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建造と改装、そして開発
新・漸減要撃作戦
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軍令部の一室で海軍省から山本海軍大臣、軍令部から永野修身軍令部次長、連合艦隊から井上連合艦隊司令長官、小沢治三郎連合艦隊参謀長そして陸軍から東条英機航空総監以下数名が参加して対米基本戦略の立案を始めていた。
「やはり航空戦力を中核にした戦略になるだろうか。」
永野の言葉にその場に居た全員が頷く。
「それならすでに私の方で1つある。」
山本は準備してあった計画書を配る。
「日本は残念ながら重要な資源のほとんどをアメリカからの輸入に依存しており戦争になった際、長期的な戦争継続は不可能になることは必定。そのため、日清、日露戦争のように1年以内での戦争終結を目標とするべきであり、その目標を達成するにはアメリカ太平洋艦隊を撃滅しハワイを確保する必要がある。この真珠湾奇襲作戦はその一環である。」
山本の構想はかなり奇想天外だった。
そのため質問が相次ぐことになる。
まずは東条からだった。
「真珠湾奇襲作戦に関しては陸軍からなにかいうことはない。だが、ハワイ上陸作戦はおそらく陸軍が行うことになるが最低でも4個師団は必要であり、ハワイは要塞と化している。海軍は兵站の維持や要塞への攻撃援助を確約できるのか?」
「兵站の維持に関しては駆潜艇を護衛に付ける。要塞への攻撃援助には航空隊と戦艦の砲撃を確約できる。」
「なら陸軍からは言うことはない。」
次の質問は井上からだった。
「真珠湾を叩くのは結構ですが、それではアメリカ太平洋艦隊を一網打尽に出来ないと思われます。一網打尽に出来なければ残ったアメリカ太平洋艦隊に我々の動き制限され、その間に大西洋艦隊や新規に建造された艦艇などが太平洋艦隊に合流し結局は元通りになるのではないでしょうか?」
山本は黙りこむ。
この指摘は確かに的を得ていたからだ。
「それにフィリピンならまだしもハワイを奇襲されたとなればアメリカ世論も激昂するでしょう。たとえハワイを占領できたとしても戦争が続く可能性があります。」
「ではどうすればいい。」
山本は少しイラついて尋ねる。
「旧来の漸減要撃作戦を現代風に変更すればよろしいでしょう。」
「というと?」
井上は続ける。
「旧来の漸減要撃作戦は潜水艦や水雷戦隊などで来寇する敵艦を漸減しマリアナで主力艦隊で艦隊決戦を行うものです。ここから変更するとなると潜水艦や水雷戦隊だけではなく陸攻隊で来寇する敵艦隊の補助艦を撃破しマリアナで丸裸となった主力艦を空母艦載機や戦艦の火力で粉砕するといった感じになるのです。向こうから向かってくる以上、世論はそこまで激昂せずそして我々は労せず太平洋艦隊を一網打尽に出来る機会を得ることができます。」
この井上の意見に山本も納得し新・漸減要撃作戦ともいえる対米基本戦略の骨子が決まったのだった。
「やはり航空戦力を中核にした戦略になるだろうか。」
永野の言葉にその場に居た全員が頷く。
「それならすでに私の方で1つある。」
山本は準備してあった計画書を配る。
「日本は残念ながら重要な資源のほとんどをアメリカからの輸入に依存しており戦争になった際、長期的な戦争継続は不可能になることは必定。そのため、日清、日露戦争のように1年以内での戦争終結を目標とするべきであり、その目標を達成するにはアメリカ太平洋艦隊を撃滅しハワイを確保する必要がある。この真珠湾奇襲作戦はその一環である。」
山本の構想はかなり奇想天外だった。
そのため質問が相次ぐことになる。
まずは東条からだった。
「真珠湾奇襲作戦に関しては陸軍からなにかいうことはない。だが、ハワイ上陸作戦はおそらく陸軍が行うことになるが最低でも4個師団は必要であり、ハワイは要塞と化している。海軍は兵站の維持や要塞への攻撃援助を確約できるのか?」
「兵站の維持に関しては駆潜艇を護衛に付ける。要塞への攻撃援助には航空隊と戦艦の砲撃を確約できる。」
「なら陸軍からは言うことはない。」
次の質問は井上からだった。
「真珠湾を叩くのは結構ですが、それではアメリカ太平洋艦隊を一網打尽に出来ないと思われます。一網打尽に出来なければ残ったアメリカ太平洋艦隊に我々の動き制限され、その間に大西洋艦隊や新規に建造された艦艇などが太平洋艦隊に合流し結局は元通りになるのではないでしょうか?」
山本は黙りこむ。
この指摘は確かに的を得ていたからだ。
「それにフィリピンならまだしもハワイを奇襲されたとなればアメリカ世論も激昂するでしょう。たとえハワイを占領できたとしても戦争が続く可能性があります。」
「ではどうすればいい。」
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「旧来の漸減要撃作戦を現代風に変更すればよろしいでしょう。」
「というと?」
井上は続ける。
「旧来の漸減要撃作戦は潜水艦や水雷戦隊などで来寇する敵艦を漸減しマリアナで主力艦隊で艦隊決戦を行うものです。ここから変更するとなると潜水艦や水雷戦隊だけではなく陸攻隊で来寇する敵艦隊の補助艦を撃破しマリアナで丸裸となった主力艦を空母艦載機や戦艦の火力で粉砕するといった感じになるのです。向こうから向かってくる以上、世論はそこまで激昂せずそして我々は労せず太平洋艦隊を一網打尽に出来る機会を得ることができます。」
この井上の意見に山本も納得し新・漸減要撃作戦ともいえる対米基本戦略の骨子が決まったのだった。
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