【R18版】豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也

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第96話 久しぶりの勇者 野菜の村

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「いやぁ結婚式良かったなぁ」

「ドワーフとも仲良くなれたし鎧まで安く手に入って良かったよ」
結局麻雀でバカ勝ちしてタダ同然で鎧が手に入ったらしい。まあ遺恨が残ってないからいいか。

「私達は帰ったらすぐ依頼だね、いいお休みだったよ」
「そうじゃのう、色々元気になったのう」
シルバさんはそうだよね。どこがとは言わないけど。

「もうそろそろ着きますね。」
アルカリスの町に到着しブレイズのメンバーと別れた。
天気も良いし少し町を歩こうかなとのんびり歩いていると…

「あれ!ショウじゃない!久しぶり!」
「ショウ!!」
勇者パーティーじゃん、久しぶりな気がするな。

「久しぶり、依頼の帰り?」

「今から行くところなの!ショウも行くでしょ?」
なんで?そんな飲み帰りのラーメンみたいな事言われても困るんだけど。

「ショウも行く、積もる話もある」
シロに言われると弱いな…行くか…

依頼の内容は作物が育ちすぎる村の調査らしい、育ちすぎるのは良いんじゃ無い?とも思うのだがそうでもないらしく、収穫が間に合わずに腐るのも早いんだとか。

「なにそれ、原因なんて分かるの?」

「それを探しに行くのよ!」
それを探しに行くのになんでお前ビール飲んでんの?

「私トンカツ食べたい」
トンカツか…久しぶりに良いかもな。
運転はビール勇者に任せて僕はトンカツを作る事にした。シロが手伝うと言うので二人でエプロンをして料理をする。
シロのエプロン姿…良い!!

「お料理楽しい、今度は私が作ってあげるね」
なんか最近のシロは破壊力あんな…
楽しみにしておくよと言うと嬉しそうに「うん!」と笑顔で答えるのであった。反則級だ。

「おーいトンカツできたぞー!」
ホノカを呼んで三人でトンカツを食べる、久しぶりに食べると美味いなこれ…

相変わらずホノカは一人前でシロは五人前ペロリと食べるのがいつになっても納得いかない。
絶対おかしいよ!

「最近はずっと依頼ばっかり受けてたの?」
最後に来たのって結構前だよな?なんならガル爺さんに会う前じゃないか?

「そうでもないわよ、なんか大型の魔獣が最近少ないのよ」

「ショウの方が忙しい、いつもいない」
別にそこまで…あぁ、そうか。

「多分これのおかげだよ」
ギルド直通のトランシーバー、これがあると緊急の依頼あるか分かるからギルドにあんまり行かなくて良いんだよね。
秘密だけどユキさんとは夜中通話できるし。

「ショウと話す道具!欲しい!!」
そうシロにせがまれ僕はトランシーバーを渡した。僕からしても連絡が取れるのはありがたい。

「ねぇこの二つのトランシーバー?だっけ、一つはギルドでしょ?もう一つは?」
あ、それゼルに直通だよ!魔王だから!君の宿敵だから!

止める間も無く通話ボタンを押すホノカ、僕はトランシーバーを奪い取る。

「ショウ!何かようかい?また遊びの誘いだと嬉しいなあ」
ゼルって喋り方も柔らかいし本当に魔王なのか…?

「いや、今勇者が来ててさ、間違ってかけちゃったんだよね。また後で連絡するからその時はまた酒でも誘うよ」

「勇者?それは僕と話すのは良くないね。引き合う力が強くなってしまう可能性がある。じゃあまたね、お酒楽しみにしているよ」

通話を切ったあとに僕は考える。
ウソを吐くのは簡単だけど…後々に僕が魔王と友達なんて知ったらショックを受けるんじゃないか…。
ここは今のうちに正直に話すか…

「ちょっと!誰に繋がってるの!?私も使ってみたいわよ!」
何言ってるんだ?人の電話で?

「女の子じゃないよね?」
男だよ!男!

「うーん、まあ正直に話すけど魔王だよ、男の」

「「魔王!!?」」
そこから魔王に会った経緯を全て話した。もちろん勇者の暴走の件は伏せたが。

「そんなに強いんだ…勝てるかなぁ…」
「でも私も結構強い、二人ならなんとか」
二人でも無理だと思う、あの強さははっきり言って異常だ。

「ホノカってさ、聖剣折れる前のだっせぇ言葉遣いしてたじゃん?あの時どんな感じだったの?」

「やめなさいよ…恥ずかしいんだから…、でもなんと言うか、支配欲的な何かが強かった気がするわね。自分の強さに酔っていたんだけどショウに負けてなんかスッキリしたわ」

「ホノカは強くなるにつれてなんというか…ワガママになっていった。私には普通だったけど。ショウに負けた後は普通になった。」
普通の足りない子になったんだな。

「じゃあ魔王との引き合う力は?」

「前ほど感じないけど少し感じるわよ、でも今戦っても勝てないならまだ行くべきじゃないわね」
そうそう、そのまま老後に囲碁でもして決着つけようぜ。

「まあそういう事だよ、魔王は悪いヤツじゃない。できれば平和的に解決して欲しいかな」

「私もそう願う…」
一応話する事は話したので依頼の村に向かって地下室を走らせる。

依頼の村は遠目でも分かる…
「なんだあの野菜の森…」

村というかもう森だった。しかし木では無く様々な野菜が絡みついている異様な光景…

早くなんとかしないとあそこ住めなくなるぞ?
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