12 / 30
2.冒険者になったよ。
魚11:確認してみよう。
しおりを挟む
林の入り口付近にきれい目な切り株を発見したので、座ってじっくり見ていく。
☆★ステータス★☆
名前 :アユ・カワシモ(女)
種族 :人族(丸耳種)
職業 :釣り人
年齢 :30
レベル:3
体力 :50/50
魔力 :98/100
魔法 :なし
スキル:魚釣り1 素直10 料理3 裁縫4 洗濯4 掃除4 読み書き計算10
多重言語理解MAX 信仰心10 勇気10 危機管理能力10 人徳10
攻撃力5 防御力5+1 素早さ5 知力20 運100
駆け足3 心肺機能向上3 持久力1
称号 :釣りの聖女 女性社員の英雄
特技 :椅子フルスイング
椅子を武器として戦う、相手の防御力を無視した物理攻撃。
手に持っている武器が椅子のみの場合にだけ発動。装備は関係ない。
ダメージの有無に関係なく、攻撃を受けた相手は恐怖状態になる。
ふむ。これがメインのステータス画面か。
英雄ってところと特技についてはもはや何も言うまい。明らかにあの日のアレだ。
そんなに信仰心あったっけ?まあ神社は近所にある…じゃないやあったからたまに行ってたけど。5円しか入れてなかったよ。むしろ時々来る屋台が目当てだったし。買い食いする前にお参りしてた程度だし。
それともこっちの世界の神様か?あの必死でお願いしたお祈りがなんか関係してるのかな。
あと運が飛び出してる。言語理解がマックスなのはありがたい。もしかしたら動物なんかとも話せたりするのかな。
知力20のおかげでなんとか王様たちと冷静に話せて、運100のおかげで怒られずにすんだのか。
じゃあ今こうやって追い出されたけど無事でいるのは、お城にいないほうが《私は安全》ってことなのか…
まさか、あのあとお城で何か起きた…?
あの子たち、大丈夫かな。
考えてもしょうがない、あのお城がある街には2度と近づかないし!
次はこっちの画面見てみよう。
☆★アイテム一覧★☆
※インベントリとも言います。またこのインベントリはアイテムバック:巾着袋型エコバックと連携しておりいつでも持ち物を出し入れ出来ます。なんでもバンバンお入れください。整理整頓もお任せください。固形物だけでなく粉末でも液体でも容器要らずでそのまま入ります。ジャンジャンお使いください。なんなら背中のカバンも入れちゃってくださいむしろなんでそんなもの背負っているのですかワタクシがいるんですからいらないでしょううわなにをするやめ
ここまで読んだら文章が消えた。
何が起きてるんだ。
え、なにまさか。
「サポちゃんだけじゃなくてアイテム一覧さんも意思があるの…?」
【肯定、しかし、マスターが不快感を示したため降格いたしました。今後はサポちゃんが対応いたします。】
「ありがとう、そのほうがいいな。」
【また、インベントリのことは伏せていただきますようお願いいたします。アイテムバックも貴重品なため狙われる危険性がございますが、まだ多数存在しているため羨ましがられる程度です。しかしインベントリは殊更稀有です。マスターそのものが誘拐される恐れがあります。】
「わかったわ。 あと…なんだか話し方が流ちょうになってきてない?」
【マスターからの信頼度の向上に伴い、私のレベルも向上いたしました。サポちゃんの名に恥じぬよう、精進してまいります。】
「なんだかもう訳が分からないけどありがとう。頼りにしてるよ。」
【恐縮です。】
ステータス画面にもレベルアップの概念あるんだね。素晴らしいな異世界。
はい、改めてアイテム一覧を。
☆★アイテム一覧★☆
空気:満タン(空気があるところにいる限り常に充填されます)
飲料水:満タン
ハイもうすでにおかしいですね前任者がハイテンションだったのはこのせいかなるほど。
飲み水のこと忘れてたからどうもありがとう、安らかに。
そんでこの空気ってやつがあれば、ガスが充満した場所でも、水中でも、長時間行動できちゃう感じ?すごいじゃん。
※ではワタクシの再雇用を!
「ごめんサポちゃんがいいな。」
※そんなー!
【再雇用先を斡旋してまいります、少々お待ちください。】
「はーい。」
たぶん、ステータス画面が見れる人のところに連れていくのかな。
なんというかこう、無機物に意思が宿ったような認識でいいんだろう。アレクサとかコルタナとかの魔法的スーパーな上位互換だ。
受け入れてもらえるのかなぁ…斡旋先で怖がられないよう願っておくよ。
あ、いつのまにやら掃除機君がいました。見捨ててごめんよ。そして電気要らずの魔力で動く素敵なマシンになりました素晴らしい。
どこかの町で宿屋が埃っぽくても空気清浄機機能付きだから快適に過ごせそうだ。
あとは巾着…めんどくせえわ、エコバックさんに入ってたビニール袋と輪ゴムが無限扱いになってる。消費しても追加されるんだと。さらに使い終わったものを入れるとキレイにしてここに戻ってくるんだってさ。
針と糸とミニハサミの小さなお裁縫セットも以下同文。ただし追加してもらえるのはスーツやワイシャツを縫うために入れてた黒と白の糸のみなので、それ以外の色を使いたいときは買ってこなきゃね。
なんで入ってたんだろう…あ、そうか。仕事辞めたときにカバンの中身出してて引き出しとかエコバックとかに適当に放り込んだんだっけ。そんで途中で面倒になって残りは全部アトで片づけるボックスの中だ。
会社で泊まり込みになってから持ち歩いてた醤油とかスティックパンとかカロリーメイトとか…すっかり忘れてたなぁ、やばい、腐ったらカビまみれになる。まさかボックスに突っ込んでないよな私、大丈夫かなぁ記憶あやふやだよ。せめて冷蔵庫に入れてたらいいんだけど。
持ち物は以上。
アイテムバックもちであることは、知られちゃったらまあいいか位にしておいて、この異常なインベントリは絶対隠さなきゃいけないってことは理解しました。
普通のひとが普通に取り出すものであろう乾燥パンとか傷薬はカバンに入れたままにしておこう。
そりの荷物は…邪魔だもんね。身軽なことを指摘されたらアイテムバックだってばらしちゃおうそうしよう。
エコバックさんの巾着口を近づけてみたら、にゅるりんっと入っちゃいました。
おおー、着替えとかもちゃんとインベントリに表示された。
それじゃあ次の画面。
☆★サブ画面★☆
●サポちゃんにお問い合わせ
●お知らせ ←NEW
●受注したお仕事
●聖杯 ←NEW
サポちゃんにお問い合わせってところは灰色になってる。まあ要らないもんね、おしゃべりできるようになったから。
NEWって出てるところを触ればいいのかな?
じゃまずはお知らせから。
・・・・・・・・・・
この度は召喚魔法儀式に強制的にお呼び立て致しましたことを心より深く謝罪いたします。
私は、この世界における神々の一柱”遊戯の神”です。
ぶーーーーーーっ
☆★ステータス★☆
名前 :アユ・カワシモ(女)
種族 :人族(丸耳種)
職業 :釣り人
年齢 :30
レベル:3
体力 :50/50
魔力 :98/100
魔法 :なし
スキル:魚釣り1 素直10 料理3 裁縫4 洗濯4 掃除4 読み書き計算10
多重言語理解MAX 信仰心10 勇気10 危機管理能力10 人徳10
攻撃力5 防御力5+1 素早さ5 知力20 運100
駆け足3 心肺機能向上3 持久力1
称号 :釣りの聖女 女性社員の英雄
特技 :椅子フルスイング
椅子を武器として戦う、相手の防御力を無視した物理攻撃。
手に持っている武器が椅子のみの場合にだけ発動。装備は関係ない。
ダメージの有無に関係なく、攻撃を受けた相手は恐怖状態になる。
ふむ。これがメインのステータス画面か。
英雄ってところと特技についてはもはや何も言うまい。明らかにあの日のアレだ。
そんなに信仰心あったっけ?まあ神社は近所にある…じゃないやあったからたまに行ってたけど。5円しか入れてなかったよ。むしろ時々来る屋台が目当てだったし。買い食いする前にお参りしてた程度だし。
それともこっちの世界の神様か?あの必死でお願いしたお祈りがなんか関係してるのかな。
あと運が飛び出してる。言語理解がマックスなのはありがたい。もしかしたら動物なんかとも話せたりするのかな。
知力20のおかげでなんとか王様たちと冷静に話せて、運100のおかげで怒られずにすんだのか。
じゃあ今こうやって追い出されたけど無事でいるのは、お城にいないほうが《私は安全》ってことなのか…
まさか、あのあとお城で何か起きた…?
あの子たち、大丈夫かな。
考えてもしょうがない、あのお城がある街には2度と近づかないし!
次はこっちの画面見てみよう。
☆★アイテム一覧★☆
※インベントリとも言います。またこのインベントリはアイテムバック:巾着袋型エコバックと連携しておりいつでも持ち物を出し入れ出来ます。なんでもバンバンお入れください。整理整頓もお任せください。固形物だけでなく粉末でも液体でも容器要らずでそのまま入ります。ジャンジャンお使いください。なんなら背中のカバンも入れちゃってくださいむしろなんでそんなもの背負っているのですかワタクシがいるんですからいらないでしょううわなにをするやめ
ここまで読んだら文章が消えた。
何が起きてるんだ。
え、なにまさか。
「サポちゃんだけじゃなくてアイテム一覧さんも意思があるの…?」
【肯定、しかし、マスターが不快感を示したため降格いたしました。今後はサポちゃんが対応いたします。】
「ありがとう、そのほうがいいな。」
【また、インベントリのことは伏せていただきますようお願いいたします。アイテムバックも貴重品なため狙われる危険性がございますが、まだ多数存在しているため羨ましがられる程度です。しかしインベントリは殊更稀有です。マスターそのものが誘拐される恐れがあります。】
「わかったわ。 あと…なんだか話し方が流ちょうになってきてない?」
【マスターからの信頼度の向上に伴い、私のレベルも向上いたしました。サポちゃんの名に恥じぬよう、精進してまいります。】
「なんだかもう訳が分からないけどありがとう。頼りにしてるよ。」
【恐縮です。】
ステータス画面にもレベルアップの概念あるんだね。素晴らしいな異世界。
はい、改めてアイテム一覧を。
☆★アイテム一覧★☆
空気:満タン(空気があるところにいる限り常に充填されます)
飲料水:満タン
ハイもうすでにおかしいですね前任者がハイテンションだったのはこのせいかなるほど。
飲み水のこと忘れてたからどうもありがとう、安らかに。
そんでこの空気ってやつがあれば、ガスが充満した場所でも、水中でも、長時間行動できちゃう感じ?すごいじゃん。
※ではワタクシの再雇用を!
「ごめんサポちゃんがいいな。」
※そんなー!
【再雇用先を斡旋してまいります、少々お待ちください。】
「はーい。」
たぶん、ステータス画面が見れる人のところに連れていくのかな。
なんというかこう、無機物に意思が宿ったような認識でいいんだろう。アレクサとかコルタナとかの魔法的スーパーな上位互換だ。
受け入れてもらえるのかなぁ…斡旋先で怖がられないよう願っておくよ。
あ、いつのまにやら掃除機君がいました。見捨ててごめんよ。そして電気要らずの魔力で動く素敵なマシンになりました素晴らしい。
どこかの町で宿屋が埃っぽくても空気清浄機機能付きだから快適に過ごせそうだ。
あとは巾着…めんどくせえわ、エコバックさんに入ってたビニール袋と輪ゴムが無限扱いになってる。消費しても追加されるんだと。さらに使い終わったものを入れるとキレイにしてここに戻ってくるんだってさ。
針と糸とミニハサミの小さなお裁縫セットも以下同文。ただし追加してもらえるのはスーツやワイシャツを縫うために入れてた黒と白の糸のみなので、それ以外の色を使いたいときは買ってこなきゃね。
なんで入ってたんだろう…あ、そうか。仕事辞めたときにカバンの中身出してて引き出しとかエコバックとかに適当に放り込んだんだっけ。そんで途中で面倒になって残りは全部アトで片づけるボックスの中だ。
会社で泊まり込みになってから持ち歩いてた醤油とかスティックパンとかカロリーメイトとか…すっかり忘れてたなぁ、やばい、腐ったらカビまみれになる。まさかボックスに突っ込んでないよな私、大丈夫かなぁ記憶あやふやだよ。せめて冷蔵庫に入れてたらいいんだけど。
持ち物は以上。
アイテムバックもちであることは、知られちゃったらまあいいか位にしておいて、この異常なインベントリは絶対隠さなきゃいけないってことは理解しました。
普通のひとが普通に取り出すものであろう乾燥パンとか傷薬はカバンに入れたままにしておこう。
そりの荷物は…邪魔だもんね。身軽なことを指摘されたらアイテムバックだってばらしちゃおうそうしよう。
エコバックさんの巾着口を近づけてみたら、にゅるりんっと入っちゃいました。
おおー、着替えとかもちゃんとインベントリに表示された。
それじゃあ次の画面。
☆★サブ画面★☆
●サポちゃんにお問い合わせ
●お知らせ ←NEW
●受注したお仕事
●聖杯 ←NEW
サポちゃんにお問い合わせってところは灰色になってる。まあ要らないもんね、おしゃべりできるようになったから。
NEWって出てるところを触ればいいのかな?
じゃまずはお知らせから。
・・・・・・・・・・
この度は召喚魔法儀式に強制的にお呼び立て致しましたことを心より深く謝罪いたします。
私は、この世界における神々の一柱”遊戯の神”です。
ぶーーーーーーっ
0
あなたにおすすめの小説
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
幸福なる侯爵夫人のお話
重田いの
ファンタジー
とある侯爵家に嫁いだ伯爵令嬢。
初夜の場で、夫は「きみを愛することはない」というけれど。
最終的にすべてを手にした侯爵夫人のお話。
あるいは、負い目のある伯爵令嬢をお飾りの妻にして愛人とイチャイチャ過ごそうと思ったらとんでもないハズレくじを引いちゃった侯爵のお話。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」
まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。
目が覚めたら、婚約破棄されていた。
理由は「地味で面白みがない」から。
泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。
最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。
でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。
厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。
そして就任スピーチで宣言した。
「500人全員の名前を、覚えます」
冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。
悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。
元婚約者は——後悔し始めていた。
婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。
なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる