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負けた巽
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◆あほんだら#7 負けた巽
「さ、どうしたんだ?寧々。早く脱げよ」
覆い被されてやばいと鼓動が鳴った。巽は暗い昂奮を昂らせている。どうしよう、どうしよう!?こんな声、こんな顔した巽、見たことない!
「……や、やめ……」
「ここまで来て甘いこと言ってんじゃねえ!寧々!」
怒鳴られて襟元にぐ、と手をかけられた!急に怖くなった!
「やっやめてよお!!まっ昌也あ!!!」
「昌也の名前なんか聞きたくねえ!!!」
ブチッとボタンが弾け飛んだ。ワイシャツのボタンがほぼ飛ぶのを恐怖心いっぱいで見ていた。
こわくて声が出ない。暗い顔した巽はただ僕を見下ろしている。ぞっとするほどの美青年は葛藤を押し込めて話し出した。
「……なあ。お前の純情には恐れ入ったよ。浮気浮気でどうしようもない昌也。借金が出来ても離れていくどころか一緒になって苦労して。ちょっとでも借金減らしてやろうってこんなところまでひとりで来て。昌也のやつ、どうせ知らないんだろう?
どうしてここまで出来る!?」
心底理解出来ないと首を振る巽。巽が身につけているブランドものの金のネックレスが乱雑に揺れた。
「……昌也にとってのヒーローでありたいだけ。それだけ好きなんだよ。理解不能だろうけどさ……」
「わっかんねえよ!」
目を伏せた。
「そうだよね。分からないよね周りの人からしたら……」
「お前なあ!それに、ヤクザなんか随分いい加減なんだぞ!やることやって借金減らす話はナシって言われるかもしれない、海に沈められるかもしれない。
たまたま今回は俺が強引に来たからお前は死んでないんだよ!!!分かってんのか!!!!」
目の前の怒号に身が吹っ飛びそうになる……のをどうにかこらえた。
「ごめんね巽。そこまで心配させてしまっているんだよね。それに、言われてみるまで思い至らなかったこともある。やっぱり僕、ばかだよね……」
「ああ、大馬鹿やろうだよ」
「……っ!そう、だよね……」
はあ、とため息を吐いて身を起こした巽。
あ、これって『話は終わり、もう帰れ』の合図かな?なんて思ったけど、それは全く甘い考えだったとすぐに突きつけられることとなる。
「お前さあ。悩んでるんだろう?昌也の借金のこと。じゃあさ、俺と交換条件はどうだ?」
僕に馬乗りになったまま、冷たく暗い表情のまま巽は言った。
不穏な空気にゾク、と身が震えた。
巽は指を2本、すっと出した。
「俺といま寝る。昌也と別れる。そうすれば昌也が借りてる金、ナシに出来るよう動いてやっても良い。
愛しの昌也が困ってるんだろう?助けてやりたいんだろう?なら借金、帳消しに出来るよなあ?」
「……っ!なんて交換条件出してくるんだよ!?こんなの……巽らしくない!」
苦痛に顔を歪めて巽は叫ぶ用に行った。
「ああそうさ!俺らしくなくたって、寧々が手に入る方が嬉しいからな!」
「!」
「さあどうするんだ?あのぼんくら昌也、どうせ借金なんか利子で膨らますばかりだぜ。なら借金は元からまず吹っ飛ばしちまった方が良い。そうすべきだ。そう思うだろう?」
「……!」
そりゃそうだけど……!
両手で僕の頬を挟んで、畳み掛ける様に巽は言ってきた。きれいな形の瞳が、今は悪魔に見える……。
「だいすきな昌也くんが飛び降りでもしたらどうする?寧々は耐えられないんじゃないか?いやだろう?救いたいだろう?」
「……っ」
巽がヤクザ仕事してる現場なんか見たことないけど、これが巽流のやり方なの?いや、きっと本気だしたらもっと怖い気がする。
確かに昌也の身を案じるのはそうだ。
でも……。
僕の両頬に添えられた手に、自身の手をそっと重ねた。巽の瞳をまっすぐ見上げた。
「ごめん、巽。
そもそも浮気される苦しみなんて僕が1番分かってるはずなんだ。それに昌也と別れたくない。借金なら僕が返していく。だからそばにいたい。
こんなところまで来ておいて、ごめんなさい。
巽の交換条件には乗れない。やっぱり僕、帰ります」
言った瞬間、クッと唇を噛んだ巽。
「……どうせお前はそういうと思ってたよ!ちくしょう、畜生!!」
◇◇◇
ホテルを出てひとり、ふらふらと歩く。
はあ。これで良かったんだよね……?昌也……。
到底報告なんて出来っこない心のうちを抱えて僕は歩いた。
さっき、ホテル出る直前の巽とのやりとりを思い出して、胸がウッとなって顔を覆った。
『……今日のことはうまいこと上に言っといてやる。まあ、多少は借金は気持ち程度には減るだろう』
『巽……良いの?』
『別に。良いよ。その代わり……』
『何?』
『昌也の金のことで困ったことがあったら、次はちゃんと俺に相談してこいよ。約束だぞ、な』
なんてさ……。
巽を振っちゃって更に振り回している僕に、なんて優しいんだ巽。不覚にもグッと来てしまったんだ。
巽を好きになれたら幸せだろうなあ……。
はあ……。
昌也。こんな良いヤツの巽を振って僕は君を選んでるよ?どう思う?
『いや寧々なんかいなくて良いから借金ナシの方が嬉しいんだわ俺。今からでも巽と寝てこいよ』
なんて言われたら、死んじゃうからね……?
僕は巽に押し倒された時、昌也への気持ちをやっぱり再確認しちゃってるんだよ。
◆◆◆
寧々を先にホテルから帰し、ひとり虚しくベッドにごろんと倒れ込んだ。
結局、自分に気持ちがない寧々を強引に抱くことは出来なかった。力でねじ伏せることも出来たが、それは寧々が泣くと思った。
まあ今回、ヤクザのおっさんに寧々がどうこうされるという最悪の事態だけは防げただけでも良しとしよう……。
それにしても寧々が『巽、助けて』ってひとこと言ってくれれば喜んで飛んできたのに。声すらかけてくれなかったことが胸に突き刺さっていた。
好きな人に頼られないのは辛い。自分というやつは……。
「……甘ちゃん。ぼんくら、あほんだら」
それ以上自分への悪口が思い至らず、ふて寝するように目を閉じた。
◇◇◇
帰り道。僕は自分が随分ボロボロな服装であることに気づいて、服を買った。昌也気づくかな?まあ気づかないだろうな。僕の服装、あんま見てないし。
お店で着替えて、よし帰るぞと店先を出た時。
「……え、昌也……?」
ドクンと鼓動が鳴った。
僕は雑踏の中で見つけたのだ。
知らない女とふたり歩く昌也を。
え……え……え……?
どうして今日はこんなにドクンドクンと心臓に悪いことばっかり起きるの……。
僕は身を呈して昌也のこと救おうとしてたのに?いや『やっぱりごめんなさい』と巽には逃してもらっているにしてもだ!
かぶりを振った。見てみぬふりはもうしないぞ!浮気じゃないだろうな!!!?僕が本命だ!!!!
「ねえ昌也!!こんなとこで何してんの!?」
ビクリと昌也は振り返った。
「あっああ、寧々。どうした、そんな怖い顔し」
「その人だれ!?」
頭にカッと血が昇っていて、僕は昌也に掴みかからんばかりだった。
「あ、あのっすみません、道を聞いていたんです。場所、大体分かったので失礼しますね!?それじゃ」
修羅場の雰囲気を察知したのか、女性は逃げていった。
え、道案内?本当に……?
頭をがりがりと掻いた昌也。
「そ。スーパー行く途中に声かけられてさ。道教えてくれって」
「……そ、そうだったんだ。ごめん……。
うわー、いやだいやだ恥ずかしい。悪いことしちゃったな、さっきの人にも」
恥ずかしくて消えたい。
「いーよ。俺だっていつでも浮気してるわけじゃね~のよ」
ふざけて言ってくれた昌也にちょっと救われた気持ちだった。
その夜。昌也とベッドを共にして寝た。
巽のことは話さなかった。
もしあのとき巽が強引に僕を抱いていたらどうなっていただろう?少し震えた。
ぼろいアパートだって慣れてきた。昌也も浮気の虫が収まってて、僕だけを見つめてくれる。お金はないどころかマイナスだけど、これが僕にとって幸せなはずだ。
そうだよね?
ごめんね巽……。
続く
「さ、どうしたんだ?寧々。早く脱げよ」
覆い被されてやばいと鼓動が鳴った。巽は暗い昂奮を昂らせている。どうしよう、どうしよう!?こんな声、こんな顔した巽、見たことない!
「……や、やめ……」
「ここまで来て甘いこと言ってんじゃねえ!寧々!」
怒鳴られて襟元にぐ、と手をかけられた!急に怖くなった!
「やっやめてよお!!まっ昌也あ!!!」
「昌也の名前なんか聞きたくねえ!!!」
ブチッとボタンが弾け飛んだ。ワイシャツのボタンがほぼ飛ぶのを恐怖心いっぱいで見ていた。
こわくて声が出ない。暗い顔した巽はただ僕を見下ろしている。ぞっとするほどの美青年は葛藤を押し込めて話し出した。
「……なあ。お前の純情には恐れ入ったよ。浮気浮気でどうしようもない昌也。借金が出来ても離れていくどころか一緒になって苦労して。ちょっとでも借金減らしてやろうってこんなところまでひとりで来て。昌也のやつ、どうせ知らないんだろう?
どうしてここまで出来る!?」
心底理解出来ないと首を振る巽。巽が身につけているブランドものの金のネックレスが乱雑に揺れた。
「……昌也にとってのヒーローでありたいだけ。それだけ好きなんだよ。理解不能だろうけどさ……」
「わっかんねえよ!」
目を伏せた。
「そうだよね。分からないよね周りの人からしたら……」
「お前なあ!それに、ヤクザなんか随分いい加減なんだぞ!やることやって借金減らす話はナシって言われるかもしれない、海に沈められるかもしれない。
たまたま今回は俺が強引に来たからお前は死んでないんだよ!!!分かってんのか!!!!」
目の前の怒号に身が吹っ飛びそうになる……のをどうにかこらえた。
「ごめんね巽。そこまで心配させてしまっているんだよね。それに、言われてみるまで思い至らなかったこともある。やっぱり僕、ばかだよね……」
「ああ、大馬鹿やろうだよ」
「……っ!そう、だよね……」
はあ、とため息を吐いて身を起こした巽。
あ、これって『話は終わり、もう帰れ』の合図かな?なんて思ったけど、それは全く甘い考えだったとすぐに突きつけられることとなる。
「お前さあ。悩んでるんだろう?昌也の借金のこと。じゃあさ、俺と交換条件はどうだ?」
僕に馬乗りになったまま、冷たく暗い表情のまま巽は言った。
不穏な空気にゾク、と身が震えた。
巽は指を2本、すっと出した。
「俺といま寝る。昌也と別れる。そうすれば昌也が借りてる金、ナシに出来るよう動いてやっても良い。
愛しの昌也が困ってるんだろう?助けてやりたいんだろう?なら借金、帳消しに出来るよなあ?」
「……っ!なんて交換条件出してくるんだよ!?こんなの……巽らしくない!」
苦痛に顔を歪めて巽は叫ぶ用に行った。
「ああそうさ!俺らしくなくたって、寧々が手に入る方が嬉しいからな!」
「!」
「さあどうするんだ?あのぼんくら昌也、どうせ借金なんか利子で膨らますばかりだぜ。なら借金は元からまず吹っ飛ばしちまった方が良い。そうすべきだ。そう思うだろう?」
「……!」
そりゃそうだけど……!
両手で僕の頬を挟んで、畳み掛ける様に巽は言ってきた。きれいな形の瞳が、今は悪魔に見える……。
「だいすきな昌也くんが飛び降りでもしたらどうする?寧々は耐えられないんじゃないか?いやだろう?救いたいだろう?」
「……っ」
巽がヤクザ仕事してる現場なんか見たことないけど、これが巽流のやり方なの?いや、きっと本気だしたらもっと怖い気がする。
確かに昌也の身を案じるのはそうだ。
でも……。
僕の両頬に添えられた手に、自身の手をそっと重ねた。巽の瞳をまっすぐ見上げた。
「ごめん、巽。
そもそも浮気される苦しみなんて僕が1番分かってるはずなんだ。それに昌也と別れたくない。借金なら僕が返していく。だからそばにいたい。
こんなところまで来ておいて、ごめんなさい。
巽の交換条件には乗れない。やっぱり僕、帰ります」
言った瞬間、クッと唇を噛んだ巽。
「……どうせお前はそういうと思ってたよ!ちくしょう、畜生!!」
◇◇◇
ホテルを出てひとり、ふらふらと歩く。
はあ。これで良かったんだよね……?昌也……。
到底報告なんて出来っこない心のうちを抱えて僕は歩いた。
さっき、ホテル出る直前の巽とのやりとりを思い出して、胸がウッとなって顔を覆った。
『……今日のことはうまいこと上に言っといてやる。まあ、多少は借金は気持ち程度には減るだろう』
『巽……良いの?』
『別に。良いよ。その代わり……』
『何?』
『昌也の金のことで困ったことがあったら、次はちゃんと俺に相談してこいよ。約束だぞ、な』
なんてさ……。
巽を振っちゃって更に振り回している僕に、なんて優しいんだ巽。不覚にもグッと来てしまったんだ。
巽を好きになれたら幸せだろうなあ……。
はあ……。
昌也。こんな良いヤツの巽を振って僕は君を選んでるよ?どう思う?
『いや寧々なんかいなくて良いから借金ナシの方が嬉しいんだわ俺。今からでも巽と寝てこいよ』
なんて言われたら、死んじゃうからね……?
僕は巽に押し倒された時、昌也への気持ちをやっぱり再確認しちゃってるんだよ。
◆◆◆
寧々を先にホテルから帰し、ひとり虚しくベッドにごろんと倒れ込んだ。
結局、自分に気持ちがない寧々を強引に抱くことは出来なかった。力でねじ伏せることも出来たが、それは寧々が泣くと思った。
まあ今回、ヤクザのおっさんに寧々がどうこうされるという最悪の事態だけは防げただけでも良しとしよう……。
それにしても寧々が『巽、助けて』ってひとこと言ってくれれば喜んで飛んできたのに。声すらかけてくれなかったことが胸に突き刺さっていた。
好きな人に頼られないのは辛い。自分というやつは……。
「……甘ちゃん。ぼんくら、あほんだら」
それ以上自分への悪口が思い至らず、ふて寝するように目を閉じた。
◇◇◇
帰り道。僕は自分が随分ボロボロな服装であることに気づいて、服を買った。昌也気づくかな?まあ気づかないだろうな。僕の服装、あんま見てないし。
お店で着替えて、よし帰るぞと店先を出た時。
「……え、昌也……?」
ドクンと鼓動が鳴った。
僕は雑踏の中で見つけたのだ。
知らない女とふたり歩く昌也を。
え……え……え……?
どうして今日はこんなにドクンドクンと心臓に悪いことばっかり起きるの……。
僕は身を呈して昌也のこと救おうとしてたのに?いや『やっぱりごめんなさい』と巽には逃してもらっているにしてもだ!
かぶりを振った。見てみぬふりはもうしないぞ!浮気じゃないだろうな!!!?僕が本命だ!!!!
「ねえ昌也!!こんなとこで何してんの!?」
ビクリと昌也は振り返った。
「あっああ、寧々。どうした、そんな怖い顔し」
「その人だれ!?」
頭にカッと血が昇っていて、僕は昌也に掴みかからんばかりだった。
「あ、あのっすみません、道を聞いていたんです。場所、大体分かったので失礼しますね!?それじゃ」
修羅場の雰囲気を察知したのか、女性は逃げていった。
え、道案内?本当に……?
頭をがりがりと掻いた昌也。
「そ。スーパー行く途中に声かけられてさ。道教えてくれって」
「……そ、そうだったんだ。ごめん……。
うわー、いやだいやだ恥ずかしい。悪いことしちゃったな、さっきの人にも」
恥ずかしくて消えたい。
「いーよ。俺だっていつでも浮気してるわけじゃね~のよ」
ふざけて言ってくれた昌也にちょっと救われた気持ちだった。
その夜。昌也とベッドを共にして寝た。
巽のことは話さなかった。
もしあのとき巽が強引に僕を抱いていたらどうなっていただろう?少し震えた。
ぼろいアパートだって慣れてきた。昌也も浮気の虫が収まってて、僕だけを見つめてくれる。お金はないどころかマイナスだけど、これが僕にとって幸せなはずだ。
そうだよね?
ごめんね巽……。
続く
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