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幕間 その頃ほかの人たちは...
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南直子と林は、クリスマスイブの夜少し小高い丘に立っていた。
丘の後ろには細い三日月に照らされた湖が見える。
「仕事遅くなってごめん」
「ううん、お仕事お疲れ様です」
「これ、クリスマスプレゼント」
「えっ、ありがとう」
林が差し出したのは、小さな四角い箱だった。
「開けていい?」
きれいに包装された箱を開けると、小さな宝石のついた指輪が入っていた。
「きれい!ありがとう」
直子がお礼を言おうと林を見た時だ。ちょうど林のず~と後ろに見える滝が光った。
慌てて林に滝を指さした。林も直子の慌てた様子にびっくりして、後ろを振り向き指さした方向を見る。
ふたりが呆然とみているなか、光り輝く滝の中から何やら金色に光るものが飛び出して空高く舞い上がっていった。下の湖まで金色に輝いているように見えた。
「「えっ___」」
二人があっけにとられているうちに、それは夜空の向こうへと消えていった。
その何かが通っていく後ろには金色の筋が流れていったのだった。
「今の見た?」
「うん、見た」
「ねえ、見間違いでなければ今の竜よね」
「僕にもそう見えた」
林は直子にそう返事しながら、ふとこの前滝村敦子と呼んだノートを思い出していた。
「好きだよ」
「私も大好きです」
林は目の前の直子に手を伸ばした。三日月に照らされたふたりの影が一つになった。
その上には金色の雪のようなものが静かに舞い降りていたのだった。
美代子は、夫と息子の三人で庭の松の木にイルミネーションされたツリーもどきを見ていた。
美代子の父親が孫のために2週間前から飾り付けていたのだ。
今日はクリスマスイブ。三人で厚着をして庭の松の木ツリーを見ていた。
「ねえ見てママ。きれい~!」
父親の苦労は充分報われたようで、ツリーを前にして息子の翔也ははしゃいでいる。覚えたてのクリスマスソングを鼻歌で歌いながら踊っていた。
美代子がその様子をほほえましく見ていた時だった。
突然、夫が空を指さした。
何事かと思って空を見れば、細い三日月の前を何かが悠然と通り過ぎていくではないか。金色の光をまき散らしながら。
「ママ!サンタさんだ~」
息子の翔也はそれを見て喜んで飛び跳ねていた。
そのなにかはゆっくりと夜空の彼方へ消えていった。
空から金色の光がキラキラと雪のように舞い降りてきた。
夫と美代子は思わず顔を見合わせて笑いながら言った。
「「メリークリスマス」」
しばらく皆で眺めていたが、美代子は自分の体が冷えてきたのを感じた。
「さあ早くおうちに入ってお風呂に入りましょう」
「そうだよ。早く寝ないとサンタさんがプレゼントくれないぞ」
父親のその言葉に息子の翔也は、一目散で玄関に飛んでいったのだった。
館山洋子は、子どもたちと二階のベランダから夜空を見ていた。
「今サンタさんどこにいるんだろう」
「そうね~...」
洋子が子供たちに言おうとしたときだ。
夜空を何かが通り過ぎていくのが見えた。
洋子は声を上げる暇もなくそれを眺めていた。
「今!サンタさんが通ったよ」
「ほんとだ!ほんとだ!」
そして空からきらきら光るものが次々と降ってきた。
「きれい~」
子供たちは嬉しそうにそういい、はしゃいでいる。
子供の一人が言った。
「ねえおかあさん、サンタさんてほんとは髪が長いんだね。あと洋服も違ったね」
「サンタさんトナカイに乗ってなかったよ。手のある金色のへびさんに乗ってたよ」
敦子が聞いたら思わず吹き出してしまうであろう感想を子供たちが言い合っていたとき、ヘッドライトの明かりがどんどん近づいてきた。
どうやら夫が帰ってきたようだと洋子は思った。
「さあパパが帰ってきたわよ。早く家の中に入って玄関にパパをお迎えに行きましょう」
そういった洋子の顔は明るく輝いていた。
笹川は滝村敦子とエレベーターで別れた後、いったん会社を出たがまた戻ることにした。なんだか無性に仕事がしたくなった。
たぶん失恋したからだろう。いつからだろう、滝村敦子を好きになったのは。初めて見た時から気にはなっていた。しかし好きだと自覚したのは、最近だ。彼女にこの自分の気持ちを言おう言おうとしてうだうだしているうちに彼女はほかの男にとられてしまった。しかも仕事はできるしイケメンだという高スペックな奴に。
それでも自分の気持ちをただただ彼女に知ってほしかった。今回は。今回?自分でも不思議だ。前回などあるはずがないのにそう感じた自分がいる。
それにしても今日の彼女は綺麗だった。凛としていた。自分はそんな幸せな彼女を見られるだけで幸せだ。
自分にこんな広い心があるのも最近知ったばかりだ。彼女のおかげだろう。
自分の席に戻り、資料をまとめることにした。今日はクリスマスイブのせいか皆帰りが早くて、気が付けばフロアーには笹川しか残っていなかった。
パソコンで仕事をしていると、急に席の横に誰かが立った気がした。
目を上げると、女の子がいた。名前は何だったかなと思う暇もなく彼女が言った。
「メリークリスマス笹川さん。お仕事お疲れ様です。これ差し入れです」
彼女はそういって机の上にあるものを置いて去っていった。
笹川が机の上にちょこんと置かれたものを手に取ると、それは赤い小さなブーツに入ったお菓子だった。
そのブーツを手に取って眺めていると、不意に金色の何かが目に入った。
笹川は慌てて周りを見渡すが、何もなかった。たださきほどまでの悲しかった気持ちがすっかりなくなっている自分に気が付いた。
「そうだ。彼女、滝村さんの後輩の子だ。経理の子だったか」
そう思った笹川の顔には知らず知らず笑みがこぼれていたのだった。
クリスマスイブの翌日役場の電話が何回も鳴り響いた。
美代子の隣の男の子がぼやいた。
「僕もう何件も電話取ってるんですけど、昨日の夜、湖や滝をライトアップしませんでしたかっていわれたんです。いったい何なんでしょうね」
隣の席の男の子はそういい首をかしげるのであった。
美代子はなぜか確信していた。敦子も絶対にあの不思議な体験をしているのではないかと。
自分でもそう思っている自分が不思議だった。
丘の後ろには細い三日月に照らされた湖が見える。
「仕事遅くなってごめん」
「ううん、お仕事お疲れ様です」
「これ、クリスマスプレゼント」
「えっ、ありがとう」
林が差し出したのは、小さな四角い箱だった。
「開けていい?」
きれいに包装された箱を開けると、小さな宝石のついた指輪が入っていた。
「きれい!ありがとう」
直子がお礼を言おうと林を見た時だ。ちょうど林のず~と後ろに見える滝が光った。
慌てて林に滝を指さした。林も直子の慌てた様子にびっくりして、後ろを振り向き指さした方向を見る。
ふたりが呆然とみているなか、光り輝く滝の中から何やら金色に光るものが飛び出して空高く舞い上がっていった。下の湖まで金色に輝いているように見えた。
「「えっ___」」
二人があっけにとられているうちに、それは夜空の向こうへと消えていった。
その何かが通っていく後ろには金色の筋が流れていったのだった。
「今の見た?」
「うん、見た」
「ねえ、見間違いでなければ今の竜よね」
「僕にもそう見えた」
林は直子にそう返事しながら、ふとこの前滝村敦子と呼んだノートを思い出していた。
「好きだよ」
「私も大好きです」
林は目の前の直子に手を伸ばした。三日月に照らされたふたりの影が一つになった。
その上には金色の雪のようなものが静かに舞い降りていたのだった。
美代子は、夫と息子の三人で庭の松の木にイルミネーションされたツリーもどきを見ていた。
美代子の父親が孫のために2週間前から飾り付けていたのだ。
今日はクリスマスイブ。三人で厚着をして庭の松の木ツリーを見ていた。
「ねえ見てママ。きれい~!」
父親の苦労は充分報われたようで、ツリーを前にして息子の翔也ははしゃいでいる。覚えたてのクリスマスソングを鼻歌で歌いながら踊っていた。
美代子がその様子をほほえましく見ていた時だった。
突然、夫が空を指さした。
何事かと思って空を見れば、細い三日月の前を何かが悠然と通り過ぎていくではないか。金色の光をまき散らしながら。
「ママ!サンタさんだ~」
息子の翔也はそれを見て喜んで飛び跳ねていた。
そのなにかはゆっくりと夜空の彼方へ消えていった。
空から金色の光がキラキラと雪のように舞い降りてきた。
夫と美代子は思わず顔を見合わせて笑いながら言った。
「「メリークリスマス」」
しばらく皆で眺めていたが、美代子は自分の体が冷えてきたのを感じた。
「さあ早くおうちに入ってお風呂に入りましょう」
「そうだよ。早く寝ないとサンタさんがプレゼントくれないぞ」
父親のその言葉に息子の翔也は、一目散で玄関に飛んでいったのだった。
館山洋子は、子どもたちと二階のベランダから夜空を見ていた。
「今サンタさんどこにいるんだろう」
「そうね~...」
洋子が子供たちに言おうとしたときだ。
夜空を何かが通り過ぎていくのが見えた。
洋子は声を上げる暇もなくそれを眺めていた。
「今!サンタさんが通ったよ」
「ほんとだ!ほんとだ!」
そして空からきらきら光るものが次々と降ってきた。
「きれい~」
子供たちは嬉しそうにそういい、はしゃいでいる。
子供の一人が言った。
「ねえおかあさん、サンタさんてほんとは髪が長いんだね。あと洋服も違ったね」
「サンタさんトナカイに乗ってなかったよ。手のある金色のへびさんに乗ってたよ」
敦子が聞いたら思わず吹き出してしまうであろう感想を子供たちが言い合っていたとき、ヘッドライトの明かりがどんどん近づいてきた。
どうやら夫が帰ってきたようだと洋子は思った。
「さあパパが帰ってきたわよ。早く家の中に入って玄関にパパをお迎えに行きましょう」
そういった洋子の顔は明るく輝いていた。
笹川は滝村敦子とエレベーターで別れた後、いったん会社を出たがまた戻ることにした。なんだか無性に仕事がしたくなった。
たぶん失恋したからだろう。いつからだろう、滝村敦子を好きになったのは。初めて見た時から気にはなっていた。しかし好きだと自覚したのは、最近だ。彼女にこの自分の気持ちを言おう言おうとしてうだうだしているうちに彼女はほかの男にとられてしまった。しかも仕事はできるしイケメンだという高スペックな奴に。
それでも自分の気持ちをただただ彼女に知ってほしかった。今回は。今回?自分でも不思議だ。前回などあるはずがないのにそう感じた自分がいる。
それにしても今日の彼女は綺麗だった。凛としていた。自分はそんな幸せな彼女を見られるだけで幸せだ。
自分にこんな広い心があるのも最近知ったばかりだ。彼女のおかげだろう。
自分の席に戻り、資料をまとめることにした。今日はクリスマスイブのせいか皆帰りが早くて、気が付けばフロアーには笹川しか残っていなかった。
パソコンで仕事をしていると、急に席の横に誰かが立った気がした。
目を上げると、女の子がいた。名前は何だったかなと思う暇もなく彼女が言った。
「メリークリスマス笹川さん。お仕事お疲れ様です。これ差し入れです」
彼女はそういって机の上にあるものを置いて去っていった。
笹川が机の上にちょこんと置かれたものを手に取ると、それは赤い小さなブーツに入ったお菓子だった。
そのブーツを手に取って眺めていると、不意に金色の何かが目に入った。
笹川は慌てて周りを見渡すが、何もなかった。たださきほどまでの悲しかった気持ちがすっかりなくなっている自分に気が付いた。
「そうだ。彼女、滝村さんの後輩の子だ。経理の子だったか」
そう思った笹川の顔には知らず知らず笑みがこぼれていたのだった。
クリスマスイブの翌日役場の電話が何回も鳴り響いた。
美代子の隣の男の子がぼやいた。
「僕もう何件も電話取ってるんですけど、昨日の夜、湖や滝をライトアップしませんでしたかっていわれたんです。いったい何なんでしょうね」
隣の席の男の子はそういい首をかしげるのであった。
美代子はなぜか確信していた。敦子も絶対にあの不思議な体験をしているのではないかと。
自分でもそう思っている自分が不思議だった。
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