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一章 森
頭が……あれ、幻聴?
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「ちょっとした訳がありまして……」
ゲームはじめたころは人と交流するのがそれなりに楽しかったけれど。
やり始めて二ヶ月くらいした時ににはすでに生産系スキルが60を超えた状態で、それに加えて僕の種族が魔族だから素材系が人一倍手に入り安く貯蔵量も。
生産系のスキルも相まってレアアイテム、伝説級の装備を作り出せるまでに至った。
そうすると周りから何故か色々と要求が来まくってそう言う人達との交流が心底嫌になった。
だからやれ装備売れだの、やれアイテムよこせだのとうるさい害悪な方々に欲しかったらここまで来いと拠点の場所をここに移した。
その結果、僕の招待したフレンドやこのゲームのトップランカーの方がくることがあってもその他弱小プレイヤーの方はくることがなくなったから結果オーライ。
「訳……ねぇ、危険なこの森ででみたところ一人で暮らしてるようだし、実力はここのモンスターを倒せるほど強くないだろ? どうやって生きてきたんだ? 」
言い方が完全に決めつけててムカつく……弱いのは事実だけど!
「モンスターの嫌う護符かなんかを持ってるかもしれませんし、別に倒せなくはないですよ?」
実際不死人としての特殊能力に加えて作り出した道具を使えばSランクでも何とか倒せなくもないかな?
(主に毒、酸、爆弾、そしてSランクに対しては他のトップランカーに引きずられていき総勢四人で倒したのは良い思い出)
それ以前に僕魔族だから魔物関係での命の危機はない……あの虎は忘れる。
僕の言葉を聞いたアルさんは面白そうに笑みを深める。
「へー?、さっきみたいにアンデッドを倒した時みたいにか? 」
アンデッド?、ああ……記憶にございません一瞬すごいぶちギレた気がするけど気のせいさ、てへ。
じゃなくてそんな面白いもの見つけたような顔でこっち見ないで!?
「あの時はお手製の聖水をを使って倒しました」
「へぇ、聖水ねぇ? よくお前みたいな子供がそんなくそ高えものもってるな」
「子供じゃありません(キリ)」
れっきとした15歳……子供じゃん。
「まあお前がいくつかなんて関係ねぇ、」
「ないんかい」
「問題は見る限り俺としても、俺のいる国としてもお前を放っておけねえってことさ」
国? そういやこの人水晶の先で戦ってたね、軍人さんかな?
「どこの国ですか?」
確かこの森の近くに国はなかった筈だね、少し行った先には会った筈だけど。
「ん? 俺の仕えてる国はゼンブレルだぜ」
「ゼンブレル?」
「おう」
ゼンブレル……? えーとゼンブレルって確か。
「あの小さな国でしたっけ? 」
確か、北海道くらいの面積しかない小国だった筈?
武力はあるのに規模が中々大きくならない不思議な国だねとプレイヤーの間で噂になって気がする。
「はあ?いつの話ししてんだよそれ」
「え? 違うんですか?」
しかめっ面になったアルさんに僕は首を傾げる。
「お前が言ってる小さい国は500年以上も前の話だぞ、今はもっとでかいし、王国とは言ってるがほとんど帝国見てえなものだ」
「へ?」
帝国!?
目を丸くした僕は椅子から立ち上がり、本棚から地図を取り出す。
その地図を食器を隅に押し退け広げて見せるとアルさんは目を丸くした。
「…………これ、いつの時代の地図だ? 」
「え? 」
「その反応ははこっちのセリフだぜ……」
「だってこれ買った時はこれで通用しましたよ……?」
「覚えてる限りこれ500年も前のやつだそ? いやお前いくつだよ」
え…………………なにその浦島太郎的な感じ。
「ちょっと、待ってください? え、どういうこと? 」
500年も時間たってる?
つまり僕の知ってるゲームとは似てる処か全く違う世界ってこと?
ていうか今更だけど何で僕異世界にいるんだろう……
ええと……んん、思い出せないし頭痛くなってきた。
考えるのやめよう、考え込むとネガティブになる。
「…………話戻すが今絶対お前世間知らずで騙されるから俺のいる国に来い……そして嫁になれ」
単刀直入ですな……はい? 今なんかあかん台詞が。
「え~と? 「返事は?」あ……はい」
ズイッと真剣な顔で圧力かけられちゃあもう屈するしかないよね……はは。
まぁ…………とりあえず悪い人?流されときゃあいいよね。
僕の返事に満足したのかアルさんはにやりと笑う。
「よし、んじゃとりあえず休暇がてらここで過ごして、そしたら国に連れ帰ればいいだろ」
いいだろう、いやちょっと………。
「ここを別荘かなんかと勘違いしてません? 僕が端正込めて建てたマイハウスですよ? 」
「別に別荘なんて思っちゃいねえよ……いいだろ別にお前俺の嫁になるんだから」
そしたら間接的にここは実家みてえなものた、ソファーにすわるアルさん。
「だからあの……え? 」
嫁ってなに……。
アルさんの言葉に僕の思考回路が悲鳴を上げる。
「……言い方が悪かったか」
ボソリと何か言ったアルさんはゆっくりと立ち上がるとズンズンと僕の目の前に歩いてきて、片膝をつき僕の右手を取る。
そして真っ直ぐな目で僕を見ると、口を開いた。
「俺と結婚してくれ、嫌も不可も否も聞かねぇ、一目みたときから気に入った、そしてお前の作った飯をこれからも食いてえ、ゆっくりと愛を育もうぜ? 」
ほ、ほわっ?
いきなりの展開に追い付かずポカンと口を開けているとアルさんはぐっ、と僕を抱き寄せ、耳元に口を寄せた。
「俺は欲しい物は必ず手にいれて来たからな、お前が嫌がっても無理やり連れ行く、それでも抵抗するようなら俺の部屋に閉じ込めて、鎖にでも繋いで出れねえようにしようか、 そして永遠の時を共に過ごそうぜ? 」
頭に響く超絶甘いボイス……。
どうだ?、分かったか、ん? とアルさんは僕の目をギラギラと見て………るけど。
は? ……結婚? 男女がするアレ?ていうかヤンデレ~!?
今言った言葉の通りだとプロポーズ? プロポーズだよね?
つまりアルさんが選んだ人がお嫁さんダね。
お嫁さんに選ばれた人きっと幸せになるヨー、こんなたくましい人と暮らしたらきっと守られてる感じがしていいんだよねー
ああでも結構強引で亭主関白そうな気もしないでもナイカナーうん、ちょっと癖ありそうははっ!
あ、駄目あ、考えすぎて頭が痛い……
僕の思考回路は限界を超えアルさんの腕の中、プツンと意識を手放したのだった。
ゲームはじめたころは人と交流するのがそれなりに楽しかったけれど。
やり始めて二ヶ月くらいした時ににはすでに生産系スキルが60を超えた状態で、それに加えて僕の種族が魔族だから素材系が人一倍手に入り安く貯蔵量も。
生産系のスキルも相まってレアアイテム、伝説級の装備を作り出せるまでに至った。
そうすると周りから何故か色々と要求が来まくってそう言う人達との交流が心底嫌になった。
だからやれ装備売れだの、やれアイテムよこせだのとうるさい害悪な方々に欲しかったらここまで来いと拠点の場所をここに移した。
その結果、僕の招待したフレンドやこのゲームのトップランカーの方がくることがあってもその他弱小プレイヤーの方はくることがなくなったから結果オーライ。
「訳……ねぇ、危険なこの森ででみたところ一人で暮らしてるようだし、実力はここのモンスターを倒せるほど強くないだろ? どうやって生きてきたんだ? 」
言い方が完全に決めつけててムカつく……弱いのは事実だけど!
「モンスターの嫌う護符かなんかを持ってるかもしれませんし、別に倒せなくはないですよ?」
実際不死人としての特殊能力に加えて作り出した道具を使えばSランクでも何とか倒せなくもないかな?
(主に毒、酸、爆弾、そしてSランクに対しては他のトップランカーに引きずられていき総勢四人で倒したのは良い思い出)
それ以前に僕魔族だから魔物関係での命の危機はない……あの虎は忘れる。
僕の言葉を聞いたアルさんは面白そうに笑みを深める。
「へー?、さっきみたいにアンデッドを倒した時みたいにか? 」
アンデッド?、ああ……記憶にございません一瞬すごいぶちギレた気がするけど気のせいさ、てへ。
じゃなくてそんな面白いもの見つけたような顔でこっち見ないで!?
「あの時はお手製の聖水をを使って倒しました」
「へぇ、聖水ねぇ? よくお前みたいな子供がそんなくそ高えものもってるな」
「子供じゃありません(キリ)」
れっきとした15歳……子供じゃん。
「まあお前がいくつかなんて関係ねぇ、」
「ないんかい」
「問題は見る限り俺としても、俺のいる国としてもお前を放っておけねえってことさ」
国? そういやこの人水晶の先で戦ってたね、軍人さんかな?
「どこの国ですか?」
確かこの森の近くに国はなかった筈だね、少し行った先には会った筈だけど。
「ん? 俺の仕えてる国はゼンブレルだぜ」
「ゼンブレル?」
「おう」
ゼンブレル……? えーとゼンブレルって確か。
「あの小さな国でしたっけ? 」
確か、北海道くらいの面積しかない小国だった筈?
武力はあるのに規模が中々大きくならない不思議な国だねとプレイヤーの間で噂になって気がする。
「はあ?いつの話ししてんだよそれ」
「え? 違うんですか?」
しかめっ面になったアルさんに僕は首を傾げる。
「お前が言ってる小さい国は500年以上も前の話だぞ、今はもっとでかいし、王国とは言ってるがほとんど帝国見てえなものだ」
「へ?」
帝国!?
目を丸くした僕は椅子から立ち上がり、本棚から地図を取り出す。
その地図を食器を隅に押し退け広げて見せるとアルさんは目を丸くした。
「…………これ、いつの時代の地図だ? 」
「え? 」
「その反応ははこっちのセリフだぜ……」
「だってこれ買った時はこれで通用しましたよ……?」
「覚えてる限りこれ500年も前のやつだそ? いやお前いくつだよ」
え…………………なにその浦島太郎的な感じ。
「ちょっと、待ってください? え、どういうこと? 」
500年も時間たってる?
つまり僕の知ってるゲームとは似てる処か全く違う世界ってこと?
ていうか今更だけど何で僕異世界にいるんだろう……
ええと……んん、思い出せないし頭痛くなってきた。
考えるのやめよう、考え込むとネガティブになる。
「…………話戻すが今絶対お前世間知らずで騙されるから俺のいる国に来い……そして嫁になれ」
単刀直入ですな……はい? 今なんかあかん台詞が。
「え~と? 「返事は?」あ……はい」
ズイッと真剣な顔で圧力かけられちゃあもう屈するしかないよね……はは。
まぁ…………とりあえず悪い人?流されときゃあいいよね。
僕の返事に満足したのかアルさんはにやりと笑う。
「よし、んじゃとりあえず休暇がてらここで過ごして、そしたら国に連れ帰ればいいだろ」
いいだろう、いやちょっと………。
「ここを別荘かなんかと勘違いしてません? 僕が端正込めて建てたマイハウスですよ? 」
「別に別荘なんて思っちゃいねえよ……いいだろ別にお前俺の嫁になるんだから」
そしたら間接的にここは実家みてえなものた、ソファーにすわるアルさん。
「だからあの……え? 」
嫁ってなに……。
アルさんの言葉に僕の思考回路が悲鳴を上げる。
「……言い方が悪かったか」
ボソリと何か言ったアルさんはゆっくりと立ち上がるとズンズンと僕の目の前に歩いてきて、片膝をつき僕の右手を取る。
そして真っ直ぐな目で僕を見ると、口を開いた。
「俺と結婚してくれ、嫌も不可も否も聞かねぇ、一目みたときから気に入った、そしてお前の作った飯をこれからも食いてえ、ゆっくりと愛を育もうぜ? 」
ほ、ほわっ?
いきなりの展開に追い付かずポカンと口を開けているとアルさんはぐっ、と僕を抱き寄せ、耳元に口を寄せた。
「俺は欲しい物は必ず手にいれて来たからな、お前が嫌がっても無理やり連れ行く、それでも抵抗するようなら俺の部屋に閉じ込めて、鎖にでも繋いで出れねえようにしようか、 そして永遠の時を共に過ごそうぜ? 」
頭に響く超絶甘いボイス……。
どうだ?、分かったか、ん? とアルさんは僕の目をギラギラと見て………るけど。
は? ……結婚? 男女がするアレ?ていうかヤンデレ~!?
今言った言葉の通りだとプロポーズ? プロポーズだよね?
つまりアルさんが選んだ人がお嫁さんダね。
お嫁さんに選ばれた人きっと幸せになるヨー、こんなたくましい人と暮らしたらきっと守られてる感じがしていいんだよねー
ああでも結構強引で亭主関白そうな気もしないでもナイカナーうん、ちょっと癖ありそうははっ!
あ、駄目あ、考えすぎて頭が痛い……
僕の思考回路は限界を超えアルさんの腕の中、プツンと意識を手放したのだった。
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