大和型重装甲空母

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装甲艦隊構想

戦艦改装計画

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戦艦建造を諦めた日本海軍の動きは早かった。
長門型、扶桑型、伊勢型の6戦艦を全て30ノットを発揮可能な高速戦艦に改装することを決定。
これは装甲艦隊の実現の為でもあるが、新型戦艦を諦めるのだから現有の戦艦は強化しなければならないという一種の脅迫観念のような物でもあった。
そのため、扶桑型、伊勢型に限っては主砲を45口径41㎝連装砲4基に換装することも盛り込まれた。
八八艦隊計画時に大量に生産された41㎝砲が使用可能なため、改装費を抑えこめると判断したからだ。
中央部に配置されていた2基の主砲は撤去されることになり、空いたスペースには機関や対空砲が設置される。
この4隻は長門型に準ずる戦艦となる予定である。
そして6戦艦は最新の対空火器を装備することも決定されることになる。


③計画追加項目
長門型2隻(2000万円×2=4000万円)
扶桑/伊勢型(3000万円×4=12000万円)
合計16000万円


大陸での戦闘が拡大したため、軍事特別会計が無際限となった。
その影響でこの追加費用もすんなり通ったのである。
これにより日本海軍が保有する全戦艦が30ノットの高速を発揮可能となるのである。
竣工は概ね1941年の秋ごろとなる予定である。


変わったのはなにも戦艦だけではない。
最上型軽巡洋艦は条約が失効したと同時に主砲を20.3㎝連装砲に換装する予定だった。
だが、これは結局流産となる。
最上が搭載していた60口径15.5㎝三連装砲の方が対空火力が高いとされたからである。
これを受けて最上は二等巡洋艦、すなわち軽巡洋艦のままとされた。
これは利根型にも言えることで主砲4基は15.5㎝三連装砲に据えおかれることになる。
そして、次期巡洋艦も改最上型とされることになった。
となると、新型の15.5㎝三連装砲が必要になる。
そこで艦政本部は高初速、速射が効く15.5㎝砲の開発に乗り出すことになる。
これと交差するように45口径51㎝砲は開発が完全に中止されることになる。
もはや51㎝砲を搭載できる戦艦を建造することは向こう20年、ありえないとされたからである。
ただ、46㎝砲に関しては開発が完了しており試作砲がいくつか製造されているため、それらは陸軍に貸与されることになる。
46㎝砲の砲撃であればそこらのトーチカなどは瞬時に破壊することができ、敵の戦艦でさえも当たり所が良ければ大破に陥れることが出来るのだ。
陸軍はこれに大いに喜び、陸海の仲は少しだけ良好になっていく。



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