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九章 亀裂
モノのホンシツ
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ゲーム設定では一年、リアルでは一月に一度に招待されるあれ。
「魔王十傑会議……」
「来れそうか?」
「うーん……」
「む?」
肩書きだけとはいえ魔王である僕、行かないわけがない、けど。
わざわざ叩き上げ本場物のダルーダさんが来た......これはなにか大事なイベントでもあるのか。
いやそういえばまだセンブレルのアルさんアイデンさん関係が落ち着いてないし時期によってはいけないかも……。
「んー、今はちょっと……わからないですね」
「まぁ実際強制参加だがな」
「え゛?」
目を見開く僕、すると口角をにやりと上げる。
「何を驚いているラグーン、わざわざこの俺直々に出たんだ、席次が下の者の拒否権などあるわけが無いだろう」
「……スケジュール空けときます」
強制参加か、ふう……あぁー胃に痛い。
「それでいい、ふはは」
「はは......」
僕の肩に手を置いたダルーダさんのなんと圧力のある笑顔と魔王な笑いかた。
「そう固くなるな、俺とお前の中だろう」
「そう言われても......無理かなあ」
同じ魔王のくくりだけどそれ以外は技術実力経験の差が全く違う。
身近なものに例えれば部活の先輩後輩だもの、長い物に巻かれて自分で考えるより誰かに指示される方が向いてると思うんだよね僕。
「相も変わらず謙虚だなお前は、お前もれっきとした魔を統べる者、もっと欲をだして、も......ふむ?」
「へ?」
無理矢理誤魔化そうと空笑いを作れば、突然首を傾げたダルーダさんは膝をつくと僕と目を合わせる。
「......ダルーダさん?」
「動くな」
「はい」
動くなと言われたら仕方ない、ラグーン、ファイト。
......3つの目に見られるのちょっとなんか......あれだな、形容しがたい何かになる。
「混ざって...るのか? いや違うな、別の人格? ならば拒否反応のひとつも出ていい筈......」
「......ダルーダさん?」
何をぶつぶつ言ってるので?
「ラグーン」
「はい」
「ラグーン?」
「なんでしょう」
「ふむ」
......【名前呼んで見ただけ★】では、どっかで聞いたぞおい。
「......ラグーンよ」
「なんで御座いましょうか」
ネタの鉄板は三度までございますよ魔王様は。
「お前は......一体誰だ?」
「へ......?」
え...へ。
「......全てでは無いが分かっているようだな」
「え?」
まってまって、心臓今ひゅってなった、待って。
「誰だ、お前の中にいる奴は」
「......なか?」
そ、そんな真面目な事言われてもこっちは良くわかんない、いや、分かってるけど分かんない、......分かんない。
「乗っ取りでは無い、憑依に近いがそれにしては器に定着【しすぎている】」
「え、あの...」
「少し考えさせてくれ...お前はラグーンだ、間違いない、身も、心も.....心か」
両肩に手を置き、怖いくらい僕の顔を見詰めるダルーダさん。
「え、と.....」
「お前は考える必要は無い、本質は掴んでる、これを言葉で出さなければ」
何か、今までの違和感を触られてるような感覚が僕の中で溜まるような。
うやむやにしてた事が形を持って、押さえ付けてた感情の蓋を溶かされるような.....ヨウナ。
これを知られたら知ってしまったら大切な何かが壊れるような.....。
だめ、だめ、だめだめ、折角、折角何かを我慢、してたのにそんな......。
「ラグーン」
「........」
「ラグーン!!」
「あっ......なんでしょう」
強く名前を呼ばれ掠れた声で返事をする。
......胸が痛い、頭が痛い、でもでも。
我慢.....しなきゃ。
「しなくていい」
そうしないと涙が出る。
「出せばいい」
駄目。
「駄目ではない」
男は泣くものじゃない。
「男だって泣く」
僕は長男だ。
「関係ない」
泣いたら怒られる。
「怒るわけがないだろう」
.........。
「どうした、もっと吐き出すがよい」
「ダルーダさん......」
「おぉどうした、情けない顔をして可愛いな」
口を綻ばせたダルーダさんは僕の頬に優しく触れにこりと笑った。
「僕......喋って」
「喋ってないな」
「いま......考えてること」
声を震わす僕に暖かな表情のダルーダさんは目尻を下げた。
「あぁ、読んでるとも、読めた、と言い直すがね」
「そ.....そうですか」
「そう畏まるな...少年よ」
「っ!!」
それは、それは……!
ダルーダさんの最後の呼び方、それは、ラグーンではなく……僕を。
肩を浮かせ驚く僕にダルーダさんは気にもとめないように笑う。
「そう怖がるな、大丈夫、だいじょうぶだ」
「.....」
「この体勢ではなんだ、座ろう」
「......はい」
にっこりと僕の考えてる事を他所に立ち上がったダルーダさんは僕の背中を押しソファーに腰かけるよう促した。
「さて.....結論から言おう」
ソファに座ったダルーダさん、その膝の上に向かい合う座り方をする僕に距離の近くなったダルーダさんが穏やかに笑う。
「ラグーン、ラグーンだった、いや、ラグーンを......操作、作っていた者、合ってるか?」
操作......作って?
「この【ラグーン】という体を造り糸で人形を操るように操作していた者だ、ひとつ言っておくが俺は怒ってもいなければ少年をどうこうするつもりはない、大丈夫だ、だいじょうぶ」
「......はい」
ゆっくりと僕の頭を優しく撫でるダルーダさんの大きな手。
どうすれば、どうしたらいいか、駄目なのかわからない僕にとってそれはあまりにも、あまりにも......暖かい。
「落ち着いたか?」
「......はい」
「まだ固いな、もっと甘えて欲しいがそれはまた今度だ」
はにかんで言ったダルーダさんはすぐに 顔を引き締め言った。
「さぁ、答えてくれ少年、お前は何故その肉体に定着している? 本来操作する側の肉体にいる筈だが下手でも打ったか」
「.....そうですね」
どうして、いや、どうやって言おうか。
「単語だけでも途切れ途切れでも構わん、ここには俺と少年しかいないのだからな」
......なら。
「この事は誰にも言わない、二人の秘密だ.....良い響きだろう?」
......それ、なら、いいかな、いいのかな。
「いいとも」
みっともないかもしれない。
「みっともない姿が見たい んだ」
......泣くかも。
「俺の胸でなら好きなだけ」
......わかりました。
「僕は.....」
「あぁ」
「ラグーンじゃない別の僕は、多分......多分」
「たぶん?」
言いたくない、いいたくない。
これを言えば、認めてしまう、現実逃避ができなくなっちゃう。
これがゲームじゃないと、現実を自覚しちゃう......けど.....仕方ない。
「死んだんです、たぶん、きっと」
★★★
遅くなりましたが、感想ありがとうございます。
続きが気になったり面白いなと思ったら是非お気に入りや感想を、お返事は遅いです。
(しおりとかつけてもらうと作者見れるのでよければそちらも(強欲))
「魔王十傑会議……」
「来れそうか?」
「うーん……」
「む?」
肩書きだけとはいえ魔王である僕、行かないわけがない、けど。
わざわざ叩き上げ本場物のダルーダさんが来た......これはなにか大事なイベントでもあるのか。
いやそういえばまだセンブレルのアルさんアイデンさん関係が落ち着いてないし時期によってはいけないかも……。
「んー、今はちょっと……わからないですね」
「まぁ実際強制参加だがな」
「え゛?」
目を見開く僕、すると口角をにやりと上げる。
「何を驚いているラグーン、わざわざこの俺直々に出たんだ、席次が下の者の拒否権などあるわけが無いだろう」
「……スケジュール空けときます」
強制参加か、ふう……あぁー胃に痛い。
「それでいい、ふはは」
「はは......」
僕の肩に手を置いたダルーダさんのなんと圧力のある笑顔と魔王な笑いかた。
「そう固くなるな、俺とお前の中だろう」
「そう言われても......無理かなあ」
同じ魔王のくくりだけどそれ以外は技術実力経験の差が全く違う。
身近なものに例えれば部活の先輩後輩だもの、長い物に巻かれて自分で考えるより誰かに指示される方が向いてると思うんだよね僕。
「相も変わらず謙虚だなお前は、お前もれっきとした魔を統べる者、もっと欲をだして、も......ふむ?」
「へ?」
無理矢理誤魔化そうと空笑いを作れば、突然首を傾げたダルーダさんは膝をつくと僕と目を合わせる。
「......ダルーダさん?」
「動くな」
「はい」
動くなと言われたら仕方ない、ラグーン、ファイト。
......3つの目に見られるのちょっとなんか......あれだな、形容しがたい何かになる。
「混ざって...るのか? いや違うな、別の人格? ならば拒否反応のひとつも出ていい筈......」
「......ダルーダさん?」
何をぶつぶつ言ってるので?
「ラグーン」
「はい」
「ラグーン?」
「なんでしょう」
「ふむ」
......【名前呼んで見ただけ★】では、どっかで聞いたぞおい。
「......ラグーンよ」
「なんで御座いましょうか」
ネタの鉄板は三度までございますよ魔王様は。
「お前は......一体誰だ?」
「へ......?」
え...へ。
「......全てでは無いが分かっているようだな」
「え?」
まってまって、心臓今ひゅってなった、待って。
「誰だ、お前の中にいる奴は」
「......なか?」
そ、そんな真面目な事言われてもこっちは良くわかんない、いや、分かってるけど分かんない、......分かんない。
「乗っ取りでは無い、憑依に近いがそれにしては器に定着【しすぎている】」
「え、あの...」
「少し考えさせてくれ...お前はラグーンだ、間違いない、身も、心も.....心か」
両肩に手を置き、怖いくらい僕の顔を見詰めるダルーダさん。
「え、と.....」
「お前は考える必要は無い、本質は掴んでる、これを言葉で出さなければ」
何か、今までの違和感を触られてるような感覚が僕の中で溜まるような。
うやむやにしてた事が形を持って、押さえ付けてた感情の蓋を溶かされるような.....ヨウナ。
これを知られたら知ってしまったら大切な何かが壊れるような.....。
だめ、だめ、だめだめ、折角、折角何かを我慢、してたのにそんな......。
「ラグーン」
「........」
「ラグーン!!」
「あっ......なんでしょう」
強く名前を呼ばれ掠れた声で返事をする。
......胸が痛い、頭が痛い、でもでも。
我慢.....しなきゃ。
「しなくていい」
そうしないと涙が出る。
「出せばいい」
駄目。
「駄目ではない」
男は泣くものじゃない。
「男だって泣く」
僕は長男だ。
「関係ない」
泣いたら怒られる。
「怒るわけがないだろう」
.........。
「どうした、もっと吐き出すがよい」
「ダルーダさん......」
「おぉどうした、情けない顔をして可愛いな」
口を綻ばせたダルーダさんは僕の頬に優しく触れにこりと笑った。
「僕......喋って」
「喋ってないな」
「いま......考えてること」
声を震わす僕に暖かな表情のダルーダさんは目尻を下げた。
「あぁ、読んでるとも、読めた、と言い直すがね」
「そ.....そうですか」
「そう畏まるな...少年よ」
「っ!!」
それは、それは……!
ダルーダさんの最後の呼び方、それは、ラグーンではなく……僕を。
肩を浮かせ驚く僕にダルーダさんは気にもとめないように笑う。
「そう怖がるな、大丈夫、だいじょうぶだ」
「.....」
「この体勢ではなんだ、座ろう」
「......はい」
にっこりと僕の考えてる事を他所に立ち上がったダルーダさんは僕の背中を押しソファーに腰かけるよう促した。
「さて.....結論から言おう」
ソファに座ったダルーダさん、その膝の上に向かい合う座り方をする僕に距離の近くなったダルーダさんが穏やかに笑う。
「ラグーン、ラグーンだった、いや、ラグーンを......操作、作っていた者、合ってるか?」
操作......作って?
「この【ラグーン】という体を造り糸で人形を操るように操作していた者だ、ひとつ言っておくが俺は怒ってもいなければ少年をどうこうするつもりはない、大丈夫だ、だいじょうぶ」
「......はい」
ゆっくりと僕の頭を優しく撫でるダルーダさんの大きな手。
どうすれば、どうしたらいいか、駄目なのかわからない僕にとってそれはあまりにも、あまりにも......暖かい。
「落ち着いたか?」
「......はい」
「まだ固いな、もっと甘えて欲しいがそれはまた今度だ」
はにかんで言ったダルーダさんはすぐに 顔を引き締め言った。
「さぁ、答えてくれ少年、お前は何故その肉体に定着している? 本来操作する側の肉体にいる筈だが下手でも打ったか」
「.....そうですね」
どうして、いや、どうやって言おうか。
「単語だけでも途切れ途切れでも構わん、ここには俺と少年しかいないのだからな」
......なら。
「この事は誰にも言わない、二人の秘密だ.....良い響きだろう?」
......それ、なら、いいかな、いいのかな。
「いいとも」
みっともないかもしれない。
「みっともない姿が見たい んだ」
......泣くかも。
「俺の胸でなら好きなだけ」
......わかりました。
「僕は.....」
「あぁ」
「ラグーンじゃない別の僕は、多分......多分」
「たぶん?」
言いたくない、いいたくない。
これを言えば、認めてしまう、現実逃避ができなくなっちゃう。
これがゲームじゃないと、現実を自覚しちゃう......けど.....仕方ない。
「死んだんです、たぶん、きっと」
★★★
遅くなりましたが、感想ありがとうございます。
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俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
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