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「やだっ……! そんな激しく突かないでっ……! 壊れちゃうぅ……!!」
リーシュはゴブリンに嬲られるように、激しく犯された。
「あっあっあっ……! ――……っ!? ああっ、中に出されてるっ……!! だめっ、だめだよっ……! ゴブリンの赤ちゃん、出来ちゃう……!」
ゴブリンはリーシュの叫びを無視して、泣きじゃくるリーシュの口に肉棒を入れた。それは生臭く、リーシュは吐きそうになった。
「ふぐっ、んごっ、んんっ……!」
(嫌だ、気持ち悪い!)
パンッパンッパンッパンッと前も後ろも犯され、リーシュは再び射精された。
(これ、全員、僕を孕ませようとしているの……!?)
ゴブリンの群れに捕まっている雌はリーシュだけのようで、順番待ちをしているゴブリンが沢山いた。リーシュは洞窟の中で時間の感覚がなくなるほど、ゴブリンたちに犯され、意識を失っても体を貪られた。
(僕、一生このままなのかなあ……?)
待っていれば、異変を察した師匠やギルドの人達が助けに来てくれるかもしれないと期待していた。
けれども、処女もファーストキスも、アナルまでゴブリンに奪われ、リーシュはゴブリンの子供を身籠り、既に臨月だった。
ゴブリンの肉棒が抜き差しされる度に、中に射精される度に、悶えるような快楽が襲うようになり、リーシュの肉体は、絶頂を繰り返す淫らなメスになってしまった。
ゴブリンたちは妊婦にも容赦しなかった。リーシュの喉奥を蹂躙しながら、そそり立つ肉棒でリーシュの尻穴と秘所を同時に犯し、何度も中に射精した。
「あぁっ、もうだめぇ……!」
肉棒で膣壁をゴリゴリと擦られ続け、ついにリーシュは快楽に屈してしまった。
「……気持ちいいい! そこぉ、もっとぉ……!!」
この頃には拘束具も外されるようになった。
だが、リーシュは逃げなかった。
リーシュは肉欲の虜となって、逃げる意欲を失い、快楽に従順なゴブリンの孕み袋として、大きなお腹を揺らしながら、朝も夜もなく甘い嬌声をあげて群がるゴブリンの相手をしていた。
精力旺盛なゴブリンの肉棒は衰えることを知らず、射精後も中で膨張した。
「あぁぁ……!」
ゴブリンに揺さぶられ、中出しされた瞬間「リーシュ!」と、どこからか呼ぶ声が聞こえて、リーシュは涙ぐんだ。
(幻聴かなあ。師匠の声が聞こえるなんて……)
師匠、ディオンのことが恋しすぎて聞こえたのかとリーシュは思ったが、ゴブリンが自分の体から離れて、周囲を警戒し始めたことで、間違いに気が付いた。
(……違う……! 本当に助けに来てくれたんだ……!)
「すまない! こんな町から遠い巣穴に運ばれているなんて……! 特定に時間がかかってしまった……!」
ゴブリンたちはディオンによってバタバタと倒され、リーシュはディオンによって救出された。
(師匠だあ……)
その逞しい腕に抱かれ、安心したからか、陣痛が始まった。
(こ、こんな時に……!?)
リーシュは恥じらいながらも、ディオンに体の異常を訴えた。
「我慢できない……! う、産まれる……!」
「産まれる……!? ち、ちょっと待て……!」
リーシュの言葉に、ディオンは狼狽しつつも出産の手助けしようとしてくれた。
「し、師匠! だめっ、見ないで……!」
リーシュはディオンの目の前でゴブリンの子供を産み落とした。産み落としたゴブリンはリーシュを襲おうとしたので、ディオンが摘まみ上げて拘束した。
リーシュに今まで何があったのかを聞いた師匠ディオンは、深いため息をついた。
「そいつらについてはギルドに報告しておこう。……あんなに弱いゴブリンに負けるなんておかしいと思ったんだ。今度からは人間から身を守る術も教えないとな……」
リーシュは孤児だった。
孤児のリーシュに才能を見出し、孤児院から引き取ったのはディオンだった。確かに才能はあったが、すぐに騙される純粋な性格が勇者らしくもあり欠点だった。
リーシュが産んだゴブリンは、ディオンが「これだけ山奥なら、人に危害を加える可能性も低いだろう。生命力があれば生き残るさ」と言って、野に放った。
産まれて早々にディオンによって四肢を拘束されたゴブリンの子供たちは「ぎぃ!」と叫び、草むらに向かって一目散に逃げ出した。
リーシュはゴブリンに嬲られるように、激しく犯された。
「あっあっあっ……! ――……っ!? ああっ、中に出されてるっ……!! だめっ、だめだよっ……! ゴブリンの赤ちゃん、出来ちゃう……!」
ゴブリンはリーシュの叫びを無視して、泣きじゃくるリーシュの口に肉棒を入れた。それは生臭く、リーシュは吐きそうになった。
「ふぐっ、んごっ、んんっ……!」
(嫌だ、気持ち悪い!)
パンッパンッパンッパンッと前も後ろも犯され、リーシュは再び射精された。
(これ、全員、僕を孕ませようとしているの……!?)
ゴブリンの群れに捕まっている雌はリーシュだけのようで、順番待ちをしているゴブリンが沢山いた。リーシュは洞窟の中で時間の感覚がなくなるほど、ゴブリンたちに犯され、意識を失っても体を貪られた。
(僕、一生このままなのかなあ……?)
待っていれば、異変を察した師匠やギルドの人達が助けに来てくれるかもしれないと期待していた。
けれども、処女もファーストキスも、アナルまでゴブリンに奪われ、リーシュはゴブリンの子供を身籠り、既に臨月だった。
ゴブリンの肉棒が抜き差しされる度に、中に射精される度に、悶えるような快楽が襲うようになり、リーシュの肉体は、絶頂を繰り返す淫らなメスになってしまった。
ゴブリンたちは妊婦にも容赦しなかった。リーシュの喉奥を蹂躙しながら、そそり立つ肉棒でリーシュの尻穴と秘所を同時に犯し、何度も中に射精した。
「あぁっ、もうだめぇ……!」
肉棒で膣壁をゴリゴリと擦られ続け、ついにリーシュは快楽に屈してしまった。
「……気持ちいいい! そこぉ、もっとぉ……!!」
この頃には拘束具も外されるようになった。
だが、リーシュは逃げなかった。
リーシュは肉欲の虜となって、逃げる意欲を失い、快楽に従順なゴブリンの孕み袋として、大きなお腹を揺らしながら、朝も夜もなく甘い嬌声をあげて群がるゴブリンの相手をしていた。
精力旺盛なゴブリンの肉棒は衰えることを知らず、射精後も中で膨張した。
「あぁぁ……!」
ゴブリンに揺さぶられ、中出しされた瞬間「リーシュ!」と、どこからか呼ぶ声が聞こえて、リーシュは涙ぐんだ。
(幻聴かなあ。師匠の声が聞こえるなんて……)
師匠、ディオンのことが恋しすぎて聞こえたのかとリーシュは思ったが、ゴブリンが自分の体から離れて、周囲を警戒し始めたことで、間違いに気が付いた。
(……違う……! 本当に助けに来てくれたんだ……!)
「すまない! こんな町から遠い巣穴に運ばれているなんて……! 特定に時間がかかってしまった……!」
ゴブリンたちはディオンによってバタバタと倒され、リーシュはディオンによって救出された。
(師匠だあ……)
その逞しい腕に抱かれ、安心したからか、陣痛が始まった。
(こ、こんな時に……!?)
リーシュは恥じらいながらも、ディオンに体の異常を訴えた。
「我慢できない……! う、産まれる……!」
「産まれる……!? ち、ちょっと待て……!」
リーシュの言葉に、ディオンは狼狽しつつも出産の手助けしようとしてくれた。
「し、師匠! だめっ、見ないで……!」
リーシュはディオンの目の前でゴブリンの子供を産み落とした。産み落としたゴブリンはリーシュを襲おうとしたので、ディオンが摘まみ上げて拘束した。
リーシュに今まで何があったのかを聞いた師匠ディオンは、深いため息をついた。
「そいつらについてはギルドに報告しておこう。……あんなに弱いゴブリンに負けるなんておかしいと思ったんだ。今度からは人間から身を守る術も教えないとな……」
リーシュは孤児だった。
孤児のリーシュに才能を見出し、孤児院から引き取ったのはディオンだった。確かに才能はあったが、すぐに騙される純粋な性格が勇者らしくもあり欠点だった。
リーシュが産んだゴブリンは、ディオンが「これだけ山奥なら、人に危害を加える可能性も低いだろう。生命力があれば生き残るさ」と言って、野に放った。
産まれて早々にディオンによって四肢を拘束されたゴブリンの子供たちは「ぎぃ!」と叫び、草むらに向かって一目散に逃げ出した。
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