【R18版】豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也

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第137話 解散 冒険者 えむえむ

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「じゃあ僕は帰るね!今回も楽しかったよ!また誘ってね!」

翌朝、ゼルはそろそろ帰るとバイクに跨がって帰っていった。

「本当に速いのね、バイクって」
見送りに来ていたホノカ、結構あっさり別れたな。

「ホノカも欲しい?結構便利だよ?」

「いや、いらないわ。そ、その、ゼルが今度後ろに乗せてくれるって…言うから…」

ヒュー、乙女心じゃーん。

「それは良かった、是非仲良くしてくれ」

「ま、まあ友達だし?当たり前よ!」
なんか急に女の子だなぁホノカ…良い傾向?

地下室に戻るとシロにリディ、エリザが丁度起きてきたところだった。

「エリザ、ゼル帰っちゃったけど…」

「ん?我はリディの村に遊びに行くので心配なし!」
「お友達なので…あとあそこ超ヒマ」

エリザってまじで何してんの?四天王ぷらぷらしすぎでは?

朝食を取りエリザとリディは二人で楽しそうに帰っていった。
「ショウ君!またね!次は最後まで頑張ってね」
何を?僕はいつも全力だが?

「また遊び来る!期待されたし!!」

「そうだね、僕もまた近々遊びにいくかも」

じゃあ帰るか、ユウカが運転したいと言うので僕は朝風呂に向かう。
そして風呂から出た頃にはギルドに到着していた。

「じゃあ依頼があるから、またね、ショウ」
「今度またゼルが来る時連絡してね!」

もう恋する女の子じゃないか。良い事だ。
相手魔王だけど。

僕はどうしようかなぁ。みんな忙しそうだけど他の冒険者ってどんな事してるんだろ…


【冒険者レイ】

最近バイクのおかげで依頼がサクサクこなせます。
ショウ様の地下室には本当に驚かされますね。

今回の依頼はキツネの魔獣退治、近くの村が農作物をやられているらしく、人的被害が出る前にどうにかして欲しいという事でした。

どんな魔獣なのでしょう、狐の魔獣は珍しく、強さも未知数、最近は歯応えのある敵がいなくて少々消化不良ですからね。このくらい冒険しなくては。

村が見えて来ました、まずは話を…ん?
岩陰に子供?耳のようなものが生えているような…。

「そこで何をしているんですか?迷子でしょうか?」

「みゃ!!びっくりした!せっこは別に迷子じゃないかも!」

せっこ?迷子じゃないかもってどっちですか?
しかしこの耳…可愛らしい顔…可愛い…抱きしめたら怒りますかね?
そしてバイクの音に気が付かないあたり耳は飾り?

「まあ村が見える場所で迷子というのも無いと思いますけど…せっこさんはここで何をしているんですか?」

「せっこは名前じゃないかも!!なまえはえむえむ!」
えむえむ?ここら辺では聞かない名前ですね。略してドMみたいに言われませんか?

「えむちゃんは何をしていたんです?あとせっこってなんですか?」

「べ、べっつにー、何もしてないかも?見る自由は尊重するべきかもよ。あとせっこはせっこかも!人間も真似して拙者とか言うかも!」

うん?

「もしかしてえむちゃんは狐ですか?拙者じゃなくて拙狐でせっこ?」

「そう!拙狐!」
妙に分かりにくい上に無理があるので今すぐやめたらどうですかそれ…

「もしかしてあの村の農作物食べました?」

「ギクッ!何?食べてないかも…でももし食べてたらどうするの?縛り付けて刺す?」

「どうでしょう?でも私はその狐の魔獣を討伐に来た冒険者です」

「ガビーン…いや…でも拙狐食べて…ないかも…」
ガビーンですか…古ですね。

「でも正直になって一緒に謝りに行けば許します。本当に食べて無いんですね?」

「お腹すいてた…かも…」

「謝りに行った後にお腹いっぱい食べさせてあげます、本当はお腹が空いて食べちゃったんですよね?」

「うぅ…ごめんかも…拙狐謝りにいく…」

「じゃあ行きましょう、私の後ろに乗って下さい。私のバイクは速いですよ」

「ばいく?乗る!のるかも!」
それから後ろにしがみ付くえむちゃんと一緒に村まで行き、しっかり謝ったら村の人も分かってくれたようです。

正直この見た目で謝られて許さない大人はどうかと思います。子供の見た目にクリっとした目、キツネの耳に尻尾。あとでこっそり触りましょう。

えむちゃんは行くところが無いらしいので今私とギルドに向かっているのですが…少し気になる事が…。

「その小さな身体で農作物を荒らしてもそんなに被害出ないですよね?実は仲間がいるとかないですか?」

「仲間いないかも…ちょっと止まって、拙狐は実はそこそこ大きいかも」

変身するのでしょうか?美少女とかになったらショウ様に会わせるの少し嫌なんですけど…。

えむえむはバイクから飛び降り、どんどん大きくなっていく…。完全に獣の姿に変わったえむえむ…3メートル弱はあるのでは…。
そしてこれは魔獣?こんなに知能が高い魔獣なんて聞いたことがない。

「あの、えむちゃんは本当にえむえむという名前なんですか?あなたもしかして神獣でもっと長い名前とかないですか?」

「そうかも!神獣!拙狐ちょっと偉い!名前はあるけど…みんな覚えてくれないからえむえむで良い…」

「大丈夫ですよ、私は記憶力が良いので」

「本当!?じゃあね!拙狐の名前は… マジェスティック・ムーン・オブ・ミスティック・メイヘム・アンド・ミラージュ・フォックス・カリスマ・オブ・セレスティアル・サンクチュアリかも!」

誰ですか名付け親…これはM.Mで略したくなるのも分かりますね。

「すみません、よくわかりません」

「ガビーン」

「ではエムで良いですね、名前が長すぎて日が暮れてしまいます」

「私は冒険者のレイです。私の依頼の手伝いでもしますか?少なくともお腹は空かなくて済みますよ」

「冒険者のレイ!うん!行くかも!あっちの町まで行くの?競争するかも!!」
そしてすごいスピードで走り出すエム、かなり早いですが…

「私の黒麒麟の敵じゃ無いですね!」

「レイ早すぎるかも!!負けないかもー!!」

これはペットで良いんでしょうか?神獣をペットにするなんて…これは冒険ですね!
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