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苦難
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ジゼルは、神官たちに禊と称されて数日間、輪姦された。
その後は貴族の男に「感謝しな。尊い精子を恵んでやる」と頭を踏まれながら言われ、何か月もの間、貴族の男たちに種付けされて妊娠し、女児を産んだ。
「聖女であることをやめたい」とジゼルは男たちに貫かれながら懇願して許しを求めたが「そんなことは前例がない」と笑いながら、ジゼルが2人目を孕むまで、朝も夜もなく凌辱されるだけだった。
ジゼルは3人目で男児を産んだ。
「ふん、やっと男を産んだか」と吐き捨てられるように、貴族の男に言われた。誰の子か分からない赤ん坊は、神官たちに取り上げられた。
聖女の腹から産まれた子は、神の恵みを受け、神通力に長けているらしい。
女児であれば僧侶に、男児であれば神官として神殿で大切に育てられる。処女だったジゼルに女の悦びを教えた神官長も、そうやって何代か前の聖女から産み落とされた人間の1人であることは、容易に推察することが出来た。
(あぁ……、男に抱かれたばかりだというのに、体の奥が疼いてならないわ……)
自分を見失うほどの快楽を与えた神官長の魔術の数々は、今もなおジゼルを苦しめ続けていた。度々神官長はジゼルの部屋を訪れては抱いていたが、体の疼きは増すばかりで、その疼きは神官長にしか鎮めることが出来なかった。
眠れぬ夜は、神官長との性行為を思い出しながら、ジゼルは自らの体を慰めた。
ジゼルは、男児を産んだ後、まるで用済みになったとでも言わんばかりに、神殿を追い出された。神殿を旅立つ前夜、ジゼルは神官長と交わった。
「――あっ♡ あっ♡ 気持ちいいですっ、オーウェン様あぁぁぁ♡ もっと激しく、ジゼルの奥を突いてください♡」
「ジゼル。すっかり雌顔になってますね。可愛いですよ」
「ああああぁあん!!!♡♡♡ オーウェン様!♡ オーウェン様あぁぁ!!♡」
パンパンと肉がぶつかる音が響く。果てしない快楽に落とされ、ジゼルは狂ったように喘いだ。
「これから聖女様は、色々な男たちに抱かれるでしょう。その中には耐えられないような出来事もあるかもしれません。ですが、それらは苦行なのです。それを乗り越えてこそ、聖女として褒め称えられるでしょう。神様もそれを望んでおります。生きて帰ってきなさい。分かりましたか?」
「はい。分かりました。だから……、だから私を抱いてください!♡」
熱に浮かされたようにジゼルは叫んだ。
「素晴らしい。それでこそ、私の聖女様だ」
神官長はニヤリと嗤うと、激しく腰を動かし、ジゼルの中に射精した。
それからのジゼルは、神官長の言葉通り、苦難の連続だった。
小さな村から大きな町まで赴き、男たちを相手にした。道中も馬車の中や道端で、寄付金を払った冒険者や旅人、商人に股を開いた。
トイレに行きたくても許可されなかった。排泄物は垂れ流しとなり、おしっこは聖水として、男たちが飲んで行った。
金鉱を抱え、羽振りが良く、領民からも慕われているという領主の男は「領民は宝です」と言って、ジゼルを招いた。領主の寝室で一晩を過ごした後は、身を清め、娼婦のような乳首の透けた肌着に着替えさせられて領主の息子の部屋に赴いた。
ジゼルは「クリフ。この方が聖女ジゼル様だ。存分に抱きなさい」と領主に胸を揉まれながら、紹介された。
そして、ジゼルは部屋にある大きなベットの中で、領主の息子の若い昂りで乱された。領主の息子は5人居て、ジゼルはそれぞれの部屋を訪れて、性行為を行なった。
翌日からは領民の男たち全てと交わった。寄付金は全て領主が支払うため、すべての領民が聖女を抱くことが可能だった。
怪我などで立ち上ることが出来ない男には、ジゼルが自ら挿れる必要があった。ジゼルは男の上に跨り、ペニスを根本まで膣の中に挿れ、腰を上下に動かした。
男が病によって寝たきりで、性行為に耐えられないような場合は、男のペニスを喉の奥まで咥え込んで口淫し、射精を促した。聖女に射精すると体調が目に見えて回復するらしく、治療行為としても理にかなっていた。
当然1日では終わらず、その宴は数週間に渡って催された。神官が言うには、それは、領主の権威を示す上で、最上級の催しなのだと言う。
寄付金を支払うのも困難な、貧困に喘ぐ農村では、村長と取り巻きだけ、ということもあった。金のない人間は、聖女を抱くことは出来なかった。
その後は貴族の男に「感謝しな。尊い精子を恵んでやる」と頭を踏まれながら言われ、何か月もの間、貴族の男たちに種付けされて妊娠し、女児を産んだ。
「聖女であることをやめたい」とジゼルは男たちに貫かれながら懇願して許しを求めたが「そんなことは前例がない」と笑いながら、ジゼルが2人目を孕むまで、朝も夜もなく凌辱されるだけだった。
ジゼルは3人目で男児を産んだ。
「ふん、やっと男を産んだか」と吐き捨てられるように、貴族の男に言われた。誰の子か分からない赤ん坊は、神官たちに取り上げられた。
聖女の腹から産まれた子は、神の恵みを受け、神通力に長けているらしい。
女児であれば僧侶に、男児であれば神官として神殿で大切に育てられる。処女だったジゼルに女の悦びを教えた神官長も、そうやって何代か前の聖女から産み落とされた人間の1人であることは、容易に推察することが出来た。
(あぁ……、男に抱かれたばかりだというのに、体の奥が疼いてならないわ……)
自分を見失うほどの快楽を与えた神官長の魔術の数々は、今もなおジゼルを苦しめ続けていた。度々神官長はジゼルの部屋を訪れては抱いていたが、体の疼きは増すばかりで、その疼きは神官長にしか鎮めることが出来なかった。
眠れぬ夜は、神官長との性行為を思い出しながら、ジゼルは自らの体を慰めた。
ジゼルは、男児を産んだ後、まるで用済みになったとでも言わんばかりに、神殿を追い出された。神殿を旅立つ前夜、ジゼルは神官長と交わった。
「――あっ♡ あっ♡ 気持ちいいですっ、オーウェン様あぁぁぁ♡ もっと激しく、ジゼルの奥を突いてください♡」
「ジゼル。すっかり雌顔になってますね。可愛いですよ」
「ああああぁあん!!!♡♡♡ オーウェン様!♡ オーウェン様あぁぁ!!♡」
パンパンと肉がぶつかる音が響く。果てしない快楽に落とされ、ジゼルは狂ったように喘いだ。
「これから聖女様は、色々な男たちに抱かれるでしょう。その中には耐えられないような出来事もあるかもしれません。ですが、それらは苦行なのです。それを乗り越えてこそ、聖女として褒め称えられるでしょう。神様もそれを望んでおります。生きて帰ってきなさい。分かりましたか?」
「はい。分かりました。だから……、だから私を抱いてください!♡」
熱に浮かされたようにジゼルは叫んだ。
「素晴らしい。それでこそ、私の聖女様だ」
神官長はニヤリと嗤うと、激しく腰を動かし、ジゼルの中に射精した。
それからのジゼルは、神官長の言葉通り、苦難の連続だった。
小さな村から大きな町まで赴き、男たちを相手にした。道中も馬車の中や道端で、寄付金を払った冒険者や旅人、商人に股を開いた。
トイレに行きたくても許可されなかった。排泄物は垂れ流しとなり、おしっこは聖水として、男たちが飲んで行った。
金鉱を抱え、羽振りが良く、領民からも慕われているという領主の男は「領民は宝です」と言って、ジゼルを招いた。領主の寝室で一晩を過ごした後は、身を清め、娼婦のような乳首の透けた肌着に着替えさせられて領主の息子の部屋に赴いた。
ジゼルは「クリフ。この方が聖女ジゼル様だ。存分に抱きなさい」と領主に胸を揉まれながら、紹介された。
そして、ジゼルは部屋にある大きなベットの中で、領主の息子の若い昂りで乱された。領主の息子は5人居て、ジゼルはそれぞれの部屋を訪れて、性行為を行なった。
翌日からは領民の男たち全てと交わった。寄付金は全て領主が支払うため、すべての領民が聖女を抱くことが可能だった。
怪我などで立ち上ることが出来ない男には、ジゼルが自ら挿れる必要があった。ジゼルは男の上に跨り、ペニスを根本まで膣の中に挿れ、腰を上下に動かした。
男が病によって寝たきりで、性行為に耐えられないような場合は、男のペニスを喉の奥まで咥え込んで口淫し、射精を促した。聖女に射精すると体調が目に見えて回復するらしく、治療行為としても理にかなっていた。
当然1日では終わらず、その宴は数週間に渡って催された。神官が言うには、それは、領主の権威を示す上で、最上級の催しなのだと言う。
寄付金を支払うのも困難な、貧困に喘ぐ農村では、村長と取り巻きだけ、ということもあった。金のない人間は、聖女を抱くことは出来なかった。
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