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地球と全宇宙にエコなハリウッドセレブ宇宙人!または仙人型宇宙人?
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水も食べ物も取らない、仙人のような彼らと私は今後どうすべきか考えていたが、考えているのは、どう考えても私だけで、彼ら二人が、全面的に私にお任せします。
とだけ言って、意見は余り、と言うか、殆ど言わなかった。
ただ、たまに私が話したことに質問をし、それに対して私は考えて、また答えた。
私はさっきまでの全世界電波ジャックの興奮が醒めやまず、普通なら寝ている時間でも全然眠くなかった。
日本時間ではもう朝の7時過ぎになっていた。本来であれば、職務経歴書を制作して、プリントアウトして、郵送して、それからまたハローワークに行く予定だったのに、思えば随分遠くに来てしまったものだと、外が見たくなりUFO室内に窓を作った。
日本の真裏!近辺はこれから夜に差し掛かろうとしていた。
そして、そんな状況でもトイレには行きたくなるので、なんとか彼らにトイレを作って頂くようイメージを送った。
そして危機一髪に近いギリギリな時間がかかって、かなり広いトイレが用意され、居心地の悪い排泄を済ませた。
一応水洗トイレだった。
私の排泄物は一体どこに行くのだろう?聞いてみようとしたが、土壇場でどうでもいいやって感じになり、二人に排泄の行方は聞かないことにした。
気がかりだった昨日までの返却期限のAVビデオ(DVD)の件を、二人の前で電話するのは正直恥ずかしかったが、チャチャっと済ませた。
レンタルビデオ店の店員は、かなり畏(かしこ)まった感じで受け答えし、大丈夫です、延滞にはなりませんので、ゆっくりと気が向いたら返してください、とまで言ってくれたので、近いうちに絶対返しますので、と謝って子機を切った。
ちなみに自分の家のことがちょっと心配になり、自分の家の中をテレビモニターに映せるか試してみた。
すると自分が住んでいる埼玉の自宅が映り、今は誰もいないことが見てとれたが、なんか荒らされている痕跡が見えた。
でも、返却用のAVDVDはレンタル店の袋に包れて、テーブルの上に置いてあった。
出来れば、遠隔操作で物質瞬間移動とか出来ればいいのにな~と思い、もう一度二人に聞いてみた。
「それは出来ません、幾ら工藤さんの頼みでも物質を移動することは出来ないのです。
あと前にも言いましたが、精神の遠隔操作もできません」
ある意味、堅物な宇宙人であり、しかしながら、そんなところが信用できるのかもしれないと、彼らに感心している自分がいた。
とだけ言って、意見は余り、と言うか、殆ど言わなかった。
ただ、たまに私が話したことに質問をし、それに対して私は考えて、また答えた。
私はさっきまでの全世界電波ジャックの興奮が醒めやまず、普通なら寝ている時間でも全然眠くなかった。
日本時間ではもう朝の7時過ぎになっていた。本来であれば、職務経歴書を制作して、プリントアウトして、郵送して、それからまたハローワークに行く予定だったのに、思えば随分遠くに来てしまったものだと、外が見たくなりUFO室内に窓を作った。
日本の真裏!近辺はこれから夜に差し掛かろうとしていた。
そして、そんな状況でもトイレには行きたくなるので、なんとか彼らにトイレを作って頂くようイメージを送った。
そして危機一髪に近いギリギリな時間がかかって、かなり広いトイレが用意され、居心地の悪い排泄を済ませた。
一応水洗トイレだった。
私の排泄物は一体どこに行くのだろう?聞いてみようとしたが、土壇場でどうでもいいやって感じになり、二人に排泄の行方は聞かないことにした。
気がかりだった昨日までの返却期限のAVビデオ(DVD)の件を、二人の前で電話するのは正直恥ずかしかったが、チャチャっと済ませた。
レンタルビデオ店の店員は、かなり畏(かしこ)まった感じで受け答えし、大丈夫です、延滞にはなりませんので、ゆっくりと気が向いたら返してください、とまで言ってくれたので、近いうちに絶対返しますので、と謝って子機を切った。
ちなみに自分の家のことがちょっと心配になり、自分の家の中をテレビモニターに映せるか試してみた。
すると自分が住んでいる埼玉の自宅が映り、今は誰もいないことが見てとれたが、なんか荒らされている痕跡が見えた。
でも、返却用のAVDVDはレンタル店の袋に包れて、テーブルの上に置いてあった。
出来れば、遠隔操作で物質瞬間移動とか出来ればいいのにな~と思い、もう一度二人に聞いてみた。
「それは出来ません、幾ら工藤さんの頼みでも物質を移動することは出来ないのです。
あと前にも言いましたが、精神の遠隔操作もできません」
ある意味、堅物な宇宙人であり、しかしながら、そんなところが信用できるのかもしれないと、彼らに感心している自分がいた。
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