5 / 7
破天荒な巫女
しおりを挟む
「お嬢様。」
不安そうに涼音は側に仕えていた。
「仕方ないでしょ・・迷惑な命令でも従うしかないのだから。」
巫女に選出された時点で神の加護を持っているとされる巫女には就任の儀式というのはない。
「朱美様。神官長が参りました。」
馬車からそのまま輿にのせられ奥のこの部屋にそのまま連れてこられた。
先頭を神官長が歩いてはいたが、後ろ姿をチラッと見たくらいで会うのは初めてだ。
「わかった。」
いつもの様に立ち上がると衣が足に纏わりつき歩きにくい事この上なくまず、このヒラヒラをなんとかしたい本気でそう思い考えながら巫女殿と呼ばれる巫女の為の敷地にある謁見の為の部屋で神官長に会う事になった。
「本当になれないわ・・この豪華というか。」
将軍府とは趣がちがった、将軍府は黒檀の家具や狩りで得た獣の敷物など野性的な物が多く女性らしい物は少なかった。
だからなのか、女性らしく設えた白い壁や花々は綺麗だとは思うがこの巫女殿は朱美にとっては居心地が悪い。
何人もの侍女もいるが、どうも感情のない人形のようで不気味でもあった。
こんな所で一生を送るのかと思うとゾッとするが、それが国の国民の安寧の為だと言われたら従うしかないだからこそ自分が心地よく生活できるように改善するしかないと思っていた。
「神官長殿。」
「朱美様ごきげんは如何ですか?」
朱美は驚いた・・遠目で何度か見た事はあったが近くで見たのは初めてで年齢不詳の彼は、白い髪ではあるが容貌はどう見ても30代の男性だった。
しかもかなりの美丈夫で役者のような整った容姿をしていた。
「いいも悪いも今日ここに連れてこられただけだ。」
「たしかに・・私は神使いの鳥を叩き落とされないか心配をしておりましたよ。」
「私が弓の練習中でなくてよかった。間違いなく落としていた。」
「それはあの子も運がよかったのですね。あの子の名前はカルといいます貴女にも従うはずです試してみますか?」
「私に従うのか?」
「ええ、庭で試せますよ。」
楽しそうだと思って庭に出て神官長が「カル」と呼ぶと大きな白い鳥がどこにいたのか大きな翼を広げ目の前にとまった。
白いと思ったがよく見るとその羽は光沢がありこの巫女の衣装のような輝きもある。
「カルって言うのか。カル!お前は私にも従うのか?」
そう尋ねるように話すとカルは大きな翼を広げビーっと声をあげた。
朱美は、座り込みおいでとカルを呼ぶとカルは身を寄せ嘴を朱美の手の平につけ甘えるように顔を寄せてきた。
「私にはそんな事をしないですのに・・カル。」
少し悲しそうな顔をする神官長に朱美はここに来てやっと人間らしい人に会った気がした。
「神官長、ここにいる侍女は何故感情を表にださない?生気がない。」
「そうですね、そうしつけられたからですかね。」
「それに、この衣装だが居心地が悪い。出来れば将軍府にいた時のような動きやすい物がよいのだが・・・。」
朱美は、将軍府では男物の服を女性用の生地で仕立てたものを好んで着ていた。
「どのような物かは存じませんが自室にいる時は問題ないと思いますので用意させます。」
大抵の事は認められたが唯一駄目だったのは武器の訓練だった。
しかも頭が痛いのはこのヒラヒラを着て王に謁見する必要があると言う事だ。
「王は貴女を歓迎しております、王には既に王妃がいらっしゃいます皇太子にも・・ですから問題は無いと思います。」
「何の問題だというのだ?」
「巫女というのは国の宝であり至宝とされます。ですから以前は王の伴侶となる場合が多かったのですが・・現在の王は西から王妃を娶りましたし皇太子は王族の姫から妃を選びました。ですから将軍の娘でもあった朱美様をまさかご自身の寵姫にしょうとはしないと思います。」
「それは、愛人みたいなものか?」
「まあそのような感じです。以前は王族の姫でしたから元から恋仲だったと言う事もあったので王妃や寵姫という事もありましたが・・。」
王族は貴族とは違い妻とは別に公に3人の妻を持つことが許されている。
貴族や庶民は一夫一婦制だが王族だけは違う。
話を聞く分には、自分には問題がなさそうだが、貴族の中でも異質の自分が王族のそれも王に謁見するなど考えもしない事だった。
朱美は、晩餐の席に出る為に沐浴させられここに来た時以上の豪華な衣装に着替えさせられる事になった。
しかも胸元が空きそこには豪華な首飾りや頭は複雑に結い上げられた。
幾つかの簪を刺して出来上がった姿で輿にのせられ王宮に着いたら何人もの侍女を引き連れ歩く。
謁見の間には王と王妃がいて王妃は、西の人間だと聞いていたが黒髪ではなく薄い茶色の髪の女性だった。
王は、黒髪を短く切り年齢は自分の父親より上だったはずだが神の加護を受ける者だからなのか随分若く見えた。神官長ほどではないが整った顔をしていて将軍の父ほどではないが精悍な顔立ちだった。
「巫女よ・・よく来た。」
「王。ご機嫌麗しゅう。」
昔習った淑女の礼をとって挨拶をしてみた。
王は晩餐の席まで巫女である朱美をエスコートして王妃は、後ろから侍女と一緒についてきていた。
この国では、巫女が重要視されるために侍従や他の者達は違和感を感じていないが西から来た王妃にとっては苦痛だった。
国の王妃として嫁ぎ子まで産んでその子が皇太子にもなっているのに、その自分より重要視されるのがたとえ巫女であっても気に入らない。
しかしそんな事を言い出せるような感じでもなく王妃はこの日だけだと思い我慢する事にした。
晩餐も終盤にはいり、和やかな空気だったが王が次にはっした言葉が王妃と朱美を脅かした。
「この国にとって王族でない巫女は初めての事。それに美しい巫女をこのままという訳にはいかぬ・・したがって我が妃として迎える事にする。」
三日後に王は、巫女殿に通うという沙汰を出し、王宮ではないが巫女殿に妃としての地位
をもつ巫女として住まわせると言ったのだ。
これは、王妃をしのぐ地位ともなりもし二人
の間に王子が産まれたら現在の皇太子は廃さ
れ朱美の息子が皇太子となる事になる。
この沙汰は、貴族までに広言され公布された
あるものは将軍府に祝いをあるものはやっか
み様々な反応があった。
王のこの判断がこの国の命運の分かれ道にな
ろうとは王も思ってはいなかった。
一夜で権力争いの渦に巻き込まれた朱美は何
が何やら解らぬままに巫女殿で侍女の涼音と
共にどうするべきかと相談する事にした。
不安そうに涼音は側に仕えていた。
「仕方ないでしょ・・迷惑な命令でも従うしかないのだから。」
巫女に選出された時点で神の加護を持っているとされる巫女には就任の儀式というのはない。
「朱美様。神官長が参りました。」
馬車からそのまま輿にのせられ奥のこの部屋にそのまま連れてこられた。
先頭を神官長が歩いてはいたが、後ろ姿をチラッと見たくらいで会うのは初めてだ。
「わかった。」
いつもの様に立ち上がると衣が足に纏わりつき歩きにくい事この上なくまず、このヒラヒラをなんとかしたい本気でそう思い考えながら巫女殿と呼ばれる巫女の為の敷地にある謁見の為の部屋で神官長に会う事になった。
「本当になれないわ・・この豪華というか。」
将軍府とは趣がちがった、将軍府は黒檀の家具や狩りで得た獣の敷物など野性的な物が多く女性らしい物は少なかった。
だからなのか、女性らしく設えた白い壁や花々は綺麗だとは思うがこの巫女殿は朱美にとっては居心地が悪い。
何人もの侍女もいるが、どうも感情のない人形のようで不気味でもあった。
こんな所で一生を送るのかと思うとゾッとするが、それが国の国民の安寧の為だと言われたら従うしかないだからこそ自分が心地よく生活できるように改善するしかないと思っていた。
「神官長殿。」
「朱美様ごきげんは如何ですか?」
朱美は驚いた・・遠目で何度か見た事はあったが近くで見たのは初めてで年齢不詳の彼は、白い髪ではあるが容貌はどう見ても30代の男性だった。
しかもかなりの美丈夫で役者のような整った容姿をしていた。
「いいも悪いも今日ここに連れてこられただけだ。」
「たしかに・・私は神使いの鳥を叩き落とされないか心配をしておりましたよ。」
「私が弓の練習中でなくてよかった。間違いなく落としていた。」
「それはあの子も運がよかったのですね。あの子の名前はカルといいます貴女にも従うはずです試してみますか?」
「私に従うのか?」
「ええ、庭で試せますよ。」
楽しそうだと思って庭に出て神官長が「カル」と呼ぶと大きな白い鳥がどこにいたのか大きな翼を広げ目の前にとまった。
白いと思ったがよく見るとその羽は光沢がありこの巫女の衣装のような輝きもある。
「カルって言うのか。カル!お前は私にも従うのか?」
そう尋ねるように話すとカルは大きな翼を広げビーっと声をあげた。
朱美は、座り込みおいでとカルを呼ぶとカルは身を寄せ嘴を朱美の手の平につけ甘えるように顔を寄せてきた。
「私にはそんな事をしないですのに・・カル。」
少し悲しそうな顔をする神官長に朱美はここに来てやっと人間らしい人に会った気がした。
「神官長、ここにいる侍女は何故感情を表にださない?生気がない。」
「そうですね、そうしつけられたからですかね。」
「それに、この衣装だが居心地が悪い。出来れば将軍府にいた時のような動きやすい物がよいのだが・・・。」
朱美は、将軍府では男物の服を女性用の生地で仕立てたものを好んで着ていた。
「どのような物かは存じませんが自室にいる時は問題ないと思いますので用意させます。」
大抵の事は認められたが唯一駄目だったのは武器の訓練だった。
しかも頭が痛いのはこのヒラヒラを着て王に謁見する必要があると言う事だ。
「王は貴女を歓迎しております、王には既に王妃がいらっしゃいます皇太子にも・・ですから問題は無いと思います。」
「何の問題だというのだ?」
「巫女というのは国の宝であり至宝とされます。ですから以前は王の伴侶となる場合が多かったのですが・・現在の王は西から王妃を娶りましたし皇太子は王族の姫から妃を選びました。ですから将軍の娘でもあった朱美様をまさかご自身の寵姫にしょうとはしないと思います。」
「それは、愛人みたいなものか?」
「まあそのような感じです。以前は王族の姫でしたから元から恋仲だったと言う事もあったので王妃や寵姫という事もありましたが・・。」
王族は貴族とは違い妻とは別に公に3人の妻を持つことが許されている。
貴族や庶民は一夫一婦制だが王族だけは違う。
話を聞く分には、自分には問題がなさそうだが、貴族の中でも異質の自分が王族のそれも王に謁見するなど考えもしない事だった。
朱美は、晩餐の席に出る為に沐浴させられここに来た時以上の豪華な衣装に着替えさせられる事になった。
しかも胸元が空きそこには豪華な首飾りや頭は複雑に結い上げられた。
幾つかの簪を刺して出来上がった姿で輿にのせられ王宮に着いたら何人もの侍女を引き連れ歩く。
謁見の間には王と王妃がいて王妃は、西の人間だと聞いていたが黒髪ではなく薄い茶色の髪の女性だった。
王は、黒髪を短く切り年齢は自分の父親より上だったはずだが神の加護を受ける者だからなのか随分若く見えた。神官長ほどではないが整った顔をしていて将軍の父ほどではないが精悍な顔立ちだった。
「巫女よ・・よく来た。」
「王。ご機嫌麗しゅう。」
昔習った淑女の礼をとって挨拶をしてみた。
王は晩餐の席まで巫女である朱美をエスコートして王妃は、後ろから侍女と一緒についてきていた。
この国では、巫女が重要視されるために侍従や他の者達は違和感を感じていないが西から来た王妃にとっては苦痛だった。
国の王妃として嫁ぎ子まで産んでその子が皇太子にもなっているのに、その自分より重要視されるのがたとえ巫女であっても気に入らない。
しかしそんな事を言い出せるような感じでもなく王妃はこの日だけだと思い我慢する事にした。
晩餐も終盤にはいり、和やかな空気だったが王が次にはっした言葉が王妃と朱美を脅かした。
「この国にとって王族でない巫女は初めての事。それに美しい巫女をこのままという訳にはいかぬ・・したがって我が妃として迎える事にする。」
三日後に王は、巫女殿に通うという沙汰を出し、王宮ではないが巫女殿に妃としての地位
をもつ巫女として住まわせると言ったのだ。
これは、王妃をしのぐ地位ともなりもし二人
の間に王子が産まれたら現在の皇太子は廃さ
れ朱美の息子が皇太子となる事になる。
この沙汰は、貴族までに広言され公布された
あるものは将軍府に祝いをあるものはやっか
み様々な反応があった。
王のこの判断がこの国の命運の分かれ道にな
ろうとは王も思ってはいなかった。
一夜で権力争いの渦に巻き込まれた朱美は何
が何やら解らぬままに巫女殿で侍女の涼音と
共にどうするべきかと相談する事にした。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
落ちこぼれ公爵令息の真実
三木谷夜宵
ファンタジー
ファレンハート公爵の次男セシルは、婚約者である王女ジェニエットから婚約破棄を言い渡される。その隣には兄であるブレイデンの姿があった。セシルは身に覚えのない容疑で断罪され、魔物が頻繁に現れるという辺境に送られてしまう。辺境の騎士団の下働きとして物資の輸送を担っていたセシルだったが、ある日拠点の一つが魔物に襲われ、多数の怪我人が出てしまう。物資が足らず、騎士たちの応急処置ができない状態に陥り、セシルは祈ることしかできなかった。しかし、そのとき奇跡が起きて──。
設定はわりとガバガバだけど、楽しんでもらえると嬉しいです。
投稿している他の作品との関連はありません。
カクヨムにも公開しています。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】ドアマットに気付かない系夫の謝罪は死んだ妻には届かない
堀 和三盆
恋愛
一年にわたる長期出張から戻ると、愛する妻のシェルタが帰らぬ人になっていた。流行病に罹ったらしく、感染を避けるためにと火葬をされて骨になった妻は墓の下。
信じられなかった。
母を責め使用人を責めて暴れ回って、僕は自らの身に降りかかった突然の不幸を嘆いた。まだ、結婚して3年もたっていないというのに……。
そんな中。僕は遺品の整理中に隠すようにして仕舞われていた妻の日記帳を見つけてしまう。愛する妻が最後に何を考えていたのかを知る手段になるかもしれない。そんな軽い気持ちで日記を開いて戦慄した。
日記には妻がこの家に嫁いでから病に倒れるまでの――母や使用人からの壮絶な嫌がらせの数々が綴られていたのだ。
私を婚約破棄した国王が処刑されたら、新しい国王の妃になれですって? 喜んで…と言うとでも?
あんど もあ
ファンタジー
幼い頃から王子の婚約者だったアイリスは、他の女性を好きになった王子によって冤罪をかけられて、田舎で平民として生きる事に。
面倒な貴族社会から解放されて、田舎暮らしを満喫しているアイリス。
一方、貴族たちの信頼を失った王子は、国王に即位すると隣国に戦争を仕掛けて敗北。処刑される。
隣国は、アイリスを新しい国王の妃にと言い出すが、それには思惑があって…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる