連合艦隊司令長官、井上成美

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連合軍の反撃

サクラサクラ

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ハワイ航空隊を撃破したアメリカ軍攻撃隊は各飛行場や陸軍部隊を攻撃。
これを防ぐ力は日本軍に残っていなく、大損害を受けた。
そこにアメリカ軍がオアフ島に上陸した。
左腕を失いながらも唯一将校として生存していた辻正信が指揮を執り、ハワイ島に防衛陣地を築いた。


アメリカ軍はすぐにハワイ島を攻略しようとはしなかった。
その代わりに艦隊のアイオワ、ノースカロライナ級戦艦の砲撃、空母部隊による空襲をたっぷり1週間続けた。
それは日本軍によるフォード島攻略作戦を彷彿させるものだった。
だがそれでも日本軍約1万がしぶとく生き残っていた。
さすがにアメリカ軍も上陸を開始し戦闘が発生した。


11万に及ぶ上陸部隊は一気にハワイ島を占領しようと攻撃にでた。
だがそれを日本がおいそれと見逃すわけもなく、隠匿された砲台から反撃を開始した、
アメリカ軍はこれで大損害を被ったが艦隊により隠し砲台は破壊された。
これを機に日本軍は急速に弱体化し翌週に辻は大本営に電報を送り自決した。


『サクラサクラ』
この電報が辻の名前で大本営に送られた時、その場にいた全員がハワイが陥落したと理解した。
新聞各社はすぐにこのことを報道。
”米軍の卑劣な攻撃で真珠湾が消滅!”
”第11軍、決死の抵抗を見せるも玉砕!”
これを読んだ国民は”アメリカ憎し!”の感情に燃えることになり、日本国内は熱病にでも取りつかれたかのような雰囲気となった。
だがそれはなにも国民だけではない。


「早急にハワイを奪還し、現地の米軍部隊を血祭りにあげる」
その言葉の節々に怒りを滲ませているのは山下だった。
彼の盟友である本間の仇をとろうと殺気だっていた。
もう一人の友である牟田口や他の者もなだめていたが殺気は時間が経つにつれ強くなっていった。
一方海軍はというと殺気だってこそいなかったが井上や樋端は表情を何一つ変えず作戦を練っていた。
源田はそんな2人を見てアメリカ軍よりもよっぽど恐怖を感じた。


真珠湾が消失した6月23日にドイツに対しても同様の攻撃が行われた。
攻撃されたのはドイツ首都、ベルリン。
ヒトラーや高級幹部は消滅しベルリンも壊滅した。
これを受けパリに出張していて難を逃れたゲッべルス宣伝大臣が臨時総統に就任した。
またこの攻撃の3時間後に連合軍が北フランスへ上陸を開始。
そして状況はさらに悪化し翌日にはソ連が失地回復を掲げ300万の赤軍を持って東方生存圏へ侵攻を開始しドイツは2正面作戦を強いられることになった。
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