新米エルフとぶらり旅

椎井瑛弥

文字の大きさ
216 / 278
余談

座談会(世界観編)

しおりを挟む
 この話はストーリーの進行とはまったく関係ありません。

 ただ単にメタな視点で設定や裏話を座談会のようにダラダラ続けるという内容です。

 ほぼ登場人物たちの会話で成り立っています。

 それでもよろしければどうぞ。

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 フェリン王国のどこにあるか分からないある場所で、謎の話し合いが行われようとしていた。

「ケネス、どうしてこのタイミングなのですか? 話の中ではちょうど年末でキリはいいかもしれませんが。話のストックが尽きたとか?」
「いや、もう少し先までは考えているらしいよ」
「そこまで切実ではないということですか?」
「漫画が原作になっているアニメで、アニメの方が原作に追いつきそうになると登場人物が野球をしたりするでしょ? あれと同じらしい」
「これは漫画でもアニメでもありませんが」
「一度まとめておかないと自分でも分からなくなるから、そのチェックも兼ねて適当に喋ってほしいって」
「『世界観編』と書かれているということは、他にもあるのですか?」
「まだいくつかはありそうだね」
「そもそも以前に設定集のようなものを書いていたはずですが」
「あの形式だと書きたいことが上手く書けないらしくて、結局こうやってダラダラ書く方が性に合っているらしい」



「それでは皆様、ここからは閣下の秘書である私ジェナが司会進行を務めます。お茶とお茶菓子は手元にありますか? 質問がある方は閣下にお願いします。では閣下、まずは世界観編ということですが、まず簡単に世界観の説明をお願いします」
「この話を読んでくれている方はなんとなく分かっていると思うけど、管理者という神のような存在がいて、この人たちが無数にある世界の管理をしている、というありがちな設定かな、カローラ?」
「わりとありがちですね。管理者には上級、中級、下級の三つがあり、幹部、中間管理職、平社員のような立ち位置になります。私は現在休職中の上級管理者、コンラートが中級管理者、ヴァウラが下級管理者、ご主人様が準管理者、リゼッタさんが準管理者補佐となっています。正社員に当たるのは上級、中級、下級のみです」
「カローラ、補足をありがとう。上級管理者は幹部ということになっているけど、どれだけ人数がいるのかは自分たちでも分からない。上級管理者でさえ処分されることはあるけど、誰がどのように処分しているのかは分からない。彼らは誰から指示されたわけでもなく、ただ単にスカウトされてはその仕事をこなし、上から認められて昇進し、さらに新人をスカウトする。それを延々と繰り返しながら、無数の世界をできる限り長持ちさせるために働いている縁の下の力持ちでもある。そのような存在がたまにのがこの話、ということでいいかな」
「はっちゃけたのはカローラ様くらいではないでしょうか?」
「まあそうかもしれないけどね」

「それで話の中ではコンビニに例えられているけど、実際のコンビニとは全然違うよ」
「閣下、そのあたりももう一度お願いします」
「はいはい。コンビニチェーンっていっぱいあるけど、カローラはあるコンビニチェーンの幹部級の人材っていうことになる」
「私は実は偉いのです」
「そうそう。今のところカローラですら数人しか知らないことになっている。そのコンビニチェーンのエリアマネージャー的な存在が中級管理者のコンラートさん。例えば関東エリアについて責任を持って監督するっていう立場だね」
「まあ実際には上と下がしっかりしていれば大変な仕事ではありませんがね。上と下が……しっかりしていれば……」
「そこで落ち込まないで下さい。そして個々のコンビニで雇われ店長をするのが下級管理者のヴァウラさん」
「はい。一人一店舗では大変ですので、二〇人で一〇店舗くらいの割合で共同で管理しています。そうすれば一人二人倒れても大丈夫ですから」
「そしてそれぞれの店舗で臨時に雇われるバイトが僕のような準管理者。いわゆる非正規になる」
「私は二階級の降格で、準管理者補佐という立場です。バイトの友達が人手が足りなくて急に働かされることになった、という状況に近いです。準管理者も準管理者補佐も、何か急に人手が必要になったので雇われることが多い立場です」

「それでコンビニチェーンだけど、チェーンの数はいくつあるのか分からないんだよね?」
「はい、全然分かりません。少なくとも他に最低一つはありそうだということは分かっています。ですが、それ以上は分かりません」
「他のコンビニチェーンは出てきそう?」
「そこまで話を広げて、それできれいにまとめられると思いますか?」
「無理だろうね」

「では閣下、次はこの舞台についてお願いします」
「まずこの国のある惑星はとにかく大きい、ということになっている」
「木星くらいですか~?」
「さすがにそこまでは。地球の外周がざっと四万キロ、この惑星が一五万キロ、木星が四五万キロ。大きさ的には海王星より少し小さいくらい」
「重力で潰れませんか~?」
「そこは魔素という謎物質でOK」
「閣下、いきなり投げやりになられると困りますが」
「いや、そこなんだけどね。この惑星はスーパーアース巨大地球型惑星よりもずっと大きいわけで、その点から突っ込めば、人が住んでいるのはおかしいってことになりかねないの。とりあえず別世界の謎ってことにしておいて。そうしないと鳥が飛べなくなるし、人も二本足で歩けないから」
「はあ」
「とりあえず、大陸の数も地球よりも多く、国の数も多い。多いけど広いからそこまで戦争をして領土を広げようとする国も少ない。フェリン王国はほとんど海に面していないので、船を使って別の大陸と交易をすることは行っていない、てとこかな」
「私の出身であるクルディ王国は海に囲まれた国ですので、別大陸との海上交易も盛んです」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

最強の異世界やりすぎ旅行記

萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。 そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。 「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」 バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!? 最強が無双する異世界ファンタジー開幕!

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!

ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!? 夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。 しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。 うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。 次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。 そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。 遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。 別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。 Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって! すごいよね。 ――――――――― 以前公開していた小説のセルフリメイクです。 アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。 基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。 1話2000~3000文字で毎日更新してます。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ

天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。 ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。 そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。 よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。 そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。 こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

処理中です...