連合航空艦隊

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エ号作戦

第二八機動部隊

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バミューダ島が空襲されたことで、アメリカ陸海軍の首脳陣は”枢軸軍による空襲が近い!”と判断。
即座に第二八機動部隊を出撃させた。
この第二八機動部隊と言うのは太平洋では第三八機動部隊と呼ばれていた艦隊である。
名称変更が行われた理由としては機動部隊の指揮権がたいが空襲されたことで、アメリカ陸海軍の首脳陣は”枢軸軍による空襲が近い!”と判断。
即座に第二八機動部隊を出撃させた。
この第二八機動部隊と言うのは太平洋では第三八機動部隊と呼ばれていた艦隊である。
名称変更が行われた理由としては機動部隊の指揮権が太平洋の第三艦隊から大西洋の第二艦隊に変わったためである。
1922年以来、第二艦隊には有力な艦が配備されてこなかったのが、ここに来て久しぶりに大艦隊が編入されたのである。
通常なら第二艦隊司令部にとってこれほど嬉しいことは無いのだが、現在は建国以来の国難である。
第二艦隊の司令部は極度の緊張状態に陥っていた。
だが、機動部隊の指揮官はスプールアンスのままであるので機動部隊の実力は問題なく引き出せる。
その第二八機動部隊の戦力は以下の通りだった。


第二八機動部隊
旗艦:サウスダコタ
戦艦:サウスダコタ、インディアナ、マサチューセッツ、アラバマ
空母:ヨークタウン、ホーネット、ワスプ、レンジャー、エセックス、エンタープライズⅡ、レキシントンⅡ、サラトガⅡ、イントレピッド、フランクリン
軽空母:インデペンデンス、プリンストン、ベロー・ウッド、カウペンス、モンテレー
軽巡洋艦:アトランタ、ジュノー、サンディエゴ、サンファン、オークランド、リノ、フリント、ツーソン
駆逐艦以下32隻


エセックス型やインデペンデンス型などの新造空母等が多数出揃い、1000機を超える艦載機を誇る大機動部隊である。
練度はお世辞にも良いとは言えないが、流石はアメリカの工業力と言えるだろう。
その艦載機もしっかり新型機に代替わりしていた。
戦闘機はF6Fに、艦爆はSB2Cに、艦攻はTBFにである。
特にF6Fは速度性能においては二式艦戦を上回っていた。
これも2000馬力級エンジンを搭載したおかげであるが、それも時速10㎞程度の話である。
その他の性能は防弾性能や急降下耐性など以外は二式艦戦が優位であり、どちらが強いかは戦ってみないと分からなかった。
また、艦隊防空に関しては防空巡洋艦であるアトランタ型軽巡洋艦8隻が中核を担う。
連装両用砲を8基装備している本級は日本の防空巡洋艦に触発されて建造されたため、日本のそれよりかなり強力であった。
第二八機動部隊はこの戦力と基地航空隊を引き連れて日独伊連合艦隊に立ち向かうことになる。
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