14 / 41
第三章 「旅立ち」
4
しおりを挟む
首の辺りに嫌な汗が流れる。確かに何かが動いていた。だが相手も注意深く移動している為か、なかなか気配が感じ取れない。
ウッドはひとまず視界のよい墓地を離れ、茂みに身を潜める。ウッドが姿を消した途端、墓地には静寂が広がった。時折風が突き抜ける。背中から汗が滲み出るのが分かった。
と、風の中に奇妙な臭いを感じた。どこから漂ってくるのか。それは徐々に強くなり、空気を穢していくようだ。その臭気が張り付いて取れない。耳はその内にも幾つか足音を捉えていたが、方角が掴めない。だが戦闘感覚だけはずっとウッドに警鐘を鳴らし続けている。それも徐々に強く。
一瞬、空気が静止した。
袋の中に頭を収めていたネモが顔を出そうとしたが、それを押しやり、
――来る。
ウッドは大地を蹴り、その場から離れた。
今まで彼らが居た場所には何本もの矢が降ってくる。地面に突き刺さった鋭さは、見つかれば相手は容赦なくウッドたちを殺すだろうと想像させた。
その敵の姿は見えない。いきなり攻撃を仕掛けてきたことから友好的な者たちでは無いことは確かだ。それ以前に先ほどからウッドの肌がびりびりと痺れるほどの殺気を感じている。どこに居るか分からないのにこれだけ空気を変える存在は、今までに数えるほどしか遭遇していない。
煙は四方八方からやってくる。おそらく火を放ったのだ。右、左、北、南。一度に光った。
相手は何体いるのだろう。煙のせいか、それとも実戦から離れていたブランクからか、敵の気配を読み取れない。
また光った。あれは火の光とは違う。また。それが光る度に、ウッドは昔の記憶が抉られる気がした。殺気は一段と強まり、ウッドを取り囲む敵の輪は徐々に狭まっていると思われた。
ゆっくりと、音をさせないように剣を鞘から抜く。それから頭陀袋を自分の体に結わえ付け、
「暫く我慢してくれ」
袋の中で息を潜めたネモに早口で言った。方角は分からない。だが、
――来た。
ウッドは咄嗟に身を屈めて反転し、その場から逃れた。槍が四方から宙の残像を捉えていた。
その行く末を見届けることなくウッドは転がりながら茂みに身を隠す。
「……か」
声だ。
直ぐに二体だけ現れたが、全身が甲冑に包まれている。よく磨き上げられたそれは、肩に大きく帝国の紋であるキルスネークがあった。曲がりくねった蛇を剣で串刺しにした様を模したものだ。それは強さの証であった。生命力の象徴である蛇を殺し、全てを手にしていることを表した紋だった。その甲冑が木漏れ日を反射し、光っている。
ウッドは息を潜め、機会を伺う。
しかし帝国の兵が一体何の用があるというのか。
ディアムド帝国はここから遥か東の地に大きな城塞都市を築いている。強大な軍事力を持ち、それで周辺の多くの都市をその支配下に置き、今も着々とその領土を広げていると聞いている。その為の偵察部隊が遠征に出てくることはあるだろうが、それでも全身を覆うタイプの甲冑を着込んでいるということは兵の中でもそれなりの実力を持つ集団だ。
しかもそのキルスネークは赤い。通常は黒を用いるが、ある将軍の部隊だけはそれが赤くなっていると噂がある。
いよいよ煙が多くなり、それは色濃く、視界を奪っていく。身を隠す場所が多いところで使われる燻り出しだ。おそらくこの煙を逃れれば、そこには配置された弓兵たちが手薬煉を引いて待っていることだろう。
気づいた時には既に遅い。昨日ネモを助けた時に遭遇したアルタイ族とは核が違う。戦略にも長け、容赦も無い。ウッドは先ほどから皮膚がびりびりと殺気を感じている理由が、今はっきりと理解出来た。だが煙で完全に視界が奪われ、このままでは燻されるのを待つだけだ。考える余地など無い。けれどウッドにはかつてほどの自信は無かった。
ネモを連れたまま無事にこの場を抜けられるだろうか。
その性は蛇。執拗に追い詰めて、相手の肉体がこの世界に存在しなくなるまで殺し続ける殺戮の権化。その魔の手から逃れることが……。
「隠れていても我には分かるぞ」
まるで鍾乳洞の中で発された声のように、方々に反響して広がって聴こえた。よく通るその声。ウッドより頭一つ分大きい全身が筋肉の鎧のように硬くしっかりと盛り上がった肉体で放つ一撃は、どんな大木でも容易にへし折る。
背中の袋の中で、ネモが咳き込んだ。
その刹那、恐ろしい速度で矢が向かってきた。
飛び退ける暇は無い。
両手で剣を押し出して盾にする。
一瞬で弾けたがその衝撃波で腕が痺れた。
もうここに留まっていることは出来ない。
立ち上がった瞬間に足元に矢が突き刺さる。
それを蹴散らし、ウッドは方角も分からないまま突進した。目の前には突然木や草が飛び出てくるが、太い腕でお構いなしに掻き分け、とにかくあの場を離れた。
周囲に幾つも動く気配を感じたが立ち止まってはいられない。そこから次々と矢が放たれる。それらは微妙に的を外しウッドをどこかに追いやろうとしていたが、他に逃げ場が無い。
まるで案内されるようにウッドは駆けた。
その内に徐々に煙が晴れてくる。逆に敵の殺気は強くなり、やがてそれが現れた。
一瞬では視認出来ない。
ただ中央で陣取っている真っ赤な鎧を着けた猛者だけは分かった。
「ミスリル」
「生き延びていたとは聞いていたが、このような場所で会えるとはな」
振り返るまでもなくウッドの背後にも兵が揃い、確実に四方を取り囲まれていた。
ウッドはひとまず視界のよい墓地を離れ、茂みに身を潜める。ウッドが姿を消した途端、墓地には静寂が広がった。時折風が突き抜ける。背中から汗が滲み出るのが分かった。
と、風の中に奇妙な臭いを感じた。どこから漂ってくるのか。それは徐々に強くなり、空気を穢していくようだ。その臭気が張り付いて取れない。耳はその内にも幾つか足音を捉えていたが、方角が掴めない。だが戦闘感覚だけはずっとウッドに警鐘を鳴らし続けている。それも徐々に強く。
一瞬、空気が静止した。
袋の中に頭を収めていたネモが顔を出そうとしたが、それを押しやり、
――来る。
ウッドは大地を蹴り、その場から離れた。
今まで彼らが居た場所には何本もの矢が降ってくる。地面に突き刺さった鋭さは、見つかれば相手は容赦なくウッドたちを殺すだろうと想像させた。
その敵の姿は見えない。いきなり攻撃を仕掛けてきたことから友好的な者たちでは無いことは確かだ。それ以前に先ほどからウッドの肌がびりびりと痺れるほどの殺気を感じている。どこに居るか分からないのにこれだけ空気を変える存在は、今までに数えるほどしか遭遇していない。
煙は四方八方からやってくる。おそらく火を放ったのだ。右、左、北、南。一度に光った。
相手は何体いるのだろう。煙のせいか、それとも実戦から離れていたブランクからか、敵の気配を読み取れない。
また光った。あれは火の光とは違う。また。それが光る度に、ウッドは昔の記憶が抉られる気がした。殺気は一段と強まり、ウッドを取り囲む敵の輪は徐々に狭まっていると思われた。
ゆっくりと、音をさせないように剣を鞘から抜く。それから頭陀袋を自分の体に結わえ付け、
「暫く我慢してくれ」
袋の中で息を潜めたネモに早口で言った。方角は分からない。だが、
――来た。
ウッドは咄嗟に身を屈めて反転し、その場から逃れた。槍が四方から宙の残像を捉えていた。
その行く末を見届けることなくウッドは転がりながら茂みに身を隠す。
「……か」
声だ。
直ぐに二体だけ現れたが、全身が甲冑に包まれている。よく磨き上げられたそれは、肩に大きく帝国の紋であるキルスネークがあった。曲がりくねった蛇を剣で串刺しにした様を模したものだ。それは強さの証であった。生命力の象徴である蛇を殺し、全てを手にしていることを表した紋だった。その甲冑が木漏れ日を反射し、光っている。
ウッドは息を潜め、機会を伺う。
しかし帝国の兵が一体何の用があるというのか。
ディアムド帝国はここから遥か東の地に大きな城塞都市を築いている。強大な軍事力を持ち、それで周辺の多くの都市をその支配下に置き、今も着々とその領土を広げていると聞いている。その為の偵察部隊が遠征に出てくることはあるだろうが、それでも全身を覆うタイプの甲冑を着込んでいるということは兵の中でもそれなりの実力を持つ集団だ。
しかもそのキルスネークは赤い。通常は黒を用いるが、ある将軍の部隊だけはそれが赤くなっていると噂がある。
いよいよ煙が多くなり、それは色濃く、視界を奪っていく。身を隠す場所が多いところで使われる燻り出しだ。おそらくこの煙を逃れれば、そこには配置された弓兵たちが手薬煉を引いて待っていることだろう。
気づいた時には既に遅い。昨日ネモを助けた時に遭遇したアルタイ族とは核が違う。戦略にも長け、容赦も無い。ウッドは先ほどから皮膚がびりびりと殺気を感じている理由が、今はっきりと理解出来た。だが煙で完全に視界が奪われ、このままでは燻されるのを待つだけだ。考える余地など無い。けれどウッドにはかつてほどの自信は無かった。
ネモを連れたまま無事にこの場を抜けられるだろうか。
その性は蛇。執拗に追い詰めて、相手の肉体がこの世界に存在しなくなるまで殺し続ける殺戮の権化。その魔の手から逃れることが……。
「隠れていても我には分かるぞ」
まるで鍾乳洞の中で発された声のように、方々に反響して広がって聴こえた。よく通るその声。ウッドより頭一つ分大きい全身が筋肉の鎧のように硬くしっかりと盛り上がった肉体で放つ一撃は、どんな大木でも容易にへし折る。
背中の袋の中で、ネモが咳き込んだ。
その刹那、恐ろしい速度で矢が向かってきた。
飛び退ける暇は無い。
両手で剣を押し出して盾にする。
一瞬で弾けたがその衝撃波で腕が痺れた。
もうここに留まっていることは出来ない。
立ち上がった瞬間に足元に矢が突き刺さる。
それを蹴散らし、ウッドは方角も分からないまま突進した。目の前には突然木や草が飛び出てくるが、太い腕でお構いなしに掻き分け、とにかくあの場を離れた。
周囲に幾つも動く気配を感じたが立ち止まってはいられない。そこから次々と矢が放たれる。それらは微妙に的を外しウッドをどこかに追いやろうとしていたが、他に逃げ場が無い。
まるで案内されるようにウッドは駆けた。
その内に徐々に煙が晴れてくる。逆に敵の殺気は強くなり、やがてそれが現れた。
一瞬では視認出来ない。
ただ中央で陣取っている真っ赤な鎧を着けた猛者だけは分かった。
「ミスリル」
「生き延びていたとは聞いていたが、このような場所で会えるとはな」
振り返るまでもなくウッドの背後にも兵が揃い、確実に四方を取り囲まれていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる