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第四章 第二部
森の仲間たち(結局素材ではなかった)
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再度異空間から出てジェナと二人で森を歩く。オークが出てきたらオークたちに、ゴブリンが出てきたらゴブリンたちにその都度相手をしてもらいながら先に進む。
「そろそろ二〇〇人くらいだね。どこまで増えるかなあ」
「この森の広さを考えればまだ少ないでしょうね」
「サニティに着くまでに会えるのはごく一部だろうね」
ここまではオークの方が多くてゴブリンがやや少なめかな。コボルドにはまだ会っていないけど、オークもゴブリンもコボルドは見たことがあるそうだから、そのうち出てくるだろうね。
まあ普通に考えたら数百キロ四方はある森の中にいるのが二〇〇人だけということはあり得ない。実際にはその何十倍もいるはず。たまたまこれまでに二〇〇人に会ったというだけで。この森にいる全員を救えるとは思わないけど、できる限りはなんとかしてあげたいと思う。
でも別に出会った全員を連れていくつもりはない。一度話をしてみて、それでこの森を出たいと思っているなら誘うだけ。それにその気になればいつでも戻れるからね。
「っと、あれがコボルドかな?」
「はい、二本足で立って歩く犬のような姿です」
向こうの木の陰からこちらを覗いているのは犬っぽい生き物。でも色々な種族が混じってそう。あの覗き方は頭のいい証拠だね。
うちにいる馬のテノールとバスがかつてはそうだったけど、柱の陰からこっち伺うような、顔だけ出す格好。普通ならあのような覗き方はしないと思う。おそらく気が弱いんだと思う。オークやゴブリンたちは堂々と現れたから。
コボルドはドイツあたりの民話に出てくる妖精や小人のこと。ドイツ語だとコボルトだけど。日本のゲームなどでは二足歩行の犬の姿が多いようだけど、爬虫類のような人型の生物のこともある。
邪悪かどうかという違いはあるけど、ゴブリン、コボルド、ノーム、ドワーフ、エルフ、ニス、ブラウニー、レプラコーンなどは、ヨーロッパのそれぞれの地域で妖精や小人を表す単語だから、意外とどの姿って決まっている訳でもなくてバリエーションが多かったりする。
ちなみに目の前にいるコボルドはシベリアンハスキーかアラスカン・マラミュートかサモエドか、そのような顔が二足歩行している姿。色は薄いのも濃いのもいる。
「僕の言っていることが分かる人は右手を挙げて」
「ガウ?」
言葉が分かるという前提で声をかける。言葉が分かるかどうかを判別するにはこれが一番簡単だと分かった。
オークでもゴブリンでもそうだったけど、ある程度の知能があれば手を挙げる。たまに右手と左手を間違えることもあるけど、それは仕方がない。お互いに顔を見合わせてパラパラと手を挙げ始める。
「手を下ろしても大丈夫だよ。この異空間の中にはこの森から出て安全な場所に行きたいと言っているオークとゴブリンが二〇〇人くらいいるんだけど、みんなはどう?」
「ガウン?」
僕が異空間への出入り口を見せながらそう言うと、コボルドたちは顔を見合わせた。
やっぱり僕には彼らの言葉は分からないけど、ガウガウと話し合っている。大きなモフモフした犬が立って話しているのを見るとそれはそれで和む。
結果として、そこにいたコボルドたちの意見が揃うにはそれほど時間はかからなかった。
◆ ◆ ◆
「それで、みんなには少し人里から離れた場所で、畑仕事をしてもらおうと思うんだけど、どう思う?」
「フゴッ」
「ウガッ」
「ガウッ」
車座になったオークやゴブリン、コボルドたちと話をする。銭湯で体をきれいにしてから着替えさせ、今は地面にゴザを敷き、そこに座って話しながら食事をしている。
オークは短い牙のある猪で、人ほど器用じゃないけど、太い蹄のような指でフォークやスプーンをそれなりに使うことができる。
ゴブリンは妖精が魔物になった存在で、やや尖った耳が横に伸びている。そして皮膚の色は緑色とも灰色とも茶色とも呼べない璃寛茶のような色をしている。手先はかなり器用。
コボルドは見た目は二本足で歩く大型犬で、手先の器用さはオークと同じくらい。人間でも髪や肌の色が違うように、毛の感じが微妙に違う。
今のところこの三種族はお互いに言葉が通じない。やはり種族の壁は大きいらしい。でもまったく理解できない訳でもなさそうで、ジェスチャーを交えることで、なんとかコミュニケーションが取れるようだ。
この三種族は僕の言葉は理解できる。でも僕には彼らの言葉は知解できない。だから僕は彼らのジェスチャーを見て判断する。僕が彼らのジェスチャーを理解できると喜んでくれるけど、別に遊んでいる訳じゃないからね。
これまでの経緯を彼らから聞くと、やはり代を重ねるごとに次第に頭が良くなってきたらしい。そしてそれがいつだったかはさすがに覚えていないそうだけど、森で暮らすエルフたちとも交流を持ちたいと思うようになっていたそうだ。でもそれができなかった。
エルフとしては魔物がそんなことを考えているとは想像すらしていない。エルフは徹底した引きこもり種族だからね。町ではどうやっても手に入らない物は外に買いに行くけど、自分たちで作れるものは何でも町の中で作る。ほとんどのエルフは町から出ない。出るのはわずか数パーセントだけ。
魔物たちは自分たちもエルフと同じだと伝えようとして、見様見真似で自分たちで作った服を着て町に近づいた。でもそれでも気づいてもらえずに矢を射かけられた。それは仕方がない。布地で作られた服じゃないから、エルフから見れば服には見えない。
エルフたちは魔物たちが近寄らないように城壁の上から攻撃するし、森を出て人の町に向かおうとする者は寄ってきた魔物を敵だと見なす。オークたちが持っていた棒は殴りつける武器にしか見えない。つまりどうやっても接点ができなかった。
僕が考えたのは、今の段階で無理して接点を持たなくてもいいということ。一日二日で人の考えはコロッと変わるものでもない。一人二人ならともかく、集団の心理というのはそう簡単には変わらない。なら別の方法を考える。
ここに来た彼らには、ナルヴァ町の西側にある改造農地をいくつか任せることにした。弱みや立場に付け込むわけじゃないけど、なかなかあの農地で働いてくれる人がいない。そのようなことを言ったら、ぜひ自分たちに任せてほしいと。役に立つところを見せたいと。
「それなら、しばらくの間は生活するのはこの異空間にして、農地に働きに行ってもらう、それでいいね?」
「フゴフゴッ」
「ウガッガッ」
「ガウガウ」
今のこの空間は、地面と空とどこまでも続く平原。ここに彼らの家を建て、魔物専用の町にする。
「閣下、彼らは人と上手くやれると思いますか?」
「いきなりは無理だろうね。でもいずれは大丈夫だと思うよ」
「魔物を狩っていた身としては、なかなか難しいと思いますが」
「それはそれ、フェリン王国には魔物がほとんどいないんだよ」
「はい、魔獣ばかりですね。魔物は南部のあたりで少し見かけたくらいです」
つまり、フェリン王国の人たちは魔獣は知っていても魔物はほとんど知らない。つまり話にしか聞いたことがないという人が多い。
「だから魔物と言われても実は実感がない。そもそも魔物よりも魔獣の方が何十倍も恐ろしいと聞いているからね。もちろん魔物のことを知らないのに必要以上に怖がる人もいるとは思うけど」
知らないから怖がる人はもちろんいると思う。でも魔獣よりも怖くなて、実際に麦や野菜などを育てていて、彼らが育てたものを自分たちが実際に口にしていたと知ったらどうなるか。それでも条件反射的に拒絶する人はいると思うけど、多くはそうでないと思いたい。
「魔物を見たことがないので怖さが分からない。魔物は魔獣ほどは怖くないと言われている。怖さが分からないなら実際に見せてみよう。それで怖くなければ大丈夫。そういうことでしょうか?」
「そうそう。森に入るまではジェナだってすぐに斬りかかろうとしたでしょ? でもこうやって話を聞くくらいになったんだから、実際に怖がった経験がない人なら意外と慣れるのは早いと思うよ」
森に入る前までは魔物を見たらすぐに剣を抜いていたのに、今は僕の隣でオークたちに囲まれてお茶を飲んでいる。
「このような格好を見れば、毒気が抜かれたと言いますか……」
「そのためのこの外見だよ」
器用にハンバーガーとポテトを食べている彼らを見たジェナは完全に毒気が抜かれていた。これなら人前に出しても問題なさそうだけど、もう少し時間をかけて準備をしないとね。
「そろそろ二〇〇人くらいだね。どこまで増えるかなあ」
「この森の広さを考えればまだ少ないでしょうね」
「サニティに着くまでに会えるのはごく一部だろうね」
ここまではオークの方が多くてゴブリンがやや少なめかな。コボルドにはまだ会っていないけど、オークもゴブリンもコボルドは見たことがあるそうだから、そのうち出てくるだろうね。
まあ普通に考えたら数百キロ四方はある森の中にいるのが二〇〇人だけということはあり得ない。実際にはその何十倍もいるはず。たまたまこれまでに二〇〇人に会ったというだけで。この森にいる全員を救えるとは思わないけど、できる限りはなんとかしてあげたいと思う。
でも別に出会った全員を連れていくつもりはない。一度話をしてみて、それでこの森を出たいと思っているなら誘うだけ。それにその気になればいつでも戻れるからね。
「っと、あれがコボルドかな?」
「はい、二本足で立って歩く犬のような姿です」
向こうの木の陰からこちらを覗いているのは犬っぽい生き物。でも色々な種族が混じってそう。あの覗き方は頭のいい証拠だね。
うちにいる馬のテノールとバスがかつてはそうだったけど、柱の陰からこっち伺うような、顔だけ出す格好。普通ならあのような覗き方はしないと思う。おそらく気が弱いんだと思う。オークやゴブリンたちは堂々と現れたから。
コボルドはドイツあたりの民話に出てくる妖精や小人のこと。ドイツ語だとコボルトだけど。日本のゲームなどでは二足歩行の犬の姿が多いようだけど、爬虫類のような人型の生物のこともある。
邪悪かどうかという違いはあるけど、ゴブリン、コボルド、ノーム、ドワーフ、エルフ、ニス、ブラウニー、レプラコーンなどは、ヨーロッパのそれぞれの地域で妖精や小人を表す単語だから、意外とどの姿って決まっている訳でもなくてバリエーションが多かったりする。
ちなみに目の前にいるコボルドはシベリアンハスキーかアラスカン・マラミュートかサモエドか、そのような顔が二足歩行している姿。色は薄いのも濃いのもいる。
「僕の言っていることが分かる人は右手を挙げて」
「ガウ?」
言葉が分かるという前提で声をかける。言葉が分かるかどうかを判別するにはこれが一番簡単だと分かった。
オークでもゴブリンでもそうだったけど、ある程度の知能があれば手を挙げる。たまに右手と左手を間違えることもあるけど、それは仕方がない。お互いに顔を見合わせてパラパラと手を挙げ始める。
「手を下ろしても大丈夫だよ。この異空間の中にはこの森から出て安全な場所に行きたいと言っているオークとゴブリンが二〇〇人くらいいるんだけど、みんなはどう?」
「ガウン?」
僕が異空間への出入り口を見せながらそう言うと、コボルドたちは顔を見合わせた。
やっぱり僕には彼らの言葉は分からないけど、ガウガウと話し合っている。大きなモフモフした犬が立って話しているのを見るとそれはそれで和む。
結果として、そこにいたコボルドたちの意見が揃うにはそれほど時間はかからなかった。
◆ ◆ ◆
「それで、みんなには少し人里から離れた場所で、畑仕事をしてもらおうと思うんだけど、どう思う?」
「フゴッ」
「ウガッ」
「ガウッ」
車座になったオークやゴブリン、コボルドたちと話をする。銭湯で体をきれいにしてから着替えさせ、今は地面にゴザを敷き、そこに座って話しながら食事をしている。
オークは短い牙のある猪で、人ほど器用じゃないけど、太い蹄のような指でフォークやスプーンをそれなりに使うことができる。
ゴブリンは妖精が魔物になった存在で、やや尖った耳が横に伸びている。そして皮膚の色は緑色とも灰色とも茶色とも呼べない璃寛茶のような色をしている。手先はかなり器用。
コボルドは見た目は二本足で歩く大型犬で、手先の器用さはオークと同じくらい。人間でも髪や肌の色が違うように、毛の感じが微妙に違う。
今のところこの三種族はお互いに言葉が通じない。やはり種族の壁は大きいらしい。でもまったく理解できない訳でもなさそうで、ジェスチャーを交えることで、なんとかコミュニケーションが取れるようだ。
この三種族は僕の言葉は理解できる。でも僕には彼らの言葉は知解できない。だから僕は彼らのジェスチャーを見て判断する。僕が彼らのジェスチャーを理解できると喜んでくれるけど、別に遊んでいる訳じゃないからね。
これまでの経緯を彼らから聞くと、やはり代を重ねるごとに次第に頭が良くなってきたらしい。そしてそれがいつだったかはさすがに覚えていないそうだけど、森で暮らすエルフたちとも交流を持ちたいと思うようになっていたそうだ。でもそれができなかった。
エルフとしては魔物がそんなことを考えているとは想像すらしていない。エルフは徹底した引きこもり種族だからね。町ではどうやっても手に入らない物は外に買いに行くけど、自分たちで作れるものは何でも町の中で作る。ほとんどのエルフは町から出ない。出るのはわずか数パーセントだけ。
魔物たちは自分たちもエルフと同じだと伝えようとして、見様見真似で自分たちで作った服を着て町に近づいた。でもそれでも気づいてもらえずに矢を射かけられた。それは仕方がない。布地で作られた服じゃないから、エルフから見れば服には見えない。
エルフたちは魔物たちが近寄らないように城壁の上から攻撃するし、森を出て人の町に向かおうとする者は寄ってきた魔物を敵だと見なす。オークたちが持っていた棒は殴りつける武器にしか見えない。つまりどうやっても接点ができなかった。
僕が考えたのは、今の段階で無理して接点を持たなくてもいいということ。一日二日で人の考えはコロッと変わるものでもない。一人二人ならともかく、集団の心理というのはそう簡単には変わらない。なら別の方法を考える。
ここに来た彼らには、ナルヴァ町の西側にある改造農地をいくつか任せることにした。弱みや立場に付け込むわけじゃないけど、なかなかあの農地で働いてくれる人がいない。そのようなことを言ったら、ぜひ自分たちに任せてほしいと。役に立つところを見せたいと。
「それなら、しばらくの間は生活するのはこの異空間にして、農地に働きに行ってもらう、それでいいね?」
「フゴフゴッ」
「ウガッガッ」
「ガウガウ」
今のこの空間は、地面と空とどこまでも続く平原。ここに彼らの家を建て、魔物専用の町にする。
「閣下、彼らは人と上手くやれると思いますか?」
「いきなりは無理だろうね。でもいずれは大丈夫だと思うよ」
「魔物を狩っていた身としては、なかなか難しいと思いますが」
「それはそれ、フェリン王国には魔物がほとんどいないんだよ」
「はい、魔獣ばかりですね。魔物は南部のあたりで少し見かけたくらいです」
つまり、フェリン王国の人たちは魔獣は知っていても魔物はほとんど知らない。つまり話にしか聞いたことがないという人が多い。
「だから魔物と言われても実は実感がない。そもそも魔物よりも魔獣の方が何十倍も恐ろしいと聞いているからね。もちろん魔物のことを知らないのに必要以上に怖がる人もいるとは思うけど」
知らないから怖がる人はもちろんいると思う。でも魔獣よりも怖くなて、実際に麦や野菜などを育てていて、彼らが育てたものを自分たちが実際に口にしていたと知ったらどうなるか。それでも条件反射的に拒絶する人はいると思うけど、多くはそうでないと思いたい。
「魔物を見たことがないので怖さが分からない。魔物は魔獣ほどは怖くないと言われている。怖さが分からないなら実際に見せてみよう。それで怖くなければ大丈夫。そういうことでしょうか?」
「そうそう。森に入るまではジェナだってすぐに斬りかかろうとしたでしょ? でもこうやって話を聞くくらいになったんだから、実際に怖がった経験がない人なら意外と慣れるのは早いと思うよ」
森に入る前までは魔物を見たらすぐに剣を抜いていたのに、今は僕の隣でオークたちに囲まれてお茶を飲んでいる。
「このような格好を見れば、毒気が抜かれたと言いますか……」
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