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絶対国防圏の戦い
第一次ギルバート航空戦
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ギルバート諸島攻防戦の緒戦は航空戦であった。
アメリカ高速空母群から発進した攻撃隊がギルバートに点在する日本軍飛行基地を撃滅することを目的として出撃し、これを日本軍が迎撃したことで生起したのが第一次ギルバート航空戦である。
戦闘爆撃機や攻撃機などは全て上空に退避し、180機の戦闘機がアメリカ軍攻撃隊を迎え撃った。
アメリカ軍攻撃隊は概ね2群に分かれており、180機は全て第一群目を攻撃した。
第一群には108機の攻撃隊と新型艦戦であるF6Fが96機、F4Uが48機の計144機の護衛戦闘機があった。
速力ではアメリカ軍戦闘機に軍配が上がる。
ただし日本軍は電探により有利な位置に就いていたため、第一撃は日本軍が有利だった。
F6FとF4Uはともに機体が重く上昇力に乏しい。
そのため、この日本軍戦闘機隊による攻撃に対応することが出来ず攻撃機がいきなり51機も叩き落されてしまった。
また、F6F12機、F4U3機も撃墜されてしまっており不利な状態から戦いが始まる。
金星エンジンを装備した零戦五二型はほとんどF6Fと同等の速度性能を発揮でき、格闘戦に誘い込んで同機を零戦三二型と共に撃墜して回っていた。
また陸軍戦闘機は主にF4Uと戦闘を繰り広げていた。
だが、このF4Uがかなり癖の強い機体だった。
逆ガル翼が映えるその機体は速度性能こそ目を見張るものがあったが、機動性がすこぶる悪くその機体瀬能に順応で来ていないパイロットは三式戦に格闘戦を挑み、敗北していった。
このこともアリ、F4Uは48機中39機が撃墜されるという悪夢のような結果に終わった。
逆にF4Uに撃墜された日本軍機は僅かに三式戦7機である。
F6Fも34機が撃墜され、残る機体も零戦に纏わりつかれてしまっており、攻撃隊を守ることが出来なくなった。
その瞬間を見逃さず、日本軍戦闘機隊は第一波攻撃隊のすべてを撃墜、もしくは撃退した。
だが、第二群が満を持してギルバート諸島の飛行場に突入。
戦闘機隊はこちらも45機を撃墜したが、ついに飛行場への攻撃を許してしまったのである。
第一次ギルバート航空戦はアメリカ軍攻撃隊の撤退により終結。
日本軍は零戦三二型34機、五二型12機、一式戦6機、三式戦二型12機を失ったものの、F6F34機、F4U39機、SB2C56機、TBF65機の計194機を失った。
出撃したのは概ね400機前後であったことから、アメリカ軍機動部隊はいきなり出撃機の半分を失うという事態に至ったのである。
また、飛行場も損傷を負ったものの復旧は可能であり第一次ギルバート航空戦は日本軍の久しぶりの勝利となったのである。
アメリカ高速空母群から発進した攻撃隊がギルバートに点在する日本軍飛行基地を撃滅することを目的として出撃し、これを日本軍が迎撃したことで生起したのが第一次ギルバート航空戦である。
戦闘爆撃機や攻撃機などは全て上空に退避し、180機の戦闘機がアメリカ軍攻撃隊を迎え撃った。
アメリカ軍攻撃隊は概ね2群に分かれており、180機は全て第一群目を攻撃した。
第一群には108機の攻撃隊と新型艦戦であるF6Fが96機、F4Uが48機の計144機の護衛戦闘機があった。
速力ではアメリカ軍戦闘機に軍配が上がる。
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そのため、この日本軍戦闘機隊による攻撃に対応することが出来ず攻撃機がいきなり51機も叩き落されてしまった。
また、F6F12機、F4U3機も撃墜されてしまっており不利な状態から戦いが始まる。
金星エンジンを装備した零戦五二型はほとんどF6Fと同等の速度性能を発揮でき、格闘戦に誘い込んで同機を零戦三二型と共に撃墜して回っていた。
また陸軍戦闘機は主にF4Uと戦闘を繰り広げていた。
だが、このF4Uがかなり癖の強い機体だった。
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このこともアリ、F4Uは48機中39機が撃墜されるという悪夢のような結果に終わった。
逆にF4Uに撃墜された日本軍機は僅かに三式戦7機である。
F6Fも34機が撃墜され、残る機体も零戦に纏わりつかれてしまっており、攻撃隊を守ることが出来なくなった。
その瞬間を見逃さず、日本軍戦闘機隊は第一波攻撃隊のすべてを撃墜、もしくは撃退した。
だが、第二群が満を持してギルバート諸島の飛行場に突入。
戦闘機隊はこちらも45機を撃墜したが、ついに飛行場への攻撃を許してしまったのである。
第一次ギルバート航空戦はアメリカ軍攻撃隊の撤退により終結。
日本軍は零戦三二型34機、五二型12機、一式戦6機、三式戦二型12機を失ったものの、F6F34機、F4U39機、SB2C56機、TBF65機の計194機を失った。
出撃したのは概ね400機前後であったことから、アメリカ軍機動部隊はいきなり出撃機の半分を失うという事態に至ったのである。
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