生産チートの流され魔王ののんびり流されライフ

おげんや豆腐

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一章 森

気がつけば……

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窓から入ってくるそよ風。



いつの間に目を閉じていたのか、ゆっくりと目を開ける。



「何処よここ……………?」

突然の事に思わず僕は呟いた。



目の前には、見覚えのあって、見たことのない部屋に座っていた。





それは 僕がが愛してやまないVRMMOゲーム【フリーダムライフ】

そのゲームで僕が拠点としておいた家のリビングに寛ぐようにしてソファーに座っていたのだ。













………このゲーム、フリーダムライフは自由の名の元に元に地球より広いフィールド空間を冒険するもよし!

スローライフを送るもよし!

自分の趣味に走るのもよし!



それこそ結婚もできて、海外サーバーも巻き込んで作られているらしいからから同性婚もオッケーという。









そして僕がこの【フリーダムライフ】をやりだしたのは半年前。



中学の部活を卒業したと同時にお年玉を奮発して購入(八万円とかなりのお値段)したのがきっかけだ。

受験勉強は?と思う方が10割を占めるだろうがご安心を!



名前の通り自由が全てなので勉強も当然できるのだ!

(教材道具は課金アイテムだったが)だから他のユーザーも巻き込んでプチ勉強会なんかを開いたりして楽しんでいた)





そしてこのゲームはもちろん冒険RPGもできるから色々なことができる。



職業は最高で三つまで持てて様々な掛け合わせができるというハイテクさ。



ここで普通だったら回復×魔法×前衛とかバランスの取れたやつかもしくは回復一筋、魔法一筋って人もいると思うがぼくが選んだのは。



鍛冶師

調合師

調理師 



もろ【生産職】、しかも最後に関してはいらなくね?、ていう人が多数だろうけどなんでこれを選んだかというと。



ちまちました作業が好きだからね僕。



もともとリアルでも隅っこで本読んでるモブA、このゲームを始めた理由も「ゲームだいすき!」ていうだけで、四六時中オンラインを求めている訳ではない。



当然クラスメイトにもやっていることは黙っていたし始めて三ヶ月位して余裕ができたときにこの拠点の場所。





人里をめっっっちゃ遠く離れた森の奥に構えている。

種族も影の薄い不死人と呼ばれる不老でアサシン系スキルを覚えやすいマイナーの中のマイナーと呼ばれる種族にした。



そして不死人はなぜか魔族に分類されるらしく、こちらからちょっかいかけなきゃモンスターとか敵と戦わないで済むから採集クエストなんかじゃんじゃんこなしてお金溜め込んだり、途中でゲットした素材とか使って色々作ったり、うちの近くで畑作ったりと細々と楽しんでたのだが……………。













「何これ?」

回想、現実逃避を終わらせ今に至る。





さっき火山で採掘をする途中で親の妨害にあい、すぐにログアウトして、たのまれた使い行ったところまでは覚えてるけど……………そっから先が消えてる…………?。



「えー………?」

何それ?。

よ~く思い出してみよう。











ムムム~……………。











ー30分後ー









「ほほう できることは同じと」

むしろゲームの頃より色々できると?、



わからない事をなにもヒントを得ぬまま考えるのも無駄だし、現状を確認している次第だ(キリッ)



と早々に見切りをつけたぼくは現状を確認することにした。





ほおをつねれば痛いし、窓のところにいけばそよ風を感じれるーーへっくちゅん!、花粉症だったわ僕。

キッチンの水は冷たく感じ、料理を作る時ははきちんと手順を踏んで作れる。



よーテンション上がってキタァアアア!!。



うきうきとした気分で次に僕はステータス画面を開く。



無機質で真っ黒なパネル画面のなか白い文字で書かれたステータスの中そこの一番上に出ているでかでかと出されたこのステータスの総合的な強さを象徴するレベルはーー46。







テンション急降下………。

にこのゲームでのレベル上限はなんと5000、廃人プレイヤーなんかは何人かこのレベルの人を見かけたことがある。

大体一年間プレイしていればレベル200は行くと言われている、つまり半年では100。



………嗚呼。



い、いいもんスキルでモンスターペットにできる「テイム」とか覚えてるから他力本願でがんばるもん!

(まだ未使用)



それでも何故このレベルまで上がったかというと、そこらへんフラフラしててもモンスターに襲われないため結構危険なところに行ってレアな素材を取り、それを調合して猛毒薬や爆弾を大量生産。



それをどうしても倒さなきゃいけなかったり、他の人に巻き込まれてボスとエンカウントした時(フラフラしてたら巻き込まれてた)にそれを惜しみもなく投下!



他のパーティーを巻き込んでても爆を投げる鬼畜

おかげで一応ここまでこれた、一応ね!

そしてアイテムボックスを覗く



そこに表示される中身の種類は……あ、えーと。



「ちょっと作りすぎたかねぇー…………?」

バッグの貯蔵欄をの多さにさすがに冷や汗をかく。



回復薬も爆弾も素材もほとんど貯蔵限界量越えている……。

リアルで見るとちょっと引くレベル。



しかもぼくの主力武器は高いランクであるA級のモンスターでも一瞬で眠る薬や致死率100パーセントの毒を塗りたくった短剣。





………そういえば僕この状況になっても取り乱したり、喚いたり泣いたりしてないけど………うーん。



……考えるのめんどくさいな、うん。



「ーーまぁいいやお腹すいたからご飯作ろ」







幸いこれまたお手製の魔法で動く冷蔵庫には色々と食材が入ってるから………肉じゃがにするかな!



こう言う時調理師の職業が役立つっていうか、さっき卵焼きで試したけど有り得ないくらい激ウマに変わってた。

だから肉じゃがもきっとめちゃウマにできるだろう!(根拠なし)





お約束ならジャ○イアンカレー並みのものができてぎゃーってなるがそんなことはなく、料理人という職業の元激ウマなものができた。



米がないのは悲しいが、それでも堪能した。



「さて」



食器を洗ってタオルで拭きそして食器棚へっと、おし、そして窓辺に行く。

見渡す限り木、右を向いても左を向いても木、ーー締まらん。



「僕はここで生きていく!!

ーー取りあえずしばらくはひきこも、野菜ちゃん達が枯れてまうからお世話もして波風立てずにスローライフを満喫しよう!」





点、点、点(´・ω・`)。







僕は一人で何をやっているのだろう………? 恥ずっ!。

まあこんな山奥じゃ誰も来ないしのんびりとすればいいか………

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