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第三章 第四部
調査報告書 一二月
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《カローラ>ご主人様、ぜひ会ってほしい人がいるのですが、今から戻れますか?》
《ケネス>五分ほどで戻るよ》
クローズドなチャットにカローラから連絡が入った。面白いのは最初だけですぐ飽きるかなと思ったら意外にそうではなかった。みんなそれなりに活用しているようだね。
◆ ◆ ◆
僕が屋敷に戻って応接室に入ると、リゼッタとカローラとマイカが見たことのない女性と話をしていた。側にはジェナも控えている。
「あ……ケネス様、初めまして。いつも……お世話になっています。ヴァウラと申します。お見知りおきください」
「初めまして、ケネスです」
真面目そうな女性だね。まあカローラもマイカも見た目は真面目そうだけどね。
「ようこそユーヴィ市へ。それで、今日はどのような要件ですか?」
「ご主人様、こちらが私の部下のヴァウラです。以前からコンラートの頼んでいた調査の報告書を持ってきてくれました。一応これが最新の報告ですね」
「はい、コンラート様でも今の時点で分かるのはそれが限界だということです。それ以上はいくらデータを掘っても出てこなかったそうです」
「ああ、あの件ですか。ありがとうございます。カローラ、どれくらいあったの?」
「はい、どうぞ」
カローラから渡されたファイルの表紙には、単に「調査報告書(秘)」とだけ書かれていた。
「僕が見ていいの? 一応準管理者だけど」
「大丈夫です。本当に危険な情報は持ち出せませんので。ご主人様が見ても問題ない情報だけ持って来てもらったようなものですから」
「はい、問題ありません」
「それじゃ遠慮なく」
書類は一〇枚ほど。それほど多くはなさそう。サッと中を見ると……
「大森林が一番の問題だった?」
「はい、おそらくそうなると思われます」
僕の独り言にヴァウラさんが答えてくれた。
「あの場所に関しましては、設定変更にロックがかけられています。設定者がいなくなった今、元に戻すことは誰にもできなくなってしまいました」
「カローラや他の上級管理者でも無理だということですか?」
「はい。今回の件で問題なとなっているのは権限の所有権の問題です。例えば、パソコンのファイルにロックがかけられ、ロックをかけた人物が亡くなり、その後に調べてみたら認証方式が生体認証だった、という状況です」
うわあ。ファイルだけあっても仕方がない。
「絶望的ですね」
「はい。現在分かっている範囲ではという注釈付きですが、ロックがかかっているのはこの惑星の大森林のみで、他の場所にはかかっていませんでした。他の惑星にもロックがかかった場所がないことは確認しています。すでに一部の有害な場所は設定の解除をしていただいたようですが、もし見かけたら今後も引き続き解除をお願いします」
「その設定ですが、有効活用しようと思ってそのままにしているところもありますが、それは問題ありませんか?」
「はい、馬の件とナルヴァ町から西の件ですね。この惑星の生態系に直接的な害があるわけではありませんので、今のところは問題ありません。我々下級管理者も、必要に応じて一部地域で設定の変更を行ったりします。お聞きだとは思いますが、基本的にはそれぞれの世界を維持する、長持ちさせるのが一番の目的です」
普段から上で働いている管理者さんが言うなら間違いないだろう。もちろんカローラが適当なことを言っているとは思わないけど、現地で作業をしている人が大丈夫というなら大丈夫だろう。
「先輩、ヴァウラさんは私が死んだ時に魂をカローラさんのところに作れていってくれた人なんですよ」
「あ、そうでしたか。その節はお世話になりまして」
「いえいえ、私はカローラ様に確認を取ってお連れしただけです」
「それに、少女漫画や魚介類はヴァウラさんが買ってくれているそうです」
「え? それはわざわざすみません。以前からお世話になりっぱなしのようで」
「いえいえ、知見を広めるためにも大いに役立っていますので」
知見?
「おかしな言葉がありましたが、知見とは?」
「世の中には様々な嗜好が存在するということを、少女漫画のみならず、様々なジャンルの漫画や薄い本を読むことで理解するようになりました」
「その薄い本の中には世間的にはあまり理解しない方がいいことも含まれてませんか?」
別に薄い本が良いとか悪いいうわけじゃないけど、踏み込むべきではないところはあると思う。
「いえ、世に広めるべきことばかりだと、これまで私は何をしていたのかと、恥じるような思いで即売会場で列に並んでいました」
「わざわざ並んだのですか?」
「はい。いわゆるデジタルデータではけっして味わうことのできない手触り、インクの香り、そして作者の熱意、さらには執念、怨念。それらを求める多くの者たちの魂の響き。上限冊数まで買い込み、観賞用、保存用、寝室用、布教用、そしてマイカさんにお渡しする用、残りは職場の書庫に並べました」
いや、そういう意味で聞いたんじゃないんだけどね。
「マイカ、ヴァウラさんを染めちゃってどうするの」
「ヴァウラさんは元々そっち寄りの人だったので大丈夫です」
「そっち寄り?」
でも少女漫画は読んでいなかったようなことを言ってたよね?
「はい、私も管理者になる前の前は文筆活動をしていました。ケネス様の時代では日記文学として知られていたかと思います」
「日記文学ですか。日本なら紫式部とか和泉式部とか、そのあたりですか?」
「はい、まさにその時代です。知り合い二人の名前を当てられるとは思いませんでした。さすがにしーさんやいーちゃんほどは才能もありませんでしたが」
「しーさんといーちゃん……」
芸能人の友達が取材であだ名を口にするような感じだろうか。
「私は匿名で活動していましたので、名前も作品も残っていません」
「僕は日本文学には詳しくはないのですが、そのお二人の当時の評価はどうだったんですか?」
「そうですね、ケネス様がご存命だった時代の評価と大きくは変わらないと思います。しーさんは堅実という評価でした。いーちゃんは少し男癖が悪くて、それが原因で問題も起こしましたが、表現力は私などでは遠く及びませんでした。もし私の作品が残っていたとしても恥ずかしくて処分したでしょうが」
「何と言ったらいいのか、ものすごく対照的な二人が頭に浮かびました」
「おそらくそれで当たっていると思います」
◆ ◆ ◆
「そうすると、大森林はこれ以上はどうにもならなくて、やれるとすれば吸い出す魔素の量を増やすしかない、ということですね」
「現段階ではそうなります。そこで問題になるのが、本来は魔素の量は常に一定であるはずですが、そこに細工がされていますので、この惑星では増え続けているということです」
「ええっと、魔素が魔力になってまた魔素に戻るので本来は一定ですよね。それなら外部から持ち込まれているということですか?」
「はい。多くの世界で魔素が減っています。もちろん魔素がなくても問題がない世界もありますので、そのすべての世界が困っているわけではないのですが」
ヴァウラさん曰く、一〇〇を超える世界で魔素の量が減っているらしい。その魔素が大森林に持ち込まれていることになっている。
魔素は大気中に微量ながら存在する。人や動物や植物がそれを取り込むと魔力に変わる。魔法を使うなどして魔力が消費されると、魔力はまた魔素に戻る。だから総量は変わらないはず。
ところが他の世界から大森林に魔素が持ち込まれ、その結果として強い魔獣がポコポコと生まれている。現在はその濃い魔素を吸い出して魔力に変換して溜めている。
でも魔素が減っている世界があるというのならそこへ戻した方がいいだろう。もったいない気もするけど、ちょっと多すぎるからね。
「現在魔力として溜めている異空間から、戻すべき世界へ魔力のまま移すということで大丈夫ですか?」
「はい。ケネス様が魔素を変換している方法はカローラ様から伺っています。その魔力の接続先を一部変えていただくだけで大丈夫です。魔素に戻さなくてもいずれは戻りますので」
「それならチャチャッとやりますよ」
「では移動先と魔力の量はこの表のようにお願いします」
ええっと……思ったよりも少ない?
「吸い出している量とかなり違うのですが」
「多くは人の住んでいない場所から運ばれています。この表にあるのは生命の存在する惑星のみです」
「ああ、なるほど」
管理者は世界を長持ちさせるのが仕事。でもそれは住んでいる人のことを考えてのこと。生命が存在しない惑星なら魔素があっても使われることはない。ドライかもしれないけど、そこまで気にしないということだね。
《ケネス>五分ほどで戻るよ》
クローズドなチャットにカローラから連絡が入った。面白いのは最初だけですぐ飽きるかなと思ったら意外にそうではなかった。みんなそれなりに活用しているようだね。
◆ ◆ ◆
僕が屋敷に戻って応接室に入ると、リゼッタとカローラとマイカが見たことのない女性と話をしていた。側にはジェナも控えている。
「あ……ケネス様、初めまして。いつも……お世話になっています。ヴァウラと申します。お見知りおきください」
「初めまして、ケネスです」
真面目そうな女性だね。まあカローラもマイカも見た目は真面目そうだけどね。
「ようこそユーヴィ市へ。それで、今日はどのような要件ですか?」
「ご主人様、こちらが私の部下のヴァウラです。以前からコンラートの頼んでいた調査の報告書を持ってきてくれました。一応これが最新の報告ですね」
「はい、コンラート様でも今の時点で分かるのはそれが限界だということです。それ以上はいくらデータを掘っても出てこなかったそうです」
「ああ、あの件ですか。ありがとうございます。カローラ、どれくらいあったの?」
「はい、どうぞ」
カローラから渡されたファイルの表紙には、単に「調査報告書(秘)」とだけ書かれていた。
「僕が見ていいの? 一応準管理者だけど」
「大丈夫です。本当に危険な情報は持ち出せませんので。ご主人様が見ても問題ない情報だけ持って来てもらったようなものですから」
「はい、問題ありません」
「それじゃ遠慮なく」
書類は一〇枚ほど。それほど多くはなさそう。サッと中を見ると……
「大森林が一番の問題だった?」
「はい、おそらくそうなると思われます」
僕の独り言にヴァウラさんが答えてくれた。
「あの場所に関しましては、設定変更にロックがかけられています。設定者がいなくなった今、元に戻すことは誰にもできなくなってしまいました」
「カローラや他の上級管理者でも無理だということですか?」
「はい。今回の件で問題なとなっているのは権限の所有権の問題です。例えば、パソコンのファイルにロックがかけられ、ロックをかけた人物が亡くなり、その後に調べてみたら認証方式が生体認証だった、という状況です」
うわあ。ファイルだけあっても仕方がない。
「絶望的ですね」
「はい。現在分かっている範囲ではという注釈付きですが、ロックがかかっているのはこの惑星の大森林のみで、他の場所にはかかっていませんでした。他の惑星にもロックがかかった場所がないことは確認しています。すでに一部の有害な場所は設定の解除をしていただいたようですが、もし見かけたら今後も引き続き解除をお願いします」
「その設定ですが、有効活用しようと思ってそのままにしているところもありますが、それは問題ありませんか?」
「はい、馬の件とナルヴァ町から西の件ですね。この惑星の生態系に直接的な害があるわけではありませんので、今のところは問題ありません。我々下級管理者も、必要に応じて一部地域で設定の変更を行ったりします。お聞きだとは思いますが、基本的にはそれぞれの世界を維持する、長持ちさせるのが一番の目的です」
普段から上で働いている管理者さんが言うなら間違いないだろう。もちろんカローラが適当なことを言っているとは思わないけど、現地で作業をしている人が大丈夫というなら大丈夫だろう。
「先輩、ヴァウラさんは私が死んだ時に魂をカローラさんのところに作れていってくれた人なんですよ」
「あ、そうでしたか。その節はお世話になりまして」
「いえいえ、私はカローラ様に確認を取ってお連れしただけです」
「それに、少女漫画や魚介類はヴァウラさんが買ってくれているそうです」
「え? それはわざわざすみません。以前からお世話になりっぱなしのようで」
「いえいえ、知見を広めるためにも大いに役立っていますので」
知見?
「おかしな言葉がありましたが、知見とは?」
「世の中には様々な嗜好が存在するということを、少女漫画のみならず、様々なジャンルの漫画や薄い本を読むことで理解するようになりました」
「その薄い本の中には世間的にはあまり理解しない方がいいことも含まれてませんか?」
別に薄い本が良いとか悪いいうわけじゃないけど、踏み込むべきではないところはあると思う。
「いえ、世に広めるべきことばかりだと、これまで私は何をしていたのかと、恥じるような思いで即売会場で列に並んでいました」
「わざわざ並んだのですか?」
「はい。いわゆるデジタルデータではけっして味わうことのできない手触り、インクの香り、そして作者の熱意、さらには執念、怨念。それらを求める多くの者たちの魂の響き。上限冊数まで買い込み、観賞用、保存用、寝室用、布教用、そしてマイカさんにお渡しする用、残りは職場の書庫に並べました」
いや、そういう意味で聞いたんじゃないんだけどね。
「マイカ、ヴァウラさんを染めちゃってどうするの」
「ヴァウラさんは元々そっち寄りの人だったので大丈夫です」
「そっち寄り?」
でも少女漫画は読んでいなかったようなことを言ってたよね?
「はい、私も管理者になる前の前は文筆活動をしていました。ケネス様の時代では日記文学として知られていたかと思います」
「日記文学ですか。日本なら紫式部とか和泉式部とか、そのあたりですか?」
「はい、まさにその時代です。知り合い二人の名前を当てられるとは思いませんでした。さすがにしーさんやいーちゃんほどは才能もありませんでしたが」
「しーさんといーちゃん……」
芸能人の友達が取材であだ名を口にするような感じだろうか。
「私は匿名で活動していましたので、名前も作品も残っていません」
「僕は日本文学には詳しくはないのですが、そのお二人の当時の評価はどうだったんですか?」
「そうですね、ケネス様がご存命だった時代の評価と大きくは変わらないと思います。しーさんは堅実という評価でした。いーちゃんは少し男癖が悪くて、それが原因で問題も起こしましたが、表現力は私などでは遠く及びませんでした。もし私の作品が残っていたとしても恥ずかしくて処分したでしょうが」
「何と言ったらいいのか、ものすごく対照的な二人が頭に浮かびました」
「おそらくそれで当たっていると思います」
◆ ◆ ◆
「そうすると、大森林はこれ以上はどうにもならなくて、やれるとすれば吸い出す魔素の量を増やすしかない、ということですね」
「現段階ではそうなります。そこで問題になるのが、本来は魔素の量は常に一定であるはずですが、そこに細工がされていますので、この惑星では増え続けているということです」
「ええっと、魔素が魔力になってまた魔素に戻るので本来は一定ですよね。それなら外部から持ち込まれているということですか?」
「はい。多くの世界で魔素が減っています。もちろん魔素がなくても問題がない世界もありますので、そのすべての世界が困っているわけではないのですが」
ヴァウラさん曰く、一〇〇を超える世界で魔素の量が減っているらしい。その魔素が大森林に持ち込まれていることになっている。
魔素は大気中に微量ながら存在する。人や動物や植物がそれを取り込むと魔力に変わる。魔法を使うなどして魔力が消費されると、魔力はまた魔素に戻る。だから総量は変わらないはず。
ところが他の世界から大森林に魔素が持ち込まれ、その結果として強い魔獣がポコポコと生まれている。現在はその濃い魔素を吸い出して魔力に変換して溜めている。
でも魔素が減っている世界があるというのならそこへ戻した方がいいだろう。もったいない気もするけど、ちょっと多すぎるからね。
「現在魔力として溜めている異空間から、戻すべき世界へ魔力のまま移すということで大丈夫ですか?」
「はい。ケネス様が魔素を変換している方法はカローラ様から伺っています。その魔力の接続先を一部変えていただくだけで大丈夫です。魔素に戻さなくてもいずれは戻りますので」
「それならチャチャッとやりますよ」
「では移動先と魔力の量はこの表のようにお願いします」
ええっと……思ったよりも少ない?
「吸い出している量とかなり違うのですが」
「多くは人の住んでいない場所から運ばれています。この表にあるのは生命の存在する惑星のみです」
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