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一章 森
こ、れは……
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さっきまでびくびく震えて起こしにかかってた筈なんだけどなぁ……あれぇ?
「ほふぁへひひふぁふぇんふぃひほ!」
なんで頬を膨らませて男前さんに睨まれなければいけないの………。
いや、あの、ごめんなさい、なんて?
「……何言ってるかわからないので食べてからで言ってください」
見た目シュール………。
とりあえず話ができないから水の入ったコップを渡せば乱暴に受け取った男前さんは水を一気に飲みほした。、
「ング、ふぅ……おまえもっと早く起こしてくれよ 」
「はい?」
水のおかわりかな? そう思いもう一杯水を用意して差し出せば男前さんは受け取りながらもしかめっ面になって「そっちじゃねえよ」と言う。
じゃあなんぞや?。
「俺が腹減ってるって催促してたのに菓子一枚寄越して放置って拷問か!ーーもっとくれ。」
あぁサンドイッチね、
「起きてたってことですか? 」
足りないだろうから皿に残ってる分をだす。
「半分寝てたけど意識はあったな、」
皿を受け取りパクパクとサンドイッチを口に入れながら男前さんは答えた。
がええ~………じゃあ催促してたってこと?。
なんか複雑な気分……。
「………もっと無いのか、サンドイッチ」
むむむっとしてると先程と変わらない顔で寄越せとおかわりを要求される…。、
「もう食べたんですか……?」
早。
「悪いが……あの量じゃ軽食にもならん」
結構作ったはず……………だよね?
「…………あとはうちに帰んないとありませんよ」
冷蔵庫の方に食材入れてるからバッグには後は非常食位しかない…………流石に乾パンとかレーションとかじゃ味気なさ過ぎるじゃないの……。
とまな板や包丁を湖の水で洗う、すると男前さんは事も無げに言った。
「ふむ……ならお前の家に行こう」
……………え。
なにこの人で決めてるのん?
「……何勝手に決めてるんです「何か文句があんのか?……」無いですはい………」
脅しじゃん…………、脅しって言うかこの人ヤクザやん……コワイコワイ……。
「それにしても……この船遅いな、もっと早く出来ねえのか? 」
男前さんはボートをぽすぽすと叩きながら言ってくれるけども。
今度は文句かい…………。
「あなたが邪魔でオールが漕げないいんですよ……」
オールを指差して言えば男前さんは目を丸くする。
大体このボートは素材集めをしてる時にみつけたゴムの木を加工して作った懇親の作品、決して早く走るために作ったのではい、氷の風車的なものでゆっくりと移動して楽しむもの。
間違ってもカヌーとかフェリーとか速度を求めて乗るものではない。
「あぁそりゃあ悪かったな、じゃあ俺が漕いでやるよ」
申し訳なさそうに頭をかいた男前さんはオールを手に取ると慣れたようにボートを漕ぎ出す。
一漕ぎす一漕ぎがでかくて漕ぐことにゆっくり進んでいたボートんが水を得た魚のように進んでいく…………。
この人見た目ゴツい通り力強いね…。
「で、どっちの岸につきゃいいんだ? 」
え? なに考えずに漕いでたの?
思わず食器を仕舞う手を止めて男前さんを見ればニカッと笑った。
笑って誤魔化し遊ばれた……
「とりあえずどっちでもいいですよ? 最悪魔法で帰れますし」
影は正確には魔法じゃないけど…………、まあいいか。
「なんだ、お前空間魔法使えんのか?」
今度は意外そうな顔をして言った男前さんに僕は目を開く。
…………は?、あのバッグとか使わずにアイテムボックスを作れたり魔力使えば好きな場所移動できるやつ?。
レベル300にならないと所得条件さえ満たされないあれ?
「そんな高度な物使えるわけないじゃないですか」
「じゃあどうやって帰るんだよ」
訝しげな顔になる男前さんに首を捻る、説明したいのも山々だけど。
「ついてからの秘密です」
説明長いし後でいいや……。
「なんだよケチケチしやがって、教えてくれたっていいだろ」
器用にも片手でオールを漕いで僕の頬をツンツンしてくる男前………なにこれ
「いやでーす」
とにかくこんな所で説明するような事ではない、無視無視っ!
男前さんのされるがままになっていれば聞かないと分かったのか男前さんの口が尖る。
「なんだよケーチ」
……………おいまて。
「案外子供っぽいのね…」
ははは……。
「あぁ? 」
「いえなんでもないです」
「悪かった悪かった……、で適当に岸につければいいんだよな」
「はいお願いします」
そうして十分と立たぬうちについた陸地。
よいしょとボートからおりれば足が若干感覚がふわふわする。
「……所で、僕の家に来ると言う話は」
「おう! わりいな頼む! 」
「はい……」
くそう、断りにくい言い方しやがって………
まあでも……ボート踏んで空気を抜いてくれている男前さんの目元とかちょっと隈が見えるきがするし……まぁいいか。
「あとついでに飯と何日か泊まりたいと思ってるからよろしく頼むぜっ」
なんと図々しい男! これでブサメンなら冷凍にして砕くところ!
といっても。
「もしお断りしますって言ったらどうしたんですか? 」
「力ずくで泊まる」
ちらっと男前さんの顔を見て言えば完璧な真顔で僕をみる……。
この人ならできそうで怖い。
ため息をつき、それじゃ帰ろうと一本の木の方へ近づく。
そんじゃ、やるか。
「【シャド「待て」はい? 」
僕が木に向けて言おうとすれば、何故か男前さんの固い声に止められる。
え、なに、と後ろを向けば月明かりに照らされた男前さんがめっちゃ怖い目をしている……。
「おい坊主、こっちに来い、ゆっくりだ」
「え、あ、はい」
言われるがまま男前さんへと一歩踏み出せば、突然男前さんの顔がアップになる。
「え、へぶ!? 」
それが急接近されたと気がついたときには既に事が終わってたようで、男前さんに抱き込まれ、後ろの方では肉を思い切り踏んだような気持ち悪い音…え?
「ふう、危ねぇ危ねぇ」
終わったと言うように口元を吊り上げた男前さんを見上げた瞬間ガシガシと撫でられる。
い、一体何事……!?
「ほふぁへひひふぁふぇんふぃひほ!」
なんで頬を膨らませて男前さんに睨まれなければいけないの………。
いや、あの、ごめんなさい、なんて?
「……何言ってるかわからないので食べてからで言ってください」
見た目シュール………。
とりあえず話ができないから水の入ったコップを渡せば乱暴に受け取った男前さんは水を一気に飲みほした。、
「ング、ふぅ……おまえもっと早く起こしてくれよ 」
「はい?」
水のおかわりかな? そう思いもう一杯水を用意して差し出せば男前さんは受け取りながらもしかめっ面になって「そっちじゃねえよ」と言う。
じゃあなんぞや?。
「俺が腹減ってるって催促してたのに菓子一枚寄越して放置って拷問か!ーーもっとくれ。」
あぁサンドイッチね、
「起きてたってことですか? 」
足りないだろうから皿に残ってる分をだす。
「半分寝てたけど意識はあったな、」
皿を受け取りパクパクとサンドイッチを口に入れながら男前さんは答えた。
がええ~………じゃあ催促してたってこと?。
なんか複雑な気分……。
「………もっと無いのか、サンドイッチ」
むむむっとしてると先程と変わらない顔で寄越せとおかわりを要求される…。、
「もう食べたんですか……?」
早。
「悪いが……あの量じゃ軽食にもならん」
結構作ったはず……………だよね?
「…………あとはうちに帰んないとありませんよ」
冷蔵庫の方に食材入れてるからバッグには後は非常食位しかない…………流石に乾パンとかレーションとかじゃ味気なさ過ぎるじゃないの……。
とまな板や包丁を湖の水で洗う、すると男前さんは事も無げに言った。
「ふむ……ならお前の家に行こう」
……………え。
なにこの人で決めてるのん?
「……何勝手に決めてるんです「何か文句があんのか?……」無いですはい………」
脅しじゃん…………、脅しって言うかこの人ヤクザやん……コワイコワイ……。
「それにしても……この船遅いな、もっと早く出来ねえのか? 」
男前さんはボートをぽすぽすと叩きながら言ってくれるけども。
今度は文句かい…………。
「あなたが邪魔でオールが漕げないいんですよ……」
オールを指差して言えば男前さんは目を丸くする。
大体このボートは素材集めをしてる時にみつけたゴムの木を加工して作った懇親の作品、決して早く走るために作ったのではい、氷の風車的なものでゆっくりと移動して楽しむもの。
間違ってもカヌーとかフェリーとか速度を求めて乗るものではない。
「あぁそりゃあ悪かったな、じゃあ俺が漕いでやるよ」
申し訳なさそうに頭をかいた男前さんはオールを手に取ると慣れたようにボートを漕ぎ出す。
一漕ぎす一漕ぎがでかくて漕ぐことにゆっくり進んでいたボートんが水を得た魚のように進んでいく…………。
この人見た目ゴツい通り力強いね…。
「で、どっちの岸につきゃいいんだ? 」
え? なに考えずに漕いでたの?
思わず食器を仕舞う手を止めて男前さんを見ればニカッと笑った。
笑って誤魔化し遊ばれた……
「とりあえずどっちでもいいですよ? 最悪魔法で帰れますし」
影は正確には魔法じゃないけど…………、まあいいか。
「なんだ、お前空間魔法使えんのか?」
今度は意外そうな顔をして言った男前さんに僕は目を開く。
…………は?、あのバッグとか使わずにアイテムボックスを作れたり魔力使えば好きな場所移動できるやつ?。
レベル300にならないと所得条件さえ満たされないあれ?
「そんな高度な物使えるわけないじゃないですか」
「じゃあどうやって帰るんだよ」
訝しげな顔になる男前さんに首を捻る、説明したいのも山々だけど。
「ついてからの秘密です」
説明長いし後でいいや……。
「なんだよケチケチしやがって、教えてくれたっていいだろ」
器用にも片手でオールを漕いで僕の頬をツンツンしてくる男前………なにこれ
「いやでーす」
とにかくこんな所で説明するような事ではない、無視無視っ!
男前さんのされるがままになっていれば聞かないと分かったのか男前さんの口が尖る。
「なんだよケーチ」
……………おいまて。
「案外子供っぽいのね…」
ははは……。
「あぁ? 」
「いえなんでもないです」
「悪かった悪かった……、で適当に岸につければいいんだよな」
「はいお願いします」
そうして十分と立たぬうちについた陸地。
よいしょとボートからおりれば足が若干感覚がふわふわする。
「……所で、僕の家に来ると言う話は」
「おう! わりいな頼む! 」
「はい……」
くそう、断りにくい言い方しやがって………
まあでも……ボート踏んで空気を抜いてくれている男前さんの目元とかちょっと隈が見えるきがするし……まぁいいか。
「あとついでに飯と何日か泊まりたいと思ってるからよろしく頼むぜっ」
なんと図々しい男! これでブサメンなら冷凍にして砕くところ!
といっても。
「もしお断りしますって言ったらどうしたんですか? 」
「力ずくで泊まる」
ちらっと男前さんの顔を見て言えば完璧な真顔で僕をみる……。
この人ならできそうで怖い。
ため息をつき、それじゃ帰ろうと一本の木の方へ近づく。
そんじゃ、やるか。
「【シャド「待て」はい? 」
僕が木に向けて言おうとすれば、何故か男前さんの固い声に止められる。
え、なに、と後ろを向けば月明かりに照らされた男前さんがめっちゃ怖い目をしている……。
「おい坊主、こっちに来い、ゆっくりだ」
「え、あ、はい」
言われるがまま男前さんへと一歩踏み出せば、突然男前さんの顔がアップになる。
「え、へぶ!? 」
それが急接近されたと気がついたときには既に事が終わってたようで、男前さんに抱き込まれ、後ろの方では肉を思い切り踏んだような気持ち悪い音…え?
「ふう、危ねぇ危ねぇ」
終わったと言うように口元を吊り上げた男前さんを見上げた瞬間ガシガシと撫でられる。
い、一体何事……!?
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