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第2話 襲撃ッ!
しおりを挟む前回までのあらすじッ!
自己紹介を終え、和やかな雰囲気のクラスに突如現れた上級生ッ!こいつの目的はいったいッ?!
「ワイは二年の韻 拍闘(いん ぱくとう)や。和やかなとこ悪いけど、【大那 舞斗】(だいな まいと)様への上納金を集めに来たやで~」
丸刈りの韻 拍闘。大きな箱を持っている。あの中にお金を入れろと言っているのだ
仁霧コブシは、小声でインテに聞いてみる
「なぁインテ。大那 舞斗って誰だ?」
「大那 舞斗を知らないのか仁霧。ここ北館を統べる四天王の一角じゃあないか」
「四天王?北館?」
「はぁ・・・。何も知らずにこの最強学園へ来たみたいだな君は」
ここ、最強学園には、東ッ!西ッ!南ッ!北ッ!四つの校舎があるッ!
そしてそれぞれの校舎に、最強学園に君臨する四人の四天王がいて、それぞれの校舎を仕切っているのだッ!
「四つの校舎は、言わば戦争状態なんだ。どの校舎もほかの校舎を征服しようと企んでいる。四天王は抑止力なんだよ」
「・・・」
「だから、北館を守ってくれてる四天王の一人【大那 舞斗】に上納金を収めるのがこの学園のルールなんだ」
「・・・」
そう言って、回ってくる韻 拍闘にインテはお金を渡した。(1000円)次は仁霧の番だ
「ほら、さっさと出さんかい」
「・・・」
「おーい・・・聞いてんのかッ!」
「嫌だね」
ざわっ! 予期せぬ仁霧の言葉に、クラス中が息を呑む。
「・・・なんだって?」
「聞こえなかったのか?嫌だ、と言ったんだ」
「バカッ!何を言ってるんだ仁霧!」
「自分の身くらい自分で守るさ、大那 舞斗に守って貰ってるから金を出す?ハッ!意味わかんないねッ!」
韻 拍闘の頭に、血管が浮き出るッ!
「・・・その言葉、反逆と見なすが」
「勝手にしな。俺は出さねぇ」
クラスに、緊張が走るッ!誰もが仁霧コブシのボコボコにされる姿を想像!
どうする仁霧コブシッ!!
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