連合航空艦隊

ypaaaaaaa

文字の大きさ
59 / 108
インド洋作戦

東洋艦隊出撃

しおりを挟む
結局、東洋艦隊は以下の陣容となった。


東洋艦隊
司令長官:ジェフリー・レイトン大将
参謀長:チャールズ・エヴァンス少将
旗艦:ラミリーズ
戦艦:ラミリーズ、ロイヤル・サブリン、レゾリューション
空母:ハーミーズ、インドミタブル
重巡:コンウォール、エクセター
以下補助艦22隻


現在、イギリス本国ではドイツ海軍と死闘を演じていた。
北海海戦後、ドイツ海軍は徹底的にイギリスの通商路を破壊。
これに対して、イギリスは有効な手段をうつことが出来なかった。
だが、ドイツ空軍がイギリス上空でイギリス空軍に大敗北を喫したことで徐々に風向きが変わってくる。
本土の生産力が回復し始めたイギリスはすぐに空母機動部隊を編成。
と言ってもその艦載機は全てシーファイアであった。
火力は戦艦、重巡頼みである。
イギリス海軍は再び北海で敵艦隊を待ち伏せ、1941年4月についに巡洋戦艦グナイゼナウの撃沈に成功。
また、同月には重巡ザイドリッツも撃沈し1個襲撃艦隊をついに撃滅した。
これを聞いたヒトラーやレーダーは”これ以上の艦隊戦力喪失は看過できない!”として個別襲撃を諦め現在建造中の3隻の軽空母の竣工を待って、いつかは”海上決戦”を行おうと考えていたのだ。


このような背景があり、東洋艦隊は日本艦隊と比べてやはり貧相であった。
それでも、戦わねばならない。
こうして東洋艦隊は1942年6月1日にアッドゥ環礁を出撃した。


イギリス東洋艦隊が出撃したことはすぐに展開していた呂二二一に発見され、第二、第三両航空艦隊の知る所となった。
(少し戦力過剰ではないか…?)
第三航空艦隊司令長官の小沢は知らされた敵戦力を思い浮かべながら考えた。
日本側の艦隊戦力は空母20隻に航空巡洋艦4隻。
対して敵の戦力は戦艦3隻に空母2隻、そして重巡1隻。
なぶり殺しも良いところであった。
だが、これを”実戦さながらの訓練”と考えると話は変わってくる。
第三航空艦隊は比較的新米搭乗員が多く、熟練の搭乗員でも実戦を経験している者は少なかった。
真珠湾総攻撃ではある程度の実戦を積めたが、あれは第一航空艦隊や深山爆撃隊のおぜん立ての結果であって、第三航空艦隊単独の物ではない。
それに動く海上目標への攻撃はレキシントン以外へは行っていない。
(ここで経験を積ませておけば、海戦の本当の熾烈さを伝えることが出来、また練度の高い搭乗員が増えることは後々の新米育成が楽になるかもしれない)
小沢は山本の真意が見えたような気がした。
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

If太平洋戦争        日本が懸命な判断をしていたら

みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら? 国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。 真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。 破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。 現在1945年夏まで執筆

世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記

颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。 ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。 また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。 その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。 この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。 またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。 この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず… 大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。 【重要】 不定期更新。超絶不定期更新です。

小沢機動部隊

ypaaaaaaa
歴史・時代
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。 名は小沢治三郎。 年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。 ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。 毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。 楽しんで頂ければ幸いです!

戦神の星・武神の翼 ~ もしも日本に2000馬力エンジンが最初からあったなら

もろこし
歴史・時代
架空戦記ファンが一生に一度は思うこと。 『もし日本に最初から2000馬力エンジンがあったなら……』 よろしい。ならば作りましょう! 史実では中途半端な馬力だった『火星エンジン』を太平洋戦争前に2000馬力エンジンとして登場させます。そのために達成すべき課題を一つ一つ潰していく開発ストーリーをお送りします。 そして火星エンジンと言えば、皆さんもうお分かりですね。はい『一式陸攻』の運命も大きく変わります。 しかも史実より遙かに強力になって、さらに1年早く登場します。それは戦争そのものにも大きな影響を与えていきます。 え?火星エンジンなら『雷電』だろうって?そんなヒコーキ知りませんw お楽しみください。

皇国の栄光

ypaaaaaaa
歴史・時代
1929年に起こった世界恐慌。 日本はこの影響で不況に陥るが、大々的な植民地の開発や産業の重工業化によっていち早く不況から抜け出した。この功績を受け犬養毅首相は国民から熱烈に支持されていた。そして彼は社会改革と並行して秘密裏に軍備の拡張を開始していた。 激動の昭和時代。 皇国の行く末は旭日が輝く朝だろうか? それとも47の星が照らす夜だろうか? 趣味の範囲で書いているので違うところもあると思います。 こんなことがあったらいいな程度で見ていただくと幸いです

異聞対ソ世界大戦

みにみ
歴史・時代
ソ連がフランス侵攻中のナチスドイツを背後からの奇襲で滅ぼし、そのままフランスまで蹂躪する。日本は米英と組んで対ソ、対共産戦争へと突入していくことになる

東亜の炎上 1940太平洋戦線

みにみ
歴史・時代
1940年ドイツが快進撃を進める中 日本はドイツと協働し連合国軍に宣戦布告 もしも日本が連合国が最も弱い1940年に参戦していたらのIF架空戦記

連合艦隊司令長官、井上成美

ypaaaaaaa
歴史・時代
2・26事件に端を発する国内の動乱や、日中両国の緊張状態の最中にある1937年1月16日、内々に海軍大臣就任が決定していた米内光政中将が高血圧で倒れた。命には別状がなかったものの、少しの間の病養が必要となった。これを受け、米内は信頼のおける部下として山本五十六を自分の代替として海軍大臣に推薦。そして空席になった連合艦隊司令長官には…。 毎度毎度こんなことがあったらいいな読んで、楽しんで頂いたら幸いです!

処理中です...