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余談
座談会(世界観編)
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この話はストーリーの進行とはまったく関係ありません。
ただ単にメタな視点で設定や裏話を座談会のようにダラダラ続けるという内容です。
ほぼ登場人物たちの会話で成り立っています。
それでもよろしければどうぞ。
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フェリン王国のどこにあるか分からないある場所で、謎の話し合いが行われようとしていた。
「ケネス、どうしてこのタイミングなのですか? 話の中ではちょうど年末でキリはいいかもしれませんが。話のストックが尽きたとか?」
「いや、もう少し先までは考えているらしいよ」
「そこまで切実ではないということですか?」
「漫画が原作になっているアニメで、アニメの方が原作に追いつきそうになると登場人物が野球をしたりするでしょ? あれと同じらしい」
「これは漫画でもアニメでもありませんが」
「一度まとめておかないと自分でも分からなくなるから、そのチェックも兼ねて適当に喋ってほしいって」
「『世界観編』と書かれているということは、他にもあるのですか?」
「まだいくつかはありそうだね」
「そもそも以前に設定集のようなものを書いていたはずですが」
「あの形式だと書きたいことが上手く書けないらしくて、結局こうやってダラダラ書く方が性に合っているらしい」
「それでは皆様、ここからは閣下の秘書である私ジェナが司会進行を務めます。お茶とお茶菓子は手元にありますか? 質問がある方は閣下にお願いします。では閣下、まずは世界観編ということですが、まず簡単に世界観の説明をお願いします」
「この話を読んでくれている方はなんとなく分かっていると思うけど、管理者という神のような存在がいて、この人たちが無数にある世界の管理をしている、というありがちな設定かな、カローラ?」
「わりとありがちですね。管理者には上級、中級、下級の三つがあり、幹部、中間管理職、平社員のような立ち位置になります。私は現在休職中の上級管理者、コンラートが中級管理者、ヴァウラが下級管理者、ご主人様が準管理者、リゼッタさんが準管理者補佐となっています。正社員に当たるのは上級、中級、下級のみです」
「カローラ、補足をありがとう。上級管理者は幹部ということになっているけど、どれだけ人数がいるのかは自分たちでも分からない。上級管理者でさえ処分されることはあるけど、誰がどのように処分しているのかは分からない。彼らは誰から指示されたわけでもなく、ただ単にスカウトされてはその仕事をこなし、上から認められて昇進し、さらに新人をスカウトする。それを延々と繰り返しながら、無数の世界をできる限り長持ちさせるために働いている縁の下の力持ちでもある。そのような存在がたまにはっちゃけるのがこの話、ということでいいかな」
「はっちゃけたのはカローラ様くらいではないでしょうか?」
「まあそうかもしれないけどね」
「それで話の中ではコンビニに例えられているけど、実際のコンビニとは全然違うよ」
「閣下、そのあたりももう一度お願いします」
「はいはい。コンビニチェーンっていっぱいあるけど、カローラはあるコンビニチェーンの幹部級の人材っていうことになる」
「私は実は偉いのです」
「そうそう。今のところカローラですら数人しか知らないことになっている。そのコンビニチェーンのエリアマネージャー的な存在が中級管理者のコンラートさん。例えば関東エリアについて責任を持って監督するっていう立場だね」
「まあ実際には上と下がしっかりしていれば大変な仕事ではありませんがね。上と下が……しっかりしていれば……」
「そこで落ち込まないで下さい。そして個々のコンビニで雇われ店長をするのが下級管理者のヴァウラさん」
「はい。一人一店舗では大変ですので、二〇人で一〇店舗くらいの割合で共同で管理しています。そうすれば一人二人倒れても大丈夫ですから」
「そしてそれぞれの店舗で臨時に雇われるバイトが僕のような準管理者。いわゆる非正規になる」
「私は二階級の降格で、準管理者補佐という立場です。バイトの友達が人手が足りなくて急に働かされることになった、という状況に近いです。準管理者も準管理者補佐も、何か急に人手が必要になったので雇われることが多い立場です」
「それでコンビニチェーンだけど、チェーンの数はいくつあるのか分からないんだよね?」
「はい、全然分かりません。少なくとも他に最低一つはありそうだということは分かっています。ですが、それ以上は分かりません」
「他のコンビニチェーンは出てきそう?」
「そこまで話を広げて、それできれいにまとめられると思いますか?」
「無理だろうね」
「では閣下、次はこの舞台についてお願いします」
「まずこの国のある惑星はとにかく大きい、ということになっている」
「木星くらいですか~?」
「さすがにそこまでは。地球の外周がざっと四万キロ、この惑星が一五万キロ、木星が四五万キロ。大きさ的には海王星より少し小さいくらい」
「重力で潰れませんか~?」
「そこは魔素という謎物質でOK」
「閣下、いきなり投げやりになられると困りますが」
「いや、そこなんだけどね。この惑星はスーパーアースよりもずっと大きいわけで、その点から突っ込めば、人が住んでいるのはおかしいってことになりかねないの。とりあえず別世界の謎ってことにしておいて。そうしないと鳥が飛べなくなるし、人も二本足で歩けないから」
「はあ」
「とりあえず、大陸の数も地球よりも多く、国の数も多い。多いけど広いからそこまで戦争をして領土を広げようとする国も少ない。フェリン王国はほとんど海に面していないので、船を使って別の大陸と交易をすることは行っていない、てとこかな」
「私の出身であるクルディ王国は海に囲まれた国ですので、別大陸との海上交易も盛んです」
ただ単にメタな視点で設定や裏話を座談会のようにダラダラ続けるという内容です。
ほぼ登場人物たちの会話で成り立っています。
それでもよろしければどうぞ。
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フェリン王国のどこにあるか分からないある場所で、謎の話し合いが行われようとしていた。
「ケネス、どうしてこのタイミングなのですか? 話の中ではちょうど年末でキリはいいかもしれませんが。話のストックが尽きたとか?」
「いや、もう少し先までは考えているらしいよ」
「そこまで切実ではないということですか?」
「漫画が原作になっているアニメで、アニメの方が原作に追いつきそうになると登場人物が野球をしたりするでしょ? あれと同じらしい」
「これは漫画でもアニメでもありませんが」
「一度まとめておかないと自分でも分からなくなるから、そのチェックも兼ねて適当に喋ってほしいって」
「『世界観編』と書かれているということは、他にもあるのですか?」
「まだいくつかはありそうだね」
「そもそも以前に設定集のようなものを書いていたはずですが」
「あの形式だと書きたいことが上手く書けないらしくて、結局こうやってダラダラ書く方が性に合っているらしい」
「それでは皆様、ここからは閣下の秘書である私ジェナが司会進行を務めます。お茶とお茶菓子は手元にありますか? 質問がある方は閣下にお願いします。では閣下、まずは世界観編ということですが、まず簡単に世界観の説明をお願いします」
「この話を読んでくれている方はなんとなく分かっていると思うけど、管理者という神のような存在がいて、この人たちが無数にある世界の管理をしている、というありがちな設定かな、カローラ?」
「わりとありがちですね。管理者には上級、中級、下級の三つがあり、幹部、中間管理職、平社員のような立ち位置になります。私は現在休職中の上級管理者、コンラートが中級管理者、ヴァウラが下級管理者、ご主人様が準管理者、リゼッタさんが準管理者補佐となっています。正社員に当たるのは上級、中級、下級のみです」
「カローラ、補足をありがとう。上級管理者は幹部ということになっているけど、どれだけ人数がいるのかは自分たちでも分からない。上級管理者でさえ処分されることはあるけど、誰がどのように処分しているのかは分からない。彼らは誰から指示されたわけでもなく、ただ単にスカウトされてはその仕事をこなし、上から認められて昇進し、さらに新人をスカウトする。それを延々と繰り返しながら、無数の世界をできる限り長持ちさせるために働いている縁の下の力持ちでもある。そのような存在がたまにはっちゃけるのがこの話、ということでいいかな」
「はっちゃけたのはカローラ様くらいではないでしょうか?」
「まあそうかもしれないけどね」
「それで話の中ではコンビニに例えられているけど、実際のコンビニとは全然違うよ」
「閣下、そのあたりももう一度お願いします」
「はいはい。コンビニチェーンっていっぱいあるけど、カローラはあるコンビニチェーンの幹部級の人材っていうことになる」
「私は実は偉いのです」
「そうそう。今のところカローラですら数人しか知らないことになっている。そのコンビニチェーンのエリアマネージャー的な存在が中級管理者のコンラートさん。例えば関東エリアについて責任を持って監督するっていう立場だね」
「まあ実際には上と下がしっかりしていれば大変な仕事ではありませんがね。上と下が……しっかりしていれば……」
「そこで落ち込まないで下さい。そして個々のコンビニで雇われ店長をするのが下級管理者のヴァウラさん」
「はい。一人一店舗では大変ですので、二〇人で一〇店舗くらいの割合で共同で管理しています。そうすれば一人二人倒れても大丈夫ですから」
「そしてそれぞれの店舗で臨時に雇われるバイトが僕のような準管理者。いわゆる非正規になる」
「私は二階級の降格で、準管理者補佐という立場です。バイトの友達が人手が足りなくて急に働かされることになった、という状況に近いです。準管理者も準管理者補佐も、何か急に人手が必要になったので雇われることが多い立場です」
「それでコンビニチェーンだけど、チェーンの数はいくつあるのか分からないんだよね?」
「はい、全然分かりません。少なくとも他に最低一つはありそうだということは分かっています。ですが、それ以上は分かりません」
「他のコンビニチェーンは出てきそう?」
「そこまで話を広げて、それできれいにまとめられると思いますか?」
「無理だろうね」
「では閣下、次はこの舞台についてお願いします」
「まずこの国のある惑星はとにかく大きい、ということになっている」
「木星くらいですか~?」
「さすがにそこまでは。地球の外周がざっと四万キロ、この惑星が一五万キロ、木星が四五万キロ。大きさ的には海王星より少し小さいくらい」
「重力で潰れませんか~?」
「そこは魔素という謎物質でOK」
「閣下、いきなり投げやりになられると困りますが」
「いや、そこなんだけどね。この惑星はスーパーアースよりもずっと大きいわけで、その点から突っ込めば、人が住んでいるのはおかしいってことになりかねないの。とりあえず別世界の謎ってことにしておいて。そうしないと鳥が飛べなくなるし、人も二本足で歩けないから」
「はあ」
「とりあえず、大陸の数も地球よりも多く、国の数も多い。多いけど広いからそこまで戦争をして領土を広げようとする国も少ない。フェリン王国はほとんど海に面していないので、船を使って別の大陸と交易をすることは行っていない、てとこかな」
「私の出身であるクルディ王国は海に囲まれた国ですので、別大陸との海上交易も盛んです」
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