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一章 森
やりすぎた?
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調理スキルをフルスロットルで活用、そして頭に浮かぶ最短、最善のレシピとその進行手順、その全ての行程を終えてかかる時間がでかでかと表示される。
後はすることは簡単、そのレシピ通り心を無にして、手早く作業をこなす。
十五分後、後は煮込んだり余熱を入れるだけになったら、アルギスさんが湯船につかる音を耳にいれながら次の作業に移す。
それはあの人の服作り。
あいにく、この家やバッグの中に入っている服や装備する防具には2メートル近いアルギスさんにぴったりのものは無い。
だから、迅速にそして丁寧で完璧な仕上がりの最高の服を今、十分以内に作ってやろう!
レシピは「鍛冶技術」から引っ張りだし、あの人の背丈や肩幅等の重要な部分はあの人が来ていたボロボロの服を参考に。
用意する物は布と針と糸、のみ!
ただ、服を造るために意識全てを手元に捧げる……さぁ、開始よ。
それから20分程して一式の服が出来上がり、丁度お風呂から上がったアルギスさんに今作りました! と自信満々に見せた。
「……は? 今作ったのか? 」
「ええ、そうですよ? 頑張りました」
作り終えた時首とか腰がすっごいいたかったよ……。
「……俺の着てた服は? 」
「水につけて明日洗いますよ」
「…………」
アルさんの服は汗まみれで汚かったしでっかくて重い鎧は血と土がこびりついてたからこれじゃ僕的にもアルギスさん的にも最悪だろうと思って現在洗剤につけております。
早速ほかほかとしているアルギスさんに着てもらえば予想通りサイズはぴったり、やったね!
「……すげぇな」
え、なにその反応……なんか駄目だった?
「何かご不満な点が御座いましたら是非お申し付けくださいね? 」
「口調が固い通り越してどっかの店員みたいになってるぞ……」
「あ、すいませんつい(ゲームの時の)癖が」
作った服や鎧を他のプレイヤーに売るときにいつの間にかついたこのセールスマンモード、地味に気に入ってるんだよね……。
でも不満はないっぽいけどなんでそんな微妙そうな顔……ん?
あ。
考えてみたら 僕のこの力って異常じゃね?
レベルにしたら46と低いけど、それに対してスキルの数は生産系が6割、補助系が1割、特殊能力が3割、スキルの合計が100以上もある…………しかも僕は人族よりも魔力のある魔族だから。
見た目人間だけど特殊能力とか一般的に考えたら人間業じゃないな…………。
だってほら、日本でいきなり時止めたり瞬間移動すれば騒がれるし最悪引かれる……。
これってばれたらやばい?
うんやばいね。
「…………とりあえず服を全部着てくださいな」
「お、おう」
上の部分の服は着ているけどズボン、それもパンツがまだだよこの人……。
アルギスさんのアルギスさん……でかい
眼福やわ~……………………おいこら違う。
きつね色に美味しく揚げた唐揚げ、じゃがいもとかが余ってたから肉じゃが、お腹の事も考え里芋やなめこの味噌汁、ご飯……はないから代わりに食パン。
どれもこれも僕一人じゃ食べられないような量を作って無造作にでかいお皿に盛ってみたよ。
いつもより多く、豪勢にテーブルに並べられた今夜の夕食を挟んで僕とアルギスさんが椅子に座る。
「さぁ食べましょうアルギスさん」
「さっきのあだ名呼びはどうしたんだ? 」
「あぁ、忘れてた」
「おいおい……んじゃ、遠慮なく頂くぜ……」
そう言ってフォーク手に取ったアルさんのめがギラリと光ったような………。
☆
ふと、窓の横についている四角い時計を見るとそろそろ8時を過ぎていた、
どうも皆さん、異世界生活何日目かもう忘れたけどラグーンです。
現在、みるみる内に消えていく唐揚げの山をおかずに味噌汁を飲んでおります……いやあの、なんかすごい顔でアルさんもぐもぐしてるからついつい……ね?
自分のぶんはきちんとキープしてるからのんびりすごい勢いで食べてるアルさんを眺めよう。
すごい食べるなぁ……、
「美味しいですか? 」
「おう!! 」
そりゃ良かった。
頑張って作ったものを喜んでくれるってのは嬉しいね。
そして少しして一通り料理が無くなった頃、アルさんは満足そうに口を拭いた。
「ふう……、ちょっと落ち着いた」
「……ちょっと? 」
……あれで?
少し呆れた目でアルさんを見ればアルさんは口元を吊り上げる。
「まぁ欲を言えばあの二倍は欲しいが、流石に駄目だな」
いや駄目じゃあないけど……。
「たくさん食べますね」
「いつもはもう少しマシだぜ? ただここ最近全然食ってなかったから……わりいな」
「いえ、構いませんけど」
「ならよかったぜ」
にっと笑顔を浮かべたアルさん。……その笑顔に何故か圧を感じる。
「いやな、ちょっとこれから世話になるんだからきちんと話さねえといけねえなと思ってな、いいか? 」
「………………そうですか?」
「おう、決めたんだ」
い、いきなりどうしたこの人。
「晩飯に風呂と世話になって悪いが聞いたことに答えてくれるか? 全部?
へ?全部?
「…………答えられる範囲内でなら」
「いいや、全部、余すことなく、答えてくれ」
え~何故……しかも何故言葉区切って言うの。
「な、なんでですか……………」
「なんでって今お前と俺がいるこの森、ここ魔物のの平均ランクは最高のA、あの魔大陸にも引けを取らねえ場所で俺らみてえなやつでも余程のことがない限り近づかねぇ………なんでここに住んでるんだ? 」
………危険な所って言うのはゲームと変わってないんだね……いや、て言うか危険な場所だからここを選んだんだよ。
後はすることは簡単、そのレシピ通り心を無にして、手早く作業をこなす。
十五分後、後は煮込んだり余熱を入れるだけになったら、アルギスさんが湯船につかる音を耳にいれながら次の作業に移す。
それはあの人の服作り。
あいにく、この家やバッグの中に入っている服や装備する防具には2メートル近いアルギスさんにぴったりのものは無い。
だから、迅速にそして丁寧で完璧な仕上がりの最高の服を今、十分以内に作ってやろう!
レシピは「鍛冶技術」から引っ張りだし、あの人の背丈や肩幅等の重要な部分はあの人が来ていたボロボロの服を参考に。
用意する物は布と針と糸、のみ!
ただ、服を造るために意識全てを手元に捧げる……さぁ、開始よ。
それから20分程して一式の服が出来上がり、丁度お風呂から上がったアルギスさんに今作りました! と自信満々に見せた。
「……は? 今作ったのか? 」
「ええ、そうですよ? 頑張りました」
作り終えた時首とか腰がすっごいいたかったよ……。
「……俺の着てた服は? 」
「水につけて明日洗いますよ」
「…………」
アルさんの服は汗まみれで汚かったしでっかくて重い鎧は血と土がこびりついてたからこれじゃ僕的にもアルギスさん的にも最悪だろうと思って現在洗剤につけております。
早速ほかほかとしているアルギスさんに着てもらえば予想通りサイズはぴったり、やったね!
「……すげぇな」
え、なにその反応……なんか駄目だった?
「何かご不満な点が御座いましたら是非お申し付けくださいね? 」
「口調が固い通り越してどっかの店員みたいになってるぞ……」
「あ、すいませんつい(ゲームの時の)癖が」
作った服や鎧を他のプレイヤーに売るときにいつの間にかついたこのセールスマンモード、地味に気に入ってるんだよね……。
でも不満はないっぽいけどなんでそんな微妙そうな顔……ん?
あ。
考えてみたら 僕のこの力って異常じゃね?
レベルにしたら46と低いけど、それに対してスキルの数は生産系が6割、補助系が1割、特殊能力が3割、スキルの合計が100以上もある…………しかも僕は人族よりも魔力のある魔族だから。
見た目人間だけど特殊能力とか一般的に考えたら人間業じゃないな…………。
だってほら、日本でいきなり時止めたり瞬間移動すれば騒がれるし最悪引かれる……。
これってばれたらやばい?
うんやばいね。
「…………とりあえず服を全部着てくださいな」
「お、おう」
上の部分の服は着ているけどズボン、それもパンツがまだだよこの人……。
アルギスさんのアルギスさん……でかい
眼福やわ~……………………おいこら違う。
きつね色に美味しく揚げた唐揚げ、じゃがいもとかが余ってたから肉じゃが、お腹の事も考え里芋やなめこの味噌汁、ご飯……はないから代わりに食パン。
どれもこれも僕一人じゃ食べられないような量を作って無造作にでかいお皿に盛ってみたよ。
いつもより多く、豪勢にテーブルに並べられた今夜の夕食を挟んで僕とアルギスさんが椅子に座る。
「さぁ食べましょうアルギスさん」
「さっきのあだ名呼びはどうしたんだ? 」
「あぁ、忘れてた」
「おいおい……んじゃ、遠慮なく頂くぜ……」
そう言ってフォーク手に取ったアルさんのめがギラリと光ったような………。
☆
ふと、窓の横についている四角い時計を見るとそろそろ8時を過ぎていた、
どうも皆さん、異世界生活何日目かもう忘れたけどラグーンです。
現在、みるみる内に消えていく唐揚げの山をおかずに味噌汁を飲んでおります……いやあの、なんかすごい顔でアルさんもぐもぐしてるからついつい……ね?
自分のぶんはきちんとキープしてるからのんびりすごい勢いで食べてるアルさんを眺めよう。
すごい食べるなぁ……、
「美味しいですか? 」
「おう!! 」
そりゃ良かった。
頑張って作ったものを喜んでくれるってのは嬉しいね。
そして少しして一通り料理が無くなった頃、アルさんは満足そうに口を拭いた。
「ふう……、ちょっと落ち着いた」
「……ちょっと? 」
……あれで?
少し呆れた目でアルさんを見ればアルさんは口元を吊り上げる。
「まぁ欲を言えばあの二倍は欲しいが、流石に駄目だな」
いや駄目じゃあないけど……。
「たくさん食べますね」
「いつもはもう少しマシだぜ? ただここ最近全然食ってなかったから……わりいな」
「いえ、構いませんけど」
「ならよかったぜ」
にっと笑顔を浮かべたアルさん。……その笑顔に何故か圧を感じる。
「いやな、ちょっとこれから世話になるんだからきちんと話さねえといけねえなと思ってな、いいか? 」
「………………そうですか?」
「おう、決めたんだ」
い、いきなりどうしたこの人。
「晩飯に風呂と世話になって悪いが聞いたことに答えてくれるか? 全部?
へ?全部?
「…………答えられる範囲内でなら」
「いいや、全部、余すことなく、答えてくれ」
え~何故……しかも何故言葉区切って言うの。
「な、なんでですか……………」
「なんでって今お前と俺がいるこの森、ここ魔物のの平均ランクは最高のA、あの魔大陸にも引けを取らねえ場所で俺らみてえなやつでも余程のことがない限り近づかねぇ………なんでここに住んでるんだ? 」
………危険な所って言うのはゲームと変わってないんだね……いや、て言うか危険な場所だからここを選んだんだよ。
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