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三章 新たな生活
ブリザード怖い
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少し汗の浮くような熱さ………でも、目の前のとある人物のおかげで体感温度は、マイナスの域に達していた……。
「貴方はこんな時間までなにやっていたんですか……? ラグーン君には大事な用事が幾つかあったのですがねぇ…………?! 」
準備を終え、アルさんに持ち運ばれる形で部屋からでると、そこにはにこやかな怒りをブリザードの如く出すミネルスさんがいた。
今すぐ回れ右したい僕を他所にミネルスさんの様子など気にすることなくアルさんは僕の頭を撫でる。
「んな不穏なオーラ出さなくてもおめえが心配するような事はしてねえよ」
「心配する事とは……」
僕が首を傾げていると、ミネルスさんが僕に視線を移しにこりと微笑んだ。
「ラグーン君、アルギスに何かセクハラとかされてませんか?」
セクハラ…………
「抱き枕にされた以外は何もされてないよ?」
セクハラに値するか怪しいかなこれ、。
「本当に?、乳触られたりとかされていませんか?」
「うん、て僕女じゃないからそんな心配しなくてもいいでしょ」
女子高生じゃあるまいしと言えば、いえいえとミネルスさんは首を振った。
「いえいえ、このエロじじいに限ってはそんな理屈通りませんよ」
「エロジジイ、成る程………」
よく僕に抱きついてきたりしたからね、。
「誰がエロじじいだおい、お前も納得してんじゃねえこら」
聞き捨てならねえなとばかりにアルさんが否定するが僕は首を傾げた。
「え? 間違ってるところないでしょ? 」
それに賛同するようにミネルスさんも頷く。
「そうですよアルギス、だいたい貴方、確認しなければいけない書類が山のようにありますからね? ラグーン君といちゃいちゃしたければそれを片付けてからにしてくださいよ」
「んなめんどくせえもん部下に任しときゃあいいだろうよ」
俺は戦っときゃいいんだとアルさんは腕を組んで胸を張るアルさんに手で頭を抑えたミネルスさんはやれやれとため息をつく、そして居ずまいをただすと笑みを浮かべる。
「それができないからこうして言ってるのでしょう、仕事を愚かにする男はモテませんよ」
それに対してアルさんはニヤリと笑った。
「ふん、ラグがいるからもう女なんて要らねえな」
その言葉に待ってましたとばかりにミネルスさんは凄みのある笑みを更に深くする。
「なら訂正をしましょう、仕事しない男はラグーン君に嫌われますよ? 」
「………………」
図星だったようで言われたアルさんは一瞬で真顔に変わった
そして僕は確信する。
アルさんは敗けたと。
そして優勢な方に回るモブの習性を持つ僕の取った行動は。
「アルさん仕事はきちんとやろう、ね? 」
勝者ミネルスさんの肩を担ぐ、だ。
流石に言い逃れのできないアルさんはぐぬぬとしかめっ面をしていたが、最後は諦めたようにため息をつく。
「…………しゃあねえな」
「納得して貰って良かったです……さぁ早く仕事しなさい」
にこりと笑うミネルスをさんを一瞬睨んだアルさんは廊下の方へ足を踏み出す。
「行こうかラグ」
ん? アルそんところに仕事場に行くの?。
首を傾げながらも頷こうとすれば、ミネルスさんが前にたった
「誰がラグーン君を連れてって良いと言いました? 」
「あ?、どう言うことだ」
再び眉間のシワを寄せ不機嫌なオーラを出しはじめるアルさんにミネルスさんはにっこりと背景に雪景色を産み出す。
「先程言いましたよね? ラグーン君に大事な用事があると」
確かに言ってたね。
「ミネルスさん、大事な用事ってなに?」
僕の疑問にミネルスさんはくいっと眼鏡をあげながら。
「大事と言うのは大袈裟ですが……この国の簡単な説明と昨日はできなかったラグーン君に大将軍であるアイデンとナパスを紹介、後はクロユリさんが言っていた通り、ラグーン君のダンジョンへの訪問、と言うところですかね」
「へぇ~」
結構多い、めんどくさいっちゃめんどくさいけど、ちょっと楽しみだね。
「…………おい待てミネルス」
「なんですか?」
「ラグーンとナパスを会わせて大丈夫なのか? 」
…………なにその不安な言葉。
「避けては通れない事ですし、何かあれば私たちで止めるので大丈夫ですよ」
「…………やっぱ俺もついて「駄目です」」
「いい加減仕事に戻って貰わないと困るんですよ、なので早く行ってきなさいな、ラグーン君はきちんと守りますので」
再度しっしと手を降るミネルスさんにアルさんは舌打ちを打つ。
「…………後で迎えに行くからな」
そう言いのこしアルさんの体が一瞬ブレタかと思うとと、姿を消してしまった。
「消えた………」
「さて、うるさい人も居なくなったことですし、いきましょうかラグーン君」
何事も無かったかのようににっこりと笑ってミネルスさんは歩き出す、僕ももそれに続く。
「はーい」
「時間を押してるてるのでこの国について移動しながら説明をしますね」
了解しました!
「貴方はこんな時間までなにやっていたんですか……? ラグーン君には大事な用事が幾つかあったのですがねぇ…………?! 」
準備を終え、アルさんに持ち運ばれる形で部屋からでると、そこにはにこやかな怒りをブリザードの如く出すミネルスさんがいた。
今すぐ回れ右したい僕を他所にミネルスさんの様子など気にすることなくアルさんは僕の頭を撫でる。
「んな不穏なオーラ出さなくてもおめえが心配するような事はしてねえよ」
「心配する事とは……」
僕が首を傾げていると、ミネルスさんが僕に視線を移しにこりと微笑んだ。
「ラグーン君、アルギスに何かセクハラとかされてませんか?」
セクハラ…………
「抱き枕にされた以外は何もされてないよ?」
セクハラに値するか怪しいかなこれ、。
「本当に?、乳触られたりとかされていませんか?」
「うん、て僕女じゃないからそんな心配しなくてもいいでしょ」
女子高生じゃあるまいしと言えば、いえいえとミネルスさんは首を振った。
「いえいえ、このエロじじいに限ってはそんな理屈通りませんよ」
「エロジジイ、成る程………」
よく僕に抱きついてきたりしたからね、。
「誰がエロじじいだおい、お前も納得してんじゃねえこら」
聞き捨てならねえなとばかりにアルさんが否定するが僕は首を傾げた。
「え? 間違ってるところないでしょ? 」
それに賛同するようにミネルスさんも頷く。
「そうですよアルギス、だいたい貴方、確認しなければいけない書類が山のようにありますからね? ラグーン君といちゃいちゃしたければそれを片付けてからにしてくださいよ」
「んなめんどくせえもん部下に任しときゃあいいだろうよ」
俺は戦っときゃいいんだとアルさんは腕を組んで胸を張るアルさんに手で頭を抑えたミネルスさんはやれやれとため息をつく、そして居ずまいをただすと笑みを浮かべる。
「それができないからこうして言ってるのでしょう、仕事を愚かにする男はモテませんよ」
それに対してアルさんはニヤリと笑った。
「ふん、ラグがいるからもう女なんて要らねえな」
その言葉に待ってましたとばかりにミネルスさんは凄みのある笑みを更に深くする。
「なら訂正をしましょう、仕事しない男はラグーン君に嫌われますよ? 」
「………………」
図星だったようで言われたアルさんは一瞬で真顔に変わった
そして僕は確信する。
アルさんは敗けたと。
そして優勢な方に回るモブの習性を持つ僕の取った行動は。
「アルさん仕事はきちんとやろう、ね? 」
勝者ミネルスさんの肩を担ぐ、だ。
流石に言い逃れのできないアルさんはぐぬぬとしかめっ面をしていたが、最後は諦めたようにため息をつく。
「…………しゃあねえな」
「納得して貰って良かったです……さぁ早く仕事しなさい」
にこりと笑うミネルスをさんを一瞬睨んだアルさんは廊下の方へ足を踏み出す。
「行こうかラグ」
ん? アルそんところに仕事場に行くの?。
首を傾げながらも頷こうとすれば、ミネルスさんが前にたった
「誰がラグーン君を連れてって良いと言いました? 」
「あ?、どう言うことだ」
再び眉間のシワを寄せ不機嫌なオーラを出しはじめるアルさんにミネルスさんはにっこりと背景に雪景色を産み出す。
「先程言いましたよね? ラグーン君に大事な用事があると」
確かに言ってたね。
「ミネルスさん、大事な用事ってなに?」
僕の疑問にミネルスさんはくいっと眼鏡をあげながら。
「大事と言うのは大袈裟ですが……この国の簡単な説明と昨日はできなかったラグーン君に大将軍であるアイデンとナパスを紹介、後はクロユリさんが言っていた通り、ラグーン君のダンジョンへの訪問、と言うところですかね」
「へぇ~」
結構多い、めんどくさいっちゃめんどくさいけど、ちょっと楽しみだね。
「…………おい待てミネルス」
「なんですか?」
「ラグーンとナパスを会わせて大丈夫なのか? 」
…………なにその不安な言葉。
「避けては通れない事ですし、何かあれば私たちで止めるので大丈夫ですよ」
「…………やっぱ俺もついて「駄目です」」
「いい加減仕事に戻って貰わないと困るんですよ、なので早く行ってきなさいな、ラグーン君はきちんと守りますので」
再度しっしと手を降るミネルスさんにアルさんは舌打ちを打つ。
「…………後で迎えに行くからな」
そう言いのこしアルさんの体が一瞬ブレタかと思うとと、姿を消してしまった。
「消えた………」
「さて、うるさい人も居なくなったことですし、いきましょうかラグーン君」
何事も無かったかのようににっこりと笑ってミネルスさんは歩き出す、僕ももそれに続く。
「はーい」
「時間を押してるてるのでこの国について移動しながら説明をしますね」
了解しました!
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