転生10歳の織田信長

砂町銀座

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第2章・富国強兵基礎編

33話​ 神の倉庫、遠江に現る

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1550年11月​

織田軍7,500人
(火薬銃隊6,000・柴田軍1,500)

遠江国で今川義元以外の捕虜8,000人を、後ろ手に手錠で拘束、神の倉庫(収納ワールド)から出した東京ドームに収容している。

食事を取らせる時とトイレのみ手錠を外すが、ドーム内に設置した捕虜用の食堂プレハブ、トイレにも窓は無く、出入口は火薬銃部隊が銃口を向け監視している。

『良かったんですか?ドームなんか出して。あれを見た時の今川義元の顔、真っ青になりながらも興味津々、興奮していました。』

『武装解除したとは言え8,000もの無傷な捕虜だ。暴動でも起こされたら殺るしかなくなる。少し不思議な力を見せ付けて、畏怖ビビルさせるのも必要だろ。』

『確かに、これから遠江の開拓には男手が必要です。ですが…その~……』

『……はっきり言わなくて良いぞ』

『今川兵士の殿を見る目付きが…』

『……はっきり言うなよ!』

『教祖さま!!になってます(笑)』

『お前…絶体最後まで言うよな…』

『そうですか?信長教祖様』

「教祖様言うなーー光秀!!」

「如何なされました?教祖様!!」

「……勝家、俺の名は織田信長だ。教祖様では無いぞ…断じて…」

「教祖様。今川義元が面会を申請してきましたが、何時もの時刻で構いませぬか?」

「……それは構わぬが一益、お前まで教祖様呼びしてんじゃねーよ!」

「では9時でお願い致します。義元にとってこのが唯一、教祖様の御尊顔を拝謁し得る貴重な時。断られたら切腹すると言うております故」

「……………で、あるか……」



今まで未来の知識と軍事に転用できる技術以外、使う事を躊躇ちゅうちょしていた信長。

桶狭間が起こる1560年まで放置する予定だった遠江国。降って湧いたようなチャンスを有り難く頂戴するには、速やかな平定が必要と判断。

そのために自身の授かったチート能力【神の倉庫】を出し惜しみ無く行使していた。

​「新しい殿様はえらいもんだに!」

​「織田様ん言うとーりにしたら、泥くさくて食えれんかったうなぎが、えれえうまいもんになっただに。」

​「あのタレだっけ?うちん家族は、あれだけで飯がうんまくなるって、もうタレなしじゃ生きてけえれんずら。」

​「うちもだに。今じゃうなぎの取り合いだら(笑)」

​「殿様んくれた米のうまさ…あれん種籾もたんまりもらって、来年は美味い おまんまが食えるだに。」

​「俺はもうよその殿様は認めん。織田信長様、いや織田ん神様のために命をかけるだに!」

​「俺もだに!に一生を捧げるだら!」

(遠江の遠州弁?のつもりです)


「ふぇ、ふぇっ、フェックション!!!…また誰かが教祖様だの神様だのって噂でもしてんのか?」

「あの清潔な公衆トイレを、遠江国内に惜しげも無くばら蒔きましたから、今や殿が死ねと命じれば死ぬという人間だらけです(笑)」

『あ~~まあ あれは公衆衛生の促進ってのもあるが、神の倉庫から出した物は何故か、神の倉庫・収納ワールドの有機物カテゴリーに自動回収されるからな。

火薬に使う硝石や有機肥料が、黙っていても大量に生産される…まったく恐ろしいシステムだ…』

『有機肥料最大の利点は土壌改良、微生物の活性化です。土の質が見違えるほど改善しますので、痩せた土地が肥えた土地に早変わり!まさに神の所業(笑)』

『はあ~~もう良い、何とでも言え。ここ遠江国は静岡県、いろいろモデルケースとして試すには絶好の土地柄だろ』

『静岡県?ハハハハハ本音が出ましたな殿』

『はあ?何の事だ光秀?!』

『駿河国も伊豆国も静岡県、一気に全部取るのですな!この欲張り者(笑)』

「……んな訳ねぇーだろ!馬鹿言ってねぇーで、さっさと太原雪斎への書状をまとめろ!」

「アイアイサー!」


遠江国で神と崇められた織田信長。第六天魔王なんですがね。。。。。
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