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第六章 盗み、奪い、取る、緑色の襲撃者
第298話 役者は揃った
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たてがみをトゲとしたロッカーライがロードに向かって突撃して来る。
「――ミチル!!」
青い剣を振り、飛ぶ斬撃を生みだして食らわせるがまったく効果がなかった。
「水霊の手!!」
スワンが現れて突撃するロッカーライを二つの水の手で抑えつける。
(――スワンか!!)
(よし、今なら――)
ロードは赤い剣を高く掲げる。
「――ダメロード!! もたない!!」
スワンが叫ぶ。
「このロッカーライ治まりは利かんぞ!!」
ロッカーライは勢いよく起き上がってバッシャーーンと水の腕を弾き飛ばす。
「くっ――」
ロードはすぐに構えを解いてその場から離れた。
(チャンスではなかった)
(最初の一撃を放つ暇がない)
食らわせれば一撃で終わらせられるであろう最初の一撃。それを撃つためには時間が掛かる。それが最初の一撃の欠点でもあった。
足を引きずるグラスが戦いを見ていた。
スワンが両腕を交差させ水の手で攻撃する。が、上から押させえつけるロッカーライ。
ハズレが剣の炎を食らわせるが、ロッカーライの咆哮が炎を掻き消す。
ロードが精霊ミチルの力を使って斬撃を飛ばすが、ロッカーライは背中の突起物である岩を飛ばして潰していく。
ロード、ハズレ、スワンは戦っていた。
「つっ……」
舌打ちするグラスは足を引きづりながら、穴の中へ奥へと消えていった。
ドドドドドドドドドとひび割れていくアリバレー。瓦礫が下へと落ちていく。
落ちてくる瓦礫をロッカーライは弾いていった。
「あの魔物、倒れた人たちを崩落に巻き込ませないようにしてる」
スワンが不審がる。
「何が狙いだ?」
ハズレも疑問に思う。
「奴は魔王の眷属使魔と名乗っていた」
ロードが言う。
「眷属使魔!!」
「人間を空飛ぶ木馬の燃料にしたいらしい」
「燃料か……それで死人が出ないよう配慮しているのか。あの図体で眷属使魔。やはり他の魔物と比べて段違いだ」
「私たちの攻撃がほとんど通用しない。決定力のあるロードの攻撃じゃないと太刀打ちできない」
「最初の一撃を出すチャンスさえあれば……」
「ごめんなさい。私の力ではアレを抑えつけることが出来なくて……」
「気にするなスワン」
ロードが落ち込むスワンを励ます。
テンロウが両手の螺旋拳を発動させ竜巻をロッカーライにぶつけようとする。だが――
ガオウ!! と咆哮を出されて竜巻が掻き消される。
その時ハズレは見た。
背中に先ほど発射されて何もなくなっていたところに新たな岩の突起物が現れていく瞬間を――
「居るか!! ロード!!」
もう完全に天井のなくなった穴を前にリョウが叫ぶ。
「リョウさんか!!」
ロードが声の主に反応する。
「アレが魔物か……」
リョウが上から見る。
「ドリドリム団崩壊してんじゃねーか」
フセルが驚く。
下に居たハズレが、ロードとスワンに近づく。
「二人共、一つ案を思いついた」
「ほんとハズレ?」
「聞かせてくれ」
「ロードの必殺の最初の一撃を撃ち込むためにヤツの動きを止める」
真剣な顔つきで言うハズレ。
「動きを封じるって、私は無理だ。出来ない」
「ハズレ、ヤツの力はとても人一人で抑えられるものじゃない」
「一人で何とかならないなら皆でやればいい」
「「――――!?」」
「要するに作戦は――」
ハズレが二人の肩を持ち話始める。
ロッカーライは新たに現れたリョウたちに目を付けた。
「良いぞ……あの者たちからも強き力を感じる。咆哮の効果を振りきりここまで来られるとは、願ってもない宝だ」
「どこを見てやがる!!」
「――――!?」
「ドリドリム団を舐めるなーー!!」
テンロウの雄叫びと同時に、ハイエ、ワー、シリウス、ダイシン、ノロシが襲い掛かっていく。
その姿を見ていたツルバシセン団。
「団長――あいつら頭どうかしてるぜ!!」
「そこに俺たちも行くんだぜフセル」
リョウが一歩踏み出し啖呵を切る。
「行くぞ野郎ども!! 覚悟はいいな!! ドリドリム団とあの魔物にオレたちツルバシセン団の時代が来たことを教えてやれ!!」
『『『おおおおおおおおおおおおおおおおお!!』』』
「待ってくれリョウさん」
そこに現れたのはハズレだった。
「――――!!」
「ここでやってもらいたいことがある」
ロッカーライは依然として暴れ、ドリドリム団を力でねじ伏せて行った。
「双剣乱舞!!」
ロードがロッカーライの足元を斬りつける。右前足を斬りつけ、今度は左前足を斬りつける。その後、左後ろ足を斬りつけて、後ろ右足を斬りつける。
「ちょこまかとーーーー!!」
その発言通りロードはロッカーライの足元だけを狙い重点的に斬りつけた。
ロードはハズレの作戦を肝に銘じながら斬っていた。
▽ ▽ ▽
「いいかロード、この作戦で不安なのはヤツの背中の突起物だ。まずはアレを無くさなくてはならない。オレの見立てで突起物を射出した後、数分、5分くらいで再生する。合図があるまで、この突起物を撃たせるな。足元で奴の目を引き付けてくれ」
▼ ▼ ▼
「おおお!!」
ズズズンと足を崩したロッカーライがうめき声を上げる。
「ロードやりすぎ、足止めが、足崩しになってる!!」
スワンが大声で伝える。
「済まない。力みすぎた。しかし今なら撃ち込める」
赤い剣を高らかに上げるロード。
「ロッククライミング!!」
ロッカーライがロードに飛び込んで行く。
そこにスワンが抱きかかえ覆いかぶさって避けさせる。
ロードの居た位置はズダンと地盤が割れた。スワンが庇ってくれなければどうなっていたか。
「ありがとう」
「う、うん」
スワンはすぐ覆いかぶさったロードの上から退いていく。
「ロード、オーケーだ!!」
ハズレが戻ってくる。
「――――!! よし、行ってくる」
サッと走っていくロード。
「お願い!!」
スワンも応援する。
ロッカーライの足元まで来るロード。
「――――!! 二度も通用するものか!!」
ロッカーライが飛びのいて距離を取る。
「だろうな」
ロードが呟く。
「ロックオン!!」
ロッカーライの背中の岩の突起物が射出される。ドッドッドッと三つの岩がロードに打ち込まれる。
これらを躱したり斬ったりして行くロード。
「――撃ち尽くした!!」
スワンが言う。
「よし俺の出番か!!」
ハズレが長いロープを持って走り出す。
「受けよ!! ロックスター!!」
たてがみをトゲに突っ込んでくるロッカーライ。
ハズレの立てた作戦が今始まる。
「――ミチル!!」
青い剣を振り、飛ぶ斬撃を生みだして食らわせるがまったく効果がなかった。
「水霊の手!!」
スワンが現れて突撃するロッカーライを二つの水の手で抑えつける。
(――スワンか!!)
(よし、今なら――)
ロードは赤い剣を高く掲げる。
「――ダメロード!! もたない!!」
スワンが叫ぶ。
「このロッカーライ治まりは利かんぞ!!」
ロッカーライは勢いよく起き上がってバッシャーーンと水の腕を弾き飛ばす。
「くっ――」
ロードはすぐに構えを解いてその場から離れた。
(チャンスではなかった)
(最初の一撃を放つ暇がない)
食らわせれば一撃で終わらせられるであろう最初の一撃。それを撃つためには時間が掛かる。それが最初の一撃の欠点でもあった。
足を引きずるグラスが戦いを見ていた。
スワンが両腕を交差させ水の手で攻撃する。が、上から押させえつけるロッカーライ。
ハズレが剣の炎を食らわせるが、ロッカーライの咆哮が炎を掻き消す。
ロードが精霊ミチルの力を使って斬撃を飛ばすが、ロッカーライは背中の突起物である岩を飛ばして潰していく。
ロード、ハズレ、スワンは戦っていた。
「つっ……」
舌打ちするグラスは足を引きづりながら、穴の中へ奥へと消えていった。
ドドドドドドドドドとひび割れていくアリバレー。瓦礫が下へと落ちていく。
落ちてくる瓦礫をロッカーライは弾いていった。
「あの魔物、倒れた人たちを崩落に巻き込ませないようにしてる」
スワンが不審がる。
「何が狙いだ?」
ハズレも疑問に思う。
「奴は魔王の眷属使魔と名乗っていた」
ロードが言う。
「眷属使魔!!」
「人間を空飛ぶ木馬の燃料にしたいらしい」
「燃料か……それで死人が出ないよう配慮しているのか。あの図体で眷属使魔。やはり他の魔物と比べて段違いだ」
「私たちの攻撃がほとんど通用しない。決定力のあるロードの攻撃じゃないと太刀打ちできない」
「最初の一撃を出すチャンスさえあれば……」
「ごめんなさい。私の力ではアレを抑えつけることが出来なくて……」
「気にするなスワン」
ロードが落ち込むスワンを励ます。
テンロウが両手の螺旋拳を発動させ竜巻をロッカーライにぶつけようとする。だが――
ガオウ!! と咆哮を出されて竜巻が掻き消される。
その時ハズレは見た。
背中に先ほど発射されて何もなくなっていたところに新たな岩の突起物が現れていく瞬間を――
「居るか!! ロード!!」
もう完全に天井のなくなった穴を前にリョウが叫ぶ。
「リョウさんか!!」
ロードが声の主に反応する。
「アレが魔物か……」
リョウが上から見る。
「ドリドリム団崩壊してんじゃねーか」
フセルが驚く。
下に居たハズレが、ロードとスワンに近づく。
「二人共、一つ案を思いついた」
「ほんとハズレ?」
「聞かせてくれ」
「ロードの必殺の最初の一撃を撃ち込むためにヤツの動きを止める」
真剣な顔つきで言うハズレ。
「動きを封じるって、私は無理だ。出来ない」
「ハズレ、ヤツの力はとても人一人で抑えられるものじゃない」
「一人で何とかならないなら皆でやればいい」
「「――――!?」」
「要するに作戦は――」
ハズレが二人の肩を持ち話始める。
ロッカーライは新たに現れたリョウたちに目を付けた。
「良いぞ……あの者たちからも強き力を感じる。咆哮の効果を振りきりここまで来られるとは、願ってもない宝だ」
「どこを見てやがる!!」
「――――!?」
「ドリドリム団を舐めるなーー!!」
テンロウの雄叫びと同時に、ハイエ、ワー、シリウス、ダイシン、ノロシが襲い掛かっていく。
その姿を見ていたツルバシセン団。
「団長――あいつら頭どうかしてるぜ!!」
「そこに俺たちも行くんだぜフセル」
リョウが一歩踏み出し啖呵を切る。
「行くぞ野郎ども!! 覚悟はいいな!! ドリドリム団とあの魔物にオレたちツルバシセン団の時代が来たことを教えてやれ!!」
『『『おおおおおおおおおおおおおおおおお!!』』』
「待ってくれリョウさん」
そこに現れたのはハズレだった。
「――――!!」
「ここでやってもらいたいことがある」
ロッカーライは依然として暴れ、ドリドリム団を力でねじ伏せて行った。
「双剣乱舞!!」
ロードがロッカーライの足元を斬りつける。右前足を斬りつけ、今度は左前足を斬りつける。その後、左後ろ足を斬りつけて、後ろ右足を斬りつける。
「ちょこまかとーーーー!!」
その発言通りロードはロッカーライの足元だけを狙い重点的に斬りつけた。
ロードはハズレの作戦を肝に銘じながら斬っていた。
▽ ▽ ▽
「いいかロード、この作戦で不安なのはヤツの背中の突起物だ。まずはアレを無くさなくてはならない。オレの見立てで突起物を射出した後、数分、5分くらいで再生する。合図があるまで、この突起物を撃たせるな。足元で奴の目を引き付けてくれ」
▼ ▼ ▼
「おおお!!」
ズズズンと足を崩したロッカーライがうめき声を上げる。
「ロードやりすぎ、足止めが、足崩しになってる!!」
スワンが大声で伝える。
「済まない。力みすぎた。しかし今なら撃ち込める」
赤い剣を高らかに上げるロード。
「ロッククライミング!!」
ロッカーライがロードに飛び込んで行く。
そこにスワンが抱きかかえ覆いかぶさって避けさせる。
ロードの居た位置はズダンと地盤が割れた。スワンが庇ってくれなければどうなっていたか。
「ありがとう」
「う、うん」
スワンはすぐ覆いかぶさったロードの上から退いていく。
「ロード、オーケーだ!!」
ハズレが戻ってくる。
「――――!! よし、行ってくる」
サッと走っていくロード。
「お願い!!」
スワンも応援する。
ロッカーライの足元まで来るロード。
「――――!! 二度も通用するものか!!」
ロッカーライが飛びのいて距離を取る。
「だろうな」
ロードが呟く。
「ロックオン!!」
ロッカーライの背中の岩の突起物が射出される。ドッドッドッと三つの岩がロードに打ち込まれる。
これらを躱したり斬ったりして行くロード。
「――撃ち尽くした!!」
スワンが言う。
「よし俺の出番か!!」
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ハズレの立てた作戦が今始まる。
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