そうですから」
◆ ◆ ◆
翌日、私も王宮の前でユーヴィ男爵が来るのを兵士たちと一緒に待っていた。するとまるで散歩にでも行くかのように向こう側から歩いてきた。彼の姿を見ると、泰然自若という言葉は彼のために存在するのではないかと思えてしまう。
「陛下、遅くなって申し訳ありません」
「いや、十分早いだろう。それで彼らをどのようにして運ぶのだ?」
「それはこの異空間に入ってもらいます」
そう言うと彼は何やら白っぽい板のようなものを自分の前に出した。
「この向こうが異空間になっています。兵士のみなさんはとりあえずこの中に入ってください。椅子とテーブルとお茶も置いてありますので、向こうに着くまで自由にしてください」
兵士たちは恐る恐るその中に入っていく。全員が入るとユーヴィ男爵は板に顔を突っ込んで「大丈夫ですね。それでは一度閉じます」と声をかけて板を消した。
「では陛下、向こうに行ってきます。今日中には戻りますので」
「分かった。手間をかけるがよろしく頼む」
午後になってユーヴィ男爵が戻ってきた。兵士たちもぞろぞろと白い板の中から出てくる。討伐隊の隊長が私の前に立った。
「陛下、逃亡犯と幇助犯、合わせて一九名、間違いなく討ち取りました」
「ご苦労。よくやってくれた。ゆっくり休んでくれ。それからユーヴィ男爵は別室へ来てもらいたい」
私は兵士たちを労うとユーヴィ男爵を応接室に招いた。恩賞について率直に聞くためだ。
「ケネス殿、貴殿の苦労に報いたいのだが、正直なところ余には何も思いつかない。普通なら金や名誉や美女あたりだろうが、貴殿には必要ないだろう」
「はい。こちらも正直に言わせていただきますと、申し訳ありませんが、そのあたりは必要ないですね」
「それでだ、貴殿は何が欲しい? できる限り応えたいと思っているのだが」
「そうですね……ちょうど先日、一つお願いしたいことができたところです。物と言っていいのかどうか分かりませんが、王都にしかないものですので、それを見せていただければ」
レオンが言っていた通りにそのまま聞いてみた。彼が求めたものは私には意表を突くものだったが、彼の性格から考えればなるほどと思えるようなものだった。
「ああ、兵士一二名が一緒にいなくなったそうだ。討伐隊を編成しているが、それとは別にユーヴィ男爵に協力を頼みたい。お前から彼に連絡を取ってくれないか?」
「分かりました。ではすぐに」
レオンが側にいた白いウサギのような動物に話しかけるとそのウサギが消え、しばらくするとユーヴィ男爵が廊下から部屋に入ってきた。以前の黒い服ではなく、黒に近いが青か紫か、そのような色の服だ。
「レオンツィオ殿、急用って何かありましたか? あれ、陛下⁉」
一分も経っていないぞ。まさかこんなに早く来るとは思っていなかったのだが……。仲が良いとは言っても、ここに住んでいるわけではないよな? まあいい。
「おお、ケネス殿。急遽貴殿に頼みたいことができたのでレオンに連絡を取ってもらった。申し訳ないが、少し骨折りを頼めないだろうか?」
「ええ、もちろんです。私にできることであれば。そんなに頭を下げないでください」
彼は怒ったりすることがあるのだろうかと思えるほど穏やかな顔で私の話を聞いてくれた。
「逃亡した人たちや逃した兵士たちの名前は分かりますか」
「ああ、ここに用意してある」
彼は一覧を受け取ると少し天井を見上げるように考え、「ああ」と呟いた。
「それだけで何かが分かったのか?」
「そうですね……なぜ分かるかと聞かれても分かるからとしか言えませんが、とりあえずその逃げた二人と一二人の兵士、それから他に五人、合計一九人で固まって行動していますね。この国の北部に向かって移動しています。このまま進めば、サーブル市を通ってペレクバ湖の方へ向かうでしょうね」
「一九人? その五人が外部の協力者なのだろうか?」
「おそらくそうでしょう。その中に一人、うちとも少し縁がある人物がいまして、私としては罪を繰り返すのであればそろそろ償うべきだと思いますね」
「貴殿がそこまで言うとは、誰だ?」
「キヴィオ子爵の甥です。キヴィオ市が移転する羽目になった原因ですね」
「その話は子爵からも聞いている。貴殿は向こうでも活躍したらしいな」
「未然に防げたら活躍でしょうが、そうではありませんからね」
彼は残念そうな顔をしたが、どんな英雄でも起こるか起こらないか分からないことを前もって防ぐことはできないだろう。しかも例の者が代官になったのはかなり前の話だ。ケネス殿が前もって何かできるはずはない。
「ちなみにお聞きしますが、仮に彼らを殺さずに捕まえたとしたら、彼らにはどのような処分が下りますか?」
「この場合は全員極刑だ。逃亡犯も幇助犯もな。それ以外にはない。名誉ある死を与えることもない」
「……仕方ありませんね。では明日、現地に向かいます。申し訳ありませんが、細かな説明は後回しにさせていただきます。私が責任を持って討伐隊のみなさんを現地に連れて行きますので、どこかに集めていただけますか?」
「それなら王宮の馬車回しでいいだろう。人数はどれくらいまで大丈夫だ?」
「どれだけでも問題ありません。一九人を包囲して逃さない人数を用意してください。ではよろしくお願いします。私の方も少し準備がありますので」
「ケネス殿、いきなり呼び出してすまなかったな」
「いえ、レオンツィオ殿。何かあればいつでもどうぞ。それでは陛下、お先に失礼します」
そう言い残すとユーヴィ男爵は部屋から出て行った。
「なあ、彼はここに住んでいるのか?」
「いや、さすがにそれは。彼用に一つ部屋を用意しています」
「彼用?」
「ええ、彼は珍しい食材や料理、それ以外には妻のための美容液などを定期的に持ってきてくれるのですが、門のところで用件を伝えて色々やっていると時間がかかります。門衛とも顔見知りですから、そのあたりはかなり簡略化できますが、それでも自分の家のようには入れないでしょう。ですので最初から部屋に来てもらえばお互いに楽だろうと思ってそうしています。彼がいない時には料理長のヤーヒムがケネス殿のレシピを研究するために使っています」
「まあお前がいいなら私としては何も言うこともないが……用心がなさすぎないか?」
「大森林の暴走を四人で止めるような家族です。用心する意味がないでしょう」
「それもそうか」
敵に回れば打つ手立てはなく、味方に付けばこれほど頼もしい味方はいない。ならせいぜい友好的に接するのみだな。先ほどは「あれ、陛下⁉」と言われたが、普通ならその言い方は不敬となるかもしれないが、彼なら許せてしまう雰囲気がある。彼を恐れるわけでもないが、不思議なものだ。
「彼の口ぶりなら、おそらく捕縛や討伐は問題ないだろう。しかしなあ……レオン、彼にどのような恩賞を渡すべきだと思う?」
「通常であれば、金と名誉でしょう。もしくは王家のなるべく主筋に近いところから誰か嫁がせるか、そのあたりでしょうが……」
「金と名誉と美女か……。普通なら誰でも喜びそうだが、彼にはどれも必要なさそうだな」
「ええ、おそらくそのあたりで彼が欲しがるものはないでしょう。何が欲しいのかそのまま聞いてみるのが一番だと思います」
「そうだな、そうするか。我々が思いつかないようなものを欲しがるかもしれん」
「それはありそうですね。彼にとっては地位や名誉よりも食事の方が大切そうですから」
◆ ◆ ◆
翌日、私も王宮の前でユーヴィ男爵が来るのを兵士たちと一緒に待っていた。するとまるで散歩にでも行くかのように向こう側から歩いてきた。彼の姿を見ると、泰然自若という言葉は彼のために存在するのではないかと思えてしまう。
「陛下、遅くなって申し訳ありません」
「いや、十分早いだろう。それで彼らをどのようにして運ぶのだ?」
「それはこの異空間に入ってもらいます」
そう言うと彼は何やら白っぽい板のようなものを自分の前に出した。
「この向こうが異空間になっています。兵士のみなさんはとりあえずこの中に入ってください。椅子とテーブルとお茶も置いてありますので、向こうに着くまで自由にしてください」
兵士たちは恐る恐るその中に入っていく。全員が入るとユーヴィ男爵は板に顔を突っ込んで「大丈夫ですね。それでは一度閉じます」と声をかけて板を消した。
「では陛下、向こうに行ってきます。今日中には戻りますので」
「分かった。手間をかけるがよろしく頼む」
午後になってユーヴィ男爵が戻ってきた。兵士たちもぞろぞろと白い板の中から出てくる。討伐隊の隊長が私の前に立った。
「陛下、逃亡犯と幇助犯、合わせて一九名、間違いなく討ち取りました」
「ご苦労。よくやってくれた。ゆっくり休んでくれ。それからユーヴィ男爵は別室へ来てもらいたい」
私は兵士たちを労うとユーヴィ男爵を応接室に招いた。恩賞について率直に聞くためだ。
「ケネス殿、貴殿の苦労に報いたいのだが、正直なところ余には何も思いつかない。普通なら金や名誉や美女あたりだろうが、貴殿には必要ないだろう」
「はい。こちらも正直に言わせていただきますと、申し訳ありませんが、そのあたりは必要ないですね」
「それでだ、貴殿は何が欲しい? できる限り応えたいと思っているのだが」
「そうですね……ちょうど先日、一つお願いしたいことができたところです。物と言っていいのかどうか分かりませんが、王都にしかないものですので、それを見せていただければ」
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