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第168話
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十階層での休憩兼昼食時間から暫く経った後、俺たちは十階層の階層主へと挑む事にした。カトリーヌさんが前回挑んだ際に出現したのは、魔物と化した牛が六頭に、同じく魔物と化した猪が四頭という布陣だったそうだ。
牛と猪の戦闘方法は、身体強化の魔法によって強化した状態での突進、それから圧倒的な破壊力をもつ足による踏みつけ。突進の際には、角や牙で突き刺してこようとするので、ギリギリで避けようとすると危険との事。
(肉のダンジョンにおける最初の階層主戦。油断をせずに戦おう)
俺たちが階層主の部屋へと足を踏み入れる。最後の一人が部屋の中に入り切ると、開かれていた大きな両扉が閉まり、地面に魔法陣が現れ光り輝いていく。光り輝く魔法陣の数は合計で十個で、前方の六つの魔法陣からは牛が、後方の四つの魔法陣からは猪がそれぞれ召喚された。どの個体も鼻息が荒く興奮しており、俺たちに殺気を飛ばしながら、前足で地面をひっかく仕草をする。
騎士学院の訓練で潜っているダンジョンとは違い、こちらは部屋に入った最大人数に関係なく、十体の魔物が階層主として召喚されるダンジョンの様だ。ただ召喚された魔物がオークなどの強力な魔物ではないので、ある程度の力量を持つ冒険者ならば、少人数で戦う事になっても比較的余裕だろう。
「私とウォルター君が前に出て、牛と猪の意識を集中させるわ」
「了解」
「儂とイザベラお嬢さんたちは、二人に集中する魔物たちを魔法で攻撃じゃ」
『はい!!』
俺とカトリーヌさんは、一気に加速して駆け出し、牛と猪の魔物に向かっていく。対する牛と猪の魔物は大きな咆哮を上げ、俺とカトリーヌさんに向かって一斉に駆け出す。その速度もさることながら、迫力がまた凄まじいな。
襲い掛かってくる牛や猪の魔物の突進を避けながら、一定の距離を距離を保ち続ける。魔物十体の意識は完全に俺たち二人に集中しており、ジャック爺やイザベラ嬢たちには目もくれない状態となっている。
ジャック爺とイザベラ嬢たちは魔力を高め、それぞれの目の前に魔法陣を展開していく。展開されている魔法を見るに、一撃の威力よりも手数を考えた魔法である事が分かる。
「放て」
『――――!!』
展開された魔法陣から魔法が放たれ、牛や猪の魔物たちに向かって飛んでいく。風の刃に雷の矢、火の槍に水の剣といった様々な魔法が魔物たちに襲い掛かり、無数の魔法がお腹を貫き切り裂いていく。そして最後に、刃や剣の魔法が頭部を切り落とした。魔物と化しているとはいえ、牛や猪の魔法防御力は高くなく、ジャック爺やイザベラ嬢たちの魔法であっさりとその命を散らしていった。
牛と猪の戦闘方法は、身体強化の魔法によって強化した状態での突進、それから圧倒的な破壊力をもつ足による踏みつけ。突進の際には、角や牙で突き刺してこようとするので、ギリギリで避けようとすると危険との事。
(肉のダンジョンにおける最初の階層主戦。油断をせずに戦おう)
俺たちが階層主の部屋へと足を踏み入れる。最後の一人が部屋の中に入り切ると、開かれていた大きな両扉が閉まり、地面に魔法陣が現れ光り輝いていく。光り輝く魔法陣の数は合計で十個で、前方の六つの魔法陣からは牛が、後方の四つの魔法陣からは猪がそれぞれ召喚された。どの個体も鼻息が荒く興奮しており、俺たちに殺気を飛ばしながら、前足で地面をひっかく仕草をする。
騎士学院の訓練で潜っているダンジョンとは違い、こちらは部屋に入った最大人数に関係なく、十体の魔物が階層主として召喚されるダンジョンの様だ。ただ召喚された魔物がオークなどの強力な魔物ではないので、ある程度の力量を持つ冒険者ならば、少人数で戦う事になっても比較的余裕だろう。
「私とウォルター君が前に出て、牛と猪の意識を集中させるわ」
「了解」
「儂とイザベラお嬢さんたちは、二人に集中する魔物たちを魔法で攻撃じゃ」
『はい!!』
俺とカトリーヌさんは、一気に加速して駆け出し、牛と猪の魔物に向かっていく。対する牛と猪の魔物は大きな咆哮を上げ、俺とカトリーヌさんに向かって一斉に駆け出す。その速度もさることながら、迫力がまた凄まじいな。
襲い掛かってくる牛や猪の魔物の突進を避けながら、一定の距離を距離を保ち続ける。魔物十体の意識は完全に俺たち二人に集中しており、ジャック爺やイザベラ嬢たちには目もくれない状態となっている。
ジャック爺とイザベラ嬢たちは魔力を高め、それぞれの目の前に魔法陣を展開していく。展開されている魔法を見るに、一撃の威力よりも手数を考えた魔法である事が分かる。
「放て」
『――――!!』
展開された魔法陣から魔法が放たれ、牛や猪の魔物たちに向かって飛んでいく。風の刃に雷の矢、火の槍に水の剣といった様々な魔法が魔物たちに襲い掛かり、無数の魔法がお腹を貫き切り裂いていく。そして最後に、刃や剣の魔法が頭部を切り落とした。魔物と化しているとはいえ、牛や猪の魔法防御力は高くなく、ジャック爺やイザベラ嬢たちの魔法であっさりとその命を散らしていった。
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