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五章 そしてまったりと
うっさい!
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前の、親と過ごしていた時じゃあこうやって優しく抱き締められて、甘えることなんてなかったなぁ……。
僕がちっこい頃は多分されたんだろうけど………多分で括られてるなら………わからない。
アルさんもそうだけど、ここまで優しく割れ物を扱うような感じで接しられたり、は初めて。
しかもアイデンさんの頭を撫でる手つきが素晴らしく眠気を誘う………、これは簡易的な天国と言って良いだろう(キリッ)。
その心地よいまどろみの世界から戻されたのは急な話。
乱暴に開けられた扉の音にねむねむと目を開ければ少し離れた所のソファーに眉の皺が素敵な事になっているアルさんが座っておられました。
足組んで素敵な顔をしてらっしゃるアルさんの不機嫌な目が僕を写す。
「な~んでアイデンの所でグースカねてんだおめえは………」
予想通り酷く不機嫌でいらっしゃる………、何故だ。
でも僕が今お世話になってるアイデンさんに頭ポンポンされてまたまどろみの世界に沈んで……。
「寝るなおい」
おっと、危ない、
「おはようアルさん、………仕事終わったの? 」
「今日の分は終わった、もう夜だ」
ほうほう………、アルさんの貧乏揺すりしてるのなんでか怖い……。
「でだなラグーン」
ん?
「てめぇはなんでそいつの腕の中にいるんだぁ……? 」
そんな事で怒んないでよと言えたらいいのだろうけど………。
(´・ω・`)
寝起きで目付き鋭い鬼になったアルさんを相手にできるほど僕は強くない……。
さて、
もう一度眠りの世界へ……。
「アァン〝? 」
なんか圧力みたいの降りかかってきたんだけど!?
アルさんから真っ赤なオーラがでてらっしゃる!?
「そんな気は微塵もございませんアルギス様……、助けてアイデンさん」
もう死んでるのに死の気配がするよ。
「ふむ、アルギスよ、そんなラグーンを威嚇しては嫌われてしまうぞ?」
「…………とにかく、こっちこい」
あ、はい。
不機嫌ながらも不穏なオーラを静めてくれたアルさんに僕は頷いてむくりと起き上がった。
そんじゃ寝る場所変えるだけだから動こう。
「なんだ、もう行ってしまうのか? 」
アイデンさんから降りると背中から寂しげな声がかかる
振り向けばアイデンさんは眉をちょっとさげてあと引く笑み………。
え?(・ω・`?)
「俺の腕の中に丁度収まって良かったのだがな………、アルギスの所に行くのであれば仕方ないな………」
そ、そんな捨てられほやほやの犬みたいな顔されたって困るなり………。
いやでもここはワンチャン。
「ラ~グ? 」
なかったねうん。、
それにアイデンさんも良いけどやっぱり慣れ親しんだアルさんの方が心なしか安心する……気がする。
そう納得しテクテクとアルさんのいるソファーに行こうとすれば痺れを切らしたアルさんのテーブルを越えた暴挙によって意識が飛ぶ勢いで目的地の膝の上にちょこんと座ることになった。
む?
「これで良い」
何処が?
腕伸ばされて脇に差し込まれたと思ったら一瞬でついたよ。
「………チッ」
そしてなんでアイデンさんは笑顔で舌打ちをスルノカナ?
「それでアイデン、ここに虫が来たらしいじゃねえか、………ラグにおかしな事しなかっただろうなぁ? 」
アルさんが僕の頭を撫でながら言ったけど。
虫?、そういえば昼間に窓からモンシロチョウみたいのが入って来てそれを肴にアイデンさんとお茶のんだような。
「流石に耳が早いな、あの身分をわきまえない小娘の事ならこちらで対処しよう」
小娘? あの微小女の事だっけ?。
ええと、名前忘れた………。
「てこたぁしたって事だよな、対処なんて綺麗事言ってねえで消そうぜ」
「行動自体はまだ起こされて無いから消すのはまだ難しい、しばしまて」
アイデンさんも否定はしてない御様子………。
「………そんな物騒な話僕のいないときにやってもらえる?」
二人とも軽く言ってるけど。ここ異世界だしお国柄もあるから殺さないで! とか可哀想でしょう!!、とか喚きはしないからせめて他所でやっておくれ。
「だがこれはラグーンにも関係あることなんだぞ?」
「ん~、でもまだ実際にやられてはいないしねぇ……」
それいぜんにあの人と初対面だしね。
「【やられる前に動く】これ大事だぜ? 」
「攻撃こそ最大の防御みたいな? 」
僕の適当な答えにアイデンさんはゆっくりと頷く、
「そうだ、圧倒的な力で、上から粉々に砕く、相手の姑息な作戦もろともな」
「その点に関しちゃあ同意だな、でだラグ」
「ん? 」
退屈そうな顔から一転、にやりと笑うアルさんに僕は嫌な予感がしながらもアルさんを見る。
「話変わるが漸く仕事が落ち着いてきたからな、明日休みとって遠乗りに行こうぜ」
遠乗り? 馬に乗ってピクニック? アルさんと?
「いく! 」
二つ返事とばかりに僕は頷いた
「そうかそうか! 」
微小女さんの事は気になるけどアルさんとピクニック行くんだし、まあいっか。
明日早起きしなくちゃね、
ふとアイデンさんを見れば歯を噛み締め悔しそうに見ている……そしてアルさんは勝ち誇った顔している。
あーあーこりゃ喧嘩になるぞー……。
「表に出ろアルギス! その精魂叩き直してくれる!!」
「やーなこった! ただの嫉妬じゃねえか見苦しい」
「殴り倒してくれる! 」
「二人ともうるさい」
「「………………」」
僕は眠いんだよ
僕がちっこい頃は多分されたんだろうけど………多分で括られてるなら………わからない。
アルさんもそうだけど、ここまで優しく割れ物を扱うような感じで接しられたり、は初めて。
しかもアイデンさんの頭を撫でる手つきが素晴らしく眠気を誘う………、これは簡易的な天国と言って良いだろう(キリッ)。
その心地よいまどろみの世界から戻されたのは急な話。
乱暴に開けられた扉の音にねむねむと目を開ければ少し離れた所のソファーに眉の皺が素敵な事になっているアルさんが座っておられました。
足組んで素敵な顔をしてらっしゃるアルさんの不機嫌な目が僕を写す。
「な~んでアイデンの所でグースカねてんだおめえは………」
予想通り酷く不機嫌でいらっしゃる………、何故だ。
でも僕が今お世話になってるアイデンさんに頭ポンポンされてまたまどろみの世界に沈んで……。
「寝るなおい」
おっと、危ない、
「おはようアルさん、………仕事終わったの? 」
「今日の分は終わった、もう夜だ」
ほうほう………、アルさんの貧乏揺すりしてるのなんでか怖い……。
「でだなラグーン」
ん?
「てめぇはなんでそいつの腕の中にいるんだぁ……? 」
そんな事で怒んないでよと言えたらいいのだろうけど………。
(´・ω・`)
寝起きで目付き鋭い鬼になったアルさんを相手にできるほど僕は強くない……。
さて、
もう一度眠りの世界へ……。
「アァン〝? 」
なんか圧力みたいの降りかかってきたんだけど!?
アルさんから真っ赤なオーラがでてらっしゃる!?
「そんな気は微塵もございませんアルギス様……、助けてアイデンさん」
もう死んでるのに死の気配がするよ。
「ふむ、アルギスよ、そんなラグーンを威嚇しては嫌われてしまうぞ?」
「…………とにかく、こっちこい」
あ、はい。
不機嫌ながらも不穏なオーラを静めてくれたアルさんに僕は頷いてむくりと起き上がった。
そんじゃ寝る場所変えるだけだから動こう。
「なんだ、もう行ってしまうのか? 」
アイデンさんから降りると背中から寂しげな声がかかる
振り向けばアイデンさんは眉をちょっとさげてあと引く笑み………。
え?(・ω・`?)
「俺の腕の中に丁度収まって良かったのだがな………、アルギスの所に行くのであれば仕方ないな………」
そ、そんな捨てられほやほやの犬みたいな顔されたって困るなり………。
いやでもここはワンチャン。
「ラ~グ? 」
なかったねうん。、
それにアイデンさんも良いけどやっぱり慣れ親しんだアルさんの方が心なしか安心する……気がする。
そう納得しテクテクとアルさんのいるソファーに行こうとすれば痺れを切らしたアルさんのテーブルを越えた暴挙によって意識が飛ぶ勢いで目的地の膝の上にちょこんと座ることになった。
む?
「これで良い」
何処が?
腕伸ばされて脇に差し込まれたと思ったら一瞬でついたよ。
「………チッ」
そしてなんでアイデンさんは笑顔で舌打ちをスルノカナ?
「それでアイデン、ここに虫が来たらしいじゃねえか、………ラグにおかしな事しなかっただろうなぁ? 」
アルさんが僕の頭を撫でながら言ったけど。
虫?、そういえば昼間に窓からモンシロチョウみたいのが入って来てそれを肴にアイデンさんとお茶のんだような。
「流石に耳が早いな、あの身分をわきまえない小娘の事ならこちらで対処しよう」
小娘? あの微小女の事だっけ?。
ええと、名前忘れた………。
「てこたぁしたって事だよな、対処なんて綺麗事言ってねえで消そうぜ」
「行動自体はまだ起こされて無いから消すのはまだ難しい、しばしまて」
アイデンさんも否定はしてない御様子………。
「………そんな物騒な話僕のいないときにやってもらえる?」
二人とも軽く言ってるけど。ここ異世界だしお国柄もあるから殺さないで! とか可哀想でしょう!!、とか喚きはしないからせめて他所でやっておくれ。
「だがこれはラグーンにも関係あることなんだぞ?」
「ん~、でもまだ実際にやられてはいないしねぇ……」
それいぜんにあの人と初対面だしね。
「【やられる前に動く】これ大事だぜ? 」
「攻撃こそ最大の防御みたいな? 」
僕の適当な答えにアイデンさんはゆっくりと頷く、
「そうだ、圧倒的な力で、上から粉々に砕く、相手の姑息な作戦もろともな」
「その点に関しちゃあ同意だな、でだラグ」
「ん? 」
退屈そうな顔から一転、にやりと笑うアルさんに僕は嫌な予感がしながらもアルさんを見る。
「話変わるが漸く仕事が落ち着いてきたからな、明日休みとって遠乗りに行こうぜ」
遠乗り? 馬に乗ってピクニック? アルさんと?
「いく! 」
二つ返事とばかりに僕は頷いた
「そうかそうか! 」
微小女さんの事は気になるけどアルさんとピクニック行くんだし、まあいっか。
明日早起きしなくちゃね、
ふとアイデンさんを見れば歯を噛み締め悔しそうに見ている……そしてアルさんは勝ち誇った顔している。
あーあーこりゃ喧嘩になるぞー……。
「表に出ろアルギス! その精魂叩き直してくれる!!」
「やーなこった! ただの嫉妬じゃねえか見苦しい」
「殴り倒してくれる! 」
「二人ともうるさい」
「「………………」」
僕は眠いんだよ
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