最弱! 勇者ちゃん【完結】

ちゃむにい

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それは、初めて潜るダンジョンだった。

リーシュは低階層のみで戻るつもりだったが罠を踏み、ダンジョンの壁に体を挟まれた。体が真っ二つになるかもしれないと覚悟していたので、命が助かったのは良かったが、事態は深刻だった。

「う、動けない!」

脱出を試みてみたが、びくともしなかった。しかも、動けないリーシュを襲う不届き者がいた。

「やだ!? 誰!? 僕のズボン、脱がそうとしているのは……!」

足をジタバタして抵抗してみても、ズボンをパンツごと脱がされてしまった。

「あ、だめ……! パンツまで……!!」

そのことに気が付いた時には、足を広げられ、下半身を露出していた。

「ひぃっ……!?」

じゅるじゅると、舌でクリトリスを舐められたり、吸われたりして、リーシュは頭の中が真っ白になってしまった。

見知らぬ男の手慣れた愛撫に、ずくん、ずくん、と体の奥が激しく疼いて、背中を仰け反らせた。

「な、何!? 僕の身体、おかしいよぉ……!?」

リーシュは師匠であるディオンによって、悪い冒険者の男たちに輪姦されたことや、ゴブリンの孕み袋になった記憶を消されていた。

だが、リーシュの、快楽を求める淫乱な身体は、男に貫かれる悦びを覚えていた。

愛液が溢れだし、ひくひくと震えているリーシュの秘所を見て、男は細い腰を掴み、剥き出しになっている秘所に肉棒を押し当ててきた。

「ま、待って……! それはだめっ……! あ゛――っ……!!」

その硬く反り返った肉棒は、ずぶずぶと奥まで飲み込まれていった。

狭い肉壁を拡張されながら、肉棒を受け入れる感覚に、リーシュは喘いだ。すぐに男は動き出し、パンパンと肌がぶつかる乾いた音と、ぐちゅぐちゅと湿った水音が響いた。
あまりに激しい抽挿に、リーシュは悲鳴を上げた。

「やめてえぇっ……!!」

リーシュの声は壁の向こう側の男には届かなかった。男は腰を打ち付けて、どくどくと最奥に射精した。

「いやぁッ……! 中に出されてる……!」

男の射精は長く、精液は濃くて、どろどろとしており、量も多かった。

だが、それは終わりではなかった。

「え……、あ……!? そんな……太いよぉ……!」

ずるりと萎えたものが引き抜かれたが、すぐにリーシュの秘所に別の肉棒が押し入ってきた。

リーシュの下半身を見つけた男は冒険者で、最深部の魔物に敗走し、戻ってきたばかりのパーティメンバーだった。そのパーティは、総勢10名からなる大所帯で、メンバー全員が男だった。

男たちはダンジョンの攻略に失敗したことに苛立っており、壁に挟まれたリーシュを見つけるまではパーティの空気も悪かった。

数週間にも渡って過度の緊張状態にあり、女を抱いていなかった男たちは、目をギラギラさせながら、リーシュの体を貪った。

リーシュは代わる代わる10名の男たちに犯され、嬌声を上げ続けた。
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