僕のお兄様がヤンデレなんて聞いてない

ふわりんしず。

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「雌イキおめでとう、ユリシア」

『あっ、あっん、…あっ、ぁああっ、ぅ、あっ、…だ、め、イった、から…ぁっ、あぁっ』


弓なりに逸れた背中を、なぞる様にして触られる。その一方では、

ぱちゅ、ぱちゅっ、と、はしたない音が鼓膜を犯し、射精とは違う倦怠感が身体を襲う中、容赦なく行為は進められ…


一本の指の挿入が、気付けばニ本に足されていた。

気遣う様な挿入から徐々にピストンが早くなり、ただ喘ぐ事しか出来ない。




『あんっ…ぁっ、あ、んっ、…はっ、ぁっ、ぁっ、あっ、んっ、んぁあっ、あっ、』


また、くる、…奥がっ、


『んっ、んっ、ンっ、…あっぁああっ、』




ガクガクと震える身体をお兄様は片手で支え、力が抜けた腰を固定する

恥ずかしい部分を兄に突き出した格好は、蕩けていた頭に冷水を被せる様にして…僕を正気に戻してくれる。


その度に、自身の浅ましい格好に恥ずかしさを覚え、泣きたくなるのも無理はない

なんでモブの僕がこんな目に、

そう思うのは前世の記憶を取り戻したが故である。ゲームでは一切絡みなんて無かった



実際、ゲームの中のリシウスは弟の顔を認識出来ていたかすら怪しいものだ、

ゲーム内で僕と兄様がいる場面なんて見たことがない、


「焼けるな。こんな状況で考え事?ユリシア

誰の事を思い出していたのかな。まさか…



王子?それともアイツらのこと?」



『んっ、んんっ、あっ…ん、』



問う声は優しいのに何故だろう、背後から冷気みたいなものを感じるのは。

きの、せい…だよね、


恐る恐る、顔だけ振り向けば…



「悪い子だ、ユリシアは」


『ひっ、…んっ、あっ、んっ、』





お兄様の淀んだ瞳が一瞬だけ…ゆがんだ。けれど直ぐ様、それは消え、

ほぼ同時に、中にあった指がずるりと抜けた


深い所まで埋められていたそれは、ただ、抜いただけにも関わらず

甘ったるい声が漏れ出てしまう。


ーーーーやっと…、やっと終わった





秘部から異物が出た事で安堵し、胸を撫で下ろした僕はすべてが終わったのだと誤解・・した


「ーーーー愛してるよユリシア、

ずっと抱きたかった。もっと早くに…犯していれば間違いなんてなかったんだ。


早く諦めて、ね。許してとか言わないから、受け入れて。


気持ちよくしてあげるから」




















『いやっ!やだっ、やぁ、…おねがっ、あっ、…あっ、あっ、ぐっ、んぁっ、あ"ぁあああああああっ』


開いた唇が塞がらず、ぽたぽたと涎がシーツを汚していく。

見開かれた瞳からは留めどなく流れ出る…涙



終わったと思った行為はーーーー

止まる事なく、続けられお兄様に僕は…


「はっ、…全部、入ったよ……ユリシア」


『あっ、いやぁあ…あんっ、あぁあっ、んあぁあ、あっ、ぁっ、んっ、あっン、ひぅぅ、…ぁ、ぁああっ、ンッ』




初めてを奪われた。

指よりも大きくて太いそれは、精液で滑り

お兄様によって解された穴にあてがわれ…


躊躇なく貫かれた。

ゆっくりと、けれど逃げる事は許されず。



泣きながら『ゆるして、やめて』と何度も口にするも、駄々を捏ねた子供を相手にするかの様に宥められながら、

身体を開かされていった


最初はただ痛くて、泣いていただけなのだが


「ん、少し馴染んできたね。

ユリシアは飲み込みも早くてイイ子だ



早く覚えような。俺の…形とか、さ」



『あっ…んっ、あっぁ、…んっ、ふぁ、ぁあぁあっ、んぁ、ンッ』



「ほら、感じて。今、ココに俺のが入ってるんだよ。

ーーーーね、分かる?」





後ろから抱きしめる様にして覆い被さって僕を犯すお兄様が、不意に腹部を上から抑え、


はっ、と息が一瞬詰まる。

腹を上から押されれば、意識したくなくても…



再認識させられる、

ただでさえ圧迫感が凄いのに、誰に抱かれているのか知らしめられて…、



「っ、…ユリシアは、才能があるかもね

初めてなのに中で俺のを絞りとろうとするなんて…



こんなんじゃ、すぐに中出しされちゃうよ?」


『ぁっ、あっ、やぁああ、なか、は…んっ、めっ、てぇ、…ぉに、さまぁ、あっ、んっ、あぁあっ、んっ、ぁ、』





いくらここが、ゲームの世界だとしても

中出しなんてされたらっ…ぼく、


「ふっ、…気持ちよくなってきた?

ーーーー腰、揺れてるよユリシア」


『あんっ…あっ、ぁあっ、んっ、んぁあっ、ちが、ゆれて、なっ、…ふ、んぁ、んっ、あっ、ぁあっ、』



ぱんぱん、と肉と肉がぶつかる音がする

お兄様の言っている意味が…わからない


だって、お兄様が…激しいから、腰が揺れているだけで、……僕は、



「うん。無自覚かぁ、

ほら、今、俺はユリシアに触っていないよ?



勿論腰も振ってない。そんなに俺のペニス美味しい…?あぁ、ユリシアにね最初かけた手足の脱力魔法はとうに解除してあるから…


逃げられる筈だよ?コックリングはまだ付けたままだけど…




ーーーーー…ユリシアはどうしたい?逃げるのなら、外してあげるよ」





一番深い場所へ埋め込まれた肉棒が、ゆっくりと出口に向かって出て行こうとする

お兄様が発した通り、手足の脱力系魔法はいつのまにか解除されていた

ただ添えられていただけの手をお兄様が離すと…



突き出していた臀部が…浅ましくも揺れていた



『ちが、これはっ…あ"あぁあ!!!』


「違わないよ、ユリシア。せっかく辞めてあげようと思ったのに、

まだ足りなかったのかな?」


『ああぁ"ああぁ…む、りぃ……お、っきぃ…んっ、ぁああっ』



片足を持ち上げられ、びくつく身体を無視し

更に奥を貫かれ…




頭が真っ白になる。


「俺のペニスに食らい付いて離してくれない、えっちなお口は、上の口より従順だけどね」


『ちが、…ちがぅ、あっぐっ、んっ、んっ、んんっ、あっ、やぁ、…あちゅ…ぃ、ぁっ、』




ごつごつ、と大きくて太いお兄様の陰茎に摩られるたび、何かが背中を駆け抜ける

い、き…たぃっ


もっと、

もっと…、



「ほら、どうしてほしいか言ってごらん」


激しかった挿入が、ぴたりと止まりお兄様は穏やかな声でそう発した。

中を抉る様に刺激され、無理やり引っ張り出された快楽は熱と共に増すばかり

ーーーー…なか、が…疼く、


熱くなった身体は…自分のものではないかの様に、

厭らしくも入れられた陰茎をきゅぅ、と締め付けた。




もっと、

…もっと、


『だ、…ぃ、て』




震える声で発したのは、拒絶の言葉ではなく

むしろお兄様を受け入れるセリフで、



快楽に飲まれて、溺れ掛けている僕は…

ぼくが何を発したのか、よく理解できないまま



「喜んで。俺のユリシア」


『あっ、ぁっ、あっ…あんんっ、ぁあぁあああーーーーー!!!!』






何度目かの絶頂を迎える事となった。

その後、何度も何度も抱かれコックリングが外されたのは朝方で、

リングを外したあと、またお兄様に抱かれ



初夜の日にメスイキと潮吹きを教え込まれたのは…ここだけの秘密だ。
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