【R18版】豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也

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第97話 ヒマ潰し 翠麗竜

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「近くで見ると尚更酷いな」
野菜や果物が至る所にびっしりと実を成しており、腐って落ちた物からは異臭が漂っている。

「とりあえず村長の話を聞きに行きましょう!」

「そうだなぁ…こんなの解決出来るとは思えないんだけど…」
村人に聞いたところ村長の家は一番奥にあるらしい。しかし村人全員収穫で忙しそうだな…
この状況では収穫するしかないか…
僕達は村長の家に到着して村長に話を聞くのだが…

「原因は分からないんですじゃ…不作に悩まされていたのは事実なんじゃが…思い当たり節がないんですじゃ…」

「本当にないの?何か変わった事したとか」
ホノカ、もうこれ以上聞いても無駄だと思うぞ…

「そういえば最近地震が多いような…」
地震?そんなのあった?そもそも地震なんてあんのかこの世界。

「最近地震は観測されていない、明らかに不自然」
じゃあ地下に何かあんじゃん。

「じゃあちょっと地下を調べてきますね。今日中にはなんとかなると思いますよ。」

「なんと心強い、流石勇者パーテーじゃな。」
僕は勇者のパーテーじゃないけどね。

「とりあえず地下に潜るか、まあ何かいるんでしょ、そいつ倒して解決しちゃおうよ。」

「そうね、このままだと完全に野菜に飲み込まれてしまうわね。」

「でも果物は美味しかった。」
シロでもつまみ食いとかするんだ、なんか意外。

僕達はとりあえず下へ下へと潜っていく。すると大きな空洞を発見したのだが…

「絶対あれじゃん…」
黄緑のパーマがかかった髪の毛の女の子が一生懸命地上に向かってパワー的な何かを送っている。

「魔法?しかし中々の魔力だと思う」

「なんか話せばわかりそうね、ちょっと話してみましょうよ」
少し話し合った結果僕が地下室から出て女の子に声をかけてみる事になった、一番頑丈な僕が行けば最悪攻撃されても無事だろう。

「あのさ、何してるの?こんなところで」

「ひゃ!ひゃい」
驚かせてしまったみたいだが…この状況でどうやって声をかけたら正解かなんて分からないし…
しかし可愛いなこの娘、ウェーブパーマっていうのか?なんかフワフワしてる…触ってみたい…。

「僕は冒険者のショウって言うんだけど、もしかして地上の植物成長させてる?ちょっと成長しすぎて困ってるみたいだよ」

「へ?そ、そうなんですか…不作で困っているようだったので何とかしようとしていたんですけど…」

「とりあえずそのハンドパワーみたいなのやめてあげて?過労死する人でそう」

「は、ひゃい!」
そのひゃい!って何?可愛いんだけど。
女の子は手を下ろし謎の波動を止めた、もう解決だよこれ。

「ありがとう、何か地上の村に恩義とかあってやってたの?」

「え、えーと。そんなのは無いんですけど…ヒマだったので…」
うっそだろお前…暇つぶしでこんな事してたの?

「じゃあ地震は?何かここでやった?」

「じ、地震ですか?えーと…たまに魔法を壁に打ち込んでました…」

「何か敵とか出た時とか?」

「い、いえ…ヒマだったので…」
愛くるしいキャラだと思ったら結構とんでもねぇな。

「ショウー大丈夫そう?」
「なんかまた女の子と喋ってる、浮気性」
浮気どころか僕童貞だからね、ゼロは何をしてもゼロだよ。

「この子が原因だったのね、見たところ害は無さそうだけど…すごい魔力ね…」

「確かにすごい、ルナティアよりも多いかも」

「ひゃ?ルナティアを知ってるんですか?」
なんかこのひゃ!ってクセになるな、聞いていて飽きない。そしてまさかとは思ってたけどこの子七聖竜か?

「もしかして七聖竜の3番目だったりしない?1番目って事は無いと思うんだけど。」

「お、仰る通り私は七聖竜の3番目。翠麗竜リディベルトです。リディで良いですよ」
やっぱりだ。もう1番目のエル・ドラグマだっけ?その竜に会ったらもうコンプリートじゃん。

「あのリディ、もしも止めにこなかったらいつまでやる気だったの?」

「そ、そうですね…飽きるまでですかね」

「ちなみに楽しいの?そのハンドパワーみたいなヤツ」

「正直クソつまんないですね…」
何がしたいの?
なんかいきなり掴みどころのない七聖竜が出てきたな…
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