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2.冒険者になったよ。
魚12:神様からの手紙。サポちゃんとの友情。
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げほげほげほおええっ!
か、かかかか神様!?
本当に居たんだ!そして直接連絡してくるとは思わなんだ!
あれだけお願いしておいてなんだけど、ちょっとだけ疑ってましたごめんなさい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この度は召喚魔法儀式に強制的にお呼び立て致しましたことを心より深く謝罪いたします。
私は、この世界における神々の一柱”遊戯の神”です。
アユさん、あなたと共に召喚された少女たちは間違いなく召喚された時点で存在した場所、時間にお返しすることに成功したことをご報告するものです。
また、あなたを助けるために協力したすべての人たちを対象に、理不尽な扱いを受けないためのスキルを与えました。
そして戒めとして、召喚魔法は今後一切使えないよう、異界とつながるゲートを完全に破壊しました。
そのため、あなたを地球へ帰すことが困難になりました。
祈りの力は、他人のためにしか発動しません。これが原因で4人とも帰すはずだったのに、あなただけが除外されてしまったのです。
本当に謝罪だけでは足りず、本当ならばあなたにお会いしてちゃんと顔を見てお詫びをしなければならない事態です。
しかし、我々神が、直接会うことはできません。
どうか恨んでくれてかまいません、怒られて当然です。
どうにかしてあなたを生かすために、ステータス画面に細工をして助けようとしたのですが、あなたにはそれさえも必要がなかった。
ステータス画面そのものが、あなたを助けようとしていることに気が付いてしまうとは思わなかったのです。
なにより、あんなにも一方的にあなたに干渉しているのに感謝の言葉すら。
あなたはとても素敵な女性です、素敵な聖女です。
そこで、干渉してはならない事への特別な例外として、この手紙1枚だけ、ほかの神々から許されました。
話せない事ばかりでこんな薄っぺらい内容にまで添削されてしまって、申し訳なさでいっぱいです。
ふがいない神で申し訳ありません、どうか、地球へ帰れない代わりと言っては戯言かもしれませんが、この世界で幸せになってください。
そして時々でいいのです、どんな内容でもいいのでお祈りをしてください。
私にできる範囲、あるいはほかの神々にできる範囲で、あなたの願いをかなえます。
前出の通り、誰かのための願いのみではありますが。
お祈りをすることが、あなたのレベルアップを手助けします。
そして、ほかの神々にばれないようにこっそりあなたを見守ろうと思います。
寿命を迎えるまで、どうか、お元気で。
追伸:ステータス画面が見える人の中で、名前を付けてくれた人は初めてでしたよ。
とても喜んでいたので大切にしてあげてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…サポちゃん。」
【ハイ。】
「ありがとう。」
【恐縮です。】
そうか、帰れないのか…
じゃあ、頑張って生きなきゃな。
神様が本当に見守ってくれるんだ、幸せになろう。
さあ、切り替えて次の項目!
聖杯ってなんじゃらほい。
●聖杯一覧
・パラスーアへやってきた。 銀の聖杯ゲット
・初めての祈りが成立した。 銀の聖杯ゲット
以降、祈り成立につき銅の聖杯獲得
・初めての読み書きに成功した。 銅の聖杯ゲット
・ステータス画面を確認した。 銅の聖杯ゲット
・ステータス画面を受け入れた。 銅の聖杯ゲット
・初めての釣りに成功した。 銀の聖杯ゲット
以降、釣りに成功するたびに銅の聖杯獲得
・釣り成功。 銅の聖杯ゲット
・冒険者になった。 銀の聖杯ゲット
・旅立ち。 銀の聖杯をゲット
・祈りを行った。 銅の聖杯ゲット
「…なるほど!ゲームで言うトロフィーみたいなもんだ!」
そして、頭があったかくなった時とだいたい一致してる!こういうことかぁ!
んー、だとしたら、サポちゃんと折角仲良くなったことだし、お願いしたらできるんじゃないかな。
「ねえサポちゃん、ちょっとお願いがあるんだ。」
【ハイ。】
「いま、この会話って私が虚空に話しかけてる状態だよね、はたから見たら。」
【ハイ。】
「さすがにちょっーと、気になるんですよ、これは。だからね実体、は、難しいかな。ホログラム…幻でもいいんだけど、どうにか姿を作ることはできないかなぁ?」
【……………】
あー、無理そうかなぁ。
【検索結果、一件。ステータス画面を解放表示する応用で、仮想体の作成が可能です。】
「おお!」
【イメージ図案を頂戴します、どのような姿がいいか、想像してください。】
「うーん、そうだなぁ…」
ねこ?うさぎ?
ああでも飛んでるのも可愛いなぁ、とり?
でも、なーんかしっくりこない。
アレクサとかを最初に想像しちゃったからかなぁ。
アレクサ、コルタナ、シリー、ナビィ…ナビィ?
「ああ、これがいい。これでお願いね。」
【ハイ、仮想体を作成します…しばらくお待ちください……………】
ピッコーン! 《ステータス画面が相棒として表示できるようになった。 銀の聖杯ゲット》
やっぱりきた!サポちゃん関連はこれからも何かありそうだなぁ。楽しみ!
【仮想体の作成完了。 この姿でよろしいですか?】
「うんうん、ばっちり!これで周りの人にもみえるんだよね?お話してても不自然じゃなくなるよね?」
【ハイ。】
「やったぁ!サポちゃん、これからよろしくね!」
【ハイ、マスター。】
これで一人旅じゃなくなったぞう!さみしくなーい!
黒く輝く空飛ぶ宝玉、これがサポちゃんです!皆さんよろしくね!
か、かかかか神様!?
本当に居たんだ!そして直接連絡してくるとは思わなんだ!
あれだけお願いしておいてなんだけど、ちょっとだけ疑ってましたごめんなさい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この度は召喚魔法儀式に強制的にお呼び立て致しましたことを心より深く謝罪いたします。
私は、この世界における神々の一柱”遊戯の神”です。
アユさん、あなたと共に召喚された少女たちは間違いなく召喚された時点で存在した場所、時間にお返しすることに成功したことをご報告するものです。
また、あなたを助けるために協力したすべての人たちを対象に、理不尽な扱いを受けないためのスキルを与えました。
そして戒めとして、召喚魔法は今後一切使えないよう、異界とつながるゲートを完全に破壊しました。
そのため、あなたを地球へ帰すことが困難になりました。
祈りの力は、他人のためにしか発動しません。これが原因で4人とも帰すはずだったのに、あなただけが除外されてしまったのです。
本当に謝罪だけでは足りず、本当ならばあなたにお会いしてちゃんと顔を見てお詫びをしなければならない事態です。
しかし、我々神が、直接会うことはできません。
どうか恨んでくれてかまいません、怒られて当然です。
どうにかしてあなたを生かすために、ステータス画面に細工をして助けようとしたのですが、あなたにはそれさえも必要がなかった。
ステータス画面そのものが、あなたを助けようとしていることに気が付いてしまうとは思わなかったのです。
なにより、あんなにも一方的にあなたに干渉しているのに感謝の言葉すら。
あなたはとても素敵な女性です、素敵な聖女です。
そこで、干渉してはならない事への特別な例外として、この手紙1枚だけ、ほかの神々から許されました。
話せない事ばかりでこんな薄っぺらい内容にまで添削されてしまって、申し訳なさでいっぱいです。
ふがいない神で申し訳ありません、どうか、地球へ帰れない代わりと言っては戯言かもしれませんが、この世界で幸せになってください。
そして時々でいいのです、どんな内容でもいいのでお祈りをしてください。
私にできる範囲、あるいはほかの神々にできる範囲で、あなたの願いをかなえます。
前出の通り、誰かのための願いのみではありますが。
お祈りをすることが、あなたのレベルアップを手助けします。
そして、ほかの神々にばれないようにこっそりあなたを見守ろうと思います。
寿命を迎えるまで、どうか、お元気で。
追伸:ステータス画面が見える人の中で、名前を付けてくれた人は初めてでしたよ。
とても喜んでいたので大切にしてあげてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「…サポちゃん。」
【ハイ。】
「ありがとう。」
【恐縮です。】
そうか、帰れないのか…
じゃあ、頑張って生きなきゃな。
神様が本当に見守ってくれるんだ、幸せになろう。
さあ、切り替えて次の項目!
聖杯ってなんじゃらほい。
●聖杯一覧
・パラスーアへやってきた。 銀の聖杯ゲット
・初めての祈りが成立した。 銀の聖杯ゲット
以降、祈り成立につき銅の聖杯獲得
・初めての読み書きに成功した。 銅の聖杯ゲット
・ステータス画面を確認した。 銅の聖杯ゲット
・ステータス画面を受け入れた。 銅の聖杯ゲット
・初めての釣りに成功した。 銀の聖杯ゲット
以降、釣りに成功するたびに銅の聖杯獲得
・釣り成功。 銅の聖杯ゲット
・冒険者になった。 銀の聖杯ゲット
・旅立ち。 銀の聖杯をゲット
・祈りを行った。 銅の聖杯ゲット
「…なるほど!ゲームで言うトロフィーみたいなもんだ!」
そして、頭があったかくなった時とだいたい一致してる!こういうことかぁ!
んー、だとしたら、サポちゃんと折角仲良くなったことだし、お願いしたらできるんじゃないかな。
「ねえサポちゃん、ちょっとお願いがあるんだ。」
【ハイ。】
「いま、この会話って私が虚空に話しかけてる状態だよね、はたから見たら。」
【ハイ。】
「さすがにちょっーと、気になるんですよ、これは。だからね実体、は、難しいかな。ホログラム…幻でもいいんだけど、どうにか姿を作ることはできないかなぁ?」
【……………】
あー、無理そうかなぁ。
【検索結果、一件。ステータス画面を解放表示する応用で、仮想体の作成が可能です。】
「おお!」
【イメージ図案を頂戴します、どのような姿がいいか、想像してください。】
「うーん、そうだなぁ…」
ねこ?うさぎ?
ああでも飛んでるのも可愛いなぁ、とり?
でも、なーんかしっくりこない。
アレクサとかを最初に想像しちゃったからかなぁ。
アレクサ、コルタナ、シリー、ナビィ…ナビィ?
「ああ、これがいい。これでお願いね。」
【ハイ、仮想体を作成します…しばらくお待ちください……………】
ピッコーン! 《ステータス画面が相棒として表示できるようになった。 銀の聖杯ゲット》
やっぱりきた!サポちゃん関連はこれからも何かありそうだなぁ。楽しみ!
【仮想体の作成完了。 この姿でよろしいですか?】
「うんうん、ばっちり!これで周りの人にもみえるんだよね?お話してても不自然じゃなくなるよね?」
【ハイ。】
「やったぁ!サポちゃん、これからよろしくね!」
【ハイ、マスター。】
これで一人旅じゃなくなったぞう!さみしくなーい!
黒く輝く空飛ぶ宝玉、これがサポちゃんです!皆さんよろしくね!
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