41 / 134
第4章 茶器と美しい姉妹 編
第40話 紫乃の正体ばらし
しおりを挟む
「ごめん下さいまし」
東慶寺、御用宿の柏屋の戸を朝一番に叩く者がいた。
昨夜の騒動のおかげで、宿の者は皆、起きている。
普段なら、まだ、宿の入り口を開ける前の時間だが、すぐに女中がやって来て、来客を迎え入れた。
但し、やって来た人物に対して、皆、一様に怪訝な表情を見せる。
「そんな嫌な顔をしないで下さいよ。私と東慶寺さんの仲じゃございませんか」
どんな仲か分からないが、やって来たのは、坂堂平次郎だった。
平次郎は、以前、駆け込んできた女性の金銭問題で、天秀がやり込めた高利貸『烏屋』の店主。
そんな男が、朝早くからやって来れば、皆、平次郎が言うような顔になっても仕方がないというもの。
一体、何の目的で柏屋にやって来たのだろうか?
「もしや、昨夜の賊は、お主の手引きではないであろうな?」
「何のことでございます?」
甲斐姫が真っ先に疑ったが、どうやら違うようである。但し、事情を説明すると、意外と納得しているようなので、何かを知っているのかもしれなかった。
「大変、面白い話ですが、角度的には別の事で・・・実は、こちらにご厄介になっている紫乃さんのことで、ちょいとご相談がありまして」
名指しされた紫乃は、神妙な顔をしている。紫乃まで、借金をこさえているのかと思っていると、どうやら事情が違うらしい。
紫乃が平次郎の隣に座ると、揃って頭を下げるのである。
「実は紫乃という名前は、姉の名でございます。私の本当の名は卯花と申します」
寝不足のため、頭が回っていないせいかもしれないが、一瞬、ポカンと間が空く。
青天の霹靂と言えば、少し大袈裟のようだが、これは誰も予想していない展開だった。
「なっ、何でまた、そんなややこしい事をなさったんですか?」
お多江が聞き返すように、何か事情がなければしないことだろう。
風魔の一件もあるので、全てを包み隠さず話してもらう必要があった。
「そもそもは、姉の紫乃が音信不通になったことから、始まりました」
そう卯花が語りだすと、おおよその全貌を柏屋の連中も知ることになる。結局、平次郎の入れ知恵で、東慶寺は巻き込まれたようだ。
話の全てを聞くと、お多江が急に怒り出した。
「その紫乃さんのことは心配ですけど、おかげで天秀ちゃんは怪我を負ったんですよ。まかり間違えば、大怪我になっていたかもしれないの」
と、ものすごい剣幕である。
「私が修行不足なだけです。大丈夫ですから」
天秀がなだめて、やっと落ち着くが、危なく平次郎を叩きだして、塩でも巻く勢いだった。
少し動きがぎこちなかった天秀に、何かあったのかと思っていれば、話を聞いて平次郎は、得心する。
誠心誠意の謝罪をした。
「この度は、手前の浅はかな考えで、天秀さんが怪我を負うことになり、大変、申しわけございません。治療費はこちらで出させていただきます。・・・ですが、この紫乃さんについても、憐れと思って助けてやってくださいませんか?」
「お主の利もかかっておるしのう」
「それは、商売人の性。別の話でございます」
平次郎に頼まれるまでもなく、当然、放っておくことはできないが、今回も瓊山尼の許可が必要となる。
卯花は権兵衛と婚姻関係にあるわけでもなく、縁切寺法の外の話になるからだ。
佐与が東慶寺に伺いに行くと、ほどなくして直接、瓊山尼がやって来る。
「朝っぱらから、一体、何事ですか」
開口一番、お叱りを受けるのだが、事情の全てを知ると、「お助けしなさい」と、即断するのだった。
天秀は、師匠の器の大きさに、改めて敬服する。
それでは、紫乃が、まだ生きていると仮定して、どうやって助け出すか、皆で作戦を練った。
ところが、なかなか、いい考えが出てこない。
良案が浮かばない中、不意に天秀が肩の痛みを感じると、それと同時に、あることを思いつくのだった。
縄目にある盗賊の前に立ち、一瞬、頬を染めた後で、膝をつく。
「あなたなら、山村屋さんに忍びこんで、紫乃さんを助けることができますか?」
何と昨夜、忍びこんできた風魔の忍びを利用しようというのだ。あまりにも突拍子もないことだが、両師匠が揃って、「面白い」と太鼓判を押す。
「もし、可能でしたら、この通りお願いいたします」
天秀は、自分を怪我させた相手に手をつき、深々と頭を下げた。
この様子に、『風』は驚く。今まで、黙秘を続けていた口が、ようやく開いたのだ。
「お前は、どうして赤の他人のために、そこまでできるんだよ?」
一番の疑問を最初に投げかけると、天秀は迷うことなく話し始める。
それは、心の中に常にある考えだったからだ。
「私は豊臣の滅亡とともに本来は殺される運命でした。ところが、たくさんの人の助けがあって、今、こうして柏屋におります。だから、今度は私が、たくさんの人々を助ける番だと思って、一日一日を生きています」
天秀の言葉に、『風』も実は思うところがあった。幕府による盗賊狩りで風魔一族のほとんどが捕縛されたのだが、その網を逃れた僅かな生き残りに拾われて、『風』は育てられたのである。
『風』自身も困難な状態に陥った人に助けられて、今があるのだった。
ただ・・・「お前は、幕府が、徳川が憎くないのか?」と自分の中にある、わだかまりを天秀にぶつけた。
「私の兄は、これは豊臣が戦に敗れた結果だと受け入れました。私もそう思います。及ばなかった豊臣に非があったのでしょう」
元を正せば、風魔一族も乱世の終結とともに、盗賊を生業として生き延びたがため、徳川に狙われたのである。
討たれる理由を自分たちで作っていたと言われれば、それまで・・・
しかし、もう、この生き方しかできない。
『風』は、まだ、自分の中の答えを、はっきりとは出せないが、天秀の申し出に対して真剣に答えることにした。
「山村屋と言ったって、ただの商家だろ。忍びこんで、人を助けるだけなら簡単なことさ」
その言葉を聞いて、天秀の顔がパっと明るくなる。再び、その頭を下げた。
「では、どうか、ご助力をお願いいたします」
天秀の頭のつむじを見つめた後、『風』は横を向きながら、「分かったよ」と、承知するのだった。
東慶寺、御用宿の柏屋の戸を朝一番に叩く者がいた。
昨夜の騒動のおかげで、宿の者は皆、起きている。
普段なら、まだ、宿の入り口を開ける前の時間だが、すぐに女中がやって来て、来客を迎え入れた。
但し、やって来た人物に対して、皆、一様に怪訝な表情を見せる。
「そんな嫌な顔をしないで下さいよ。私と東慶寺さんの仲じゃございませんか」
どんな仲か分からないが、やって来たのは、坂堂平次郎だった。
平次郎は、以前、駆け込んできた女性の金銭問題で、天秀がやり込めた高利貸『烏屋』の店主。
そんな男が、朝早くからやって来れば、皆、平次郎が言うような顔になっても仕方がないというもの。
一体、何の目的で柏屋にやって来たのだろうか?
「もしや、昨夜の賊は、お主の手引きではないであろうな?」
「何のことでございます?」
甲斐姫が真っ先に疑ったが、どうやら違うようである。但し、事情を説明すると、意外と納得しているようなので、何かを知っているのかもしれなかった。
「大変、面白い話ですが、角度的には別の事で・・・実は、こちらにご厄介になっている紫乃さんのことで、ちょいとご相談がありまして」
名指しされた紫乃は、神妙な顔をしている。紫乃まで、借金をこさえているのかと思っていると、どうやら事情が違うらしい。
紫乃が平次郎の隣に座ると、揃って頭を下げるのである。
「実は紫乃という名前は、姉の名でございます。私の本当の名は卯花と申します」
寝不足のため、頭が回っていないせいかもしれないが、一瞬、ポカンと間が空く。
青天の霹靂と言えば、少し大袈裟のようだが、これは誰も予想していない展開だった。
「なっ、何でまた、そんなややこしい事をなさったんですか?」
お多江が聞き返すように、何か事情がなければしないことだろう。
風魔の一件もあるので、全てを包み隠さず話してもらう必要があった。
「そもそもは、姉の紫乃が音信不通になったことから、始まりました」
そう卯花が語りだすと、おおよその全貌を柏屋の連中も知ることになる。結局、平次郎の入れ知恵で、東慶寺は巻き込まれたようだ。
話の全てを聞くと、お多江が急に怒り出した。
「その紫乃さんのことは心配ですけど、おかげで天秀ちゃんは怪我を負ったんですよ。まかり間違えば、大怪我になっていたかもしれないの」
と、ものすごい剣幕である。
「私が修行不足なだけです。大丈夫ですから」
天秀がなだめて、やっと落ち着くが、危なく平次郎を叩きだして、塩でも巻く勢いだった。
少し動きがぎこちなかった天秀に、何かあったのかと思っていれば、話を聞いて平次郎は、得心する。
誠心誠意の謝罪をした。
「この度は、手前の浅はかな考えで、天秀さんが怪我を負うことになり、大変、申しわけございません。治療費はこちらで出させていただきます。・・・ですが、この紫乃さんについても、憐れと思って助けてやってくださいませんか?」
「お主の利もかかっておるしのう」
「それは、商売人の性。別の話でございます」
平次郎に頼まれるまでもなく、当然、放っておくことはできないが、今回も瓊山尼の許可が必要となる。
卯花は権兵衛と婚姻関係にあるわけでもなく、縁切寺法の外の話になるからだ。
佐与が東慶寺に伺いに行くと、ほどなくして直接、瓊山尼がやって来る。
「朝っぱらから、一体、何事ですか」
開口一番、お叱りを受けるのだが、事情の全てを知ると、「お助けしなさい」と、即断するのだった。
天秀は、師匠の器の大きさに、改めて敬服する。
それでは、紫乃が、まだ生きていると仮定して、どうやって助け出すか、皆で作戦を練った。
ところが、なかなか、いい考えが出てこない。
良案が浮かばない中、不意に天秀が肩の痛みを感じると、それと同時に、あることを思いつくのだった。
縄目にある盗賊の前に立ち、一瞬、頬を染めた後で、膝をつく。
「あなたなら、山村屋さんに忍びこんで、紫乃さんを助けることができますか?」
何と昨夜、忍びこんできた風魔の忍びを利用しようというのだ。あまりにも突拍子もないことだが、両師匠が揃って、「面白い」と太鼓判を押す。
「もし、可能でしたら、この通りお願いいたします」
天秀は、自分を怪我させた相手に手をつき、深々と頭を下げた。
この様子に、『風』は驚く。今まで、黙秘を続けていた口が、ようやく開いたのだ。
「お前は、どうして赤の他人のために、そこまでできるんだよ?」
一番の疑問を最初に投げかけると、天秀は迷うことなく話し始める。
それは、心の中に常にある考えだったからだ。
「私は豊臣の滅亡とともに本来は殺される運命でした。ところが、たくさんの人の助けがあって、今、こうして柏屋におります。だから、今度は私が、たくさんの人々を助ける番だと思って、一日一日を生きています」
天秀の言葉に、『風』も実は思うところがあった。幕府による盗賊狩りで風魔一族のほとんどが捕縛されたのだが、その網を逃れた僅かな生き残りに拾われて、『風』は育てられたのである。
『風』自身も困難な状態に陥った人に助けられて、今があるのだった。
ただ・・・「お前は、幕府が、徳川が憎くないのか?」と自分の中にある、わだかまりを天秀にぶつけた。
「私の兄は、これは豊臣が戦に敗れた結果だと受け入れました。私もそう思います。及ばなかった豊臣に非があったのでしょう」
元を正せば、風魔一族も乱世の終結とともに、盗賊を生業として生き延びたがため、徳川に狙われたのである。
討たれる理由を自分たちで作っていたと言われれば、それまで・・・
しかし、もう、この生き方しかできない。
『風』は、まだ、自分の中の答えを、はっきりとは出せないが、天秀の申し出に対して真剣に答えることにした。
「山村屋と言ったって、ただの商家だろ。忍びこんで、人を助けるだけなら簡単なことさ」
その言葉を聞いて、天秀の顔がパっと明るくなる。再び、その頭を下げた。
「では、どうか、ご助力をお願いいたします」
天秀の頭のつむじを見つめた後、『風』は横を向きながら、「分かったよ」と、承知するのだった。
6
あなたにおすすめの小説
【純愛百合】檸檬色に染まる泉【純愛GL】
里見 亮和
キャラ文芸
”世界で一番美しいと思ってしまった憧れの女性”
女子高生の私が、生まれてはじめて我を忘れて好きになったひと。
雑誌で見つけたたった一枚の写真しか手掛かりがないその女性が……
手なんか届かくはずがなかった憧れの女性が……
いま……私の目の前ににいる。
奇跡的な出会いを果たしてしまった私の人生は、大きく動き出す……
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。
佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる