使用人と家族たちが過大評価しすぎて神認定されていた。

ふわりんしず。

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俺の名前はニア

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明日は学校がお休みの日で、俺の大好きなお兄様が明日は家にいる日。だから今日、お兄様にして欲しいことをいっぱい考えて、1枚の紙に予定表を書いた。

と言っても文字はまだ上手く書けないから、絵にしてみたんだ。

例えば、朝寝ているお兄様を俺が起こしてあげる絵を描いたり、次にお兄様と追いかけっこする絵、後は空が晴れる絵。


本当は最初にこの絵をお兄様に見てもらいたかったけど、まだダメ。見てもらうのは今日の夕食の時。



『んふふ。楽しみだなぁ』

そう言葉を溢せば、側にいた執事が首を傾げた。

『あのね、明日の絵を描いたんだー』

お兄様にはまだ見せてあげれていない絵。でも誰かに見て欲しくて、絵が上手だねと言って欲しくてついつい顔見知りの執事に見せた。

名前はセス。

ちょっと前から俺の専属さんになったんだって。真っ黒な髪の毛は黒猫とかカラスを連想させて、俺はそんなセスがとても大好き。


だから屋敷に来たセスを見て飛びついた。

お父様とお兄様は凄く驚いていたけれど、


『俺ニアって言います!貴方のお名前は?』


むぎゅむぎゅ、と抱きしめながら一生懸命自己紹介した俺にセスは一瞬呆けていたけど

直ぐに我に返って切長な瞳をへにゃり、と下げた。





それが俺とセスの初めての出会い。
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