僕の白い蝶【完結】

ちゃむにい

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信頼

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マリオンは、何時ものように温室にあるニーナの葉っぱのベットで本を読みながら、うたた寝をしていた。ふと目が覚めると、ニーナがマリオンの横で寝ていた。

(だいぶ懐いてきたなぁ……少し前のニーナじゃ考えられないぐらいだよ)

そのことに、マリオンの頬が綻んだ。ニーナはマリオンにとって理想の女の子であり、目に入れても痛くないほどに溺愛していた。ニーナの信頼を得られるように、マリオンは行動し、少しずつニーナとの距離を縮めてきた。その努力が、ようやく結実したのだ。

(……僕の白い蝶、可愛い……これが、親ばかってやつ?)

起こさないように、息を殺して寝顔を見ていたら、パチリ、とニーナの目が開いて、心臓が飛び出しそうになった。

「ご、ごめんね。起こしちゃった……?」

マリオンは上半身を起こして、思わず謝罪をした。ニーナは半分魔物なだけあって、感覚が鋭い。マリオンの視線に気が付いたのかもしれない。

「もっと寝ていて、いいからね、ニーナ」

この温室で、ニーナの眠りを妨げるものは誰もいない。

マリオンは、ふわりと笑ってニーナを見た。

――その数秒後、マリオンは驚愕することになる。

ニーナは、ベットから出て行こうとしたマリオンの腕を掴むと、どこにそんな力があるのか、ベットの中に引きずり込んだのだ。

「……わぁ!?」

完全に油断していたマリオンはバランスを崩して、ベットの中に倒れ込んだ。ニーナはベットに戻ってきたマリオンの唇を舐め、その柔らかな唇を押し付けてきた。

「ニ、ニーナ……!?」

思わず固まるマリオンに、ニーナは微笑んだ。ニーナは両手でマリオンの頬を抑えて再び口付けをし、舌をマリオンの口の中に入れようとしてきた。

そこで、ようやくマリオンは我に返り、ニーナの体を強引に引き離した。

「だめだよ、ニーナ……! 僕は、ニーナの親なんだから……! 僕はあいつと違うんだ。だから、そんなことはしなくてもいいんだよ……!!」
「……。…………?」

だめなの? だって、マリオンのここは、硬く勃ち上がっているのに、と言わんばかりの仕草と、物欲しそうな顔に、マリオンは目を疑った。
ズボン越しから膨らみを指で触らられて、かぁっと体が熱くなる。

(そうか……。ニーナは大人になったんだ……)

何時までも子供で居る生き物はいない。ニーナは大人の蝶人間として雄を求める成熟した雌になっていたのだ。蝶人間の雌は成熟すると、群れの中から生涯を共に過ごす雄を選ぶ。
マリオンはニーナの信頼を勝ち得た雄の番として、選ばれたのかもしれない。

「ニ、ニーナ……! 君の気持ちは嬉しいけど、僕には婚約者が……」

ニーナは、言い淀むマリオンの首に腕を回し、体を密着させた。

(む、胸が……!)

大きなニーナの乳房がマリオンの体に当たり、その感触に、マリオンの心はぐらついた。マリオンの顔をじっと見ていたニーナは、ニコリと笑って、服を捲った。
どれほどメイドが着せようとしても、窮屈なのが好きでないのか、ニーナは下着を脱ぎ捨てるから、服の下は何も着ておらず、素肌だった。

「な、何をするんだい!?」

ニーナは、揺れるほど大きな乳房を、両方の手で下から支えるように持ち、驚愕するマリオンの鼻先に差し出した。ニーナの乳首からは、何か液体みたいなものが零れ落ちていた。

(甘い……? なんかこれ、すごい良い匂い……)

マリオンは好奇心を抑えられず、ニーナの胸に手を伸ばした。気が付いた時には、マリオンはニーナの乳首に、赤ん坊のように吸い付いていた。

(あぁ、我慢なんて出来ない……。もっと……、もっと飲みたい……)

ニーナの乳首から出る液体は、マリオンの喉を潤した。確か、発情期の蝶人間からは、雄の発情を促す分泌液が出ると、何かの本で見た気がするなぁとは思ったけれど、どんなタイトルの本かは思い出せなかった。本に書いてあることが全てではないだろうけど、真実が書かれていたのだとマリオンは確信した。

(こんな分泌液を出すなんて……。そんなに、僕が欲しいの? ニーナ……)

マリオンは、その分泌液を飲めば飲むほど、ぼんやりと理性が崩壊していくのを感じたが、ニーナの乳首に吸い付くのをやめることが出来なかった。

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