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第四章 第三部
エルフたち
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「そう言えば、ここのところアリソンを見てないけど、大丈夫? 死んでないよね?」
ジェナの妹であるアリソンは魔獣を狩って自分の実力を示そうとここにやって来た。結局やる気はあるけど実力が伴っていなくて、一度死ぬほど怖い思いをしたから、今はリゼッタに鍛えてもらっているところ。アリソンはリゼッタやジェナとタイプが似ているから。
RPG風に言えば、リゼッタとジェナは魔法戦士、カロリッタは魔法使い兼スカウト、マリアンとカローラは魔法使い、マノンは格闘家、セラとキラは農夫、エリーは料理人、マイカは王女、フロレスタは木。ちなみに僕は魔王だって。
「妹はリゼッタさんの指導を受けつつ、ムスターナ町とクツナ町を拠点にして魔獣を狩っているようです」
「ああ、あっちの方か。問題なく狩れるようになったのかな?」
「はい。リゼッタさんによると、大森林でも死なない程度になったそうです」
「怪我はしてるんだね」
「先日はバックスネークに噛まれてショックを受けていたようです」
僕は噛まれたことがないけど、ミロシュ主教は噛まれたことがあるらしいからね。しかも前を。あの蛇はまず巣穴から飛び出してお尻に噛みつこうとするけど、その後はお尻以外も噛もうとするから。
「防具を着けなかったの?」
「防具は甘えだと」
「それで噛まれちゃ意味がないでしょ……」
アリソンは変なこだわりがあると言ったらいいのか、こうでなければならない、と思い込むことがある。そのあたりをリゼッタに矯正してもらってるんだけど、簡単には直らないか。
「それで北街道の魔獣の駆除か。農地を広げる手伝い?」
「はい。冒険者として依頼を受けつつ、訓練も兼ねているようです」
「まあ冒険者をしたがってたからね」
「そうですね。ちょっとおかしな方向に染まっていますが」
「中二病はね」
◆ ◆ ◆
「冒険者をしたい?」
「はい。義兄さんの許可が出ればいいとリゼッタさんに言われました」
「リゼッタ。大丈夫そう?」
「そうですね。熊と猪と鳥はある程度対処ができています。蛇はもう少しですね。大森林以外なら問題ないと思います」
「うん、リゼッタがそう言うなら問題ないよ」
「それで一つお願いがありまして」
「お願いね。いいよ」
アリソンのお願いとは僕に武器を作ってほしいということだった。僕の身内で正式に冒険者をしていたのはリゼッタとカロリッタとマノンとジェナ。他のみんなも身分証としてギルドカードは作っていたけど、活動はしていない。セラとキラも山の中を歩いただけだからね。
リゼッタは速度重視の軽戦士タイプ。カロリッタは魔法主体だから武器も防具も使っていなかった。マノンは格闘家だったけど、すでに引退している。ジェナはクルディ王国に行く時には剣を握っていたけど、ユーヴィ市ではほぼ引退状態。お腹に赤ちゃんができているからね。
ユーヴィ男爵領は他の地域よりも魔獣が多い。森や山に踏み込めば会う時は会う。大森林の魔獣ほど強くはないけど、素人が遭遇すればかなり危険な状態になる。だから兵士を巡回させている。
「それでどんな武器がいいの?」
「何者にも負けない剣をお願いします」
「……何者にも負けない……ね」
アリソンがどれだけ知ってるのかは分からないけど、名前を付けるとすればアレかアレかアレくらいだろうか。とりあえず鋭くて頑丈で、場合によっては両手でも使えるようにしようか。
日本刀と違って西洋の剣に近いタイプ。[強化]を何重にもかけて絶対に折れないようにして……。おっと、鞘も用意しないとね。こっちは魔石を埋め込んで[治癒]と[回復]と[解毒]が使えるようにしておこうか。
「どう?」
「……」
受け取ったアリソンは鞘から剣を抜くとすぐに戻し、それから急に跪いた。
「我が忠誠、全て我が兄に捧げます」
「いらないいらない。怪我をしなければいいよ」
これは絶対に悦に入っているね。
「それで、名前は何としましょう?」
「付けたい名前を付けたらいいと思うよ。何か思いついた名前はある?」
「それではデュランダルと」
「うん、いい感じだね」
しっかり中二病だね。別にアリソンを馬鹿にしているわけじゃないよ。ただアリソンを見ていると、若いエルフの行動に方向性があることがよく分かる。アリソンの弟のクライドだって、研究者肌だけど、少々マッドサイエンティストの気があるから。ある意味ではエルフは心の振れ幅が大きいんだよ。
◆ ◆ ◆
それでクルディ王国のサニティから来たエルフたちだけど、結局大半がそのままユーヴィ男爵領に留まることになった。一か所に固まられると家の問題があるからできればユーヴィ市以外にも住んでほしいと言ったら、以外にもみんながバラバラな場所で暮らすようになった。こだわりはないらしい。
一部の人は一度サニティに戻ったけど、結局また戻ってきた。友達を連れて。
どうもユーヴィ男爵領を気に入ったので他の人たちにも教えようと思ったらしく、一人が五人くらい連れて戻ってきた。その際にエルフだけではなく妖精やドワーフも来たから、それぞれ好きなことや得意なことをしてもらっている。
サニティという町はクルディ王国の中でも独特な存在で、クルディ王国の中にはあるけど税を払っているわけではなく、そのために国から守ってもらうこともしない。完全に独立した一つの共同体だった。
彼らは別に強制されてそこにいたわけではなく、気がついたらそこにずっといただけなので、一度出てみようという人が増えてきた。現在ユーヴィ市の一角とサニティを異空間で繋いでいるので、戻りたい人は戻ればいいし、また来たければ来たらいい、そのようにしている。
うちの魔道具技術者ギルドは優秀な人が多いので、そこで学んで向こうでその技術を活かしたいという人も出ている。もちろんそうしてもらっても構わない。逆に、ユーヴィ男爵領にいるドワーフたちがサニティに遊びに行くというのもあるようで、酒を通した交流が増えているそうだ。
でも不要なトラブルは避けるために、今のところその異空間を使って移動できるのはエルフ、ドワーフ、妖精に限定している。勝手に子供たちが向こうに行って何かあれば大変だからね。
一応例外もありとしているので、僕が許可をすれば問題なしとしている。その中の一人が……
「閉鎖された都市に新しいファッションを持ち込む。これは私にしかできないことです」
ファッションリーダーのミレナさんだった。
僕はあれからもたまに服の注文をしているので、ミレナさんのお店には「領主様御用達」の札が下がっている。
「転生者によるやりすぎは問題だからね」
「それは分かっています。とりあえず基本的なところから広めたいと思います」
「基本的って?」
「チェックとかストライプとかアーガイルとか水玉とか」
「確かに、それすらなかったからね」
ユーヴィ市だろうが王都だろうが、染めた布はあったけど、柄はなかった。柄を生み出すためには糸の段階で染め、それを織る必要がある。それがなぜかなかった。
貴族は華やかな服を着ることが多い。モーツァルトを派手にしたような格好だね。下は普通の長ズボンだけど。その服も染めた布を使っているので、色としては単純になる。
ところがユーヴィ男爵領はマリーとマイカとマリアンとエリーのお陰で、かなりデザインのバリエーションが増えた。そこにミレナさんが加わってその勢いが加速された。
「それじゃ、これを持っていたら通れるけど、もしなくしたら戻れないからね」
「はい、分かりました。
そう言うとミレナさんはサニティに向かった。何もなければいいな。
ジェナの妹であるアリソンは魔獣を狩って自分の実力を示そうとここにやって来た。結局やる気はあるけど実力が伴っていなくて、一度死ぬほど怖い思いをしたから、今はリゼッタに鍛えてもらっているところ。アリソンはリゼッタやジェナとタイプが似ているから。
RPG風に言えば、リゼッタとジェナは魔法戦士、カロリッタは魔法使い兼スカウト、マリアンとカローラは魔法使い、マノンは格闘家、セラとキラは農夫、エリーは料理人、マイカは王女、フロレスタは木。ちなみに僕は魔王だって。
「妹はリゼッタさんの指導を受けつつ、ムスターナ町とクツナ町を拠点にして魔獣を狩っているようです」
「ああ、あっちの方か。問題なく狩れるようになったのかな?」
「はい。リゼッタさんによると、大森林でも死なない程度になったそうです」
「怪我はしてるんだね」
「先日はバックスネークに噛まれてショックを受けていたようです」
僕は噛まれたことがないけど、ミロシュ主教は噛まれたことがあるらしいからね。しかも前を。あの蛇はまず巣穴から飛び出してお尻に噛みつこうとするけど、その後はお尻以外も噛もうとするから。
「防具を着けなかったの?」
「防具は甘えだと」
「それで噛まれちゃ意味がないでしょ……」
アリソンは変なこだわりがあると言ったらいいのか、こうでなければならない、と思い込むことがある。そのあたりをリゼッタに矯正してもらってるんだけど、簡単には直らないか。
「それで北街道の魔獣の駆除か。農地を広げる手伝い?」
「はい。冒険者として依頼を受けつつ、訓練も兼ねているようです」
「まあ冒険者をしたがってたからね」
「そうですね。ちょっとおかしな方向に染まっていますが」
「中二病はね」
◆ ◆ ◆
「冒険者をしたい?」
「はい。義兄さんの許可が出ればいいとリゼッタさんに言われました」
「リゼッタ。大丈夫そう?」
「そうですね。熊と猪と鳥はある程度対処ができています。蛇はもう少しですね。大森林以外なら問題ないと思います」
「うん、リゼッタがそう言うなら問題ないよ」
「それで一つお願いがありまして」
「お願いね。いいよ」
アリソンのお願いとは僕に武器を作ってほしいということだった。僕の身内で正式に冒険者をしていたのはリゼッタとカロリッタとマノンとジェナ。他のみんなも身分証としてギルドカードは作っていたけど、活動はしていない。セラとキラも山の中を歩いただけだからね。
リゼッタは速度重視の軽戦士タイプ。カロリッタは魔法主体だから武器も防具も使っていなかった。マノンは格闘家だったけど、すでに引退している。ジェナはクルディ王国に行く時には剣を握っていたけど、ユーヴィ市ではほぼ引退状態。お腹に赤ちゃんができているからね。
ユーヴィ男爵領は他の地域よりも魔獣が多い。森や山に踏み込めば会う時は会う。大森林の魔獣ほど強くはないけど、素人が遭遇すればかなり危険な状態になる。だから兵士を巡回させている。
「それでどんな武器がいいの?」
「何者にも負けない剣をお願いします」
「……何者にも負けない……ね」
アリソンがどれだけ知ってるのかは分からないけど、名前を付けるとすればアレかアレかアレくらいだろうか。とりあえず鋭くて頑丈で、場合によっては両手でも使えるようにしようか。
日本刀と違って西洋の剣に近いタイプ。[強化]を何重にもかけて絶対に折れないようにして……。おっと、鞘も用意しないとね。こっちは魔石を埋め込んで[治癒]と[回復]と[解毒]が使えるようにしておこうか。
「どう?」
「……」
受け取ったアリソンは鞘から剣を抜くとすぐに戻し、それから急に跪いた。
「我が忠誠、全て我が兄に捧げます」
「いらないいらない。怪我をしなければいいよ」
これは絶対に悦に入っているね。
「それで、名前は何としましょう?」
「付けたい名前を付けたらいいと思うよ。何か思いついた名前はある?」
「それではデュランダルと」
「うん、いい感じだね」
しっかり中二病だね。別にアリソンを馬鹿にしているわけじゃないよ。ただアリソンを見ていると、若いエルフの行動に方向性があることがよく分かる。アリソンの弟のクライドだって、研究者肌だけど、少々マッドサイエンティストの気があるから。ある意味ではエルフは心の振れ幅が大きいんだよ。
◆ ◆ ◆
それでクルディ王国のサニティから来たエルフたちだけど、結局大半がそのままユーヴィ男爵領に留まることになった。一か所に固まられると家の問題があるからできればユーヴィ市以外にも住んでほしいと言ったら、以外にもみんながバラバラな場所で暮らすようになった。こだわりはないらしい。
一部の人は一度サニティに戻ったけど、結局また戻ってきた。友達を連れて。
どうもユーヴィ男爵領を気に入ったので他の人たちにも教えようと思ったらしく、一人が五人くらい連れて戻ってきた。その際にエルフだけではなく妖精やドワーフも来たから、それぞれ好きなことや得意なことをしてもらっている。
サニティという町はクルディ王国の中でも独特な存在で、クルディ王国の中にはあるけど税を払っているわけではなく、そのために国から守ってもらうこともしない。完全に独立した一つの共同体だった。
彼らは別に強制されてそこにいたわけではなく、気がついたらそこにずっといただけなので、一度出てみようという人が増えてきた。現在ユーヴィ市の一角とサニティを異空間で繋いでいるので、戻りたい人は戻ればいいし、また来たければ来たらいい、そのようにしている。
うちの魔道具技術者ギルドは優秀な人が多いので、そこで学んで向こうでその技術を活かしたいという人も出ている。もちろんそうしてもらっても構わない。逆に、ユーヴィ男爵領にいるドワーフたちがサニティに遊びに行くというのもあるようで、酒を通した交流が増えているそうだ。
でも不要なトラブルは避けるために、今のところその異空間を使って移動できるのはエルフ、ドワーフ、妖精に限定している。勝手に子供たちが向こうに行って何かあれば大変だからね。
一応例外もありとしているので、僕が許可をすれば問題なしとしている。その中の一人が……
「閉鎖された都市に新しいファッションを持ち込む。これは私にしかできないことです」
ファッションリーダーのミレナさんだった。
僕はあれからもたまに服の注文をしているので、ミレナさんのお店には「領主様御用達」の札が下がっている。
「転生者によるやりすぎは問題だからね」
「それは分かっています。とりあえず基本的なところから広めたいと思います」
「基本的って?」
「チェックとかストライプとかアーガイルとか水玉とか」
「確かに、それすらなかったからね」
ユーヴィ市だろうが王都だろうが、染めた布はあったけど、柄はなかった。柄を生み出すためには糸の段階で染め、それを織る必要がある。それがなぜかなかった。
貴族は華やかな服を着ることが多い。モーツァルトを派手にしたような格好だね。下は普通の長ズボンだけど。その服も染めた布を使っているので、色としては単純になる。
ところがユーヴィ男爵領はマリーとマイカとマリアンとエリーのお陰で、かなりデザインのバリエーションが増えた。そこにミレナさんが加わってその勢いが加速された。
「それじゃ、これを持っていたら通れるけど、もしなくしたら戻れないからね」
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