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余談
座談会(続・内政編)
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この話はストーリーの進行とはまったく関係ありません。
ただ単にメタな視点で設定や裏話を座談会のようにダラダラ続けるという内容です。
ほぼ登場人物たちの会話で成り立っています。
それでもよろしければどうぞ。
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「ジェナは……休憩かな? とりあえずまだ座談会を続けるみたいだね」
「そうそう先輩、ついでに一つ気になってたんですけど」
「わざわざ聞くって何?」
「領主になってから、城門のところにある衛兵たちの詰所を改装しましたよね。城壁を移動させたらあの詰所はどうなったんですか?」
「ああ、あれは交番のような使い方をしてるよ。面積的にはかなり広くなったからね。数も増やして、もし何かあればすぐに衛兵が駆けつけられるようになってる」
「そんなに出番があるんですか?」
「せいぜい酔い潰れて道で寝てる人を回収してくれとか、その程度だね。店の中で寝ると外に放り出されるから、その回収だね」
「親切ですね」
「いやいや、連れて帰って庭に転がして、顔から氷水をかけるだけだよ」
「ワイルドですね」
「冬でも凍え死ぬほど寒くないからね。風邪を引いて後悔するくらいだから、懲りないんだよ」
「特産品が~片寄っていますね~」
「工業製品を持ち出すわけにもいかないからね。農産物で、かつフェリン王国で栽培が難しいものとなれば南国のものと考えたらしい」
「温室は難しいのですか~?」
「ガラスが高いからね。それに貴族なら人を使って買いに行かせばいいだけだから」
「持ち逃げの危険とか~普通は考えませんか~?」
「貴族の御用達になるくらいの商人なら家族もいるだろうし、そうなれば……」
「人質ですね~」
「いや、それもあるけど、娘を領主やその息子の愛人として送り込むことが多いから、まあ一族経営に近いかな」
「そっちでしたか~。『娘を無事に返して欲しければ、いついつまでに砂糖を山ほど買ってこい。遅くなったら分かっているな。げっへっへ』とか言われるのかと思いました~」
「そういう貴族もいたけど、一掃されたからね」
「税については、領地の収入が増えても税が上がらないのはありがたいね」
「旦那様、私は長年執事を務めておりますが、結局あれはどのような理屈でそうなっているのでしょうか?」
「そのままだよ。市一つあたり現金でいくら、もしくは小麦がどれだけ。ただそれだけ」
「代官がいなくなってしばらく代わりをしていたから書類は見たが、ガバガバだよな」
「そうですね。楽ではありますけど。でも市が増えると税が急増する。それを防ぐには市ではなくて町を増やす。でも町長には給料を払わないといけない。上手くなっているようななっていないような、おかしな税制ですね」
「ケネス、今の収支はどうなっていますか?」
「ルボルさん、そのあたりはどうです?」
「ボロ儲けだな。やりすぎると恨みを買いそうだが」
「そうならないように味方を増やしています。でも余所の領地がどれだけ儲かっているかなんてそもそも分からないから、あまり気にする必要はないですけどね」
「国の方は大丈夫なのか?」
「貴族の数だけ税が入るわけですからね。そこは問題ないようです。もちろん貴族からの寄付という収入もあるわけです」
「なるほどな」
「それにタルティ公爵領が分割されましたが、元の市の数以上に貴族が増えましたから、国としての税収は上がるはずです」
「税の話で思い出しました! ルボルさん! ギルドの話ですが、私たちは領主のする仕事をやってませんか⁉」
「やってるな。全部ギルドに来るからな」
「させてます。だってうちには役人がいませんからね」
「雇えよ」
「いや、領主がいて、その下に役人がいて、その下にギルドがあってって、正直無駄じゃないですか。僕が来た時には役人も代官と一緒に逃げていなかったから、もういなくてもいいかと。だからギルドを役所にしたわけ」
「俺らは役人だったのか」
「そうですよ。そもそもギルド職員は国と領主から給料をもらっているわけですからね。現代風に言えば国家公務員と地方公務員が混ざった状態です。僕が知事か市長だとすれば、ギルド長は課長、平の職員は係員ですね」
「それなら俺は課長だったのか」
「いえ、ルボルさんは室長ランクです」
「嬉しかねえよ」
「ミリヤさんは初めて会った頃は単なる係員、僕が領主になってからは主任ですね。声が大きいだけで優秀ですから」
「バンバン稼ぎますよ‼ もうすぐ結婚ですから‼」
「もちろん一時金もあります。産休とか育休はありませんので、必要に応じて休みを取ってください」
「そうそう先輩、魔道具が増えて町中は便利になりましたけど、やっぱり電気は使いませんか?」
「まあ、案としてはなかったわけじゃないんだよ。莫大な魔力で[回転]を使ってタービンを回して発電。でも雰囲気を壊すようなテクノロジーは持ち込まないというのが方針だから。飛行機が飛んだらおかしいでしょ?」
「車や電話もありませんね」
「まあ電気については本編の中でジェナとのやりとりがあったと思うけど、電柱を立てて送電するのは何かあった時のことを考えれば無理だと思う。距離の問題もあるからロスがひどくなると思うよ。だから電話は作らないけど、連絡にはサランがいてくれて助かったね」
《閣下のお役に立てて何よりであります》
「そう言えば、サランは最初から登場させる予定だったんですか?」
「マイカのキャラができあがった時のオプションとしてだね」
「オプション……なるほど。それで今はどれくらいいるんですか?」
《現在のところ、サランGTRが一番最後であります》
「無駄にかっこいいですね。数は……」
「それだと五二〇〇は超えたと思うよ」
ただ単にメタな視点で設定や裏話を座談会のようにダラダラ続けるという内容です。
ほぼ登場人物たちの会話で成り立っています。
それでもよろしければどうぞ。
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「ジェナは……休憩かな? とりあえずまだ座談会を続けるみたいだね」
「そうそう先輩、ついでに一つ気になってたんですけど」
「わざわざ聞くって何?」
「領主になってから、城門のところにある衛兵たちの詰所を改装しましたよね。城壁を移動させたらあの詰所はどうなったんですか?」
「ああ、あれは交番のような使い方をしてるよ。面積的にはかなり広くなったからね。数も増やして、もし何かあればすぐに衛兵が駆けつけられるようになってる」
「そんなに出番があるんですか?」
「せいぜい酔い潰れて道で寝てる人を回収してくれとか、その程度だね。店の中で寝ると外に放り出されるから、その回収だね」
「親切ですね」
「いやいや、連れて帰って庭に転がして、顔から氷水をかけるだけだよ」
「ワイルドですね」
「冬でも凍え死ぬほど寒くないからね。風邪を引いて後悔するくらいだから、懲りないんだよ」
「特産品が~片寄っていますね~」
「工業製品を持ち出すわけにもいかないからね。農産物で、かつフェリン王国で栽培が難しいものとなれば南国のものと考えたらしい」
「温室は難しいのですか~?」
「ガラスが高いからね。それに貴族なら人を使って買いに行かせばいいだけだから」
「持ち逃げの危険とか~普通は考えませんか~?」
「貴族の御用達になるくらいの商人なら家族もいるだろうし、そうなれば……」
「人質ですね~」
「いや、それもあるけど、娘を領主やその息子の愛人として送り込むことが多いから、まあ一族経営に近いかな」
「そっちでしたか~。『娘を無事に返して欲しければ、いついつまでに砂糖を山ほど買ってこい。遅くなったら分かっているな。げっへっへ』とか言われるのかと思いました~」
「そういう貴族もいたけど、一掃されたからね」
「税については、領地の収入が増えても税が上がらないのはありがたいね」
「旦那様、私は長年執事を務めておりますが、結局あれはどのような理屈でそうなっているのでしょうか?」
「そのままだよ。市一つあたり現金でいくら、もしくは小麦がどれだけ。ただそれだけ」
「代官がいなくなってしばらく代わりをしていたから書類は見たが、ガバガバだよな」
「そうですね。楽ではありますけど。でも市が増えると税が急増する。それを防ぐには市ではなくて町を増やす。でも町長には給料を払わないといけない。上手くなっているようななっていないような、おかしな税制ですね」
「ケネス、今の収支はどうなっていますか?」
「ルボルさん、そのあたりはどうです?」
「ボロ儲けだな。やりすぎると恨みを買いそうだが」
「そうならないように味方を増やしています。でも余所の領地がどれだけ儲かっているかなんてそもそも分からないから、あまり気にする必要はないですけどね」
「国の方は大丈夫なのか?」
「貴族の数だけ税が入るわけですからね。そこは問題ないようです。もちろん貴族からの寄付という収入もあるわけです」
「なるほどな」
「それにタルティ公爵領が分割されましたが、元の市の数以上に貴族が増えましたから、国としての税収は上がるはずです」
「税の話で思い出しました! ルボルさん! ギルドの話ですが、私たちは領主のする仕事をやってませんか⁉」
「やってるな。全部ギルドに来るからな」
「させてます。だってうちには役人がいませんからね」
「雇えよ」
「いや、領主がいて、その下に役人がいて、その下にギルドがあってって、正直無駄じゃないですか。僕が来た時には役人も代官と一緒に逃げていなかったから、もういなくてもいいかと。だからギルドを役所にしたわけ」
「俺らは役人だったのか」
「そうですよ。そもそもギルド職員は国と領主から給料をもらっているわけですからね。現代風に言えば国家公務員と地方公務員が混ざった状態です。僕が知事か市長だとすれば、ギルド長は課長、平の職員は係員ですね」
「それなら俺は課長だったのか」
「いえ、ルボルさんは室長ランクです」
「嬉しかねえよ」
「ミリヤさんは初めて会った頃は単なる係員、僕が領主になってからは主任ですね。声が大きいだけで優秀ですから」
「バンバン稼ぎますよ‼ もうすぐ結婚ですから‼」
「もちろん一時金もあります。産休とか育休はありませんので、必要に応じて休みを取ってください」
「そうそう先輩、魔道具が増えて町中は便利になりましたけど、やっぱり電気は使いませんか?」
「まあ、案としてはなかったわけじゃないんだよ。莫大な魔力で[回転]を使ってタービンを回して発電。でも雰囲気を壊すようなテクノロジーは持ち込まないというのが方針だから。飛行機が飛んだらおかしいでしょ?」
「車や電話もありませんね」
「まあ電気については本編の中でジェナとのやりとりがあったと思うけど、電柱を立てて送電するのは何かあった時のことを考えれば無理だと思う。距離の問題もあるからロスがひどくなると思うよ。だから電話は作らないけど、連絡にはサランがいてくれて助かったね」
《閣下のお役に立てて何よりであります》
「そう言えば、サランは最初から登場させる予定だったんですか?」
「マイカのキャラができあがった時のオプションとしてだね」
「オプション……なるほど。それで今はどれくらいいるんですか?」
《現在のところ、サランGTRが一番最後であります》
「無駄にかっこいいですね。数は……」
「それだと五二〇〇は超えたと思うよ」
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