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第四章 第三部
マイカとカロリッタ
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また屋敷の中がバタバタし始めた。今度はマイカとカロリッタ。あのお酒を使えば間違いなく一発ということは分かっているけど、ここまでタイミングが一緒になると思うと、作為的なものを感じる。もしかしたらあのお酒で妊娠すると日数が決まっているとかあるんだろうか。
あれはどこかの世界で作られている妊娠薬が元になっていて、転移者か転生者がそれを元にしてお酒にして販売したのが元になっているらしいから、何があっても驚かないけど。
結局その人たちがどこから来てどこで暮らしてどこで亡くなったのかなどは僕は知らない。過去の人だろうし、もし生きていればどこかで会えるかもしれないけど、長命種でないなら既に生まれ変わっているだろうね。
「日本ではろくに話しかけることもできず、せいぜい先輩が飲んだ缶コーヒーの缶を持ち帰って間接キスをするとか、先輩が使っていたペンを持って帰っていけないことに使うとか、あの頃はそれくらいしかできなかったのに、まさか先輩の子供を産むことになるなんて感無量です」
「病んでましたね~」
「今は病んでませんよ。キスもハグもしてもらってますから」
マイカに関してはもう何も言わない。確かに僕が缶コーヒーを飲み終わって捨てようとすると「捨てておきますね」と持ち去ってくれた。まさか別の用途があったとは。それはそうと聞き捨てならない言葉があった。
「今さらだけど、備品を持って帰って大丈夫? 部署の予算で買ったものだよ?」
「あれは私が自費で購入したものを先輩のものと入れ替えていただけですから。会社のものは一つも持ち帰っていません。私が先輩をロックオンしてから、先輩は私が用意したものしか使ってませんよ」
「それは初めて聞く事実。今になって考えれば、インクが切れたことがなかったね」
「愛されてますね~」
「それは自覚してるよ」
病んでいると言っても単に病んでいるだけじゃないのがマイカらしい。私物を僕に使わせてるだけなら問題はない、よね?
「子供が生まれたら、また新婚のような生活をしばらく送って、数年経ったらまた次の子供でいいですね」
「私はどうしましょうか~。マイカさんも同じですけど~寿命もありませんからね~。急ぐ必要もないので~しばらくはまったりでもいいかもしれませんね~」
「いいですね、まったり。先輩に膝枕をしてもらって、それで上を向いたまま少女漫画を読んで。ついうっかりウトウトしてしまって、顔に漫画が落ちてきてうわってなって」
「角が当たるといたいですよ~」
「慣れると瞬時に避けられるようになりますよ」
「ウトウトしないようにする方が早くないですか~?」
あれって横向きじゃダメなの? 上を向くから顔に当たるんだと思うけどね。僕だって上を向いてスマホを使っていて、うっかり顔に落としたことがあった。鼻に当たるとめちゃくちゃ痛い。
「そう言えば~ヴァウラさんから聞きましたが~日本は少女漫画の雑誌が減っているようですね~。休刊や廃刊が続いているそうですよ~」
「え⁉ どうしてそんな! ……あ……あいたたた!」
「あ、マイカさん、大丈夫ですか~? この中にお医者様はいらっしゃいま——あ、いたたたた!」
「カロリッタもこんな時に冗談を言わない」
どうでもいい会話をしていた二人が同時に陣痛を訴えたのですぐにテクラとティネケが準備に入る。モニクとサスキアもサポートに入る。
「旦那様、毎度のことですが賑やかなものですね」
「まあ日常の延長だね」
いつものようにイェルンがお茶を入れてくれる。あ、そうそう、少し前になるけど、イェルンとフェナには僕のことをある程度は話した。どうしても矛盾が出るからね。そうしたら二人からは「やはりそうでしたか」と返ってきた。
最初の頃は「どこかは分からないけど、遠いところから来たんだろう」と思っていたらしいけど、「いや、それも違う」と思ったそうだ。そこから「おとぎ話の中にいる方が飛び出してきたようだ」と思ったらしいのでそれに乗っかることにした。
さすがに管理者云々の話はできないけど、遠い世界から来たこと、この世界の人たちが知らないことを知っていること、元の世界の知り合いがこちらにもいたことなどは話したかな。
僕としてはこの世界に骨を埋めるつもりだけど、寿命がないからそこをどうするかだよね。ずっとここで暮らすわけにもいかないし、いずれどこかに引っ込むとして、それまでには何があっても大丈夫なくらいにユーヴィ男爵領を発展させたい。チートしすぎない範囲——
おぎゃっ、おぎゃっ
うぎゃ~~~~~
ひぎゃ~~~~
「三人かな」
「ますます賑やかになりますね」
「どれだけ増えても大丈夫なようにはするけどね」
今のところの考えとしては、僕が領主をしている間に市と町の数を増やす。税がどうとか関係なく。それができるくらいの小麦はあるからね。別に麦でなくてもお金でもいいんだけど、麦がよく採れたから麦で納めていただけ。
現在はユーヴィ市を入れて全部で一二の町があるけど、これを一五にする。場所は前から考えていたように、ナルヴァ町とソルディ町の間、ナルヴァ町とシラマエ町の間に一つずつ置けば、ユーヴィ市を含めてその西側に環状の都市群ができる。そしてナルヴァ町とユーヴィ市の間に物流拠点を作る。ユーヴィ市がいっぱいいっぱいになる前に、機能は分散させたいと思う。
そんなことを考えていたらドアが開いた。
「旦那様、奥様たちもお子様たちも元気です」
「相変わらず安産そのものです」
テクラとティネケがそう言いながら中に入れてくれたので我が子たちと対面。もう四回目だからみんなが慣れている。
「先輩、やっぱり双子でした」
「私も予想通り一人でしたね~」
「人数は関係ないよ。二人とも、ありがとう」
人数としては魔力が強い相手はおそらく一人、そうでなければ二人以上というのがカローラたちの見立てだった。予想通りと言うべきか、マイカは男女の双子で、カロリッタは男の子が一人。
「私の子供だからか耳が上にありますね。でも髪の色は先輩と同じですね」
「そうだね。金色の犬人かな?」
二人とも犬人のような耳があって、髪の毛は僕と同じ金色。耳は長くないのでハーフにはなっていなさそう。
「私の方は~妖精っぽいですね~。羽がありますね~」
「最初から羽があるんだ。体は大きいままなのかな?」
妖精がどう生まれてくるのかは知らなかったけど、普通の赤ちゃんの大きさで、背中にちゃんと小さな羽がある。こうやって羽があるのが普通で、カロリッタの場合は羽を消しているだけ。でも体の大きさはこのままなの?
「ケネス、種族は調べないのですか?」
「兄さん、パパッと調べて、パパッと」
「いいけどね」
リゼッタはともかく、こういう時に一番食いつくのはやっぱりマリーだった。もう毎度のことなので、パパッと項目を選択して並べて表示する。
【名前:[(未定)]】
【種族:[ハイセリアンスロープ?]】
【特徴:[ケネスとマイカの息子]】
【名前:[(未定)]】
【種族:[ハイセリアンスロープ?]】
【特徴:[ケネスとマイカの娘]】
【名前:[(未定)]】
【種族:[ハイフェアリー?]】
【特徴:[ケネスとカロリッタの息子]】
またまた斬新な種族が現れた。セリアンスロープって獣人という意味だけど、これは種族じゃなくて総称でしょ。カロリッタの方はハイフェアリーと、まあ想定内と言えば想定内かな。
「マイカの方が[ハイセリアンスロープ?]で、カロリッタの方が[ハイフェアリー?]。やっぱり『?』が付いてる」
「ハイセリアンスロープとマイフェアレディ?」
ジョージ・バーナード・ショー原作、なわけはない。
「違う違う、ハイフェアリー。どうしてそこでボケるかな」
「いやだって、この羽が可愛いから」
「それにレディじゃなくて男の子だよ」
「私の子供なら~もう少し捻りが欲しかったですね~」
「子供に何を求めてるの?」
まあ家族の中でも一番ノリがいい二人だから仕方ないけどね。
マリーとカロリッタがツートップ。その下がカローラとエリーかな。マイカはノリがいいのとはちょっと違う。セラとキラ、マリアン、マノン、マノンは普通で、リゼッタとジェナはノリは良くないけどたまに暴走する。
「それで兄さん、名前は?」
「二人は決めてるの?」
「はい、決めてます」
「バッチリです~」
「それじゃ発表発表」
「じゃから、どうしてマリーが仕切るのじゃ?」
マイカの長男はカイト、長女はマミ、カロリッタの長男はクレメントになった。やっぱりKは少ないよ。日本語なら問題なさそうだけど。
あれはどこかの世界で作られている妊娠薬が元になっていて、転移者か転生者がそれを元にしてお酒にして販売したのが元になっているらしいから、何があっても驚かないけど。
結局その人たちがどこから来てどこで暮らしてどこで亡くなったのかなどは僕は知らない。過去の人だろうし、もし生きていればどこかで会えるかもしれないけど、長命種でないなら既に生まれ変わっているだろうね。
「日本ではろくに話しかけることもできず、せいぜい先輩が飲んだ缶コーヒーの缶を持ち帰って間接キスをするとか、先輩が使っていたペンを持って帰っていけないことに使うとか、あの頃はそれくらいしかできなかったのに、まさか先輩の子供を産むことになるなんて感無量です」
「病んでましたね~」
「今は病んでませんよ。キスもハグもしてもらってますから」
マイカに関してはもう何も言わない。確かに僕が缶コーヒーを飲み終わって捨てようとすると「捨てておきますね」と持ち去ってくれた。まさか別の用途があったとは。それはそうと聞き捨てならない言葉があった。
「今さらだけど、備品を持って帰って大丈夫? 部署の予算で買ったものだよ?」
「あれは私が自費で購入したものを先輩のものと入れ替えていただけですから。会社のものは一つも持ち帰っていません。私が先輩をロックオンしてから、先輩は私が用意したものしか使ってませんよ」
「それは初めて聞く事実。今になって考えれば、インクが切れたことがなかったね」
「愛されてますね~」
「それは自覚してるよ」
病んでいると言っても単に病んでいるだけじゃないのがマイカらしい。私物を僕に使わせてるだけなら問題はない、よね?
「子供が生まれたら、また新婚のような生活をしばらく送って、数年経ったらまた次の子供でいいですね」
「私はどうしましょうか~。マイカさんも同じですけど~寿命もありませんからね~。急ぐ必要もないので~しばらくはまったりでもいいかもしれませんね~」
「いいですね、まったり。先輩に膝枕をしてもらって、それで上を向いたまま少女漫画を読んで。ついうっかりウトウトしてしまって、顔に漫画が落ちてきてうわってなって」
「角が当たるといたいですよ~」
「慣れると瞬時に避けられるようになりますよ」
「ウトウトしないようにする方が早くないですか~?」
あれって横向きじゃダメなの? 上を向くから顔に当たるんだと思うけどね。僕だって上を向いてスマホを使っていて、うっかり顔に落としたことがあった。鼻に当たるとめちゃくちゃ痛い。
「そう言えば~ヴァウラさんから聞きましたが~日本は少女漫画の雑誌が減っているようですね~。休刊や廃刊が続いているそうですよ~」
「え⁉ どうしてそんな! ……あ……あいたたた!」
「あ、マイカさん、大丈夫ですか~? この中にお医者様はいらっしゃいま——あ、いたたたた!」
「カロリッタもこんな時に冗談を言わない」
どうでもいい会話をしていた二人が同時に陣痛を訴えたのですぐにテクラとティネケが準備に入る。モニクとサスキアもサポートに入る。
「旦那様、毎度のことですが賑やかなものですね」
「まあ日常の延長だね」
いつものようにイェルンがお茶を入れてくれる。あ、そうそう、少し前になるけど、イェルンとフェナには僕のことをある程度は話した。どうしても矛盾が出るからね。そうしたら二人からは「やはりそうでしたか」と返ってきた。
最初の頃は「どこかは分からないけど、遠いところから来たんだろう」と思っていたらしいけど、「いや、それも違う」と思ったそうだ。そこから「おとぎ話の中にいる方が飛び出してきたようだ」と思ったらしいのでそれに乗っかることにした。
さすがに管理者云々の話はできないけど、遠い世界から来たこと、この世界の人たちが知らないことを知っていること、元の世界の知り合いがこちらにもいたことなどは話したかな。
僕としてはこの世界に骨を埋めるつもりだけど、寿命がないからそこをどうするかだよね。ずっとここで暮らすわけにもいかないし、いずれどこかに引っ込むとして、それまでには何があっても大丈夫なくらいにユーヴィ男爵領を発展させたい。チートしすぎない範囲——
おぎゃっ、おぎゃっ
うぎゃ~~~~~
ひぎゃ~~~~
「三人かな」
「ますます賑やかになりますね」
「どれだけ増えても大丈夫なようにはするけどね」
今のところの考えとしては、僕が領主をしている間に市と町の数を増やす。税がどうとか関係なく。それができるくらいの小麦はあるからね。別に麦でなくてもお金でもいいんだけど、麦がよく採れたから麦で納めていただけ。
現在はユーヴィ市を入れて全部で一二の町があるけど、これを一五にする。場所は前から考えていたように、ナルヴァ町とソルディ町の間、ナルヴァ町とシラマエ町の間に一つずつ置けば、ユーヴィ市を含めてその西側に環状の都市群ができる。そしてナルヴァ町とユーヴィ市の間に物流拠点を作る。ユーヴィ市がいっぱいいっぱいになる前に、機能は分散させたいと思う。
そんなことを考えていたらドアが開いた。
「旦那様、奥様たちもお子様たちも元気です」
「相変わらず安産そのものです」
テクラとティネケがそう言いながら中に入れてくれたので我が子たちと対面。もう四回目だからみんなが慣れている。
「先輩、やっぱり双子でした」
「私も予想通り一人でしたね~」
「人数は関係ないよ。二人とも、ありがとう」
人数としては魔力が強い相手はおそらく一人、そうでなければ二人以上というのがカローラたちの見立てだった。予想通りと言うべきか、マイカは男女の双子で、カロリッタは男の子が一人。
「私の子供だからか耳が上にありますね。でも髪の色は先輩と同じですね」
「そうだね。金色の犬人かな?」
二人とも犬人のような耳があって、髪の毛は僕と同じ金色。耳は長くないのでハーフにはなっていなさそう。
「私の方は~妖精っぽいですね~。羽がありますね~」
「最初から羽があるんだ。体は大きいままなのかな?」
妖精がどう生まれてくるのかは知らなかったけど、普通の赤ちゃんの大きさで、背中にちゃんと小さな羽がある。こうやって羽があるのが普通で、カロリッタの場合は羽を消しているだけ。でも体の大きさはこのままなの?
「ケネス、種族は調べないのですか?」
「兄さん、パパッと調べて、パパッと」
「いいけどね」
リゼッタはともかく、こういう時に一番食いつくのはやっぱりマリーだった。もう毎度のことなので、パパッと項目を選択して並べて表示する。
【名前:[(未定)]】
【種族:[ハイセリアンスロープ?]】
【特徴:[ケネスとマイカの息子]】
【名前:[(未定)]】
【種族:[ハイセリアンスロープ?]】
【特徴:[ケネスとマイカの娘]】
【名前:[(未定)]】
【種族:[ハイフェアリー?]】
【特徴:[ケネスとカロリッタの息子]】
またまた斬新な種族が現れた。セリアンスロープって獣人という意味だけど、これは種族じゃなくて総称でしょ。カロリッタの方はハイフェアリーと、まあ想定内と言えば想定内かな。
「マイカの方が[ハイセリアンスロープ?]で、カロリッタの方が[ハイフェアリー?]。やっぱり『?』が付いてる」
「ハイセリアンスロープとマイフェアレディ?」
ジョージ・バーナード・ショー原作、なわけはない。
「違う違う、ハイフェアリー。どうしてそこでボケるかな」
「いやだって、この羽が可愛いから」
「それにレディじゃなくて男の子だよ」
「私の子供なら~もう少し捻りが欲しかったですね~」
「子供に何を求めてるの?」
まあ家族の中でも一番ノリがいい二人だから仕方ないけどね。
マリーとカロリッタがツートップ。その下がカローラとエリーかな。マイカはノリがいいのとはちょっと違う。セラとキラ、マリアン、マノン、マノンは普通で、リゼッタとジェナはノリは良くないけどたまに暴走する。
「それで兄さん、名前は?」
「二人は決めてるの?」
「はい、決めてます」
「バッチリです~」
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