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アプリ編
ミニゲーム
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『このミニゲームは次から次へとくるお客さんを捌いていくゲームだよ!
普通のお客さんはタップで、怪しいお客さんは弾いてカッ捌いてね!』
そんな説明で始まったミニゲームの舞台はどうやらコンビニのようだ。
レジの前に次々とお客さんが現れる。
お客さんをタップすると『+10G~150G』とお金が表示されていく。
「あ、これ意外と楽しいかも。」
しかし、怪しいお客さんとはどんなものなんだろうか。
そんな事を考えながらしばらくポチポチしてると、金髪、サングラス、アロハシャツのいかにもなお客さんが現れた。
「これか。」
「あ、それは...」
紅野の言葉を聞き終わるか終わらないかのうちに俺はそのお客さんを弾いた。
「それ、尾道さん(兄)」
「え?」
画面には『げーむおーばー』の文字。
背景には逮捕されていく勇者(フリーター)と空に透けてる尾道さんの笑顔。
「まさか、逮捕エンド?」
「善良な市民である尾道さんをカッ捌いたからな。」
普通こういうミニゲームは間違えるとお金マイナスとかなのではないだろうか。
そんな疑問に答えるように紅野は
「例え誤ってであったとしても善良な市民をカッ捌いたら逮捕されるだろ?」
と付け加えた。
ミニゲームのリスクが高すぎる。
しかし、それでもミニゲームをやらないと稼げない。
ハイリスク過ぎるミニゲームに困惑するしかなかった。
「ちなみにミニゲームで稼いだ金は次の勇者に引き継がれるから金は減らないぞ。」
「なんだよ、先に言えよ。またやり直しかと思って焦っただろ。」
つい、お金さえ無事ならと思ってしまったがよくよく考えると人1人逮捕されているのだからやはりリスクが大きい。
これでかれこれ勇者は2人死亡、逮捕者1人だ。
そしてロボットはまだまだ卵から出てくる気配はない。
そもそも、ここまでまだ1時間すら経っていない。
また先程と同じようにスタート画面から進めていくと、左上の所持金欄が増えている。
ミニゲームで稼げたのは3000G。
「これ、意外と稼げたのか?っていうか、このお金の単位ってなんなんだ?ゴールド?」
「ほどほどといったところだろうな。ちなみにお金の単位は『G=頑張った』だ。」
意味がわからない単位だった。
「円とか、もっと親しみがある単位にすればいいとも思ったんだけどな。」
そうするとロボットがプラモみたいな金額で成長しちゃうだろ?
そんな事を恥ずかしそうに紅野が言う。
待て、お前の照れるところはそこなのか?
もっと恥ずかしい事言ってただろと喉元まで出かかった。
言わなかったのは俺の優しさだったのか、もうツッコミを入れるのに疲れてしまったからなのか、もう俺にはわからなかった。
普通のお客さんはタップで、怪しいお客さんは弾いてカッ捌いてね!』
そんな説明で始まったミニゲームの舞台はどうやらコンビニのようだ。
レジの前に次々とお客さんが現れる。
お客さんをタップすると『+10G~150G』とお金が表示されていく。
「あ、これ意外と楽しいかも。」
しかし、怪しいお客さんとはどんなものなんだろうか。
そんな事を考えながらしばらくポチポチしてると、金髪、サングラス、アロハシャツのいかにもなお客さんが現れた。
「これか。」
「あ、それは...」
紅野の言葉を聞き終わるか終わらないかのうちに俺はそのお客さんを弾いた。
「それ、尾道さん(兄)」
「え?」
画面には『げーむおーばー』の文字。
背景には逮捕されていく勇者(フリーター)と空に透けてる尾道さんの笑顔。
「まさか、逮捕エンド?」
「善良な市民である尾道さんをカッ捌いたからな。」
普通こういうミニゲームは間違えるとお金マイナスとかなのではないだろうか。
そんな疑問に答えるように紅野は
「例え誤ってであったとしても善良な市民をカッ捌いたら逮捕されるだろ?」
と付け加えた。
ミニゲームのリスクが高すぎる。
しかし、それでもミニゲームをやらないと稼げない。
ハイリスク過ぎるミニゲームに困惑するしかなかった。
「ちなみにミニゲームで稼いだ金は次の勇者に引き継がれるから金は減らないぞ。」
「なんだよ、先に言えよ。またやり直しかと思って焦っただろ。」
つい、お金さえ無事ならと思ってしまったがよくよく考えると人1人逮捕されているのだからやはりリスクが大きい。
これでかれこれ勇者は2人死亡、逮捕者1人だ。
そしてロボットはまだまだ卵から出てくる気配はない。
そもそも、ここまでまだ1時間すら経っていない。
また先程と同じようにスタート画面から進めていくと、左上の所持金欄が増えている。
ミニゲームで稼げたのは3000G。
「これ、意外と稼げたのか?っていうか、このお金の単位ってなんなんだ?ゴールド?」
「ほどほどといったところだろうな。ちなみにお金の単位は『G=頑張った』だ。」
意味がわからない単位だった。
「円とか、もっと親しみがある単位にすればいいとも思ったんだけどな。」
そうするとロボットがプラモみたいな金額で成長しちゃうだろ?
そんな事を恥ずかしそうに紅野が言う。
待て、お前の照れるところはそこなのか?
もっと恥ずかしい事言ってただろと喉元まで出かかった。
言わなかったのは俺の優しさだったのか、もうツッコミを入れるのに疲れてしまったからなのか、もう俺にはわからなかった。
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