夫は私を愛していないらしい

にゃみ3

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「実に素敵な庭園ですわね、侯爵夫人」

「侯爵様が王室の庭師をわざわざスカウトされたとか。前侯爵夫妻が亡くなられてから早くも五年の月日が経ちますが、仕事だけでなく家の管理まで徹底されていらっしゃるとは」

「さすがですわ、うちの夫にも見習ってほしいくらいです!」


 貴婦人たちが扇子で口元を隠しながら、談笑する中、話題は夫への愚痴へと変わっていく。

 私はいつものように柔らかく微笑んで一生懸命に相槌を打った。

 貴婦人たちの集まりは、決して仲良しこよしのお茶会ではない。
 ここは情報が行き交う場であり、侯爵夫人としての仕事の一環でもある。
 
 そして、この場において私の役割は明確だった。
 
 身分は高いが、思慮が浅く、ただ愛想よく笑っているだけの女。
 人形のように扱いやすく、害のない存在。
 つまり、頭の弱いバカな女というわけ。
 彼女たちが私を見下して、噂の中心に持ってくるにはうってつけの存在。
 
 私は公爵令嬢の頃から、その役回りに徹してきた。
 人は、自分よりも下だと見下した存在を前にした時、極端に油断を見せるから。鼻を高くして偉ぶったところで、利益なんて何一つない。プライドを高くして何も得ることなく落ちぶれるよりは、私はずっと賢い生き方ができていると思う。
 
 円卓を囲んで茶を楽しんだ後、私たちは庭園を散策することになった。色とりどりの花々や、枝の間を飛び交う小鳥たちを眺めながら、それぞれ思い思いに歩く。
 
 私は微笑ましく彼女たちを見つめながら、足を進めようとした。

 うーん、私の歩みを防ぐのが趣味な人間が一定数いるのは何故かしら?
 
 
「夫人、侯爵夫人。ちょっとよろしいでしょうか?」

「はい、どうされました? ルドベル伯爵夫人」
  
 
 ニコッと爽やかに笑いながら私に声をかけてきたのは、先日参加した宴会の主役ルドベル伯爵夫人。

 
「改めて、本日はお招きいただきありがとうございます、ルペルシア侯爵夫人。とても有意義なティーパーティーでしたわ」

「紅茶はお口に合いましたでしょうか? これでも一生懸命に準備してみたのですが、何か不足があったら遠慮せず仰ってください」
 
「不足だなんてあるはずありません。実に素晴らしい物でしたわ」

「本当ですか? そう言っていただけて安心しました。実は、皆さんに招待状をお出しした時から、ずっと緊張していたんです」

「そうなんですの? そうは見えませんでしたわよ? まあ……夫人はご令嬢の時からあまり私たちをお招きしてくださりませんでしたものね……」

 
 あら?

 
「公爵夫人の容態を考えれば、当然と言えば当然なのでしょうが……」

 
 先ほどまで彼女の瞳には悪意の一欠片も見えなかった。
 二人きりになる時を窺って、息を潜めていたというのだろうか。
 
 私が、実の母親と険悪な関係にあったことは、社交界では周知の事実だった。
 母はそれを隠そうともしなかったし、本来なら社交界の中心に立つべき立場の私が、主催の催しを一切行わず、参加も控え、ただ母の機嫌を伺って微笑む姿を見れば誰にだって察しはついた。
 
 だから、こうして私に面と向かって今は亡き母の話をする者はいない。

 ……私に悪意を持つ者を除いて、だが。


「伯爵夫人の言うとおり、お母様は身体の弱い方でしたから……。だから今、こうして皆さんをお招きすることができて、とても嬉しいのです」


 眉尻を下げて、善意に満ちた笑顔を浮かべる。

 私は貴女に興味なんかないの。だからお願い、どうか私のことは放っておいて。面倒ごとに巻き込まないで。


「相変わらず可愛らしいお方ですね。夫人とは、前々からゆっくりとお話がしたいと思っていたんですの。侯爵様とは幼い頃から社交界で顔を合わせていましたから、何か侯爵夫人のお力になれると思いまして」


 そう言うと、ルドベル伯爵夫人は何とも慈悲深そうな顔で私の手を握った。


「侯爵様から愛されていない夫人が、お可哀想でならないんです」
 

 ルドベル夫人の若草色の瞳に、涙が薄っすらと浮かんでいる。
 心底私が哀れだとでも言いたげな眼差しだ。
 

「伯爵夫人が何を仰りたいのかは私にはよく分からないのですが……私を心配してくださっているのですよね? 夫人はお姿だけでなくお心までお美しいなんて。ありがとうございます、夫人」

 
 心の底から感謝しているかのような笑顔を浮かべると、ルドベル伯爵夫人は顔をしかめているのか微笑んでいるのか曖昧な表情をした。
 そして、右頬をピクリと動かすと、もう一度仕掛けてきた。
 

「昔はあのような方ではなかったのです。ほら、五年前の事故で前侯爵夫妻を失ってから、侯爵様はとても苦労されたようですから……。ですから私、侯爵様の結婚の話を聞いて本当に安心したんです。ついに、侯爵様の御心を射止めた幸運なお方が現れたのだと。ですが……あまりにも夫人がお可哀想で……。夫人も分かっていらっしゃいますよね? ご自身が夫君から愛されていないことを」

「ええっと……?」

「……時折私は、侯爵夫人を見ると頭がおかしいのは自分の方なのかと疑ってしまう時があります。どうしてこんなにマヌケな人が侯爵夫人なんて座に収まっているのか……愛されていなかったとはいえ、公爵家の一人娘に生まれれば良家に嫁ぐことができるなんて羨ましい限りですわ」
 

 ふむ。今度は、あまりに直球に仕掛けてきたわね。
 あれだけ善意そうに悪意を隠していたのに、あまりに私がバカすぎて嫌気がさしたのかしら。

 私が夫に愛されていない。
 
 ……だから?
 
 だから何だって言うの?
 私と夫の話に、どうして無関係なあなたが入ってくるわけ?

 私よりもずっと前からエリオットを知っているからって何だっていうの? 無関係のあなたが、妻の私に意見するのは何故?

 沢山の疑問が頭を駆け巡るが、私はため息を一つついて、頭を冷静にさせた。
 
 
「あのう、伯爵夫人?」

「どうか誤解されないでください。私は侯爵夫人を心から心配して言っているのです。だって、そうじゃないですか。社交界でお見掛けしても、いつも侯爵夫人が一方的にお話しされているだけで、侯爵様が積極的にお話しされているところを見たことがないなんておかしいでしょう!」

「伯爵夫人、それは……」

「いいのです、仕方のないことなのですよ。侯爵夫人は元は、公爵家のお姫様だったんですもの。母である公爵夫人を失ってから、夫人は――……」

「そろそろ口を閉ざしてはいかがです? 愚かな伯爵夫人」


 私はただの人間。少しだけ自尊心が低く、利益のためならば自分を下げることも厭わない、貴人には少し珍しい部類の人間。

 そう、私はただの人間なのだ。

 限度を越した発言を繰り返されると、腹が立つのが普通というもの。私にだって、我慢の限界というものがある。

 これ以上、このマヌケな女の話を聞いていて私に利益があるとも思えないし、ヘラヘラとバカみたいに媚びへつらった笑みを浮かべることにも疲れてしまった。ふう……。
 
 
「はい……? 侯爵夫人は、侯爵様から永遠の愛を誓われて夫婦になられたのでしょう? それなのに、この愛のない結婚生活に我慢できるとでも仰るのですか?」

「だから、その愛だの恋だのと、頭が痛くなるようなくだらないことを言うのは止めていただけますか? 逆に聞きますが、ルドベル伯爵夫妻のお二人は社交界でも随一のオシドリ夫婦として有名ですが、それと同時に伯爵が愛人にのめり込んでいるという話も有名ですわよね?」

「……それは今、関係のない話ですよね? 先ほども申し上げましたが、私はただ侯爵夫人が心配で……」
 

 永遠の愛。夫から永遠の愛を誓われたとしても、私はその永遠がいつまで続くのかと悩み、悩んでは悩んで、そのまま朽ち果ててしまうことだろう。 


「私にはどうも理解できませんの。たとえ、私たち夫婦の関係が冷めきっているとして、それが伯爵夫人に何の関係がありまして? 自分と私を重ねていらっしゃるのでしたらお控え願えますでしょうか。これでも私、あなたのくだらない妄想に構っているほど暇では無いんです」

 
 愛や恋など、ロマンス小説の読みすぎなのだろうか? 私たち貴族社会を生きる女にとって、そんなものは物語の世界にしかない夢物語だろうに。

 そう、くだらないものなのよ。愛なんて、この世に存在しない方が合理的に決まっている。くだらない感情に振り回されたところで、最後に待っているのは悲しい現実なのよ。

 
「伯爵夫人……あなたの行動の全てが間違っているとは言いませんが、牙を剥く相手はしっかり見極めないと。ああ、どうか誤解なさらないでくださいね。これは、私がとても夫人を心配しているから言っているんです。夫君から愛の言葉を日々囁かれているのに、ちっとも幸せに満ちていない夫人がお可哀想で……」
 
 
 目を見開き、苛立ちと驚きに満ちた顔をしたルドベル伯爵夫人に向かって、私はいつものように穏やかな笑みを向けた。


「ふう、今日はとっても良いお天気ですね。せっかくですから、我が家の庭園を楽しんで行ってくださいね、夫人?」

 

。*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*。




 ルドベル伯爵夫人は、元来ああいう人ではなかった。

 侯爵夫人として社交界に出たばかりの私を、積極的に貴婦人たちの輪へと導いてくれたのも、彼女だった。 

 これまで一度として、彼女から悪意を向けられた覚えはない。

 恐らく、夫であるルドベル伯爵が愛人にのめり込み始めたことをきっかけに、歪んでしまったのだろう。

 でなければ、一人の貴婦人が自分よりも身分の高い女に対してあそこまで自棄になって牙を剥くはずがない。

 沈んだ表情のまま去っていくルドベル伯爵夫人と、気まずそうな顔をした他の貴婦人たちを見送ったあと、私は庭園のベンチに腰掛け、しばらくぼんやりと空を眺めていた。

 私が夫から愛されていない。
 アハハ、そんなの当然でしょう?
 
 私は、親が子に与えて当然の無償の愛を得ることが出来なかった異質な存在。

 血の繋がった実の親からさえ与えられなかったものを、結婚という契約で結ばれただけの他人に求めるなど、あまりに傲慢だろう。

 愛を知らない私が、誰かを愛することはできない。私には、夫を愛することはできない。自分が与えられないものを、他者に求めてはいけないの……。
 

「ここに居たのか」
 
「……侯爵様? あれ? いつお戻りに? 確か今日は、夜までお帰りにならないはずでは……って、どうして空が暗いのかしら……」

「使用人が、どれだけ声をかけても上の空だったと言っていたが」

「あ、あはは……ちょっと考え事をしていたら、こんなにも時間が過ぎていたなんて気が付きませんでした。使用人たちには後で謝っておかないと……」

 
 必死に取り繕うように笑う私を、エリオットはただ静かに見つめていた。

 そして私の視線は、彼の顔から手元へと移る。

 
「まあ、今日もとっても素敵なお花ですね?」
 

 その手には、美しい花束が握られていた。
 今日は、ピンク色の薔薇らしい。
 二十四本の薔薇の可愛らしい花束。
 

「ありがとうございます、侯爵様」


 私の部屋に溢れる花々。
 邸内のあちこちを彩る、そのすべて。それらは、私が使用人に命じて用意させたものではない。
 結婚式の日に、たった一度だけ、私は夫に花が好きだと口にした。

 それ以降、彼は毎日欠かさず私に花束を贈ってくれるようになった。
 当然、甘い言葉なんてものや、通常的な会話はほとんどない。ただ、花束を私に渡すだけ。

 執事からこっそり聞いた話では、冬を迎える前に温室庭園を建設する予定らしい。
 本当は完成するまで黙っているつもりだったようだが、さすがに奥様に伏せておくわけにもいかない、と苦笑しながら教えてくれた。

 社交界で、私がまだ「侯爵夫人」ではなく「公爵令嬢」と呼ばれていた頃。

 私は、誰からも贈り物を受け取ったことがなかった。
 母が、あらゆる理由をつけて私と外の世界を遮断していたからだ。
 
 それなのに、今はどうだろう。
 彼と結婚してから、一日たりとも欠かさず贈り物を受け取っている。

 人から贈り物をされるという行為が、こんなにも不思議な感情を抱かせてくるのだとは思ってもいなかった。
 
 ……うん、やっぱりそうだわ。
 私には、甘い言葉など必要ない。
 形ばかりの言葉を与えられても、きっと何も感じられないだろうから。

 
「いつもありがとうございます、心から嬉しいです」


 そう言って微笑んだ私を見つめるエリオットの表情は少しも崩れることはない。

 私を見下ろす冷たい青色の瞳が、恋情に揺れることもない。
 
 人々の言う愛が何を形容しているのかは分からない。愛された経験がない私に、そういう常識を求められても困るのだ。
 
 
「外出用の服のままだってことは、夕飯はまだ召し上がられていませんよね? でしたら、私と一緒に食べましょう。私ったら、こんなところにずっと居たせいでお腹が空いちゃって今にも倒れそうなんです。さっ、行きましょう? あなた」

 
 私が少し強引に手を引いても、彼はそれを振り払うことはない。
 私の手よりも一回り大きなその手が、私に苦痛を与えることもない。

 彼が私に与えてくれるのは、不可解な感情と、美しい花だけだ。
 
 彼の冷たい青の瞳に温かみを感じるのは私の錯覚かしら?

 私の頭がおかしかろうが、どうだって構わない。
 だって今この瞬間、こんなにも満ちていて暖かい気持ちになれるのだから。

 私が夫に愛されていない。そんなこと、どうだっていい。私は心から幸せで、この結婚生活になんの不満も無い。周囲の人間の声なんて、どうでもいいのよ。

 彼が贈ってくれる沢山の花……。
 
 言葉にせずとも伝わる彼の想いに気づくことができるのは、この世でただ一人、私だけが知っていれば良いことなのだから。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

朝倉真琴
2026.02.20 朝倉真琴

ピンクのバラ24本🥰ロマンチックな花言葉ですね。当人たちさえ知っていればそれでいいいつの間にか沢山の愛に埋もれている2人がいつまでも幸せでありますように✨もう少し先の2人も読みたいなと思う素敵なお話をありがとうございます✨

解除

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